立候補者に『共通試験』を課して欲しい

アベノミクスの成長戦略第3弾スピーチの動画を見てみた。(しかしねぇ、首相官邸がYouTubeですよ、YouTube(^^))
終了後に市場が株価下げで反応したように何となく過去に言われてきた成長戦略と何が違うのかよくわからない『・・・に取り組みます』的な話だけだったように感じる。
あれだけスピード感を持って外交を建て直し・拡大させている安倍政権のブレーンにしては肝心の内政があまりにも物足りない。
本当はもっと明確なポイントを絞った成長戦略があるのだろうが、それを発表すると既得権益の破壊や新たな格差が生まれたり、弱者切捨てが明らかにされるため選挙前の遠慮が働いているのだろう。
海外に出ている筆者のような零細企業にとっての具体的な何かを期待したが、三本柱が、
「女性の活躍」
「世界で勝つ」
「民間活力の爆発」
ではブレイク・ダウンしてもらわないと何が何だか・・・。

秋田に関係するのは、特区でも大学の話でもPFIでも無さそうで、イノベーションとしては能代火力のような石炭火力発電の充実くらいか。
『2020年に農林水産物・食品の輸出額を1兆円にします』
は秋田にも関係ありそうだが、安倍政権が考えることと秋田県の実態の乖離は筆者のような素人が見ても大きそうだ。
ただ、今回のスピーチではあまり農業改革には触れていない。選挙前に農協の800万票(プラス創価学会の800万票)を敵に回したくないという理由だろう。
医療分野でのレセプトの電子化にも触れていたが、技術的にはほとんど完成しているといっても過言ではないこの分野はコンピュータ絡みが課題ではない。
問題は秋田市のように高齢化(内科医の平均年齢は65歳以上)した医者達が電子化についてこれないことによる普及の遅れ、きょうかい健保のような『仕事しているのかどうか不明な』天下り団体による管理・運用なのだ。
この辺はどんな戦略を立てても無駄、徒労に終わるものだ。

ちょうど参院選が目前なわけで、候補者にはぜひアベノミクスに対する賛成、反対のそれぞれの意見をいくつかポイントを絞って聞き比較してみたい。
従来のように候補者側の言いたいことだけ言うバラバラの『公約・政策』では選挙民は比較が難しい。選挙民が聞きたいことで比較したいのだ。
例えば、農業の振興についてはどの候補者も異論はないだろうから、まずは現状の問題点の認識度合い、その問題の解決手順、解決法などを論文形式で共通試験を受けてもらいたい。

<問>
下記のキーワードを全て用い、日本及び秋田の農業問題と今後の農業について論じよ。

農地法、農地の貸借、農業生産法人、農業委員会、農振法(農業振興地域の整備に関する法律)、都市計画法、農協法(農業協同組合法)

受験問題ではないので満点は無いが、キーワードを必ず全て用いることで、その候補者がどの程度農業の現状に造詣が深いか、あるいは問題意識を持っているかがわかるではないか。
この試験は、専門的なデータくらいは検索できるようにネット環境だけ与えた密室で個別に制限時間を与えて行う必要がある。
回答は、修正無しにそのままネットや新聞に掲載するのが望ましい。
文章で、人柄や教育・教養の水準もわかるというものではないか。

手袋をしてニコニコしながら爺婆相手に『***です。よろしくお願いします』と握手するといった『口先と人柄』だけで勝負する従来型の候補者など最初から不要だ。
国会議員として、国政引いては選挙区地元に対する問題意識とそれに伴う選挙民の意見を吸い上げられる資質を持っているかどうかを見極めたいものだ。
他にも、教育、産業振興といった大問を数個与える共通試験が望ましい。

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