TOEFLよりもIELTSを

ここ数年、筆者も仕事上での必要に迫られ歳にもめげずちょっと頑張っているといえるものが英語検定のIELTS(アイエルツ)だ。息子には年寄りの何とかといって笑われているが・・・。
日本では伝統的に英検がメジャーでここ30年ほどでTOEFLやTOEICなども普通になってきたが、英検を主催している日本英語検定協会が窓口でやっているIELTSはあまり知られていない。
ググってもらえばわかるようにこのIELTSはイギリスの、ケンブリッジ大学ESOL試験機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Education社によって運営されているもので、アカデミック・モジュール(大学や他の高等教育機関への出願のためのテスト)とジェネラル・トレーニング・モジュール(一般的な生活、仕事や、移住関係に関わる英語のテスト)の2種類がある。
個人的な印象としては欧州ではIELTSのほうがメジャーではないかと思うが、まあイギリスの機関の主催であることや旧大英帝国各国(カナダやオーストラリアなど)への移民の際の英語力証明で必須であることも大きいだろう。(2年間有効の証明書を取ることができる)
アジアでは支那がIELTSに熱心だが、日本や朝鮮はTOEFL重視の傾向があるように感じる。

IELTSの試験は、TOEFLなどと違って例えばリスニングの際にメモを取れる(問題用紙にメモしても良い)という違いが大きく、記憶力の落ちているオジサンにはありがたい。
また、アカデミック・モジュールは確かに語彙の多さも要求されるが、TOEFLほどではないように思われる。
アカデミック・モジュールは結構専門的な知識が必要なものも出るが、ジェネラル・トレーニング・モジュールでは広告や雑誌、パンフレットなどからの出題が多く、writingでも手紙を書くといったより実際的なものが中心で、なるほど移住したり留学したりしてすぐに英語が必要とされる場面を想定しているのだろう。
問題用紙にメモを取っても良いと言うのは我々nativeではない人間が仕事や何かで実際に使う手法であるから理にかなっている。
聞く、読む、書く、話すの4つの英語力はそれぞれ0から9のバンドスコアで測られ、受験をすれば最低の0は避けられる(^^)。
ここウィーンでもブリティッシュ・カウンシルの出先機関が試験を開催していて、年内にあと13回試験がある。
1回の試験は190ユーロで、昨年は円高で2万円以下だったが今は日本での受験料24,675円と大差ない。

日本ではほぼ大都市でしか開催されていないようで東北では仙台のみのようである。
英語圏の国に留学や移住をチラチラ考えている人はIELTSはお奨めだ。
どこかの殿様知事は公約で10年後(っていつだ?)秋田の高校生の英語力日本一を実現し、『秋田型英語コミュニケーション能力教育システム』を構築するなどと訳のわからないことを言っているが、TOEFLやIELTSに限らずまずはこういう種々の英語検定試験を秋田で年に何十回も受検できるようにしてあげたらどうなのだ?
そもそも中学、高校の英語教師の教え方もこれから大きく変わり、生徒と同じように努力が必要とされるのは明らかで、教師たちの各種検定試験の成績を公表させたりスコアの公表なども必要だろうに。(英語教師受難の時代)

日本に住んでいる限り、英語を使う機会などそうそう多くは無く、発音も文法も違うものなのだから話せなくて当たり前。
ニュース動画で見たが、東京オリンピック招致のプレゼンでの猪瀬東京都知事や安倍首相の英語、酷い英語だったが、照れずに真顔で堂々と話す。酷いがたぶん日本人には聞きやすい。必ずしも相手が英語nativeではないのだし、できればメモを見ないで話してくれれば良かったがあれで十分なのだ。
日本人は言葉を持たないから英語を話すわけじゃない。必要があるから世界共通語として英語を話すのだ。

実はウィーンにいる以上は、オーストリア政府公認ドイツ語能力検定試験の ÖSDのほうが大事なのだが・・・現実逃避も兼ねて、

目指すぞ、オールバンドスコア8台!!
(先はさほど長くないが、ライフワークになりそうだ(^^;))

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