絶望的な秋田の現実を見ない脳内お花畑の年寄り達

最近は秋田の新聞紙サイトもすっかり見なくなったが、まーた総合文化施設とかいうハコモノ論議が始まったようである。
ただでさえ秋田県や秋田市の現実を憂いている県民・市民が圧倒的で、あの長期間すったもんだの『エリアなかいち』も2年と持たずあちこちからタメ息が聞こえそうなのがウィーンからでもわかるくらいなので現地秋田では当然ながら最初から否定的な意見(実はそれが真っ当な建設的正論とも言える)が多数なことだろう。

秋田県・秋田市文化施設整備構想検討委員会の名簿、議事録、各委員の主な意見が県のHPで見られる。開催日は、
第1回 2013/8/7
第2回 2013/9/4
第3回 2013/10/16
第4回 2013/11/20
それぞれPDFだが、何故かHPにupされたのは2014年1月24日で、当初から非公開のつもりだったのかと勘ぐってしまう。
パブリックコメントも募集したらしいが1月17日で終了。

なんだこりゃ?

もともと県民・市民の意見など聞く気は無い。どうせ聞いても低レベルで馬鹿な県民・市民の意見などロクなものは無く、16人(以内)のいわゆる有識者、役人もどきの意見に含まれるはずという前提があるからこういうことを平気で行うに違いない。

マスコミも御用メディアばかりだから当然そんな面妖な成り行きは指摘もせず、興味や関心の的がどこの場所にいくらの予算でどんな規模で作るのかにしか目が向けられないように操作しているとも言える。

委員とされる出席者はそれぞれの分野で著名な方もいるし筆者も個人的に知っている人もいるのであまり悪口は言いたくないが、一言で言えばダメの集まりである。
地元で頑張ってきたかもしれないが、結局現在の秋田を見れば何のインパクトも与えられなかった敗者とも言える連中である。中には単に業界団体で年功序列で『長』の肩書きがついている方もいる。

委員の主な発言で『人口減少』といった現状認識を見据えた単語を使ったのは秋田経済研究所の松渕委員と青年会議所の加賀屋委員だけである。まあこの2人はそのうち外されるか交代だろう。
特に松渕委員は『なかいち』の検証の必要性、それをせずに新たな文化施設という説明の必要性についても厳しい(当然だ!)指摘をしている。これ以外の意見らしきものは、はっきりいって後期高齢者の老害意見に等しい。

全編役人の作文でありこの委員会自体がその作文の追認会議体、アリバイ作りの意見募集も作文に都合の良いものだけそのうちHPに掲載されるのだろうが、新年度予算の『調査費用』計上が決定した後であろうことは想像に容易い。いつものパターンである。

これに輪をかけたように知事が『中途半端なものをやるくらいならやらないほうが良い。200億はかかると思う』という主旨の発言をしたそうだ。たった200億かい!?
相変わらずである。

何故毎度毎度こうも馬鹿と間抜けが集まるのか不思議で仕方がないが、思考法や議論の材料が後期高齢者クラスの老害を集めても屁のツッパリにもならない。
大学生や20代のやる気のある若者に世界中の文化施設、ホールでも見て回らせてそのレポートでも公開し参考にしたら良いのだ。
サンクトのマリインスキー劇場でも見せたら、本格的なバレエには観客席と同じくらいの奥行きのステージが必要なのは子供でもわかるし、キエフの国立オペラハウスでも見せたら、フルセットのアイーダを公演するには幅がどれくらい必要かも直感的にわかるはずだ。しかもどちらも観客席は意外なほど数は少ない。そのバランスの考え方を指摘する委員は今回の出席者には皆無だ。無論、予算上そのまま適用するわけにはいかないのだが、中途半端じゃないということはそういうことだ。

人口だけではなく、最近の日経によれば地価下落率も他の追随を許さない圧倒的な日本一の秋田県。
秋田の無能役人、間抜け知事、暢気な市長は長中期的な秋田の見通しをどう考えているのか・・・。

