秋田県で早く取り組んで欲しいこと(GMO、GMC対策)

日本ではマレーシアで始まったTPP交渉に注目が集まっているようだが、こちら欧州では同じように環大西洋貿易投資パートナーシップ(TTIP)がそろーりと立ち上がってきている。
TPPの場合、日本にとっては農業への壊滅的な打撃が予想されているが、いずれ聖域などは時間をかけてなし崩しにされることはある意味規定路線で、金融、医療・保健、電力、公共事業などもアメリカのペースで進まざるを得ないだろうと筆者は見ているが、TTIPの場合は貿易よりも金融、投資の領域での包括的な協定を主眼に置いていると言われる。
とにかく、TPPとTTIPでアメリカのルールをベースとしたルール変更が進むのだろう。

農産品・製品については日本(当然、もし秋田も農業が基幹産業だというなら)は欧州を見習って欲しいものがある。
それは、徹底した食品のGMC(Genetically Modified Crop:遺伝子組み換え作物)やGMO(Genetically Modified Organism:遺伝子組み換え生物)の排除だ。
これはEUが一致団結して排除の姿勢を固めているため、さすがのアメリカもなかなか手を出せない。
もちろん、一切排除してGMC、GMOを手がけていないかと言うとそうではなく、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアでは一部の野菜や花などが生産され、その派生である蜂蜜なども売られている(食品混入は0.5%まで許容)。ただし、GMO、GMCの表示義務は案外厳しいらしく、加工食品のラベルにはその手の一文が書かれているものも結構ある。

現在の遺伝子組み換え作物・生物のTOP10は、テンサイ、ジャガイモ、トウモロコシ、トマト、カボチャ、ゴールデンライス(β-カロテン含有米)、ダイズ、綿(綿実油)、そして複合的な動物用飼料と『鮭』(食用サーモン)である。
専門家の記事などを読むと、驚いたことに世界で最も多く輸入しGMOを食べているのは日本人のようだ。当然、科学的な試験と根拠に基づいて日本では消費されているはずなのだが、日本人が一番食べていると聞くと何となく気持ちが悪い。日本人はモルモットか?

遺伝子組み換え作物・生物はあれこれと想定されるデメリットだけではなく、例えば発展国の食糧事情を支えるための高収量や農薬耐性の作物やサーモンのように世界的に需要が高まっていることに応えるために早生で大きくなるものといったビジネス面でのメリットもあることは確かだ。
隣の支那が遺伝子組み換え作物・生物に非常に熱心だと言うことも食料を大量に輸入している日本としては気になるところだ。バレなきゃ良いという国柄はやはり信用できないし・・・。

植物の交配を時間をかけて人工的に行ったり、秋田犬を交配で生み出すといった時間をかけたものはどこか安心感が漂うが(^^)、遺伝子工学で突然生み出された動植物はどうも不安だ。
筆者のようにあとは適当に死ぬだけの人間は多少の放射能汚染食品と同じように遺伝子組み換え作物からの食品を食っても良いとは思うが、将来、次の世代の親になる子供にはできるだけ避けて欲しいと感覚的・非科学的に思ってしまう。いつだったか、どこかの港の周囲で遺伝子組み換え植物のタネが芽を出し育っていたのが確認されたといったニュースを見ると、食物連鎖や自然交配で生態系に具体的な影響がありそうで少々恐ろしい。
ジュラシックパークのストーリーは全く可能性のない話ではなく、人間の力で生物界を完全に制御など不可能である。放射能(や被曝)のように数値で捉えられるものよりも恐怖感がある。

秋田県や農協(金融・商社としての農協は無くなったほうが良いが)にはぜひ、遺伝子組み換え作物・生物の排除、遺伝子組み換えを取り入れない農業を今からアピールして欲しい。
安心感のある農産品・食品はTPPに対抗する一つのポイントにもなるはずだ。
早くこんなロゴでも独自に作って秋田県産農産品をアピールしてはどうか。

stop-gmo-gmc
(我ながらセンス無いなぁ・・・(^^))
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