どういう伏線があるのか? ~橋下市長の発言~

橋下市長の発言が世界のあちこちでニュースになっている。

bbc20130514
橋下市長本人は『慰安婦のような制度(仕組み)が必要だった』と言ったように受け取っていたが、さすがにBBCは見逃さない。『慰安婦が必要だった』とサクッと摩り替えている。
同じようにオーストラリア、南朝鮮、アメリカのABCなどもそう伝えていて、『System(仕組み)』と伝えているのはJapanTimesくらいか。
筆者のような便所の落書きblogならまだしも、公人の発言にしては不用意すぎる。
ただでさえ南朝鮮の大統領報道官のセクハラ・スキャンダルで米、南朝鮮が騒いでいるときに日本からそういう話題を提供しては日本が南朝鮮と同列なSEX大国的な印象を持たれるではないか(^^)。タイミング悪すぎる!!
もう少し頭のキレる人物と思っていたが、これではまるでちょっと目立ちたがりの若僧ではないか。いや、何か伏線があるに違いない。

ましてや、沖縄の米軍に風俗の利用をと勧めたなどという発言はあまりにストレートで馬鹿げたもので、アメリカは建前論で返すにきまっている。
本人は『合法である風俗を』と言ったつもりだろうが、日本人のほとんどがパチンコと同様に風俗がグレーなことは既知で単に売買春の勧めと理解したに違いない。
アメリカは売買春が違法(ネバダ州を除く)であるため、例え沖縄でも軍の責任者が『そうですね』などと答えるわけが無い。
一方、欧州を含む多くの国では売買春は合法であったり公娼制度があるため、基地近くで軍人相手のそういうシステムは当たり前といえば当たり前で話題にもならない。
売買春の問題は善悪ではなく既に職業として認知されドイツのように健康保険まである国が多いし消費税(付加価値税)の対象でもある。また、世界的な流れは職業としての売買春は容認のほうに流れている。

そういう世界の事情を橋下市長が知っているのかどうか知らないが、今回の発言は少なくとも国内に一石を投じることになるだろうし、ひょっとしてそれを狙った確信犯なのかもしれない。
公娼制度を、あるいは赤線特区を認めよ。
そういう主張が伏線ならば今回の発言は理解できる。

筆者も公娼制度を復活させるべきだと考え、過去にも
赤線特区を作ろう(2011/02/15)
あの産業もアリか・・・(2011/11/14)
と書いてきた。
もし、産業、雇用といった側面でまともに公娼制度を論ずるならば、戦時売春婦問題や沖縄米兵の犯罪の問題などとリンクさせずにきちんと(?)論じて欲しいものだ。

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どういう伏線があるのか? ~橋下市長の発言~ への2件のフィードバック

  1. 普通のおばさん より:

    こんにちは。
    赤線、公娼復活など信じられません。
    人身売買や女性の人権、尊厳を無視した意見は恥と思ってください。

    • argusakita より:

      こんにちは。

      そういう反応、メールで以前から沢山貰っています。
      慰安婦(戦時売春婦)の問題は女性に関わる問題ですが、私が書いた赤線や公娼の制度に関しては『女性限定』というつもりで書いていませんよ。誤解があればそこは反省しますが、今は売春というのは売るのが女性、買うのが男性という図式だけではありませんよ。逆も沢山あります。
      人身売買という側面は男女関係なく厳格な監視が必要ですが、売買春に関して女性の人権だの尊厳だのというコンテキストだけで考えるのはその考え方が既に性差別なのです。おわかりですか?
      どこの国でも不況で雇用が少なく、低学歴・低スキルの労働者の受け皿としてある程度の許容をする、HIVなど公衆衛生の面からの管理が社会として必要などデメリットを上回るメリットがあるから今も続いているのでしょう。(欧州では移民の問題が大きいですが)
      売買春が絶対ダメという普遍的な根拠でもあるなら世界中で取り締まるはずです。
      欧州にいるとゲイ、レズを始めとして性に関する固定観念は崩れて麻痺(慣れ)しますが、日本だってレズビアンだとカミングアウトした国会議員が誕生したんでしょう?
      ドイツなど外相がゲイで自分のパートナーと公の場に現れます。
      少しだけ固定観念を変えるとかパラダイム・シフトによっていろいろ変わるはずです。日本でもデリヘルだとかのアングラなお金も闇の世界に消えないで済むでしょうし。デメリットだけではありませんよ。

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