脳内お花畑の年寄りたちがまた秋田に『のようなもの』をつくろうとしている。地場産業も思考法も何もかもが土建屋なのだろうか。

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絶望的な秋田の現実を見ない脳内お花畑の年寄り達 への15件のフィードバック

  1. 個人的に、文化ってなんだろう、秋田県にほんとうに必要だろうかと考えてます。衣食足りて礼節を知るという段階が秋田県の現状で、武士は食わねど高楊枝と言える段階は終わっている気がしてます。簡単に言うと厳しい家計で文化に金が出せるか、ってことです。

    リンクしているpdfは斜め読みさせてもらいましたが、総合文化施設を作って外貨を獲得? 謎の発言でしたね。G7の会議を秋田県で行おうということでしょうか? それとも単に秋田県外からお客さんを呼ぼうということでしょうか? クールジャパン? カタカナ言葉はなんか騙そうとする人が意識的に使ってる気がする。少なくとも秋田県発のものでクールな(いかしてる)ものは何なんでしょう? コンベンション? 調べたら会議とか集会とかを意味する言葉でした。そんなもん、生涯学習政策時代に大量に作った公民館を使えばいいじゃないか。コンベンションに特化した施設の例として韓国? まだ韓国と言ってるんですか。斜め読みでもこんなに疑問点が出てきました。

    やっぱり文化って何なんだろうって思います。音楽に絞っても、演歌を聞きたい人、ロックを聞きたい人、ジャズを聞きたい人、クラシックを聞きたい人と様々なのだから、生演奏が聞ける飲み屋さんが増えてくれたほうが文化的かもしれない。行政の作る箱物は文化とは全く関係なさそうですね。

    • argusakita より:

      コンベンションに関しては秋田市が確かレンジロー君のときに秋田コンベンションビューローとかいうのを作ってPRしたはずですが、いくつかの専門医の学会程度で終わったような印象ですね。

      文化とはユビキタスなものですよん(^^)。
      確かに生演奏が聞ける店が多くあるといいですね。
      個人的にはパリ、モンマルトルのラパン・アジルのようなシャンソンが目の前で聴ける・見れる飲み屋があったらいいなぁ。

      朝鮮オシは秋田県は異常の領域。

  2. 茹で蛙 より:

    こんちは。久々の茹で蛙です。
    私も元匿名希望の傍観者さんと同じくそのPDF類を読んでみました。
    ええーっ!と思う発言ばかりで呆れてしまいました。こういう人たちが秋田の有識者というかご意見番なんでしょうか?

    個人的にずーっと思っていますが、秋田県や秋田市が何か事業をするときに「文化」というキーワードが必要なんでしょうね。誰にも批判されたり文句言われないキーワードだからです。
    そんでもって最近はそれに加えて「防災・災害」が加わった。これらのキーワードを入れたら無駄遣いもなんのその。胸張って無駄遣いできるわけです。
    最近秋田市では立派なクリアファイルに入った津波ハザードマップが各戸配布されました。あれ一体いくらかけたんでしょうね。
    そもそも大陸棚の遠浅の広い秋田沿岸で巨大津波が来るという想定自体物理的に怪しいと聞いたことがあります。(日本海中部地震でも気の毒に亡くなった子供たちはいたものの磯にいたわけですし)
    雄物川河口近くや土崎に住んでいる人たちはあんなマップ見なくても3年前の大震災のときに危ないときはどうするかぐらい考えているでしょうに。
    新しく転入してくる人たちに市役所で配ればいいくらいのモノではないでしょうか。

    新たな無駄遣いの魔法の呪文「文化」「防災・災害」

    長文失礼しました。

    • 事情通 より:

      ハザードマップですが、あんなもの出したら普通は地価の評価が下がって
      騒動になるのですが、秋田の場合はどんどん原野程度の地価に向かってい
      ますからへっちゃらです。実は津波によるハザードマップよりも<液状化
      マップ>のほうが地価特に住宅地価格に影響があるので、さすがに秋田市
      はこれは各戸配布などはしません。かつて秋田市のHPにありましたが今は
      どうでしょう。
      今住んでいる場所が価値ゼロどころか危険だよって言われたら苦労して買っ
      た人たちが怒り出しますよねぇ、普通。

    • argusakita より:

      >新たな無駄遣いの魔法の呪文「文化」「防災・災害」

      全く同感。(^^)

  3. 木っ端役人 より:

    えー、行政の本音は、

    「人命が失われない程度、かつ復旧に地元土建業者が対応可能」な自然災害は大歓迎なのです。激甚災害指定なんかされたら祝杯モノです。死人ゼロでこれは難しいですが。
    膨大な器材・人力投入で短期間に修復可能であってもそんなことはまずしません。複数年度に跨って少しずつ。これでしばらく雇用も確保できるわけですから。
    天から降ってきた恵みの公共事業のようなもので優先順位がグンと上に行きますしね。
    首長も「全力を挙げて」と言うだけで人気に寄与しますし。

    野放図に道路作って維持もままならない箇所などは大雨や地震などで復旧=更新ですから(笑)。
    そんなことでもない限り予算が出てこないのが秋田に限らず地方自治なんですよ。

    不等沈下や冬場の路面磨耗でボロボロになってきた横山金足線などは、地震か何かで大規模に複数個所陥没や地割れでも起きないかと….。

  4. ちんあなご より:

    秋田県は高度成長期から人口減少が始まって50年。 地価も日本一安い。

    秋田県しか知らない人間を集めても、衰退しか知らないのですから、秋田県らしい結果になります。
    考えてることは 「今夜はどこで呑むかなぁ?」 くらいしか考えていません。
    海外経験や、県外経験を問うべきでしょう。

    ナカイチで100億円、市庁舎で130億円、文化施設で200億円・・・無駄遣いに関しては天才的。

  5. あじさい より:

     ハザードマップが配布され、???クリアファイルに入って、とても大事そうに見える書類だけど、これってどこにしまっておくの?防災リュックに?冗談でしょ。とりあえず、地図を広げ、自分の家を確認してざっと読んだので、2階に住む息子夫婦に渡しました。たぶん彼らは読んだら捨てるでしょう。クリアファイルだけは外して…。全戸配布の意味が解らないです。
     そして、次の日、Argusさんのブログを見て驚きました。ドキドキしながら、PDFをしっかり読みました。ああ、泣きたくなりました。反論のしようもないほど、まったく同じでした。二十数年前から、行政の求める審議委員会の在り様は変わっていないのです。何の成長もないまま、おっしゃるとおりアリバイ作りです。
     おそらく、ハザードマップもアリバイ作りのようなものなのでしょう。
     どうしたらいいのでしょう。私はただ嘆いているだけしかできません。
    秋田の行政に絶望的なものを感じてしまいます。1歳の孫が私の年(62歳)になるまで、60年。秋田はもつでしょうか。科学者が50年、100年後のことを考えて研究しているように、政治家や行政マンも100年後を見据えた街づくりをしてほしいのですが、無理な要求のようですね。孫たちの秋田脱出を計画する方が賢明かもしれません。
     私の住む近くの田んぼに立つと、太平山が大きく両手を広げ、白鳥たちが帰り支度を急いで、大空を群れを成して飛んで行く光景が見られます。
     美しい秋田の風景が好きです。
     60年後の秋田はどうなっているのでしょう。ある市議に聞いたところ『心配しなくても、それまで生きていないから。』と言われました。私は生きていなくても、秋田には生きていてほしいのですが。

    • argusakita より:

      確かにあのクリアファイル立派ですね。仕事で使っている一束いくらの安物でも十分なのにと。
      大災害や画期的な少子化対策がないまま60年経ったら県の人口は40万切るんじゃないでしょうか。
      湯沢市や潟上市で市庁舎が出来たり作っているようですが、これらはそれぞれ最後の市庁舎でしょうね。

