いびきのおかげで世の中を勉強

フランクフルトから乗った便でドイツ人と思われる男に『ドルトムントの香川は凄い』とか『福島はどうだ?』とか『ユーロは崩壊するだろうが日本経済はどうだ?』とかあれこれ話しかけられ、最初は適当に付き合っていたもののちょっと目を通さないといけない書類もあって、ギャレーに逃げた。CAとちょっと話していたらエコノミーの客が迷い込んできて『ここはビジネスクラスのギャレーだ』と厳しく言われ退散。ドイツ人というのはこういう場合、非常に厳しく冷酷無比な表情で対応する。生真面目なのだろうが日本人から見たらもう少しニコニコして優しくしても・・・と思う。
ビールのつまみを数袋(少し昔はもっといいものあったのにな)とビール、ワインを抱えてシートに戻ると隣の煩い男は大きないびきで寝ている。回りも迷惑な様子でニヤニヤ。
今回はハズレだ(^^;)。機内のインターネットを使ってあれこれ。

facebookのNASDAQへの上場が行われたようだが期待はずれだったようだ。公募価格の38ドルに対し、初値は42.05ドルと11%上昇。直後に45ドルと18%値上がりする場面も見られたが、その後は急速に伸び悩み公募価格の38ドルまで押し戻された後、40ドル近辺での動きが続き、引けにかけて再び38ドル台となり、結局0.6%高の38.23ドルで初日の取引を終了したようだ。
上場直後に値上がりを確認して一斉に売りに出たというのは個人投資家の動向によるものらしいが、38ドルまで戻った時点で引受け幹事のモルガン・スタンレーが買い支えに入ったそうで、案外予想通りfacebook上場はイベントとしてだけの役割で終わるのかもしれない。月曜はまた値上がり後にさらに売られる可能性があるだろう。
結局、facebookの事業そのものにあまり期待していない向き(筆者もその一人だが)が多いだろうということと個人投資家も金の行き先に困っているということか。
(瞬間的にあぶく銭を儲けた連中もいるわけだ)

イギリスの紙幣印刷会社デ・ラ・ルーは、ギリシャがユーロ導入前に使用していたドラクマ紙幣の印刷に必要な機材の準備を開始したそうで、ギリシャのユーロ離脱は既に規定路線なのだろうが、問題は次の不安要素のスペイン、学者内閣が率いるイタリアとドミノが始まれば大変なことになる。
先日、ある個人投資家から雑談で聞いた話では、今ソブリンリスクが小さいために狙われているのは、インドネシア、フィリピンそして日本の国債だという。既に支那はバブル崩壊が始まっていて、投資家の間では(日本風に言えば)『終わコン』なのだそうだ。
ユーロの下落もしくは崩壊による欧州経済の減速は支那に影響が最も大きいことは明らかで、欧州の金融機関の影響が比較的少ないインドネシア、フィリピン、日本(輸出は打撃だが)が狙われるのも頷ける。
日本国債暴落のシナリオは『増税命!』の首相や財務相などの脅し文句だが、エコノミストの一部は、日本国債の外国人保有比率は7%に届かないため、投げ売りの可能性は限られていると言っている。
しかし、素人の筆者でも『それは現物取引の話でしょ?』という疑問を持つ。
巨大マネーの先物の空売りのパワーは、原油も金も振り回しているのが現実で、日本国債がそのターゲットにならない保証はどこにも無い。
日本は、マーケットがまだ大丈夫と見ている今から『空売り禁止』を発動する準備をしているだろうか?

いつも秋田に戻って感じるのは独特のスローなスピードというかまったりとした空気で、世界の流れとも日本全体の空気とも隔絶した何か不思議なものだ。
いよいよパンドラの箱の『エリアなかいち&新美術館』の姿が見えてきたようだ。
コンクリート打ちっぱなしの型枠のセパレータ痕が残る外観の美術館。このまま外壁はいじらないのだろうか?
日本海側特有の冬場の塩分混じりの風雪や表面のモルタルの凍結融解・剥離などを考えれば、冬を数年越した時点で『ハッカ』や『カビ』で汚い建物の外観になることは容易に想像できる。安藤忠雄氏は秋田市立体育館でも見たら良かったのに・・・。

AU(あう)というネーミングはどうでもいいのだが、ウィーンではAUはドナウ川沿いの沼地・湿地帯だった場所(ウィーン市2区かな?)でユダヤ系の居住地でシナゴーグなどもあり昔からあまり良い印象は無い。もっとも、そこにできたガルテン宮殿がアウガルテン宮殿で、磁器工房やウィーン少年合唱団の寄宿舎などで有名だ。

640px-Palais_Augarten_Vienna

http://www.augarten.at/
augartenshop
(写真はアウガルテン磁器工房のCity Centerの本店)
何十億かけても『文化』の香りさえ生み出せない秋田(主に行政)は何かが間違っているように思うのは筆者だけか?

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いびきのおかげで世の中を勉強 への2件のフィードバック

  1. rindou より:

    はじめまして竜胆ヒマワリです。
    なかいちのポスター制作に関わっていました。

    先週、完成したナカイチを生で見てきました。尖ったコンクリの塊に「こんなモンが、これから50年も秋田市の真ん中に、千秋公園の真ん前にあり続けるのか。・・・これでいいのか?」と感じました。

    他の人はどう感じているのだろう?とググっていたら、このblogにたどり着きました。他の記事も面白そうと感じたので、数日かけて全文読ませていただきます。

    21世紀に安藤忠雄で大丈夫か?と思ってはいたんです。こんな建物で恋人やまだ見ぬ才能と会えるって感じは・・・ウ〜ン厳しいな。しかし出来てしまったからには、ここを利用する手を考えてハッピーなものに転換していくしかありません。(まぁ無視もありですが)

    これからの世の中は、GPSによる自動運転&モバイルハウス、人工知能の大学入試&事務処理、人工光合成&野菜工場、エネルギーと政治の自産自治など、昭和を超える変化が起きるかもしれません。(起きないかもしれません。特に秋田は)

    しかし、世界の問題の煮詰まったモノが日本にも(先駆けて)起きており、日本の問題の煮詰まったモノが(魁て)秋田で起きていると考えれば秋田は最先端の実験場と化すかもしれません。そんなことを考えながらblog読ませて頂きます。

  2. Argus より:

     
    竜胆ヒマワリさん、こんにちは
    ダラダラ書いていますから、特にじっくり読むほどのモンじゃないですよ。
    まあ、良かったら適当にコメントしてやってください。
     
    ポスターというのは、上のほうに雪山があってウォーリーを探せ風なやつでしょうか?
    ご苦労様でした・・・というより、盛り上げるのはこれからなんでしょうね。
    頑張ってくださいね。
     

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