イオンタウン進出は秋田市都市計画(失敗)にとって”ラスボス”

ワルシャワから戻って少々ヒマが出来、深夜ウィーンの事務所で日本の新聞のwebを眺めていたら、イオングループのイオンタウン(株)が秋田市の卸売市場北側に大きなSC中心の施設の計画を発表したという記事が目についた。御所野のイオンモール(株)運営のイオンモール秋田の敷地面積の2.6倍で秋田では最大、おそらく全国でも上位に入る規模だろう。発表が地権者(現在水田なので農家だろう)と一緒にということなので、既に計画は設計段階なのだろうと推測。
発表に拠れば、単なるSCではなく、
・ブライダルエリア
・農園エリア
・匠のエリア
・コミュニティ広場
・森の工房エリア
・お菓子のヴィラエリア
・森の径エリア
・里の混浴エリア
・道の駅エリア
の9つのエリアを併せ持ち、単なる買い物の場ではない商業施設ということだ。別のメディアによれば、シネコン(スクリーン8~10)も出来るということらしい。
至れり尽くせりで朝から晩までここにいて、ここでお金を落としてねという作戦だろう。
筆者の予想では、イオンモール秋田での集客成功は無料駐車場と冬場でも天候に左右されず安心して歩けるクローズド・モールが大きな要因のため、首都圏で一般的なオープンエア・モールではなくやはりクローズド・モールが主体と思われる。

圧倒的な資本力にモノを言わせる今回の発表に秋田市はどう対処するかが見ものだが、農地からの転用、市街化調整区域だの手続き上のハードルがなどとなんだかんだ言っても、まとまった税収と雇用(発表に拠れば約2,200人)をぶら下げられるのだから、近くのサンフェスタあたりの商業者やブライダル関連業者らの反対があったとしても最後はOKを出すに違いない。発表ということはおそらく既に市側の内諾を得ているのだろう。
どうせやるなら、スピード重視でさっさとやるに限る。それによって近隣の活性化や関連する業者の進出や新規事業も望めるのだから、日赤跡地のようにダラダラやってはいけない
秋田市とその周辺をあわせた45万人商圏を南のイオンモール秋田とこの北のイオンタウン外旭川で山分けと言えるこの動き、秋田に限らずイオンによる地方都市のレイプみたいなものでなかなか凄い・・・。
人口30万程度・年間予算1,200億円の秋田市など、相手がグループ全体の売上4兆6,500億円の企業グループでは最初から話しにならないことは明らかだ。

秋田市は、平成13年に策定された第5次秋田市総合都市計画(策定時の市長は殿こと佐竹敬久現知事である)を約20年後(平成33年)を見据えながらこれに基づいて各種施策を行っているはずだが、この中でも『コンパクトシティ』(中心部への集積)を謳っていて、市街地の拡大には慎重に対処ということになっている。
http://www.city.akita.akita.jp/city/ur/im/keikaku/03gaiyou/akita-toshi.htm
この流れで言えば135億もの無駄遣いをして最近ようやく空き地ではなくなった『エリアなかいち』なども基本的な考え方は合致していると言える(中身は別として)。
また、この都市計画の中のエリアのゾーンニングでは、このイオンタウン(株)の開発するエリアは『農地』という色が塗られているため計画の修正が余儀なくされる。

以前も書いたが、秋田市の都市計画・街づくりというのは国交省の報告書でも代表的な失敗例として扱われ、失敗の最初が県庁、市役所の現在の場所への移転からはじまったとされる。これだけなら『結果論だろ』で済むのだが、次にインパクトが大きかったのが日赤移転。そして大店法によるイオンモールの進出。つまり、市街地中心部から行政サービス、医療、商業、流通といった各種の都市機能が市街地周辺の外側に拡大したため、人口減少とともに中心部の空洞化が起き、空洞化によってさらに商業機能は周辺部へ移転していく、この負のスパイラルが加速しているというのである。これを許してきたのは明らかに行政の責任。
つまり秋田市は国が認定する都市計画失敗の代表例なのだ。
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha05/04/040810_.html
この報告書の中のA市というのが秋田市だ。(一応名前が伏せられているが、出てくる資料の地図などは明らかに秋田市)
この報告書は平成17年に出ていて、翌年11月に秋田市も都市計画の修正版を出しているが、国交省のレポートや自分たちの失敗などには全く触れていない。暢気なものだが『失敗』、『反省』、『学習』という単語は役人の世界には無いのでやむを得ないか。

