日本の技術・知財管理の緩さはそのうち首を絞める

筆者の事務所からカールスプラッツ方向に歩いて15分ほどでウィーン工科大学があるのだが、ここの知り合いの教授からの連絡で朝からブラブラと出かけてきた。
現在、この国立大学は再来年に向けて増築・改築中のため工事現場が多く、そこを抜けてようやくたどり着いた。
ドップラー効果発見のクリスチャン・ドップラーを生んだこの国立大学は大きな都市のど真ん中にあるにも関わらずいくつかの建物の中に数千の小部屋で研究が行われていて大きな実験施設などは無いと言ってもよい。
日本なら大学の研究施設が手狭になってくると郊外に移転となるところだが、こちらは実験施設などは企業が持っていたり複数の国の研究機関が共同で施設を持つなどと日本とは研究スタイルがずいぶん違う。言ってみればどんどん企業と大学が密着して『良い研究』『しっかりした成果』を追求しなさいということか。小さな研究部屋は理論専門家向けというわけでもないだろうが実に狭い。
日本の場合は、似たような研究を同じような駅弁国立大学で研究したり非効率なものが目立ち、アカデミックな世界で競争原理が働かないため私企業が密着してプロジェクトを進めるなどということは滅多になく、その代わりにこそこそと進めるためあれこれと癒着や便宜供与が問題になることがある。
日本で大学の淘汰が進まないのは大学の教員の雇用確保が優先されるせいだと思われるが、一部のやる気のある大学や先端技術分野を除けば相変わらずいつまでたっても役に立たない象牙の塔ばかりの状態に見える。iPS細胞の山中教授も同じようなことを考えているのだろう。

この大学の中でちょっとあるモノを見せてくれるというのでついて行ったところ、途中のある区画は許可者以外は立ち入れないことになっていた。筆者は許可も受けていないし外国人のため当然入れない。何を研究しているかは想像できる場所であったが、そういう研究施設や研究内容の機密保持は重要だ。
資源の無い日本にとっては高度で産業応用が近い研究などは知財として非常に重要なものだが、その管理は大学等の研究機関では意外に甘いことが多い。
先端企業や公的機関や研究施設では立ち入り禁止区画の設定や情報漏洩に対しての管理はある程度進んでいるが、日本の大学では関連の出入り業者が比較的緩い管理をされている。学術交流のために外国人の客員や留学生などを受け入れているところは管理もなかなか難しいが、留学生も含めて研究者の管理や情報管理をきっちり進めないと日本はそのうち自分の首を絞めることになりそうな気がしている。
幸か不幸か日本のマスコミは一般的に科学技術に造詣が深くないため、研究内容が詳細に報道されることは無いが、産業スパイ、アカデミック・スパイは大学が最も危ない場所だろうと思われる。
何しろ隣国の特亜は泥棒のような国家ばかりであり、あらゆるもののパクリを屁とも思わないプライドも倫理観もない国である。

製造技術を真似され、その売り上げで成長している特亜は多少の研究をしている部分はあるが、軍事関連等に限定されている。
それ以外は日本やアメリカから人と技術と情報と機械を『金』で買えば良いと考えているフシがある。
特定のライフサイクルの短い商品等の製造技術等であれば人件費等の考慮から盗まれてもどうということは無いものもあるが、基礎科学のようなものは後々影響が大きい。今の日本ではアベノミクスの重点成長分野として、医療、エネルギー、農業、次世代インフラが挙げられているが、これらを支える基礎科学・研究も重要な知財であり将来の日本のメシの種である。(それがわからないのは糞民主党のレンホー達だけだ)

iPS細胞関連だけではなく、宇宙、天文、ロケット、深海、素粒子物理学、新素材、メタンハイドレート、などなど泥棒国家が手がけていない分野で日本は先を行っている。その成果をパクられてしまうのでは大きな損失だ。特に国が税金から資金を出しているものは全国民にとって損失なのだ。
アカデミックサイトは、研究成果を公開しそれに対する評価、批判に答える必要もあり、それを行って初めて成果が認められるためオープンである必要もある。
しかし、人材、情報、成果の野放図な流出・漏洩には何らかの歯止めが必要なのではないだろうか。アカデミックサイトにいるからといって『世界市民』ではないのだ。また、研究機関への外国人の参加(特に特亜)はそれなりに参加費を払ってもらう必要があるはずだ。

