ご満悦の安倍首相

安倍首相の訪欧も後半に入ったが、フランスでは国賓待遇、スペイン、ポルトガルでも各首脳から非常に手厚いもてなしを受けとにかくご満悦な表情が各国ニュースで流れている。ドイツ、イギリス訪問時とはだいぶ温度差がある。
さらにOECDの議長国として基調講演を行った際には、事務総長の Ángel Gurría (アンヘル・グリア:メキシコ人)から滅茶苦茶リップサービスたっぷりの紹介を受け傍でニコニコしている。
Ángel Gurría も準備してきたスピーチで『日本が帰ってきた!』『東北の人々の素晴らしさ』(宮沢賢治の名前も出していたかな)と賞賛。アベノミクスの3本目の矢に大いに期待していると親日ぶりを発揮。
(そういえば夏にはメキシコ訪問が予定されているんだっけ)

OECDは日本は加盟して50年(1964年4月28日加盟)になるが、現在の34カ国による世界最大のシンクタンクと考えてよい。
支那(加盟のための調査中)は加盟していないし、南朝鮮(1996年12月12日加盟)は現在それどころではない事態のため安倍首相としては好きなことを言える状況であることは間違いなく、結構運の良い人なのかもしれない。

日本ではどう報道されているかあまり見ていないが、安倍首相曰く、
『かつての世界経済牽引役のエンジンが帰ってきた』
『日本は長い間続いたデフレを脱却しつつある』
『法人税改革(減税)を進める』
『ロボット技術で介護等を中心に<産業革命>を起こす』
と結構大きな風呂敷を広げて見せた。
さらに不在の支那を意識してか、TPPを始めとした経済圏を知的財産権など共通の価値観とルールを共有する国々と構築するなどと表明した。
基本的には国内向けのアベノミクスに関するトークそのもので、海外向けにややオーバーに脚色しているだけで相違は無い。

France Japan安倍首相としては今回の訪欧はOECD、NATOでの講演も行い外遊としては大成功だったとご満悦だろうが、少し前の支那のシー・ジンピンの訪欧時の各国でのトップセールス・商談で数字が出てきた実務訪問的なものと非常に鮮明に違いを見せた気がする。
ただ『力による現状変更を認めない』の繰り返しは余計だった。
ウクライナにこれを適用するなら、大統領を追い出したクーデター以前に戻さねばならない。(プーチンにここを突かれたらまずいっしょ)

結果はまだまだだろうが、他の閣僚も欧州にいたりして、こんなに動き回る内閣はここ数十年でピカイチだ。この第二次安倍内閣はなかなかの働き者内閣であることは認めないといけなさそうだ。

ブログランキング・にほんブログ村へ
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)


広告
カテゴリー: 国際・政治, 海外 タグ: , , , , パーマリンク