田沢湖供養仏集落の土石流は本当に天災なのか?

ある件で秋田の地元の新聞紙などを見たら、田沢湖スキー場近くの供養仏集落の土石流の問題が出ていて、最近は何故か洪水のニュースが気になる。
供養仏集落の場所はどの辺かとマップで見てみた。

senboku-mapphoto

ついでに、仙北市のハザードマップでも確認してみた。
ん? 土石流が起きたのは先達発電所の導水管上部の右岸か・・・。

senboku-hazardmap
斜面に構造物を作ってその脇から崩壊しているとなるとその構造物の工事やメインテナンスや導水管の漏水などが原因ではないのか?
先達発電所は東北電力のものだが、管理はグループ企業の東星興業(株)で見張所も上流にあるではないか。雨が続いている際に導水管の巡回等はしていたのだろうか。

殿様知事は、地元なだけあってさっそく補正予算(数十億円)を手当てし道路その他の復旧に当てるようで、激甚災害指定も要望しているようだ。
さらに別途で追加で亡くなった方々に弔慰金(数億円)も出すそうだ。
こういうのだけは対処が速いですねぇ。

それにしても、集落の名前が供養仏、川は先達川、亡くなった6人の平均年齢は69.5歳。
やるせない気もするが、こんな危険が予測されていたところに住むのは自由だが、災害の結果莫大な復旧予算や弔慰金を行政が出さねばならないのは少々腑に落ちない。特に天災なのか人災なのかがよくわからない場合だ。
同じ公金を使うのなら、もう少し安全な場所に移転してもらうとかの事前対策は出来なかったものか? 住民のエゴか、行政の怠慢か・・・。
まあ、亡くなった方もいることだし突っ込んでも仕方のない話ではあるが、同じような箇所は県内に多数あるのではないかと想像してしまう。

これ、天災ではなく大部分が人災では? ウヤムヤにしないで欲しいものだ。

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田沢湖供養仏集落の土石流は本当に天災なのか? への11件のフィードバック

  1. 佐々木 より:

    あのあと現場を見てきました。
    同じ印象です。
    ところが、「あの建物がなければこんなことにはならなかったなや」と、いう声がどこからも聞こえてこないのが不思議です。
    ♪ ねぇきみ 二人でどこへ住もうと勝ってなんだが、川のある土地へ住みたいとおもっていたんだ ♪
    という井上陽水の歌をおもいだします。
    福島の問題とオーバーラップしますね。

  2. 地獄耳 より:

    まあ、『大人の解決』ってやつでしょ。
    訴訟を起こしたりしないという一筆取って口止め料をどこかが負担。
    よくある話。
    アシアナ航空もこのあいだの着陸で中国人にそういうやり方で1万ドル
    配ると言っているそうだ。

    マスコミも何も突っ込まないし、行政もマスコミも腐りきってるのが秋田県。

    • argusakita より:

      佐々木さん、地獄耳さん、こんにちは

      やはり秋田でも変だなと思っている人は多いんですね、きっと。
      地すべりというのは、専門家じゃなくても裾広がりになるのは皆知っていますが、あの地すべりはスキー場のコースのようにほぼ等幅で滑っている。あれ見ただけで不自然だなと思う人は多いはずです。

      県議会(録画ですが)見ていても、現場検証などよりも砂防ダム建設を急ぐような口ぶりの答弁はおかしいでしょう。
      ただ、犠牲者が出ているのでもし万が一管理者責任となれば業務上過失致死で刑事事件になるでしょうから、迂闊なことは書かないようにしましょう。

      仙北市の市長は知事が兼務しているわけではないでしょうが、何か業務分掌がおかしいと感じるのは私だけですかねぇ。

  3. ようやく供養仏の土石流の航空写真を見ることが出来ました。国土交通省の報告PDFにありました。

    それにしてもさきがけ新聞社、本当に新聞社としての機能を果たそうとしてませんね。ホームページのデータ容量がないのかもしれないけど、数日で新聞記事が消えるのはかんべんしてほしい。

    もしかしたら、後であれこれ突っ込まれないよう意識的に消してるのじゃないかと疑いたくなりますね。

    本題に戻って。

    確かに約40mの幅で崩れてますね。地図で見ても谷が崩れたわけではなさそうですし。

    上の施設からの放水が原因だったとしても末広がりに広がりそうな気もします。私からは。もしかして、40m幅でそこだけ植林年数が少なかったということはないのかな? ただ、上の施設は崩壊にかなり関係していることだけは確かでしょうね。

    • argusakita より:

      >それにしてもさきがけ新聞社、本当に新聞社としての機能を果たそうとしてませんね。

      地元記事以外は共同通信の配信記事でしょうから、その兼ね合いだろうとは思いますがほんの数日でlink切るのは『書き逃げ』に近い。
      私の落書きだって何年もそのままにしてあるのに・・・(^^)

      等高線見ると一応谷地形に沿って崩れているのでしょうが、結構深層部分で崩れているということは大雨(どれくらい続いたのか私は知りませんが)の影響と言うより何らかの水ミチが深層部にあって一気に崩れたのでしょう。となると上部の導水路から斜面を下る導水管のジョイント部分なんてのは怪しいと思うのが合理的でしょう。
      そこから定常的に漏水していたなんてことはないのでしょうかね?