そもそも、平成13年の第5次秋田市総合都市計画は36ページのイラストたっぷりの冊子だが、よく読んでみると、
・***の考え方
・▲▲▲のイメージ
といったものばかりで
、あとは市街地開発事業や土地区画整理の難しさをイラストで説明したり都市景観賞などを紹介する程度のもので、こんなのは計画でもなんでもないし、大学生のサークルでもこれくらいのまとめは作れるだろうという内容のものである。
行政ならば、例えば、市街地を周辺部に向かって拡大していくと公共交通機関や秋田にとって大問題の冬場の除雪にこれくらいの影響が見込まれるとか、ゴミ処理コストは収集車の走行距離が延び時間・費用が増大するとか、老人福祉や介護も施設が分散化することによってやはり保険でのコストが上がるとか結局は行政サービスが行き届かなくなる恐れがあるといった記述があってしかるべきである。こういうことを書けるのは実際のコストのデータを把握している行政にしかできないもののはずだ。
つまり、秋田市の都市計画には都市経営コストという視点が欠けている。
その結果、割を食う秋田市民は『バス路線廃止』だの『冬季の除排雪』に毎年毎年文句を言わなければならないのだ。
どれほど無能な役人が揃っていることか! 市長は言うまでもない。

せっかく日赤移転後の14年間空き地だった場所が何とか建物で埋まった今、外旭川という周辺部の大規模開発は秋田市の都市計画ゲームにとってはラスボスになるに違いない。
もっとも、RPGでは必ずしもラスボスが最強というわけではないのでこのラスボスより強力な『何か』があると筆者は個人的には思っているが、今は触れない。
いずれにせよ、無能な穂積市長ではこの先の秋田市の舵取りは無理だろう。

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イオンタウン進出は秋田市都市計画(失敗)にとって”ラスボス” への21件のフィードバック

  1. 種子島太郎 より:

    いつも貴殿のブログ拝見しております。

    今回の話題であるイオンの出店に関しても同感であります。
    目先の雇用だけで本当にこの秋田が復活できると思っている行政の無能ぶりにいい加減あきれております。
    小さな政府とか行政というのは単なる数や規模ではなく能力を凝縮した高密度の行政力と考えると、とても今の秋田は程遠い…

    そんな気分です><

  2. Argus より:

     
    こんにちは。(こっちの時間ではおはようという感じですが)
    いつも適当なこと書いていますので、間違いがあればご指摘を。
    秋田市は合併特例債(秋田市は最大300億)の起債可能期限から逆算で考えて
    新市庁舎建設準備・来年度着工で一杯一杯でしょうから、イオンの問題は
    しばらく棚上げにされる可能性もあるかもしれませんね。
    ホント、市役所にたまに行くとあの黄色いゴミ袋に入れて捨てたほうがいい
    ような役人(あくまで仕事人としてですが)が多くて参ります。

  3. あきたしみん より:

    秋田市に住んでますが、末端の役人から、その他までクズそろいですよ。
    相手と交渉もせずに自分の考えを押し付ける。 
    住民票記載事項証明を取ったら、私の字が汚いのも悪いですが、申請者の私の名前を訂正されました(笑)
    首都圏だったら、普通の人なら怒り出す事を平気でやるのが秋田市。
    雪国だからこそ、コンパクトシティである必要があるのに、無駄に郊外が広がって都市が空洞化というのは、日本最前線でしょう。
    この先もトップスピードで人口が減り、財政力が無くなっていく事が明白なのに、郊外へ広がる重要施設。
    たぶん、ゴミについては有料化でもはや住民への押し付けが始まりました。
    除雪も昨年の大雪でなすすべもなく、街中モーグル状態で立ち往生多数。
    この先も同様の事が毎年繰り広げられるはずです。
    地方都市をレイプするイオンってのはいい表現ですね。
    弱った女を捕まえてレイプして全部しゃぶりつくされたら、放り投げられて野垂れ死にってとこでしょう。

    • argusakita より:

      あきたしみんさん、こんにちは。

      首都圏から秋田に移住されたのですか?
      何となくお怒りのポイントと気持ちがわかります。(^^)
      秋田では既にスタッドレスタイヤのCMが始まっていると聞きましたが、また冬に豪雪だったら同じこと繰り返すでしょうね。
      仕事も頭の中も単年度決算というのが地方公務員の資質だからこそ学習効果というものは無縁なのでしょう。(^^)

  4. argusakita より:

    今日、2年前のこの記事の参照が多くて不思議だったが、何か関連の記事が出ていたんですね。
    秋田市にイオンタウンが計画書を提出とか・・・。

    いよいよ、行政の許認可権+地元商業 vs 圧倒的な資本力+雇用2,000人 という『戦い』が時始まりますかねぇ?

  5. 山下 太朗 より:

    大変申し訳ないが参考までに、意見を。
    ①さて、農地転用の許可権者は、今回の事案の場合誰になるのでしょうか。おそらく秋田市が内諾うんぬん、と書いていますが、今回の事案で、秋田市は、農地転用の許可権を持っているのでしょうか。今回のような規模の大きい農地転用の場合の手続きはどのような流れになるのでしょうか。
    ②秋田市の総合都市計画にも触れていますが、都市計画マスタープランを変更する場合、秋田市だけで、変更決定できるものでしょうか。県などの同意、その他の手続きが必要になるのでないでしょうか。都市計画の中で、現在の場所は、どのような位置づけになっているでしょうか。
    ③市街化調整区域を市街化区域に組み入れる線引き(区域変更)を実施する場合、どのような手続きが必要になるのでしょうか。秋田市は人口が増加していて、市街地を拡大する必要があるのでしょうか。仮に市街化区域になった場合に、大規模な小売施設(1万平米をこえるもの)は簡単に立地できるものでしょうか。県、国等の調整は必要ないものでしょうか。立地に関して、中心市街地の活性化などの関係で、秋田市が条例化している規制にひっかからないものでしょうか。
      

    • argusakita より:

      山下さん、こんにちは
      休暇中で出先なので簡単に。

      >大変申し訳ないが参考までに、意見を。

      意見をする、なのか、意見をくれ、なのかわかりませんがご質問でしたら私がおこたえするよりも公的なものが正確でしょうからちょっと調べてみてください。

      1の農地転用については、農水省のこのページ

      2と3の都市計画、市街化調整区域については、いわゆる都市三法(都市計画法、都市再開発法、建築基準法)を眺めてみてください。
      秋田市の場合は2008年7月に中心市街地の活性化に関する法律で承認を受けていますからこちらも眺めてください。ここもわかりやすく書いてあります。
      秋田市の情報は、秋田市のHPの都市整備部都市計画課のページ地区計画のページでどうぞ。

      このイオンタウン進出の件は既に決着したものと思っていましたが、まだくすぶっているのでしょうか。

      • 山下 太朗 より:

         大変申し訳ない、こちらの真意が伝わらず。
        貴方に農地転用のリンクとか、開発許可のリンクを貼ってほしいわけではないのです。こちらは、質問する以上そういった件については、すでに十分下調べしてあります。
        イオンタウンの件は、決着したもの、ではありません。まぁ、決着というのは、許可が出ることなのか、開店することなのかわかりませんが・・。
         地元の商工会なども、イオンについて、この先どのような経緯をたどるのか、先を見通せていません。おそらく秋田市の担当者もそうでしょう。このホームページがそういう方々にとっても参考となれば、と思って質問したところでしたが、簡単にリンクを貼っておしまい、というのは、少しがっかりしました。
         具体的には、秋田市に対して商店会などから要望のあった「申請は門前払いしろ」とか、逆に「市街化調整区域を用途区域に編入しろ」という要望は、制度について理解が不足しているといえます。「おそらく秋田市側の内諾を得ているのだろう」というのも、同様です。
         いずれにしろ、少し時間が必要なようです。4月以降になれば、イオンも動き出すことでしょう。

        • argusakita より:

          山下さん、こんにちは。

          『意見を』 と書きながら、『~なのでしょうか』『~でしょうか』の3つは質問ではなく貴方のご意見でしょうか? ならば文末はそう書かれたほうが良いでしょう。
          開業を目指すならlink先のように行政の手続きは法律、条令に従って順序良く行われるでしょう。それ以外に無いでしょうから。

