モスクワで4カ国麻雀

と、タイトルを見て『あー、タモリの懐かしいネタ』と思った人は70、80年代学生だった人かもしれない。しかし、タモリのネタは『4ヶ国麻雀』だ。

フランクフルト経由で乗り継いでモスクワ。
最近はシェルメチェボ空港からモスクワ市内までの足がアエロエクスプレスのおかげで実に楽になった。市内中心部までは1時間弱で計算できる。ほんの数年前まで、レチノイ・ヴァグザール駅までマルシルートカで荷物抱えて乗り込んだりしたのが嘘のようだ。ソチ・冬季オリンピックも意識してだろうが空港はさらに拡大しそうで、これ以上ターミナル(現在はA~F)が増えると航空会社によってはロンドン・ヒースロー並みにトランジットが面倒な空港になりそうな気配だ。

何はともあれ、スタッフ達に集合場所として指定していたベラルースカヤ近くのホテルにようやくチェックインして連中の部屋へ。なんと、既に到着してチェックインしていたスタッフ3人と見知らぬ若い学生っぽいのが1人で『麻雀』をやっているではないか。国籍で言えばドイツ人、オーストリア人、フィンランド人(女性)とその学生はオランダ人だそうでやけにデカい。
オランダに行ったことがある人はわかるが、オランダ人は背が高いのが多く、トイレの位置も高い。筆者も176cmで日本ではそんなにチビではないのだが、オランダではトイレで用をたす時に届くかな・・・と一瞬不安になったり足が攣ったりする高さのトイレも多い。

『ボス、調子は?』『プーチン並みに元気だけどサルコジ並みに眠いな』(今日はちょうどプーチンの就任式だったはず)と挨拶を交わして、楽しそうに『カン!』とかやっているので仕事の打ち合わせそっちのけで近くにいって見てみる。筆者も学生時代は(その頃は一般的だった)研究室での実験結果待ちなどの合間の時間には雀荘に通っていたほうで、一時は麻雀でメシ食えないかなと思ったくらい好きなほうだったのでその4カ国麻雀を観察。
『ボスもやる?』『いや、さすがにドイツ語では参加できんよ』と、欧米の麻雀は麻雀でも日本のとはずいぶん違うのを知っているので、久しぶりにやりたい気持ちを抑えて眺めていた。誰が牌を持ってきたのかと聞いたらその若い学生で、オランダではドイツと同じくらい麻雀は結構メジャーな遊びだそうだ。
我々みたいにキーボードを使う商売の人間には案外いいゲームかもしれない。
ただ、牌がデカい。牌の厚みは日本の普通のものとほとんど変わらないが、縦横はそれぞれ1cmくらい大きい。日本人には大きくてヤマを積むのはちょいと慣れが必要。

麻雀に詳しい人はわかるだろうが、欧米の麻雀は日本のものともシナのものともルールが違う。基本的な136枚に加えて、花牌、ジョーカー牌なども混ぜるので少し数は多い。東南回しや場の風などは同じだが、配牌後にチャールストンという不要牌の交換(3枚ずつ上下家、対面と最大3回)などもあったりなかったり、槓(4枚のカン)の上にジョーカー牌を混ぜてクイント(5枚)というのもあったりする。ドラは裏返しにせず伏せたまま最後のヤマに2個積んでおくなどなど・・・。
アメリカの麻雀連盟の公式ルールがどんどん変わってきた結果そうなって、欧州でもそれを真似ているらしいのだが、アメリカは面倒なものを省くために順子は無く対子や刻子だけである(アメリカ人って馬鹿なのね(^^))欧州は順子も使うため日本の麻雀に近いといえば近い。そのため役の種類が滅茶苦茶多く、点数計算も面倒だ(アメリカのは簡単化されている)。
例えば、『2468』という役はFFF 22 44 666 8888(Fは花牌)、2000newsという役は、NN E W SS DD DD 2000(Dは三元牌で常にドラ、0はジョーカーか白)・・・という具合でとても覚え切れないので、賭け麻雀をやるときは互いに同じルールブックを持たないとやってはいけないし、日本式で慣れているととんでもなく大きな役を逃してしまう。

麻雀なんだが麻雀ではないものを見てちょっと若い頃が懐かしくなったりもしたが、モスクワで白人が卓を囲んでいるのを眺めるのは何とも不思議な気分
最近の若い人は麻雀などほとんどやらないらしいのでここ何年もやったことはないが、麻雀は相手の3人の性格や気性がわかるし、コミュニケーションにはなかなかいいものだと密かに思っているのは歳のせいか(^^)。

以下は、ルールを調べようと思ってちょっと通販サイトを見て拾った画像。連中をデジカメで撮ったが掲載はやめてくれということで残念(^^)。

mah-jong2
(いわゆる起家マーク。サイコロみたいな部分に東南西北)

mah-jong1

(牌を並べるためのラック。牌には数字も書いてある)

mah-jong3

(ドイツ語の入門書ISBN978-3-8391-5890-6)

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