結局、県政の評価はこれに尽きる

議会質疑答弁を見たり新聞紙サイトを眺めるとそろそろ知事選や秋田市長選などを意識したものが多くなってきた。
秋田市は議会での質問を辞退する市議会の件が噴飯モノで呆れてしまうではないか。改めて市議会など町内会に毛の生えた程度の低レベルで市民の期待には全く応えていないのが明らかだ。無為無策の市長とともに市議会も廃棄処分してもらいたいくらいだ。ゴミ袋に詰め込むのでは袋が有料なためもったいない。市長の再出馬などとんでもない。厚顔無恥とは市長のためにあるような4字熟語だ。

県政は県政で、この4年間にあれもやったこれもやったし道半ばだといった知事の発言が空しく聞こえる。
いろいろな施策も最終的にはマクロな見方である人口の推移に如実に表れる。

population2013

人口が減っていく理由は何か? 誰でもわかる単純なことである。
・子供が生まれない
---> 子育て世代の年齢がいない
---> 生んでも経済的に安定した子育てができない
・若者が県外に出て行く
---> 小中学校で成果を上げた教育を生かす高校、大学が無い
---> 地元に就職先が無い
---> Uターンもできない
・企業が県外に出て行く
---> マーケットが小さい
---> 出先を畳み、他県に移動

秋田に生活の場(経済活動)としての魅力が無い、意欲(教育、就職)があっても地元にその受け皿が無いのだ。多少こじつけであったとしてもそれが減少しているから人口が減っていくのだ。
ガン予防、自殺対策、高齢者医療などにどんなに金をかけても最大値は生存している人間の数を維持するだけで、減少に微々たる効果はあっても増加には全く寄与しない。

1丁目1番地と声高に叫んでも雇用対策、産業施策が追いつかないため『働く場』が無く『所得』が無く生活ができなければ人口が減っていくのは明らかで、全くスピード感のない行政の仕事はあってもなくても変わりないとさえ思う県民が多いことだろう。
知事就任以降、失業率が改善したと言えるだろうか? 全国の傾向と同様の傾向だが東北6県では青森と最低を競っている状況である。一度でも全国平均を下回ったことがあるだろうか?

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有効求人倍率も同様に、青森と最低を争う状態で他の4県の改善傾向とは全く異なる。

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20121210-es-ratio-akita

人口、失業率、求人倍率、このマクロな数値と推移が県政の最終的な評価であり、これに無関係な施策などほとんど無く、あったとしてもそれに注力することは財政基盤を考慮すれば現状は無駄と言って良いくらいだ。

人為的に作られた韓流ブームなどに踊らされ、ブームが終わっているにも関わらず再度のドラマ撮影に県ばかりか多くの市町村がラブコール。竹島問題や馬鹿大統領の天皇陛下侮辱・冒涜問題など一切お構いなしで『1周遅れ』の朝鮮人観光客誘致。
カドミウム問題などに蓋をし続け、挙句の果てに『おいしい米』という評価も得られなくなったあきたこまちの今更の『食味改善』
BSE問題で停止していたアメリカ産牛肉の輸入再開など何年も前からわかっていることで、従来から定着している全国ブランドなどにも構わず『秋田県初のメインディッシュ産品』と自慢げに義平福を売り出そうとする無謀さ。価格と量でも勝負できないしブランドでも勝負できない。一体何で勝負するというのか?
千葉、埼玉、群馬の市場シェアを無視し『枝豆』を売り込んだものの『秋田の枝豆はおいしくない』と首都圏の市場で評価され・・・。何を取っても1周遅れのような施策ばかりだ。

観光キャペーンも、メディアへの露出度が高まったことは評価できても、観光地の宿泊実績は昨年も全国最低レベル。キャッチコピーやポスターといったイメージ戦略の効果が本当にあったのかどうか・・・。これからだという自己満足的な期待感には『では、いつから効果が出てくるのか?』と聞いてみたいものだ。
今後も『何それ国文祭』や『どこそれDC』のようなものを起爆剤にと意気込みは結構だが波及効果の具体性がさっぱり見えない。

結局、佐竹県政の4年間は、スピード感が無い、周回遅れという評価に尽きる。さらに、行財政改革、第三セクター、農協関連、林業関連の無駄にはほとんど手をつけず文句が出るのを回避する姿勢は、さらなる秋田県の停滞、後退しか招かない。

