さあ7月だ、夏休み!

はやいものでもう今年も後半突入。
筆者の会社では、夏季休暇は東京、ウィーンの事務所も含めて社員に3週間連続の休みを半ば強制(?)的に取らせることに決めていて、今年はオリンピックもあるため事前に社員のシフトを決めるのがなかなか難しい。日本人以外はvacationは3週間でも少ないと言うが、まあこれが零細企業としては限界か。特段高給で働いてもらっているわけではないので、時間の自由度を与えるというのはある意味福利厚生なのだが、若い人にはわかりやすいのかもしれない。
屋外で活動できる夏季にダラダラ仕事をしているのはモチベーションも上がらず非効率的なためこのやり方を4年前から始めたが概ねうまくいっているように思う。
秋から冬、春までは目一杯働く、夏は遊ぶ、こういうスタイルは日本ではなかなか理解されないが、やってみるとなかなか良いこともある。

以前、秋田で法人登記をしていたころは、商工会議所だの何だのから給与や福利厚生について雑音が聞こえてきて嫌気がさしていたが今は全く無視している。
給与水準については秋田はこんな水準だからと暗にもっと安くといった示唆をもらうこともあった。皆で貧乏でいようという左翼的な発想なのかと疑うくらいの面妖さだった。
秋田のある程度の規模の企業を見ていると、生活保護と大差ない可処分所得でダラダラ働かせて休暇もあまり与えず、あれではやる気があってもだんだんと沈んでいってしまうのは明らかで、単に金融機関に対して『社員一丸となって毎日働いています』といったアリバイ工作のポーズのようにしか思えない。
働いているほうも一旦辞めたら就職先が無いという強迫観念からか仕事をしているフリをして単に自分の時間を切り売りしてそれを給与に換えているという様子が見えるから悲惨だ。労使ともに労働生産性など考えたこともないのだろうと感じてしまう。鶏と卵みたいな話だが、筆者から見ればやはり経営者の側の頭の古さが問題だろうと感じることが多い。そんな空気では『顧客へのサービス』という発想が出てくるわけがない。忙しいと怒り出す秋田の人の気質はそんなところに理由がありそうだ。

辛気臭い会社など経営して何がおもしろいのか? もっと効率的に働いてもらって儲けて経営者も従業員も旨みを感じるような方向を何故目指さないのか不思議でならない。
商工会議所あたりを外からみても、独占企業にもかかわらずその内実は行政からの補助金、赤字補填で成り立っているバス事業会社のトップが会長やっていたり、既に倒産した土建屋が会長をやっていたりする某商工会だのが秋田の経済界で発言力があったりするところが既に論外、末期的を通り越して異常な世界に見える。(人材不足という話ではないと思うが)
秋田の経済界を長く牛耳ってきた(?)T氏が亡くなってから少しは秋田も変わるかと思ったがぜーんぜんだ。
秋田は昔から交通、通信の不便な地域で流通に難点があったため、多くのセクターで卸業者的なバッファ機能を持った会社や大手企業の代理店、いわゆる『秋田○○販売』のような企業が多かった(T氏のグループ企業などは典型的だった)。ところが、交通、通信が改善され物流、インターネットの発達によってそういう企業の役目が終わった(バッファや代理店機能)にも関わらず業態を変えられずにもがいている企業が多い。
こういう変わらない状況の中では力も発言力も無い若い連中がいくらボトムアップで秋田の経済、産業を云々と発信しても全く影響力が無い。

こういう状況は行政も十分わかっているはずなのだが、既得権や行政側の旨みを捨てられないため、若者の創業支援や事業育成・支援に本気で取り組んでいない。
地元の銀行も貸し出し規制や目利き不在のため、自治体の公債を買ったり、安定した給与が保証されている公務員へのリテールしか興味が無いらしく、地元企業を育てようなどという発想は皆無と見える。
筆者に大きな資金でもあれば、そういう若手の創業支援などに力を貸したいところだがなかなか(^^)。
しかし、なんだかんだ言っても若い人には地元企業に就職を考えた場合、自分の感覚でその企業のトップを眺めることを薦める。古臭いな、何かが違うなと直感的に思ったら必ず長続きはしないはずだから、そういう企業に渋々就職することは絶対に時間の無駄だ。我慢、辛抱が大切という話は全く別の時点での話だ。

筆者の夏休みは社員と同じく3週間というわけにはいかない。3週間の間にいろいろな人間に会って次の仕事のネタを探すのが仕事の一つだ。
それでも、幸運にも取れたロンドン五輪の開会式とF1グランプリのハンガリーGPのチケットで今月第4週は完全な夏休みにしたい。ロンドン五輪の開会式ではポール・マッカートニーがヘイ・ジュードを歌うらしい。生ポールは25年ぶりだ。

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