欧州にとって重要な日曜日(22日)

今日、欧州にとっては大きなインパクトがある出来事がある。
一つはドイツの連邦議会下院選。与党キリスト教民主・社会同盟が勝つことは間違いないが、最低賃金制度の導入や富裕層への増税による『社会的公正』の実現を訴える最大野党の社会民主党がどこまで票を取れるかが注目だ。
日本の自民党VSプロスト・パーティという図式ではなく、野党はそれなりに主張に支持がある。

メルケル首相の3選は間違いないところだが、社会民主党が大きく伸びるとドイツも対外政策以上に内政に向かわないといけない。
イコールEU内でのドイツの役割に影響し、独り勝ち状態のドイツが消極的になれば欧州の景気回復は遅れる。

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(量子化学の博士号を持つメルケル首相。秋田もこれくらいのスーパーな女性が出てくれば再生できるかも・・・)

もう一つ、支那のボー・シーライ(薄煕来)の判決が現地時間午前10時(日本時間11時)に発表されるはずだ。

BoXilai
おそらく重い刑の言い渡しだろうが、死刑は無さそうな見込み(あるいは条件付死刑)のようだ。
どんな判決が出ても2ヶ月以内の上級審への控訴が行われるという観測だが、支那のことだ予想外の判決も無いとは言えない。
この判決次第によってはボー・シーライ支持のいくつかの軍区や上海閥の動きあるいは支持する民衆の動きが活発化すると予測されているため支那の政治が流動的になる可能性もあり、イコール支那に肩入れしているEUの企業などにとっては大きな影響がある。既に製薬会社などがターゲットにされている。
筆者の仕事も一応は欧州の景気に左右されるし、あるプロジェクトの関連もあり、どちらの行方も注目せざるを得ない。
日本ではボー・シーライの判決くらいは何かを左右するだろうか。

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欧州にとって重要な日曜日(22日) への4件のフィードバック

  1. argusakita より:

    ボー・シーライは予想通り財産没収、無期懲役。
    これは将来の復権に望みを残す支那の常套手段で、これなら大規模な国内のボー支持派による動乱勃発は先送りされる。
    上級審で今度はCCP側がどう出るかまだ注視かな。それまで『病死』しなければだろうが・・・。

    • 巡回親父 より:

      こちらのblogを時々拝見させてもらっています。
      多岐に亘る記事非常に興味深く、引用先なども明確でヒマがあれば必ずクリックして見てしまいます。

      薄熙来(ボー・シーライのほうが確かに外国人という感じで正しいと思います)の裁判ショーは写真でしか見られませんでしたがなかなかのもので、昔の4人組裁判を思い出しました。
      薄熙来は身長が180cm以上あるそうですが、その彼が小さく見えるように両脇の警官は元バスケの選手で長身の者を選抜したのだそうです。
      北京オリンピックでもそうでしたが演出を好む中国人らしいショーですが、見え透いたというか安っぽいのも中国スタイルなんでしょうね。(笑)

      今後も楽しみに拝見させてもらいます。

      • argusakita より:

        巡回親父さん、こんにちは

        なるほど、じゃあ両側は2m近いあるいはそれ以上の大男なわけですね。
        メンツというか表面的なものが大事な支那らしい話です。
        空母なんかも似たようなものでしょうが、私の関係していた仕事でもそういう感じのもの多かったです。(^^)

  2. argusakita より:

    ドイツ下院選は微妙な結果。
    メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(Union)が得票率41.5%で大勝したものの連立を組んでいたFDP(自由民主党)が得票率4.8%で議席を失った(5%以下は議席を取れない)。
    単独与党が無理なためこれから連立相手を探すことになる。
    社民党(SPD) 25.7%
    左派党(Linke) 8.6%
    緑の党(Grüne) 8.4%

    首相はメルケル3選でも左と大連立が必要というのは、EUや南欧救済よりも国内問題を優先しろという声が無視できなくなる。
    保守中道路線から保革大連立。うーん、微妙だ。FDPが消えるのは大きいな。
    EU景気回復は若干遅れるな。ムニャムニャ・・・・。

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