既に改憲か護憲かではなく、どう改正するかだ

憲法記念日の昨日、こちらのニュースでは安倍首相のトップセールスによるトルコからの原発の受注について報道されていた。あの大震災を耐えた日本の原発という見方がされているのは『へぇー』という感じがしないでもないが、現在、原発をゼロから作り運用できる企業は世界に4社、そのうち3社が日本の三菱、東芝、日立(残りはフランスのアレバ社)なのだから当然といえば当然で、三菱がフランスのGDFスエズと伊藤忠と組んだコンソーシアムに太刀打ちできる企業グループは無いと言っても過言ではない。
排他的交渉権などは支那や南朝鮮を寄せ付けないためのバリアで実質的には独占的といっていいかもしれない。
ベトナム、ヨルダン、フィンランド、リトアニアと原発の国家的営業が続いているが、リトアニアでは住民投票で否決されたためペンディングになっていると聞く。
未だに収束どころか汚染水を始め課題が山積でさらに増加している福島の実情を考えれば、国家的な対外的営業が果たして説得力のあるものなのかどうか疑問は残るが、今後福島での廃炉や廃棄物処理の現実的課題や既存原発の再稼動を考えれば原子力関連の技術開発や技術者の養成は絶対に必要であり、そのためのワーキング・フィールドは必要だ。他国を実験台にするわけではなく、共同して技術開発・改良に努める姿勢が重要だろう(既にベトナムとはそういう人材教育から始めているらしいが)。巨大なビジネスではあるが、あまり銭ゲバ日本を前面に出さないでもらいたいものだ。

トルコでの記者会見でも明確に憲法96条の改正に言及した安倍首相だが、日本のメディアを見ると2/3と過半数の話があたかも憲法改正と直結しているかのような報道で違和感を感じる。あくまでも発議要件の改正であってその先に国民投票があることには触れないで報道しているのは非常に恣意的なものを感じる。左巻きメディアの多さというのは日本を危うくする。
もっと国民投票の重みを伝えるべきだ。現在筆者のいるオーストリアでは2回国民投票が行われている。ナチス・ドイツへの併合とEU加盟のときだ。アメリカには国民投票の規定すら無い。

ただ、直ちに現行憲法改正の必要な部分というのは案外少ないのではないかと筆者は考えていて、9条、15条、28条(15条、28条の公務員に関する部分)くらいをきちんとすべきでそこの中身を議論して欲しいものだ。特に15条は外国人の参政権に影響を与えるものできちんと外国人参政権を否定するようにしてもらいたい。
筆者も以前は手続きの96条改正が最初の取っ掛かりとしては必要だと思っていたが、今は自民党や維新、みんなに勢いがあり改正に好機である。96条などと姑息なことを言わずに堂々と9条、15条、28条あたりの改正を発議できるように選挙で衆参2/3を取り、国民投票にかけたら良いではないか。
今夏の参院選で2/3取れるかどうかは厳しいかもしれないが、可能性がゼロではない。
王道を行くべきだ。(筆者は全面的な自民党支持者ではないが)

護憲派の集まりは相変わらずの様子だ。
普段は基地反対、オスプレイ反対といった具合に反米(正確には左巻き連中の反米は、反・米共和党なのだが)のくせに、その嫌いなアメリカに押し付けられた憲法だけは擁護するという不思議な連中で、誰が名づけたか知らないが『平和憲法』という名前とその幻想に酔っているとしか思えない。
9条があったから、あるいは9条を念仏のように唱えてきたから日本が戦後侵略されずに平和だったのではない、日米安保条約と核の傘があったから平和だったのだという事実に目を向けない連中の話はどこか嘘くさい。

自民党の憲法改正草案は現状と対比する形で書かれていてわかりやすい。これは国民投票できる国民は一度目を通すべきだ。読売や産経の草案もなかなかおもしろい。
しかし、現在の立憲国では憲法は国家を縛り、法律が国民を縛るという解釈が正しいとすれば、現行憲法は細かすぎるし自民党などの草案も同様に細かく、国民の義務といった(国民に対しての)縛りが多くどうもいただけない。自民党案が圧倒的な賛同を得られない理由の一つではないか?
勤労の義務などはアメリカの草案に当時の左巻き連中が追加したものだし、納税の義務なども旧大日本国憲法の踏襲であるため、そういう些末なことは法律で留保しておけば良い程度のことだ。

取り敢えず96条改正に向かうのも一つの方法だとは思うが、この発議要件のハードルを下げることは少々不安があるのも事実だ。
まかり間違って左巻きが政権を取った場合、憲法第1条すら変えられてしまう可能性がある。何しろつい先ごろまで3年間アホな左巻きの選挙互助会が政権を取っていた実績もあり、日本人は騙された経験があるのだ。
従ってもし自民党が96条改正に成功して、9条改正などを行った後はもういちど96条のハードルを戻すべきだとさえ思う。

学生時代にこの憲法は少なくとも筆者が生きている間は変わらないと諦めを感じていたものが、ひょっとしたら今年か来年にも変わるかもしれない。
少々興奮ものではないか。
takaichi
高市早苗氏、天理教信徒で閣僚就任には問題もあるが政治家としては時々いいことを言う。最近は政調会長になってから特に作り笑いが不自然。
愛想笑いなどせずにもっと自然体でやって欲しいものだ。

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