ニュースにもならない第15回世界剣道選手権大会

先週からイタリアで行われていた第15回世界剣道選手権大会は男女とも個人、団体で日本が優勝し、当たり前といえば当たり前の結果でスポーツニュースでも全く取り上げられない。んー、残念だ。筆者も子供の頃剣道をやっていて参段まででやめたが、その後も剣道ファンであることは変わらない。Ustreamなどでも一部中継していたが、剣道の場合動きが速過ぎて1本決まったときなどフレーム落ちで見ることができないことが多い。スポーツニュースで少しでも取り上げてくれればいいが、全くそんな気配は無い。マイナースポーツ(?)の宿命か。

この世界大会、3年に1度開催されていて女子が始まった2000年からを含めても1970年以来、男女個人団体で日本が優勝してきているが、唯一第13回台湾(2006年)での開催のときに男子団体が準決勝でアメリカに負けて3位という屈辱を味わっている。
その後、全日本を制した寺本選手がブラジルの第14回大会で優勝するまでについては何かのTVで特集があったから記憶にある人もいるだろう。
最近は、南朝鮮勢が強く、個人戦では2位以下はほとんど南朝鮮、団体でも2位が南朝鮮という結果が続いている(女子も同様)。
世界大会を見ていても例えばカナダの選手などは名前を見るだけで朝鮮系カナダ人であることがわかるし、他の国でも朝鮮系が見かけられる。
そんなこともあってか南朝鮮はインターネットを通じて、『剣道の起源は朝鮮』といった勝手な解釈で捏造の歴史を喧伝している。また、フランスで行われたJapan Expoなどでも武士、忍者の起源が朝鮮であるなどと嘘をアピールしている。英語で発信しているせいで世界中にその嘘が蔓延しつつあることは由々しきことなのだが、全日本剣道連盟ではあまり積極的に『起源は日本』と明確な反論はしていない。
http://www.kendo.or.jp/kendo/opinion.html (日本語)
http://www.kendo-fik.org/english-page/english-page2/AJKF-Perspective-of-Kendo.htm (大人しすぎる英語)

大人の対応といえばそうかもしれないが、世界大会を毎回見ていると段々と世界の剣道の扱いが少しずつ変わってきている気がしてならない。
一応、蹲踞(朝鮮のコムドでは蹲踞はしない)はあるし、ルールその他は国内の大会と大差は無いが、南朝鮮の選手の見苦しい所作(審判へのアピール、合議中の胡坐など)は『剣道』として見ていると腹が立つ。(異種格闘技として見ればまあまあ楽しめるかもしれないが)
世界は間違いなく競技スポーツとして剣道を捉えているようで、審判の合議も何だか不必要なものが多い印象だし、副審が腕時計をつけたまま(審判は外すのが規則のはず)だったりで、日本で大事とされる剣道の精神的なものはほとんど世界には通用していないのではないかと思われるくらいだ。
日本の代表選手もちょっと気の毒だ。
全日本覇者が世界選手権ではドタバタした剣道だったり、打たせまいとする左手を上げての防御も見苦しいが、あれは誤審も考えて余計な打突を受けないようにしているせいだろう。競技スポーツとしてしか考えていない外国人相手プラス外国人審判での試合ではああするしかないのかもしれない。
それでも本家日本としては絶対に勝たなければならない。そういう責務を負った日本人選手が一番大変なはずで、本意ではない剣道をしているようで気の毒でもある。

世界の剣道が変わってきて日本の剣道とは違うものになってきたからといって、世界大会をやめる、日本は参加しないとなれば朝鮮が勝手に大会を継続して別物が一人歩きするだろう。これでは空手がテコンドーに席捲された道を歩むことになる。
かといって、世界共通のルールなどで日本人以外を含めて話し合うやり方を行えば、柔道がJUDOになった道を歩むことになる。
剣道が競技スポーツか武道かそうではないかは長年の論争のネタだが、全日本剣道連盟は『剣道は日本の伝統文化である』という曖昧なスタンスで終始している。これはどっちでもないし、どっちでもあるという玉虫色の解釈だ。
オリンピック競技にはしないと言っておきながら、全日本剣道連盟はJOC傘下の団体で予算をもらっているし、学校教育では武道として授業に取り入れながら競技スポーツとして中体連や高体連でも各種大会を行っている。
武道ということで日本の伝統文化というのならば、剣道に統合される以前の剣術こそが伝統文化だろうし、競技スポーツということであれば世界で通用する審判規則やルールの明確化や透明性が求められるだろうし、どちらも難しい問題が見え隠れする。

