少子化対策には短命化、低学歴化、重婚容認を

ウィーンでW杯中継を見る場合、夕方6時、夜9時、深夜0時がキックオフタイムのため仕事を含めてまあまあ普通の生活ができるが、やはりどこか寝不足。明日パリを回って帰国予定だが日本では深夜早朝のTV観戦になるはずで時差ボケを解消しないように昼夜逆転を保つかなどと無謀なことを考えている。昨年あれほどシンドイ思いをしたくせに体調が回復するとこれだから困る。
ドイツ、予想通りの強さを見せつけポルトガルを一蹴。筆者の予想の決勝相手のスペインは2戦目のチリ戦でどう立て直してくるか見ものだ。雨でピッチが重くパス回しが出来なければ日本のようになりそうで心配だ。まだまだ続く4年に1度の楽しみ。

朝、パンを買いに出ると何か集まりでもあるのかやたら子連れのママ達が歩いていて、やはり子供が多い風景というのは平和そうに見え、社会の活気と未来を感じさせる。日本ではこんな風景は最近見たことがない。先進国では出生率に寄与しているのが移民と言われるが、ここオーストリアではあまりそれを感じない。おそらく移民の多いコロニーでは違うのだろう。

2040-num-children内閣府が平成26年版少子化社会対策白書を出したようで覗いてみると出生率や未婚率、将来の子供の数などの悲劇的とも言える数字やグラフのオンパレードで、ひょっとすると日本はあと50年くらいで3等あるいは4等国家くらいになるのではないかとさえ思える。ここでも秋田県はダントツに絶望的な数字で登場する。
(2040年には0-14歳の子供は全県で50,000人台、1学年4,000人台か・・・)
また、年齢別未婚率を見ると晩婚化していることがよくわかり、生涯未婚率(50歳時の未婚率)も平成22年で男20.1%、女10.6%と1950年代のそれぞれ10倍くらいになっていることがわかる。
経験的に結婚は一種のギャンブルと言えないこともないが、勢いか間違いかで一度結婚してみればその良し悪しはわかるし、健康ならば大抵は子供の1人や2人はできるのが自然。とにかく結婚してもらわないことには子供は増えない。

筆者は日本の社会で特に19705年代中期以降の成長がオーバーシュートした結果、高寿命化、高学歴化といった本来不要なものの弊害が現在に繋がっていると確信している。
医療や介護などと聞こえは良いが、要するに老化を病気扱いしそれに関わる事柄をビジネスにするために福祉を拡大しその挙句拡大しすぎた福祉でそれを支え追従する世代の首が回らなくなった。
昔の七五三の風習の『七歳までは神のうち』(これも復活させるべきだが)に倣って『七十過ぎも神のうち』尊厳死、安楽死で実現すべきだと考える。
無論、年齢に関わらず立派な人も多いが、自民党の元重鎮達に見られるように後期高齢者を生かしておいても社会の役に立つどころか社会にとっても本人にとってもマイナスのほうが大きいようにしか見えない。
別に積極的に安楽死させる必要は無いが、ある程度の歳になったら本人の意思で尊厳死を選ぶことが崇高だという意識改革が必要だろうし、社会全体が受け入れるパラダイムシフトも必要だ。
こうして、一人当たり年間80万も90万(酷い県では100万超)も医療費のかかる層が減ればその分を子供を生み育てる世代に回せるではないか。

低学歴化もぜひ必要だ。教育水準を下げるという意味ではなく、若い頃から例えば手に職をつけたり芸術・文化などを含めて専門的なチャレンジが出来るようにすべきだ。とりあえず大学くらい出ないと・・・という妙な『学歴』偏重が未婚率にも出ている。
ただ単に『大学』と名前のついた学部が4つ以下の私立大や駅弁大学を一斉に廃止し、存続させたい場合は専門学校とし大学よりも深い実践教育を行う。総合大学は徹底的に入学も卒業も難しくする。
『大学に行くのは勉強好きか奇特な奴』という社会的な認識で十分だ。筆者の子供たちの大学のそれぞれのカリキュラムなどを見ると筆者の時代と比較しても緩すぎて話しにならない。まるで高校の延長のようだし、4年間のうち2年近くは他のことをやれそうだ。
昔は大学の図書館や研究室でしか得られなかった情報なども現在はその気になればネットを通じて入手できる。やる気の問題だ。
確か安倍政権では633制の見直しも挙がっていたと思うが、66制か444制あたりに変更して早く大部分を社会に出して自力で稼がせれば、子育てするほうも(大学卒業までといった)経済的負担が軽減し、子供のほうも早く自立し結婚の機会も増えるはずだ。大学など行かないのがごく一般的という風潮になれば、男女の結婚条件に学歴が挙げられることも少なくなるだろう。

重婚のうち一夫多妻や一妻多夫を容認すべきである。
過去の日本では側室、妾という言葉があるように現在の日本でも経済的に重婚そしてそれぞれ子供を作ることが可能な人も多いだろう。魏志倭人伝にも書かれているそうだから一夫多妻制は支配層だけの特権でもなかったのかもしれない。
未婚の男女の中には経済的な問題や健康の問題はないものの本気で恋愛や結婚や子育てが面倒だと思っている連中がいる。これはこれで認めるべきだろう。ただし、独身で子供を作らない(医学的に出来ない場合は別)のは将来の社会に対する責任として独身税的な仕組みも必要だ。懲罰的なカラーが駄目な場合は結婚したほうが得というインセンティブを作ればよい。