          3年後の秋田市がどうなっているかわかりませんが、商工会等の反対意見よりも数千人の雇用がぶら下げられれば御用メディアが誘導し首長がそれを優先すると思います。
          市長にやる気があれば外旭川新駅とセットでGOサインかもしれませんね。市長と知事はさほど仲良しじゃないそうですから、県側はそれこそ具体的な話が出たらねというスタンスは堅持するでしょう。
           
          しかし、公共交通機関が今のままで外旭川という外延部にできるということはそこまでの道路の除雪やその他インフラ、行政サービスがさらに必要になることでしょうから原資の心もとない秋田市に行政あるいは都市運営コストという感覚があれば諸手を挙げて賛成というわけにはいかないと思います。
           
          どうしても関東の規模で比較してしまいますが、越谷のレイクタウン、水戸内原のイオンモールや宇都宮のインターパークくらいの規模でも出来ない限りさほどインパクトは無いだろうと思いますし、秋田市商圏45万のパイが大きくなるのは可能性が低く、むしろ既存の御所野のイオンモールや茨島のイオンタウンへの公共交通機関やアクセスの整備をするべきだろうと思います。
           
          都市計画税の代わりに始めた(だろうと思う)ゴミ袋有料化を見ても秋田市のやることはイマイチ理解できません。
          個人的にはこの計画は立ち消えになるだろうと思っています。

          貴方は賛成ですか?

        • 山下 太朗 より:

          いまいちピンと来ていないようですので、単純な質問から始めるとしますか。
          ①今回の事案の場合、農地転用の許可権者、転用を許可する人は、誰ですか。端的に
           わかやすく回答おねがいします。
          ②「3年後の秋田市がどうなっているかわかりませんが、商工会等の反対意見よりも数千人の雇用がぶら下げられれば御用メディアが誘導し首長がそれを優先すると思います。」
          との意見です。これはこれで個人的な意見ですので、良いと思います。
           今回の事案の場合「首長がそれを優先する。」何を優先するのですか。イオンを優先するということだとすれば、首長というのは、誰ですか。秋田市長ですか? 優先するというのは、イオンを進出させるということだとすれば、農地転用等の許可関係は法律によって順序よく行われる、わけですので、何を優先するのでしょうか。速やかに許可するという意味でしょうか。「市長にやる気があれば、外旭川新駅とセットで」ということですが、市長のやる気で、許可できないものを許可するということでしょうか。端的にわかりやすく回答おねがいします。どうぞよろしくおねがいします。
           なお、私は、今回の事案に関して賛成でも反対でもありません。イオンにはあんまりいかないので・・・。コストコ、イケアがくるのなら別ですが・・・・。

        • argusakita より:

          おやおや・・・・
          1も2も許可権者は知事でしょう。
          (端的でわかりやすかったでしょうか?)

          賛成でも反対でもないなら議論する意味はないだろうと思いますが。

        • 山下 太朗 より:

           では回答を、1の農地転用許可権者について、今回の事案の場合、一体として利用する農地が4ヘクタールを超えるとみなされるので、許可権者は農林水産大臣となります。いわゆる「大臣許可」案件です。農地転用許可も、もちろん大臣の印のついたものですよ。ちなみに窓口は、東北農政局になります。
           どうも書いていることの認識が違うなぁとおもったら、やっぱりでしたか。単にリンクを貼るのと、理解するのはちがうんですねぇーーー。つまり、今回の事案は、知事がどう判断する、というレベルを超えたものなんですねぇ。
           よって、「秋田市が内諾しているだろうとか」、「知事が優先して」とかいうもんじゃないんですょ。
           また、次の質問に関しては、意味がさっぱりでしたね。知事が優先して何をするんでしょうか。まあ、ここはあまり、触れないでおきましょうか。

           では、取り急ぎ、次にいきましょう。秋田市の都市計画について質問します。今回の事案の土地、具体的には、秋田中央卸売市場の周辺の土地について、秋田市のまちづくりの基本整備方針はどうなっているでしょうか。端的にお答えください。
           では、次にそのような秋田市の基本的な方針に沿ったものは、具体的にどのようなものがあるでしょうか。できるだけ具体的にお答えください。

