恣意的なNHKの特集

さっき、録画しておいたNHKの『ネットが革命を起こした』を見て、相変わらず掘り下げの足りない、もしくは意図的に深層を伝えないレポートだなと感じた。
エジプトの市民生活で、大半の市民が2ドル/日で暮らす現状や食料高騰の遠因を伝えながら、何故そんなボンビーな市民が携帯やPCを使ってfacebookに500万人も参加できたのかを伝えていない。
エジプトだって、インターネットや携帯利用はタダではないのだ。

欧米の先進国や日本、南朝鮮以外では基本的に携帯はプリペイドのユーザが大多数である。町中で販売されている各キャリアのプリペイドカードを買って、スクラッチカードになっているそこに記載されている数字を携帯に入力して支払った(カードを買った)分だけ使えるシステムである。
だから、携帯の機器そのものの中古市場は大きく、プリペイドカードさえ買えれば誰でも携帯が使えるのである。そして、このプリペイドカードの割引も競争の世界、アングラな世界である。
つまり、1日2ドルで暮らすような500万人の市民が何故携帯などを使えたのかというのが大いに疑問である。おそらくどこかの巨大な資本が中古携帯機器の配布もしくは廉価販売とプリペイドカードの無料、廉価配布等で意図的にそういう環境を作ったのだ。
2004年、筆者はウクライナの首都キエフに何度か行ったのだが、例のオレンジ革命の時である。
本当に町中で、プリペイドカードをタダで配っていたのだ。このときの革命の背景にはアメリカのジョージ・ソロス(USの有名な投資家)がいたとされているが、このやり方は後のキルギスでのチューリップ革命などでも同様だったと言われている。
ウクライナでは、結局ソロスが手を引いたのか、2010年の大統領選では2004年の革命で大統領になり損なったヤヌコーヴィチがユーシェンコに代わって大統領となった。
92年のイギリス政府との金融戦争で勝ったソロスは97年のアジア通貨危機の仕掛け人とされている。(タイはこの男に破綻させられたのだ)

ネットによる革命ではない。食料高騰で高まった不満を持つ市民を巨大なマネーが動かしただけだ。またソロスなのだろうか。

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