日本の中学教師は大変な仕事?

筆者の愚娘は小さい頃から人間的に非常に良い教師に恵まれて影響されたのか教育学部で教師を目指している(ことになっている)のだが本人の性格や昨今の小中学校の難しさ(教育、クラス、父兄等)を考えるとなかなか難しいのではないかと心配している。
我が家ではその愚娘以外は『先生』と名のつく職業をある意味敬遠する空気があるのだが、まあ職業選択は自由だから放っておいている。
放ってはあるものの娘として考えれば心配なため親馬鹿としては気になり、教師や教育に関するネット記事を見つけると教えたりしてお節介をしているのだが、先日OECDが中学校(に相当する)教師と校長についてなかなかおもしろい調査結果を発表した。
OECD加盟34カ国を対象にしているが、ドイツとアメリカは回答数が足りないのか集計には入っていない。

結果はインタラクティブに操作できるようになっている(このページの下部)ので興味に応じて他の国と比較してみて欲しいが、フィンランドなどとはずいぶんと様子が違うことが明らかにわかる。
日本の特徴としては、
・教師の39%が女性(OECD平均では70%)
・校長の94%が男性(同上 51%)
・週の労働時間54時間(同上 38時間)
・週の課外活動8時間(同上 2時間)
IT利用9.9%(同上 37.5%) ※最高はデンマークの73.9%
・中学校のクラスの平均人数31人(同上 24人)
・年間自己啓発日数5日(同上 8日)
※日本の教師の90%が仕事のスケジュールのため外部の研修や自己啓発に割り当てる時間が限られていると回答

TALIS2013

これらから見えてくるのは教師はとにかく物理的な時間の制約が大きそうだ。忙しくて自己啓発やステップアップの時間を取るのが困難であれば、ひいては視野を広げられないことになり、センセーはいわゆる世の中を知らない人々と揶揄されるのは理解できる。

 

昔、校長まで経験した元教師(故人)が、
『あれこれ言っても小中学校に限っていえば、教育論イコール教師論なんですよ』
と話してくれたことがあるが、筆者も子供たち3人がその年代を通り抜けた今、その意味が何となくわかってきたように感じる。

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