気が付けば・・・スタグフレーションでは?

日銀総裁のクロトン(黒田氏)が従来の日銀の手法を完全否定するようなドラスティックな政策を発表し、こちらでもニュース扱いである。ユーロ高を嫌うドイツあたりの反応が見ものだがこれでさらに円安が順調に進めば支那や南朝鮮もまたまた近隣窮乏化政策(Beggar thy neighbour)だと騒ぎ出すだろう。北朝鮮からミサイル攻撃を受ける前に日本円による攻撃を受けた格好の南朝鮮は半島情勢の不安定化の危惧もあるようで外資が逃げ出し株価が続落している。北朝鮮もろとも逝ってよし。

アベノミクスの効果は間違いなく株価を見る限り市場も歓迎しているようだが、今のところウハウハなのは株を持っている資産家達だけだろう。ユーロ建ての契約の仕事を抱えている筆者のゴミのような会社でも円安は歓迎なのだが逆にコストが増えるものもあり痛し痒しだ。
気が付けば、日本ではこの4月からいろいろなものが値上げされ、その理由が為替やエネルギー価格上昇だそうで、外的要因による物価上昇(コスト・プッシュ・インフレ)と賃金の据え置きあるいは下落、これでは教科書にあるような典型的なスタグフレーションそのものではないか。

アベノミクスについてはそのギャンブル性も含めて筆者は他に選択肢が無い以上賛成で、行けるところまで行ってほしいと思うのだが、賃金上昇を伴わない物価上昇のスピードが速すぎるとちょいと心配になる。
日本のマスコミの報道を見ていると物価上昇もやむ無し、今はアベノミクスを推進すべしといった空気が感じられるが、あまりに急激な物価上昇もやむ無しの空気が全面的に強くなるのは生活者としても零細企業者としても現実的には受け入れられない。

民主党政権下で何度も為替介入しても数日で戻され円高が止まらなかったここ数年と安倍政権の口先(今回の日銀の発表が実質的な第一弾)だけでの市場の反応の違いは一体何だろうか。
無論、リーマンショック後のさらに輪をかけたユーロ危機のタイミングの悪さもあるのだろうし、何年も続いてきた円高の流れでそろそろ反転の時期だったのかもしれないが、筆者は民主党と自民党の大きな違いがそこにあると考えている。
世界を動かすいろいろな支配層や陰謀説もあれこれ読み物としておもしろいものの実体が間違いなく存在するだろうと感じるのは金融マフィアの存在である。
結局、民主党のような左翼(あるいは左翼もどき)には金融マフィアとの対話のチャネルが無かったのだろう。
ハトポッポなどはそれこそいい歳して子供手当てをもらう身分の資産家で金融マフィアとのチャネルを持っていそうだが『宇宙語』のために排除された。続くアホ菅は所詮草の根市民運動家であって国をリードするという重要な資質に欠けた。野ブタに及んでは船橋駅近辺の民潭関係者から献金を受けるような半島シンパで巨額のマネーが動く世界とのチャネルなどあろうはずがない。
一方、現政権の総理、副総理の祖父はポンド支配をドル支配に転換させたブレトンウッズ体制の大変化を見てその後の日本の舵取りをしてきた人間達だ。金融マフィアとのつながりが無いと見るほうがおかしい。少なくとも対話チャネルを持っているからこそアベノミクスのギャンブル的な側面を含めて受容されたと感じるし予め根回しが出来たのだろうと。
停滞することや動かないことをマネーは嫌う。アベノミクスで何かが動けば良いのだ。 

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(写真は新王宮の民俗学博物館のお金の系譜。何故かポンド紙幣が無く、円は夏目漱石の旧1,000円札、ドルは1ドル札)

それにしても、CPI上昇が2%になるまで円を刷り続けると世界に向けて発表できる日本はやはり凄い。
通貨発行は国家の主権そのものであり、EUのような共同体ではなかなか国家主権としてこれを実行できないし、ハード・カレンシーでない紙くず同然のウォンだの人民元ではこうはいかない。ハード・カレンシーだからこそこういう効果のある発表ができるわけで、可能なのはドルのアメリカとポンドのイギリス、そして日本だけと言ってよい。
この意味で日本人は誇りを持ってよいと思うのだが、案外日本人はそれを意識することはないかもしれない。
金融マフィアや支配層が大儲けした際のおこぼれができるだけ早く我々庶民にも回ってくることを願う。
さもないと教科書通りのスタグフレーションで若者が日本を脱出し、年金等の固定収入で暮らす年寄りたちは物価上昇で実質的な収入の目減りで死に絶える。年寄りに関しては10年も我慢すれば物理的に死に絶えるわけで、それはそれで良いかもしれないが若者がどんどん脱出していけば日本に明るい未来は無くなる。

othelo

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