そもそも剣道人口はどれくらいかというと、全日本剣道連盟の平成19年の調査が公式な発表数字だが、都道府県別に詳細な調査を行ったはずだが全部公表しているわけではない。(少ない印象を持たれたくなかったのだろう)
・活動中の剣道人口は47万7千人
・そのうち有段者は29万人
・一般社会人40%、中学生以下が45%でその半数は小学生
・組織別には学校剣道部28%、警察関係14%、一般道場・スポーツ少年団が58%
ということだ。
今回の世界選手権男子は9名全員警察関係、女子は10名のうち4名が警察関係。全日本選手権などを見ても毎年警察関係以外の選手はほんの数人だし、全日本剣道連盟の役員達が警察関係のOBなのだ。
つまり、剣道は現在の日本では警察が担っている伝統文化といっても大げさではない。ただでさえ、レッド・ブック状態の剣道が警察で行われなくなれば、一気に超マイナーなスポーツ(?)になることは間違いない。

剣道の人気が無い理由は、臭い、金がかかる、場所と指導者が必要、プロもオリンピックも無い・・・などが挙げられるが、秋田ではどうだろうか。
かつてはインターハイ、国体を連覇した秋高を筆頭に秋田でも剣道は結構盛んだった印象があるし、故奥山範士八段(子供の頃お世話になった)や人間的にも素晴らしい先生たちが沢山居たことは事実だ。


(奥山先生の有名な巻上げ)

しかし、21世紀になってからだろうか、秋田市内でも、仁誠館、凌雲館、竹心館、興陽館などの歴史ある道場が次々に無くなり県内を見回しても数えるくらいしか道場は無くなってしまった。残念なことである。
少子化の現在、子供を集めるのは至難の業で、ましてやスポーツなのか武道の伝統文化なのかがはっきりしない(筆者はさせる必要は感じないが)と謳い文句に困るのが現実だろう。
世界大会を見ても剣道の存在が何か変わりつつあることと足元の子供たちへの普及すらしんどい現状を見るに、このまま超マイナーの警察内部の一運動競技あるいは伝統文化となっていくのかと剣道ファンとしては非常に残念な気持ちだ。


(男子団体 日本vs朝鮮。 判定に文句、勝負後に礼もしない。
こんなクソなコムドと日本を代表する剣道家達が試合をして
やる必要はないと思うが・・・)
ブログランキング・にほんブログ村へ 
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)

広告
カテゴリー: スポーツ, 社会・経済, 秋田の歴史, 海外 タグ: , , , , , , , , , , , , , , , , , , パーマリンク

ニュースにもならない第15回世界剣道選手権大会 への17件のフィードバック

  1. 剣キチ より:

    SECRET: 0
    PASS:
     
    あれは剣道の大会なのだから、コムドの参加は
    拒否すべきだ。
    腰板の入っていない袴はもともと下賎なものが
    使う。まあ、その意味では正しいが。
    次回、2015年東京での大会は純粋な剣道の選手
    権大会になることを目指そう。
     

  2. Argus より:

     
    私も似たようなことを考えていました。
    一応FIKのHPでも、15WKCのHP
    http://www.15wkc-italy.org/
    でも剣道の歴史や文化的な背景については全日本剣道連盟のHPにある英語の記述をそっくり持ってきていますから、世界の認知としては剣道は日本のものということで通っているとは思いますが、朝鮮は『嘘も100回言えば本当になる』と思っている国柄というか民族性ですし、各国のロビー活動も半端じゃないらしいです。
    2015年のWKC東京開催もソウルでなかったことで相当に抗議しているらしいですからね。
    コムドはコムドで勝手にやってくれという感じで、日本はそれこそ『名誉ある孤立』を選ぶのもアリだと思います、日本の『武道』として続けるなら。
    人間が審判をやる格闘技で透明性が確かなものというのは柔道を見ればわかるように非常に難しいでしょうから、競技スポーツというのであれば防具からルールまで新規に作るほうがいいでしょうね。

  3. いち母 より:

    貴重な動画を見やすくまとめていただき、
    ありがとうございます。
    なぜほとんど報道がないのかの考察も、
    剣道人口の推移も興味深いモノです。
    私は剣道は応援だけの母です。高校生と中学生の
    こどもが幼稚園から剣道をやっています。
    たぶんあの子等は大人になっても、どこかで続ける
    ような気はしています。
    剣道は、素人が一見してもわかりにくいものです。
    野球のホームランやサッカーのゴールとは明らかに
    違うので、何年もの基本の練習と、見取り稽古が必要なんだと想像しています。
    証拠に剣道が題材のドラマなど、視聴に耐えられるものは少ないです。
    ましてや、こどもが剣道をやりでもしないかぎり、
    一般の日本人は隣国が「剣道は韓国が起源」だのと
    世界にキャンペーンしているなんて興味ももたないでしょう。おっしゃるとおり、隣国は「コムド」として、新たに世界大会を開催すればよろしいのでは。今回、重圧の中で戦って、「結果」を残した日本人選手たちは本当にすばらしかった。
    隣国の国民性なのか、礼をしないで終わる決勝戦。。情けないですね。

  4. のり より:

    韓国選手の試合態度には正直幻滅しました。剣道の基本中の基本の「礼」も無い。審判への明らかな不服態度。IKFには毅然とした態度で韓国連盟に忠告・指導する必要があると思います。
    以前から日本選手の剣道の質が世界大会と日本での大会と違う事が気になっていたので、Argusさんのコメントを拝見して納得した次第です。

  5. Argus より:

     
    >のり さん
     
    そのIKFは実は世界空手連盟で、剣道はFIKなんですよ。
    詳しい経緯は知りませんが、もしかしたら出遅れた全日本剣道連盟が世界を意識していなかった証拠かもしれませんね。
    少し昔、剣道連盟の偉い方が『各国の連盟は**国剣道連盟ではなく、剣道連盟**国支部とすれば良かった。そうすれば黙っていても宗家としての日本の地位が揺ぎ無かった』と言っていましたがまさにその通りだと思います。
    日本人は奥ゆかしいから、『残念だ、幻滅した』で相手が察することを望みますが、日本人以外にはこれが通用しないんですね何事も。仰るとおり『礼を重んじないのは剣道ではない』と誰かがガッツリ言うべきなんですが、朝鮮が相手では日本人が言ってもハナから聞く耳を持たない。根の深い別な問題ですからねぇ。
     
    >いち母 さん
    うーん、いち母さんは見取り参段くらいもらえますよ、おそらく。
    私の子供たちも小学校低学年から中学までやっていました。
    でも、秋田では九州のように剣道で食っていけるわけはないし、周囲の先生たちを見てもほとんど警察、刑務官、学校の先生だけで、子供なりに世の中の狭さを感じたのでしょうか、自分の将来の仕事みたいなものを考えたんでしょうね、一旦剣道から離れて勉強することにしたそうです。そのくせ、大学行ったら同好会みたいなところで竹刀振りたいとか抜かしていますw
    親の立場では金がかかって大変でしたが高校じゃもっと大変でしょうね・・・。
     
    WKCについては何はともあれ優勝の絶対命題をクリアした日本選手団に思いっきり拍手ですよね。

  6. 本家の剣道最強 より:

     
    戦後禁止された日本の剣道も決して全日本剣道連盟の剣道
    だけが全てではないものの、猫みたいな動きのコムドとい
    う見るに耐えない他流派に対しても全く問題ない最強の証明
    をしてみせているということでいいではないか。
    第13回の台湾での敗戦は油断禁物という教訓として捉えよう。
     

  7. ナツ より:

    剣道をしたことがない女性ですが、世界剣道を楽しみにして毎回動画や関連のニュースをチェックしています。
    世界大会をやめれば必ず韓国はこことばかりに韓国起源を主張し世界中でロビー活動を強めるのは間違いありません。
    韓国はこういう国だと踏まえて対策をねるべきです。
    剣道だけでなく昨今新日鉄が韓国の企業と業務提携したばかりに大切な技術を盗まれ、新日鉄が訴えれば逆に韓国側から太平洋戦争中に強制連行された、と訴えられました。
    こういう国です。
    日本がしっかりしないと世界中の剣士の皆さんが剣道に励む目的をなくします。
    テレビのディレクターに直接会い真摯にはたらきかけてみてはどうかとも思ったりします。
    剣道と日本の未来がシンクロしているようです。

  8. 通りすがり より:

     
    ニューヨークタイムズが剣道を取り上げていますね。
    http://www.nytimes.com/2012/05/24/sports/24iht-kendo24.html?_r=1&pagewanted=all
     
    朝鮮コムドが、審判5人、体重別、フェンシングのような
    センサーによる電子判定システムなどのルール改正を働き
    かけているようですよ。

  9. Argus より:

     
    ニューヨークタイムズは先日も戦時売春婦問題で全面広告を
    掲載したり、反日指向の強いメディアですから、あそこがUS
    の全体的な空気を反映していると考えてはいけませんよ~。
    それにしても、審判5人とか体重別とか・・・そりゃ剣道じゃ
    ないですねぇ(^^)。
    ニューヨークタイムズの記事に拠れば、朝鮮は資金面でコムド
    を推進しているとか。剣道は道具に金がかかる競技ですから、
    そこを突かれると確かに弱いかなぁ・・・。
     
    ナツさんが書かれているように、朝鮮は『そういう国です』は
    私も仕事の経験上全く同感です。
    日本でも新大久保が既に朝鮮街になっていますが、黙って放っ
    ておくと東京の新宿界隈はロス(人口の約2%は朝鮮人)みたいに
    なっちゃいますよ。

  10. 通りすがり より:

    韓国も韓国だけど、ここまでのさばらせた日本の対応にも問題がある。

    http://maruko460.blog116.fc2.com/blog-entry-551.html

    http://maruko460.blog116.fc2.com/blog-entry-552.html

  11. Argus より:

     
    お、スイスだ! ムニャムニャ(^^)
     

  12. 最近になり、地元道場剣道を再開した33歳の三段です。
    興味深い記事と拝読致しました。
    個人的な意見を残したくなりました。ご容赦下さい。
    世界剣道選手権の話題に相応しいかはわかりませんが。

    10年ぶりに地元道場で稽古を再開してみて考えることは
    「…あの頃の本当に強かった先生、みんな亡くなってしまった」
    「…今の稽古ってこんなにヌルいものなのか」
    「…俺たちの剣道…本当にこれでいいの?」
    「…もっと頑張らなきゃなぁ」
    ただそれだけです。

    …現実、韓国の連中は最悪に見苦しいのかもしれません。
    しかし、我々自身はどうなのか、と実感しているのも現実です。

    もちろん、世界剣道選手権に出るような剣士たちが、私とその周囲のような状態とは思いません。
    しかし、かつての日本の先達の剣士に比べたならばどうなのでしょう?

    たぶん、今の日本の剣士が考えていること、考えるべきことはみんな同じです。
    人のふりみて我がふり直せ、人の世話より自分の世話。

    相手の有様を見て心を乱したり口を汚したりするようでは日の本の剣士足り得ない。

    韓国のような連中を見るたび、『ああ、本物の剣道は我々が引き継いでいくしか無いんだ』と。
    そう思い直すのが正道だと、感じました。

    • argusakita より:

      こんにちは、はじめまして。
      Nagakuraさんは、どんな剣道を目指しているのでしょう。礼法、所作を別として稽古や試合そのもので。

      昔みたいに組打ちや足がけも復活させ、本来の荒々しい格闘技にすべきという意見もありますが・・・。
      若い頃やっていたものとしては、竹刀のあてっこ競技ではいかんと思うのですよ、やはり。

  13. ご返信ありがとうございます。

    それをお話するには、剣道の歴史からお話しなければなりません。
    余りに長くなるので要約しますと、少なくともそれは競技やスポーツなどとは一線を画すものでした。GHQの規制前であったころのすがたやそれ以前、明治の廃刀が行われる前のすがたを思い描くと、剣道のルーツははたしていずこにありや、と興味は尽きません。
    剣術のことを思えば、どの流派の剣術を祖とすべきかは議論百出、一生かけても愉しめる議題です。(個人的には、同じ名字の誼みで永倉新八ゆかりの神道無念流を擁護したいところです)

    しかし現代に至るまで脈々と引き継がれてきたものの中で、今も続いているものは少なくとも兵法やいくさの術(すべ)ではありません。もっともっと気骨や魂や人格の基礎に相当するものです。
    誰よりも日本人足り得るその精神性。その伝承は今も続いています。

    精神論とのたまうと必ず非現実的と冷やかすやからが出ます。
    が、実際のところ、精神論は他のどんな実践論よりも現実的です。
    何故なら、ヤワな精神ではどんなに鍛え上げられた肉体も戦術も機能しないからです。

