石原新党の綱領案で地方は?

産経新聞などによれば、石原新党の綱領の草案が出てきているようだ。

(前文)
■『グローバリゼーション』や『地球市民社会』などを幻想と断じ、『一国家で一文明』の日本の創生を訴える
その通りだと思うが、同時に日本人の英語力とICT能力の向上をして国外に向けた発信力をupしなければ、一文明がガラパゴスになり経済的繁栄が維持できない。

(憲法改正等)
■9条改正による国軍保持
■改正手続きを定めた96条の改正

象徴天皇という意味不明なことを書かずに【元首】と明記すべき。
非武装中立などはあり得ない、スイスやオーストリアのように武装中立を明確にし、集団的自衛権の行使を文民統制の元で行える体制を作るべきだ。

■男系存続のための皇室典範改正
今上天皇と皇室の意見を尊重し改正が必要。有無を言わせず世界から尊敬を集める唯一のポイント『万世一系』の皇統(細かい学説は不要)を途切れさせてはならない。

■首相公選制
少なくともアメリカ大統領選のように1年程度の選挙戦が必要で、主な大臣候補とのセットで選挙戦を戦うべきだ。
大いに賛成。

■国会一院制と大選挙区制導入
一院制で十分。大選挙区でも中選挙区でも良いが、最低得票数を設定し、これ以下の得票の場合は落選でよい。
インターネットでの選挙運動、資金集め、投票についても目指すべきだ。
ついでに公務員の選挙権は在職中は停止が良い。

(外交・防衛)
■『自立日本』を掲げ、日米同盟の深化
最終的には自衛で完結することが理想だが、米軍には対抗できるかできないかといった程度で十分。アメリカとの相互防衛が可能であればようやく国として対等の付き合いができる。

■防衛産業の育成
■『南西防衛戦略』推進
■核保有に関するシミュレーション

これによって、防衛装備品などの裾野の広い産業育成が可能となり内需拡大につながる。結果的に健全な内需拡大、税収増につながる。
核保有国ムラの論理がまかり通ってNPTでのシミュレーション禁止まで決められないうちに、抑止力としてのシミュレーションの実施とある程度の情報公開が必要。

(経済・財政政策)
■100兆円規模の政府紙幣発行
反対。政府紙幣など発行しなくとも財政投融資特会、外為特会、労働保険特会を3~5年間特別に扱えば、30~40兆円は拠出できる。
今は、財政出動が肝心で、消費税はその後で良い。

■国の財政の複式簿記化
当たり前だ。国も地方も複式簿記化を(形式だけではなく)進め、それに基づいた予算計画をすべき。
『無いなら借金』というシロアリの発想を『無いなら払わない(施策中止)』という普通の感覚(全部が全部ではないが)に近づけないといけない。

(エネルギー政策)
■2040年までの原子力エネルギーゼロ
メタンハイドレートなどの自前のエネルギー源を持てるまでは可能とは思えない。
自然エネルギーなど不安定なエネルギーは個人・法人でそれぞれでやれば良い(設備投資への補助は必要)。
小型原子炉などの開発は継続すべき。核武装のための原子力施設維持は必須。シミュレーションだけでは抑止力にならなくなる。

(公務員改革・税制改革)
■国家公務員3分の1削減
削減の中身がわからないが、東北**局のような出先機関の廃止は当然。
地方公務員も同様な削減方向でよい。

■フラット税制
『頑張った人が報われる』という保守の考えかたとして当然。
しかし、セーフティネットの置き方も重要だ。

(教育)
■平成版教育勅語起草
『天皇陛下のお言葉』勅語というのは少々違和感があるが、道徳や修身復活の中でその中心に置くべきだとは思う。

現在、見えてきた綱領はこんな内容だが、もう少し外交、防衛、地方の問題など詳しい中身が知りたい。
植民地政策とも言える秋田のような地方への政策はどうなのか、また植民地側はどう動いていくべきかといったあたりが身近なもののはずだ。

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石原新党の綱領案で地方は? への1件のフィードバック

  1. Argus より:

     
    しかし、大阪の橋下市長などと連携してこの保守政党ができるとしても、言ってみればおじいちゃん政党っぽいものができそうで、若い人や地方では、そんなのはそこそこにして経済、雇用といった目前の課題をどうするかに目が行くはずだよな・・・。
    それくらい商人国家的な価値観が根付いているのが現実。
     
    日本人としての精神面をそっちのけでひたすら高度経済成長に邁進してきたおじいちゃん連中の言ってみれば『忘れ物探し』というか『宿題』的なノスタルジーに付き合う人間特に若い人はそう多くない気もするから精神論だけではダメだなという印象。
    日本の仕組みを変えることは大いに賛成だが、その変化で経済が一段上に行くような理想を感じさせてくれないとなかなか支持は難しいと考えるのが大半の日本人ではないだろうか?
    現段階での綱領にはそれがあまり感じられない。
    橋下市長のブレインに堺屋太一などというとんでもない元官僚作家がいるためそのうち馬脚を現しそうだ。
     

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