           また、賛成でも反対でもないから、議論する意味はない、ということでしたが、そういうことでもないと思います。商工会の方も秋田市の議員さんの方も、そもそもをよくわかっていないようですし、秋田市の担当職員は理解しているのでしょうか。みなさんの認識を新たにしたところで、やっと議論がはじまるのではないでしょうか。
           まあ、でもどちらかの意見にしたほうがおもしろいですし、私は、イオン賛成にまわっておきます。ラスボスっていうのは、敵ですからねぇ。

        • argusakita より:

          山下さん、こんばんは。(日本ではこんにちはですね)

          農地転用だけなら案件の面積から見て大臣許可でしょうが、案件は転用だけが本質ではなく市街化調整区域内の構築物建設が必要ですから案件の場合は知事でしょう。あそこは県道に面していますしその点でも知事でしょう。
          私に聞かずとも秋田市のことはHPでもご覧ください。

          ちょっと仮眠してヘルシンキに移動ですのでそろそろ寝ます。
          では、頑張ってください。

    • 県政やぶ睨み より:

      横から失礼。

      blog主さんが書いているようにこの記事が書かれた2012年にイオンタウンが計画アドバルーンを揚げたときは2016年度オープン予定だったと思いますが未だに影も形もないですし、殿様知事も昨年8月こんなことを記者会見で言っています。
      http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1407200384134/index.html

      「問題は、その開発計画の中身が全く分かりません。構想というものを見たことはありますけれども、あれはあくまでもポンチ絵でして、中身が分からないものですから、評価のしようがない、現在のところ。」

      立ち消えなんじゃないでしょうか?

      • 山下 太朗 より:

         いろいろと調べているようですね。ただ、知事のコメントで一番大切なところを逃しています。知事は、最後に、「具体論がないと、一義的に市が判断できない。市の判断の後に県が入っていく。」と述べています。
         つまり、現在は、構想というかポンチ絵しかないので、具体的なものがないと、市が判断できないでしょう。県としては、市が判断した後に入っていく。と言っています。
        また、「一義的に」と言っています。これは結構、深いなぁと感じています。まぁ、この意味は時間がたてばわかるでしょう。
         また、イオンが立ち消えでは、ということにについて、2015の新春にあたり、秋田のトップ75人に聞くインタビューが特集されました。確か秋田魁だったと思います。その中で、イオンタウン代表取締役社長の大門淳氏(秋田市出身)が、外旭川のイオンについて「市街化調整区域内の農地であり、ハードルは高いが3年後をめどに開店したい」という趣旨を述べていました。許可に2年、着工して1年という計算でしょうか。2015年の年頭に会社のトップたる人が、そういう話をするわけですからねぇ。立ち消えというのは、ちょっと甘いかと。
         イオンについて、秋田県の場合、似たような事例として能代のイオン(現在建設中)と大仙市福田のイオンがあります。興味があれば、調べてみてください。

        • 県政やぶ睨み より:

          大手企業がアドバルーンあげて秋田に来なかった例などいくらでもありませんか?

          秋田駅前の全日空ホテル、東急イン(東横インではなく)、古くは三越なども。
          大規模な雇用をちらつかせ有利に進めようとした大王製紙などもありました。

          せいぜい老朽化した土崎ジャスコの代替施設にホームセンターみたいなのがくっついた規模的には茨島イオンタウンの程度のものができるくらいだろうと予想しています。

          そもそもイオン自体がPB不評などで小売部門で売上げが激減しているそうですから3年後はどうでしょうか。

        • 山下 太朗 より:

           確かに、大手企業がアドバルーンをあげてこなかった例はいくらでもあります。確かにそうです。とはいっても、イオンはくるかもしれません。いままでの企業の例がそうだからといって、こないとは限りません。最悪のことを想定して、準備しておくというのがよいのではないでしょうか。
           まぁ、時間がたてばわるでしょうから、少し様子をみてみましょう。イオンの業績にも触れていますが、こちらも時間がたてばわかるでしょう。

  6. 風来坊 より:

    外旭川イオンやエリアなかいち、文化ホールでガタガタやっている間に、秋田駅西口周辺の再開発がまた浮上しそうな気配ですよ。あの辺り、改修不能でぶっ潰したニューシティよりも古い施設がけっこうありますからねえ。そこで、それらの建て替えを含めて市内の老朽化した建物を統合できる官民複合施設を造り、補助金を目いっぱい引っ張ってこようという魂胆だとか(当然、巷で話題の文化ホールやアリーナなどとは別物です)。秋田市のいうコンパクトシティなんて箱物を一ヵ所に詰め込むだけの計画ですから、案外・・・。

    • argusakita より:

      西口再開発の件はちょっと噂で聞いていましたが、どこかにニュースでも出たのでしょうか?
       