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結局、県政の評価はこれに尽きる への5件のフィードバック

  1. blogファンその1 より:

    全く同感です。
    あれやった、これやった、でも成果が出ないみたいな言い訳を許してはいつまでも秋田県が良くならない。
    究極の通信簿が人口、雇用・失業率で、あれこれ言い訳してもグーの音が出ないはず。
    これ以外の施策や結果は言ってみれば枝葉末節。

    『人減ってるじゃん!』
    これに果敢に挑むと明確に言う人に出馬して欲しいです。

  2. 除雪疲れ より:

    私も全く同感です。
    スピード感の必要なはずの雇用対策やもっと身近な除雪は素早い対応が
    感じられない一方で、クマ問題や瓦礫処理問題、韓国ドラマなどスピード
    感の必要の無いものはさっさと決める。
    知事に問題があるのか県庁の組織に問題があるのかわかりませんがスピー
    ドの必要なものとそうでないもののメリハリを感じません。

    ついでに言えば、公務員給与の問題は何故国と比較するのでしょう。
    もっと他の道府県と比較してみて欲しいです。
    財政に関する各種指標は全国で30番台、40番台にも関わらず給与だけは
    ちゃっかり上位10番以内にいて。おかしいって、これが一番おかしい。
    自分たちの議員報酬を下げたくない議員達が公務員給与に突っ込んでいけ
    ない。行政も議会も腐りきっているとしか見えないです。

  3. 不満居士 より:

    年寄りが首長で住民も年寄りなのだからスピード感というのは無縁かもしれないが、行政のあるいは政治家は結果責任で人口が減り続けていることに責任を感じて欲しい。
    生活に不安があるから子供を作らない、まともな企業が少なく働き場所がないから出ていく、秋田に魅力が無いから転入してこない。
    これら全てが行政の責任とは言わないが、せめて右肩下がりにストップをかけ維持するくらいまでは行政の責任が大きい。

    人口を増やし、企業を盛り立て、働く場所を増やし、社会インフラを充実させ住みやすくし健全な税収確保を目指すのが行政の仕事。それ以外は余計なこと。
    ギャンブルのような一過性の効果しか期待できない観光や他国のドラマなどに力を入れず、移住・定住を呼び込めるようなあるいは呼び込むような腰を据えた取り組みを何故やらないのか。

    殿様知事と無駄金遣いの議会や知恵の無い県庁職員には辟易だ。

  4. 選挙マニア より:

    久々の書き込みです。
    秋田市長選も県知事選も無投票再選の空気が出てきて非常に嫌な状態です。
    現職がそれぞれ2期目に突入となれば秋田県も秋田市もさらなる停滞、後退の道しかありません。どちらもほとんど何も実績が無いばかりか、人口一つとっても維持すらできていない。
    どうしても無投票再選は認めたくないですが、候補者が出てこないとなれば選挙を機会にやめてもらいたいという住民の意思の表示が出来なくなります。

    しかし公職選挙法では『落とすための投票』というのは無いので別の合法的な手段が必要です。
    そこで、知事選、市長選のそれぞれ供託金300万、100万を集めませんか?
    1人1,000円でそれぞれ3,000人、1,000人。誰か年齢的にも資格のある人を候補として擁立し、1,000円払った人は投票時に白票を投じる。
    当然無効票&落選になるでしょうが、白票が多い事実が選挙後に発表されますから少なくともやめて欲しいという意思は反映されることになります。

    全く生産的ではありませんが、その結果を見て現職が辞職したり、リコールを起こされたりして別の候補が出るまでの時間稼ぎ程度にはなるでしょう。

    以上、思い付きでした。

    • argusakita より:

      ご無沙汰です。
      本当にそういう極端な行動が必要かもしれませんね。
      地方の行政に失望して諦めたら身近な生活は絶対に改善されませんし、将来を担う子供たちに対しても無責任だと思います。
      前回山形県知事選で僅差で次点だった前山形県知事の齋藤弘氏は確か国際教養大に教員として活躍されているはずです。
      例えばそういう方に出馬して欲しいですねぇ・・・ただし加藤紘一の影響は払拭してもらうことが重要ですが。

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