      >私の住む近くの田んぼに立つと、太平山が大きく両手を広げ、白鳥たちが帰り支度を急いで、大空を群れを成して飛んで行く光景が見られます。
      >美しい秋田の風景が好きです。

      ホント、この時期の早朝と夕方は鳴き声で思わず空を見上げてしまいます。
      風景は多種多様で、秋田県は本当に恵まれています。
      馬鹿な役人たちさえいなければ・・・。

  6. ちんあなご より:

    秋田県は最速で衰退しているけど、佐竹知事になって更に加速しました。
    それでも無選挙で続投ですから・・・呆れます。

    しかし、【嘆くべき時期】は終わったと思うます。
    【将来的には移住すれば良いんだ】という前向きな気持ちを持ったほうが良いです。
    住みやすい所はいくらでもあります。

    問題は、日本国債の国内消化が数年で限界という話が、最近になって金融関係者らから出ている事です。
    秋田がダメになるより、日本の財政破綻のほうが早そうです。
    今こそ食料生産を大事にすべきだと思います。

    • argusakita より:

      国債の国内消化の問題は確かに水面下で深刻になりつつありますね。
      県債や市町村債もそろそろ秋田銀行が『引き受けません』ってなったらどうなりますかねぇ。

      食料生産ですか・・・。
      日本人がだんだん食べなくなっているものを作っても仕方がないわけで、何かこれ!ってものありますか?

  7. ちんあなご より:

    日本の財政破綻の報道はこれから増えるでしょう。
    それを見て、「田舎で農業やりたい」という人も増えると思われます。
    (経済危機のギリシャでは自給自足求め田舎へ移住する人が増加しました)

    秋田県は不動産価格が最も安い地域で、空き家や休耕地が余っています。
    これを40歳以下の転入者に格安で貸す制度を作れば良いと思います。 (農業経験者は60歳までとか)

    人口対策、景気対策、農業対策になります。
    一言で言えば 「国内移民」

    • 知りたがり より:

      農業に期待して都会から来た若者が直面するのが、既に役割を終えて既得権の塊や排外主義に凝り固まっているもの。
      例えば農業委員会や水利権など。新参者が入れる世界じゃないと諦め。あるいは民主的に、透明化をなどと言い出すと昔の『アカ』同様相手にされない、村八分。
      農業を法人化させて、こういった一般にあまり知られていない部分が表に出てこないと食料生産だの農業の産業化などはうまくいかないと思います。
      何とかならないものでしょうか。やはりArgusさん主張の農協、農水省解体・再編でしょうか。

  8. 斉藤 より:

    正直 都市計画にお関してもこの混雑した市内の中で朝早くから遅くまで平気で宅地造成工事をしている住民は困っているけど誰も文句を言えない状態です。しかも工事するにあったてほとんどの業者は県・市に申請をしていないようです。まあ、泣き寝入りですね!これによって古くから住んでいる土地価値が下がり不便になり暮らしていけない状態になるでしょう。自然災害に関しても誰が責任とるのでしょう?実際に市の職員は工事において現場を見ていない。県警生活安全課とも話しましたが明確な答えはありません。みんな癒着しているのでは これでいいのでしょうか?正直この世の終わりみたいなもんですね!

    • 一市民 より:

      はじめまして

      工事の騒音に関してですが、お住いの自治体の条例がどうなっているかにもよりますから、まずは自治体の係(苦情係がわからないときは聞いてください)に電話します。
      おそらく、ほとんど動いてもらえないかもしれませんが一応筋ですので。
       
      次に労働基準監督署にタレこみます。ここが、建設業にとっては一番恐いし癒着できない組織です。騒音・振動・粉塵、何でも状況を話します。
      その後は警察と消防です。この3つは必ず現地を確認に来てくれます。
      相手の業者に特定されそうな場合は、事情を話して匿名にしてもらったほうがいいかもしれません。
      泣き寝入りする必要はないですよ。

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