短命化(高寿命化への取り組みの停止と高齢者医療の部分的段階的撤廃等)、低学歴化、重婚容認、これらは1970年代以前あるいは戦前ではごくありふれたことで日本の社会をほんの少し元に戻すだけで現在の日本の社会を破壊するものではない。

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少子化対策には短命化、低学歴化、重婚容認を への6件のフィードバック

  1. 泉の住人 より:

    お久しぶりです。

    blog主さんと違って高齢者を積極的にポアしちゃえ(笑)とまでは思いませんが、高齢者にかけている医療費と年金の1/2いや1/3でも子作り・子育て世代に回すべきだと思います。
    よく年金受給者の団体が海外旅行に出かけるのを空港で見ますが、今の高齢者達は若いころロクに年金など納めていないくせにしっかりもらっている。そしてその日本の【富】を海外で落としてくる。これはほとんど犯罪レベルの国賊行為。
    そこに腹を立てるとだんだんblog主さんの指向がしっくり来るんだなぁ(笑)。

    低学歴化は大いに賛成。
    早く社会に出て子作りしたほうが女性も健康な子を生む可能性が高いし、少しくらいボンビーでも子供がいたら結構楽しくやれます(実感)。
    重婚できる甲斐性が欲しい(笑)。

  2. 雪ダルマ より:

    小池百合子など怪しげな議員たちが「婚カツ推進議員連盟」を作って街コンなどの事業を支援する仕組みを作ろうとか….。
    秋田県でも結婚支援センターとかいうのがありますが、税金でやることかなと当初から思っています。
    そのうち離婚も支援するんですかね? そしてまた結婚支援。実績数字だけは上がるわけでしょう。

    そもそも少子化担当と(結果的に相反する)男女共同参画云々の大臣が兼務なんて悪い冗談です。国のチグハグな施策、それに沿った自治体の馬鹿すぎる施策。日本人を増やそうとは考えていないのでは?

    昼休みのたわ言でした。

    • 田舎の独身 より:

      結婚支援センターなぁ、あれに登録する奴の気が知れないというか勇者だな。

      結婚前提でまじめなお付き合いを希望しますというのは聞こえはいいが要するに猿で言えば、
      「俺もアタシも発情してスタンバイしてます、お尻真っ赤っ赤で腫れています。よろしくね。」
      というくらいの状況なわけで、その状況の段階から相性を探るあるいは接触を試みるわけだよな。
      顔を合わせた瞬間に俺なら恥ずかしくて倒れるかもしれない。
      しかもそれをアホな役所絡みの組織に頼むなんて考えられない。

  3. ばんそうこう より:

    「重婚容認」はすごく斬新で良い意見だと思います。秋田県は、美人で聡明、経済力もあってしかも独身というもったいない方が実に多い。「低学歴化」も賛成。「短命化」はあまり支持できませんが、「不妊治療無償化」「子どもの習い事に補助金」などは検討してもよいのではないでしょうか。

    • argusakita より:

      短命化といっても特段積極的に年寄りを減らす施策をするのではなく、上で書いたように高寿命化への取り組みの停止と高齢者医療の部分的段階的撤廃で十分でしょう。
      チューブに繋がれて寝たきりや、ボケて食事も排泄もままならない人間を単に”生存”させることは本人にも周囲にも意味があるとはどうしても思えません。
      そういう価値観を否定はしませんが、そうしたい人は公的なものに頼るのではなく私的に行ったらいいだけだと思うんですよね。
       
      生物は人間も含めて、長寿と子孫を残すことがバランス良く両立してこそ”繁栄”があるはずで、一方が過大に重視されればバランスが崩れて”繁栄”は無いと思います。

    • 事情通2 より:

      不妊治療無償化ですが、知り合いの医者に言わせれば秋田県や秋田市の助成は国内トップクラスで、こっそり自慢して良いくらいだそうです。
      所得制限も秋田では夫婦で公務員のような高額な所得以外は大抵該当するらしく、助成回数も多く、あの回数(最大9回だったかな)試してもダメな場合は生物として諦めるべきレベルということです。
      不妊治療というのは肉体的、精神的に想像以上にきついらしく、むしろ養子等を考えたほうがいいのではないかということでした。
      血縁・血統を大事にする日本では難しいかもしれませんが、殿様知事だって家系は佐竹でも血統は佐竹ではない養子なわけですし、いい手本がいるような気がします。

      子供の習い事に補助金ということですが、まさに私などは当事者ですが、個人的には習い事そのものよりも習い事への送り迎えを何とかしてもらえないかなと思います。
      公共交通機関の充実も一つですが、やはり街の中心部に住んでいろんなものがコンパクトにまとまっているのが便利なんだと思います。郊外に住んで「もっと便利に!」は確かに虫が良すぎる(笑)。
      子育てこそ街の中(大都会ではなく地方都市で)という気がします。

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