一般に研究者は清貧な場合が多い。あるいは何らかの事情で日本の公的機関や企業から声がかからない場合もある。
この研究者は在日なのか、金で顔を引っぱたかれたのかどうか知らないが、知らない間にどんどん漏洩していく一つのパターンであることは間違いない。

信大教授が韓国研究機関の諮問委員に 炭素複合素材研究(聯合ニュース)


信州大学 特別特任教授

この教授は2002年からノーベル化学賞候補でもある。カーボン・ナノチューブは将来の日本のメシの種ではないのか?

PS. この教授の研究室は特亜からの人間が多そうだ。参加費はどうなっているのでしょうね。

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日本の技術・知財管理の緩さはそのうち首を絞める への2件のフィードバック

  1. 機械屋 より:

    オリンピック開催地予想から偶然ここに飛んできました。おもしろいblogです。

    blog主さんの書いていることよくわかります。
    私は機械系のエンジニアですが、例えば
    ・自前でエンジン開発もできないような企業が自動車を大量に生産、販売している。
    ・CPU開発もできない企業が世界中の携帯を牛耳っている。
    こういう状態が日本の雇用を奪ったわけです。

    日本もかつては外国の技術を真似することから始めたことは確かでしょうが、その後独自の研究開発をして現在があるはずです。
    先端技術に限らず、省エネ、環境のような日本ではある程度成熟した技術や人が特に半島に流れているのは放っておいて良いものだろうかと思います。
    独占する必要はありませんが、パイオニアメリットがなければ新しい研究開発の芽は出てこないと思います。
    本当に半島と中国は無くなって欲しいと思いますよ。笑

  2. 百姓その1 より:

    科学技術だけではありません。
    農業分野でもこうです。
    技術研修だのという名目で朝鮮や支那から人を受け入れるのは泥棒にドアの鍵を渡すようなものです。

    下記、コピペですが南朝鮮関連の事例です。

    韓国が日本のイチゴもパクリ
     http://www.youtube.com/watch?v=XhKcGuY6ndA
     日本で品種改良されたイチゴの海賊版、韓国から日本に逆輸入…生産者を脅かす
     http://news.nna.jp/free/news/20090114krw004A_lead.html
     韓国に流出した日本品種のイチゴ・・・韓国での売り上げ年間700億円! 日本に逆輸入される事態に
     http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1232002230/
     偽物を追え~アジア知財最前線 【韓国】<知財特集>海賊版イチゴ、日本に逆輸入 ロイヤリティー交渉は決裂
     https://news.nna.jp/free/tokuhou/060503_asa/09/0115a.html
     【佐賀新聞】希少イチゴ苗千株盗難 「返して」と農家 大和町
     http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1599141.article.html
     栗、イチゴ、シイタケ、ナツメなど韓国産農産物の60%以上が日本品種の無断栽培
     http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1162219823/
     ロイヤルティーが高すぎる! 韓国農家が悲鳴 日本へのイチゴロイヤルティー支払わず
     http://blog.goo.ne.jp/pandiani/e/58dcd084b4e7cd4268024bf97bf00f58
     論山イチゴの「奇跡」~日本のロイヤリティ要求退け、国産品種開発。日本種にKO勝利するまで
     http://unkar.org/r/news4plus/1259016781
     農産物種子の90%以上が日本産…ロイヤリティー4年間200億ウォン
     http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1161703557/

     和牛の冷凍精液盗まれる=「日本一」の宮崎で-県畜産試験場 2009/04/07
     http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009040700293
     口蹄疫発症地域からの韓国人研修生受け入れはずっと断ってきたのだが、農水省や民主議員の強い要望で実行になった。
     2009年10月 宮崎県内の農協で 宮崎牛の冷凍精子1,300本が盗まれた。
     2009年11月 農協の近所の畜産業者で「口蹄疫」に感染した牛が発見される。
     2010年 韓国は「韓牛」という名の新ブランドを立ち上げた。和牛にそっくりな韓国牛になるという。

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