      調査委員会等がフラットな立場の学者であることを願います。
      (確かに原発立地の断層判断の識者と似たような話)

  4. 石澤直也 より:

    先達発電所の導水管は上流から引かれていて、崩壊した上の尾根の頂点に一時的に水を溜めるプールがあります。あの豪雨の最中に上流で取り入れた水は満杯の状態で流れ下ってきて、このプールに出たところから再度導水管に入りますが、猛烈な勢いで流れ下ってきた水は導水管の圧力から開放されてプールからそのままの状態で導水管を流れ下るはずはありません。次からつぎと流れ下ってくる水はあっという間に溢れて、その溢水はプールの東側に溢れていました。その跡は写真などに写っており、その水は導水管の下をくぐって右側に出て崩壊地に出ていました。
    つまり引き金は導水管に入りきらなかった水が溢れて斜面に下ったから斜面崩壊を起こしたのが真実だと小生は考えます。
    発電所の所員が導水元を締め切って一時的に止水していたらあの悲劇は起こらなかったと思います。導水管の東側で少し離れたところに谷がありますが、ここでは崩壊は起きていません。
    崩壊地は尾根の斜面で谷にはなっていないので導水管が中ったら崩壊は起こらなかった筈です。
    小生はこのことを県には通知したのですが、無視したようです。

    • argusakita より:

      石澤さん、こんにちは(こんばんは)

      地元ではどういう評価になっているのか、あるいは調査検証委員会みたいなものが検証中なのかどうかわかりませんが、あの一連の写真を見たら少しでも土木の知識みたいなのがある人は『人災』を頭に浮かべるはずですよ。
      過失致死という字句がボンヤリ見えるのは福島原発に似ていますね。

      東北電力、その下請けの東星興業(株)、秋田県、仙北市に責任は無いのですか?

      歴史的に左翼の空気が強い仙北で今回の件を糾弾・告発する動きが見えないのは少し意外な感じです。牙抜かれた年寄りの左巻きだけになったんでしょうね。
      熊の『熊権』は騒ぐ市民団体とやらも今回の『犠牲者』のいる事件は自然災害で終わりなのでしょうか。
      だから左翼は嫌いなんですよねぇ・・・。(と関係ないほうに行っちゃいましたが)
      亡くなったのが年寄りだからそっとしておこうというのは間違いですよね。

  5. 地獄耳 より:

    この話題というか【事件】は秋田DCにとってはマイナスだからね。
    いってみれば新幹線も止まる稼ぎ頭の田沢湖、角館周辺で、
    「土石流は人災だぁ~」 「婆ちゃんを返せ~」 「東北電力、秋田県、仙北市は金で解決するのか~、うやむやにするなぁ~」
    なんて叫ばれたら観光客も引いちゃうよな。

    昔の【虫けらのなんとか】みたいに、秋田DCが終わったらきっと本になってマスコミが飛びつくと思うよ。

    亡くなった人たちには合掌。

  6. 呆れ顔 より:

    国直轄の砂防ダム工事が始まりました。
    コンクリート造りで高さ10m、幅118m。
    お値段、4億3千万円

    ハザードマップで該当するその集落に一体何人住んでいるのか、どういう年齢の住人たちなのかを考えたら、少し安全な場所に移転してもらうほうが合理的なんじゃないですかねぇ。
    地元の人たちは一体どう考えているのでしょう。

    こういう単純な工事で税金が使われるのをみると、地方のどうしようもない自治体は人命に関わらない程度の自然災害(私も今回は人災だと思いますが)が定期的に起きないかなと本音では強く願っているんじゃないかとさえ思えてきます。

  7. 知りたがり より:

    blog主さんの予想が的中しそうですね。
    秋田大・丸山名誉教授 土石流「人的可能性が高い」(AABニュース)
    ——————————————————————-
    去年8月仙北市の先達地区で大雨により起きた
    土砂崩れで6人が亡くなる事故が起きました。
    事故後様々な研究機関が事故の原因や再発防止策を
    検討しています。
    秋田大学の丸山名誉教授が土砂崩れは
    自然現象で起きたのではなく人的可能性が高いとする
    調査結果を発表しました。
    秋田大学の丸山名誉教授は土石流が発生してから
    度々山を登るなどして調査を続けてきました。
    公開講座では仙北市先達町内の町内会長など
    40人余りが参加しました。
    丸山名誉教授は山頂にある
    発電所の建設時に出た土砂の量について
    電力会社が把握している量の4倍以上あった
    可能性に触れました。
    また、土石流は短い間隔で2回発生していて
    2回めの方が被害が大きかったとする痕跡も示しました。
    ——————————————————————-

    • argusakita より:

      現役教授なら言えないものを名誉教授が指摘。
      東北電力も少し・・・が足りなかったのかな。
      裁判まではいかないでしょうね。

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