親御さん達にもメダルをあげたい

やはり五輪は特別なようで、本来の実力を出し切れず残念ながら前評判通りにはメダルに手が届かないアスリート達が多い中で、スノーボード・ハーフパイプ男子の平野君(15)、平岡君(18)はまさにアッパレだ。感動した!
若いが故の怖いもの知らずという見方もあるだろうが、五輪以外での大会での経験で負ける怖さも知っているはずで、それを克服しての大舞台での活躍。とにかく文句なしだ。

soc14021203310017-p2団体でやるスポーツとは違ってああいう個人による競技は孤独で、単純な数値目標の記録との勝負でもないだけに、本人の努力と周囲、特に家族の応援は並みではなかっただろう。
小学生から一つの競技にのめりこむのは、その競技がマイナーであればあるほど周囲の子供たちとの距離が広がるだろうし、下手をするといじめの対象にもなるだろう。
親も、スポーツだけではなく勉強もして欲しいと思うのが親心としては必ずどこかにあるはずだ。
筆者も子供たちにある競技をやらせていたが、やはりある段階でプロを目指すような才能や運ではないと見切って親も本人も頭を切り替えて引退させ勉強させた記憶がある。やりたいことだけで世の中進めないということを教えるのも親の仕事だからだ。
子供に人生の半分くらいギャンブルをさせるわけにもいかないし、親も子供を使ってギャンブルするわけにはいかない。
普通の子供と同じような進学、進級をしないとなかなか窮屈なのが日本の社会なことは誰でも知っていることで、凡庸な親子は普通そういう選択をする。

しかし、この2人の親はそれらを超えて(表現は悪いが)キチガイになって一緒に歩んだのだろう。きっと人生のステップやスパンについて独特な考え方をしているに違いない。
この勇気と実行力にはひたすら敬意を表したい。子供のいる親なら誰でもそう思うのではないだろうか。
日本は、アメリカのショーン・ホワイトのようにアスリートが賞金稼ぎをし、スポンサーがガッツリ着いたりする国ではない。
ひょっとすると、この2人がそういった日本のプロスポーツのあり方を変えてしまうのかもしれないが、今すぐとは思えない。

ある意味子供と一緒にキチガイになって進んだ親たちに敬意を表したいし、もしできればこの未成年者2人の表彰台には親御さんも乗せてあげたいではないか。

ただ、この2人が上位3人がwaitするシートで、互いにあまり会話も無く、滑り降りてきた他のアスリートと一言二言交わすこともなく妙にじっとしていたのが単なる幼さなの緊張によるものなら良いのだが、あまりに自己の世界に浸っているだけなのだとしたら、少し心配な気もしないではない。ボードを通じていろんな世界の人間と関わって欲しいものだ。

いずれにせよ、この2人と親御さん達は日本に帰ってきたらそこにあるのは別の世界と人生になっていることだろう。マスコミは酷いからなぁ・・・。

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