      コンパクトシティといった前向きな話ではなく、既存インフラ即ち上下水道、ガス、電気、通信といったものやゴミ回収コストのようなものを考えれば開発時とその後の運営コストから西口近辺が(引き算的に考えて)妥当なのでしょうね。
      JR秋田支社と緑色のビルのブロックにそれぞれ高層ビル(20Fクラス)が2棟建つだけで俄然違うとは思いますが。
      交通体系を考えれば既に駅前自体にさほど意味はありませんが、今以上に都市機能を分散して郊外に拠点を作るのは秋田市民が絶対にやめさせないと将来世代が莫大な都市運営コストを負担することになります。
       
      個人的には、秋田市の大規模な開発をするとしたら木内のブロック(駐車場も)、みずほ銀行とその両隣、旧農林中央金庫、みずほ銀行の後ろのメディカルモールの計6ブロック一括(あるいは段階的)開発と旭川の2階建て化(暗渠+親水公園化)、まさに中通1丁目1番地開発だと思います。あそこに秋田市中心部を持っていけば駅までの仲小路は自然と開発されていくはずなのですが、実はなかいちが非常に邪魔になる・・・。
      でも、大きな夢は秋田市の財政では既に無理でしょうね。大手デベロッパーか外資でも呼んでくれば別ですが。
       
      箱物は秋田の地場産業がほぼ土建業+附帯設備業ですからやむを得ませんが、行政が音頭を取ると予算の無さがモロに出て、貧弱な意匠的にも機能的にも面白みの無いビルになるのが残念です。あの美術館となかいちの建物はサイテー!と思っている人は多いんじゃないでしょうか。(^^)
       
      補助金というのがどこから出る可能性があるのか知りませんが、どのみち秋田県は秋田市以外は過疎化が加速して県人口70万そのうち秋田市が30~40万という時代になるでしょうから、秋田市が我侭に再開発していくことは必要だと思います。
      (それが結局は秋田市以外にも波及効果があるだろうと思います)

  7. 風来坊 より:

    まだニュースにはなっていないと思いますよ。でも既にお耳に入っていたのですね。いきなり核心を突かれてドキリとしました。再開発については一定の要件を満たせば、補助金などの助成が行われますし、安倍政権の地方創世も自由度の高い交付金を用意しているので、それをアテにしてるのでは。個人的に補助金頼りの再開発は変なのを呼び寄せる胡散臭いものと思ってます。
     

    まさに中通1丁目1番地開発だと思います。あそこに秋田市中心部を持っていけば駅までの仲小路は自然と開発されていくはず

    市役所を造れば自ずと商店などが張り付いて街ができたはずなのに、集客を見込めないばかりか、近隣と競合するような施設ばかり3つも建てたのは不思議なことです。特に美術館は建物の佇まいもコレクションも魅力がなく、あれで県外から人を呼び込もうなんて人をバカにしすぎだと思いますね。せまい土地にあれもこれもと詰め込んで、結局まったく特徴のないエリアになってしましました。どう足掻いてもあれは失敗に終わるんでしょうね。

    • argusakita より:

      過去のいろんな事例を見ても補助金の一発太郎は間違いなく失敗しますよね。
      >個人的に補助金頼りの再開発は変なのを呼び寄せる胡散臭いものと思ってます。
      同感です。(^^)

      なかいちも何度目かのリニューアルをしたと聞いていますが、肝心の美術館は何か目玉になる企画展でもありそうでしょうか?
      藤田嗣治の企画展くらいしか無いのなら、建物の規模から言っても名称を藤田嗣治記念美術館にしたほうがいいと思います。
      夏になると、ビアガーデンと屋台村が売り物になるという最悪の文化ゾーンです。

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