    おそらくいまお尋ねになられた問いは、そもそも試合ありき、勝敗ありきではないでしょうか。しかしそのことこそ、結果的に剣道を竹刀のあてっこ競技に貶める有様を導くのです。どんなに格闘技じみたやりかたを試してみても、所詮真剣での斬り合い、また戦場での槍やら鉄砲やらが用いられる時代の戦闘に勝ることはできません。
    竹刀を振り回して足を引っかけて倒し防具を剥ぎ、組み打ちで殴り据えて『勝った、俺は強い』?
    むしろ滑稽で、井の中の蛙の見本です。

    あのお互いに防具まで着けて、お互いに構えを取り、剣先を合わせた上で、合図があってから開始…というガチガチのがんじがらめな剣道の試合で一本を取るということが、どれだけの人間存在としての総合力を意味するのか!argusakitaさんには、ぜひそれに気付いていただきたい。

    おそらく、一度は敗れたとはいえ圧倒的に日本の剣道家が他国の剣道を凌いでいるのは、剣道を誤解していないからです。鍛錬や稽古といった言葉の意味を、その哲学性を、正当に理解して実践することが他国にはできないからです。TrainingやPracticeなど!所詮むりやり充てた英語に過ぎません。

    率直に言って、私にとって剣道は武道です。
    武道とはなんであるか?この問いかけをえんえんと続けていくのが私の剣道です。
    稽古は毎回、自分との戦いです。このことに誇りを持っています。

    • argusakita より:

      大変興味深い内容で、ありがとうございました。
      でも、競技としての側面を除いて剣道を論じることは少なくとも現代では非現実的ではありませんか?

      >人間存在としての総合力
      は失礼ですが剣道をあまりに過大評価しすぎていませんか?

      一応、高校で参段いただくまで竹刀を振っていた者としては剣道の歴史などについては大人になってから『読み物』で勉強しました。武士道というものが明治以降の哲学的な体系化によるものだと知ったときはちょっと残念な気がしましたが。
      秋田はほとんど小野派一刀流の流れらしくて、ほー・・・などと。
      でも今はその『道』を追求しようなどとは全く考えもしませんし、時々動画サイトで見る全日本や世界選手権を見るくらいで、自分には手の届かない世界だなと。なので四段以上の高段者はあの不条理な世界に長くいるということだけで無条件に尊敬してしまいます。(剣道の世界だけですが)

      私は、お相手と審判の5人で成り立つのが剣道の試合なのだろうと理解しています。
      例えば、今年の全日本の決勝。内村六段の篭手はスローVTRで見たら打突部位ではありませんから、一本の定義からはおかしいはずです。
      しかし高段者3人に旗を挙げさせてしまう内村六段の気剣体はやはり素晴らしい。

      何かを『修行』として自らに課すということは誰でもできることではありませんし、素晴らしいことだと思います。
      頑張ってください。

      • ご丁寧なご返信、ありがとうございます。

        しかし、私がお伝えしたかったのは、けして競技としての側面を除いた非現実論ではありません。

        精神論を現実論と乖離させて考える方はたくさんいらっしゃいますが…。
        ですが人間は精神と肉体と手段がどれも相応に備わってこそ、現実に対応することができますね?それこそ気剣体の一致を見るようなもの。

        >人間存在の総合力
        とはつまり、人間としての力を試し合うのが剣道の試合である、と思えばこその言葉です。試合場ではそれだけのことが試されていると私は考えています。

        剣道を剣道というイチ競技として見るのも、現実的に見えるのかもしれませんが。
        実際にその競技を行い世界剣道選手権に出場する、ということがどれだけのことなのかを思えば、それは単なるイチ競技の枠を超えた議論になるのが自然で道理かと思います。

        単純に、競技が強い、長く身を置いている…というだけでは行き着けない世界だからこそ、argusakitaさんは「自分には手の届かない世界」などと感じられるのではありませんか?

        >頑張って下さい
        ありがとうございます。励みとさせて戴きます。

  14. …若干熱くなってしまい脱線しきりですね。本当に世界剣道選手権とは関連のない持論を振り回しただけになってしまいました。失礼しました。

    しかし、これが日本の剣道家の実態と思って戴ければ幸いです。

コメントは受け付けていません。