秋田の最終兵器は水資源・水商売?

モスクワに移動してちょいと商談。最近はダボハゼ状態で少し興味のある仕事の案件は一応お座敷に応えるようにしているがロシアの仕事はマンパワー的にちょいと難があり話だけは聞こうかとノコノコやってきた。午前中滞在しているベルルースカヤ駅近くのホテルで打ち合わせをしてさっさと帰国の予定。書類を作りながら飲んでいるミネラルウォーターが合わない。актива(アクティバ)という炭酸無しで硬度はさほど高くない気もするが(字が小さくて読めない)不味い。

ラトビアのリガで滞在していたホテルの朝食はカフェテリア方式(日本語でバイキング)であまり美味いものというか筆者の好みのものは無かった。どうしても朝からニシンの酢漬けは食えないし鰻の燻製もどうも苦手。やっぱりごく普通のハムやソーセージ、ヨーグルトとリクエストできるオムレツくらいが定番になってしまう(我ながら食い物はコンサバという自覚有り、かつ和食が最高と思う)。
この朝食で嬉しかったのがミネラルウォーターを4種類揃えてあって自由に選べることだった。2、3種類(ガス有無)というところは多いが、4種類というのは珍しい。ガス有りが1種類、残りは硬度の違う3種類。思わずメモして後でネットで調べたくらいだ。
・ゲロルシュタイナー(ガス有り、ドイツ、硬度1,310、超硬水)・・・シュマッハー愛飲とか
・フィンアクア(フィンランド、硬度14.2、軟水)
・サンベネディット(イタリア、硬度237、中硬水)・・・アリタリア航空御用達
・ベラ フォンタニス(イタリア、硬度1,864、超硬水)・・・牛乳並みのカルシウム含有

『水が合わない』という言葉があり医学的には含有されるNa、Mg、Ca、Kの量が違うことによる硬水、軟水が体に合う合わないだとされるが、これは本当だと思う。
若い頃イギリスやドイツで暮らしていた頃は炭酸の有無くらいしか気にしなかったが、いい歳になってから気付いたのが硬水を飲み続けると腹が緩くなるのだ(^^)。
そのためウィーンにいるときは、イタリアのフリージア(硬度64)かベルニーナ(硬度23)を探してまとめ買いしている。
よく旅行ガイドに『欧州は硬水で日本は軟水』などとザックリ書いてあるが、そんなことはなくて、ノルウェイやフィンランドは軟水が多いくらいだしイタリアも軟水はいろいろある。
実はミネラルウォーターといってもナチュラルとかナチュラルミネラルとかボトルドなどの区別があるらしいが、まあさほど気にすることでもない(^^)。

日本でも最近は国産はもとより輸入物も人気のようで、軟水のヴォルビック(硬度49)やエビアン(硬度304)、ヴィッテル(硬度307)あたりが有名だろう。ダイエットやその他の理由でコントレックス(硬度1,500)なども需要があるらしい。
しかし、筆者は日本にいるときは絶対にEUからの輸入水は飲まない。何故なら、EUでは殺菌しないことが義務付けられているため日本まで運んでくる間にカビが出る心配があるからだ。逆に日本では殺菌することが義務付けられている。

秋田でも白神山地の水(だったかな?)があるが、あれを輸出できないものだろうか。無論EUにはおそらく輸出できないが、ロシア沿海州と中東と東南アジアにはチャンスがありそうだ。
ロシア沿海州は未だに道路、橋、鉄道といった大型インフラの開発が主体で水道などはまだまだで飲料水は『買う』ことが当たり前だし、最近の日本食ブームもあるため『日本の水』という安心感は間違いなく一定の評価を受けるはずだ。白神山地のような採水ロケーションを考えれば有機物が多いことはやむを得ないだろうし殺菌の法的な問題は合理的で説明がつくと考えられる。
中東はオイルマネーにモノを言わせて南米パタゴニアの氷を輸入しようとしているくらいだし、海水の淡水化プラントも少しずつ進んでいるようだが飲料水はやはり『買う』世界だ。
石油の輸出で重要なホルムズ海峡は、実は彼らにとっては水の輸入の経路としても重要なのだ。そこがイラン問題で不安があるとすれば、水の問題は深刻なはずだ。
秋田からウズベキスタン、カザフスタン、モンゴルあたりを経由してサウジやカタールあたりに空輸する水で採算が合うように『日本の水、世界遺産の水』のブランドで付加価値を高めることも考えられる。今中東で大人気のキティやアニキャラを付けたボトルなら更に売れる可能性が高い。
東南アジア特にインドシナは、支那がメコン、メナム川上流に巨大なダムを作ったせいで下流のカンボジア、ラオスなどが深刻な飲料水不足になり、今後経済発展とともにそれがさらに深刻になってくるという予想がある。ベトナムなどに日本の水道事業そのものをパッケージとして輸出する話も聞くが、水道事業のマネジメントは日本人だからできるものというのが筆者の感覚だ。日本的な衛生観念、品質管理のきめ細かさと配管工事などはまだ発展途上の東南アジア諸国には荷が重いはずだ。まずは安全・安心な水を『買って飲む』ことを普及させるほうが現実的。

沿海州や中東、インドシナに仕事でもあれば筆者がチャレンジしてみたいが残念ながら今は縁がない。ここは秋田県や秋田市(航路を使うなら能代市あたりも)がフィジビリティ・スタディ(FS)をやる価値があるように思えるのだが・・・。何十人ものマンパワーが必要な話ではない。ほんの数人が現地へ飛び、調査し、電卓を叩くだけだ。

風力、地熱、シェールオイルと資源があってもそこで生まれる雇用や土地、設備による固定資産税はどんなものだろう?
シェールオイルは当分採算ベースにはならないだろうし、送電設備の整わないうちはいくら発電しても・・・。
ここはいっそのこと水商売で一発儲けさせてそれを次のプロジェクトに向けて欲しいものだ。水なら県内で生産から輸出、販売までほぼ自己完結できる。

さて、朝飯・・・までは時間があるな。
帰国便で近くに泣き喚く赤ん坊と五月蝿いオバチャンがいないことを祈ろう。

※ここで書いている白神山地の水は飲料用なら間違いなく水質検査をするだろうという前提で書いている。カドミウムや亜鉛などの含有量の少ないものを製造することが必要。

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