大丈夫かな?国民文化祭・秋田2014

ネットで秋田の記事を見ていて目に留まったが、国民文化祭・秋田2014が来月4日から11月3日まで開催されるようだ。すっかり忘れていて、時の経つのは速いものだ。
2011年にこの話を見聞きしたときに、
■『のようなもの』の多い秋田(2011/2/20)
■国民文化祭・あきた2014ネタ(1)(2011/11/26)
に好きなことを書いて、あれこれ匿名のお叱りを受け(^^)、遠慮して(2)は書かなかったが、その後、ほとんど話題にもならなかったので心配になり、
■『秋田美人』をガチで選ぶイベントを(2012/4/22)
■国文祭は一過性のイベントで終わるのか(2013/10/16)
などとまた適当なことを書いてきたが、秋田のマスコミやネットでの話題の出方を見ていると国文祭はどうも『うーん・・・』となりそうな雰囲気だ。
何でもかんでも否定してかかるわけではないが、エリアなかいちとこの国文祭に関しては(筆者だけではないだろうが)どこか県民あるいは秋田市民の漠然とした期待とは大きくズレているようで、行政が恣意的にハズしているのではないかとさえ穿った見方をしてしまう。

改めて過去の各地で開催された国文祭の規模というのはどんなものかを知ろうと、過去の開催期間を調べて少々驚き。21世紀になってからは、
第16回 群馬県 9日間
第17回 鳥取県 23日間
第18回 山形県 10日間
第19回 福岡県 16日間
第20回 福井県 13日間
第21回 山口県 10日間
第22回 徳島県 8日間
第23回 茨城県 9日間
第24回 静岡県 16日間
第25回 岡山県 9日間
第26回 京都府 9日間
第27回 徳島県 105日間
第28回 山梨県 303日間<—– !!!
第29回 秋田県 31日間(10月4日~11月3日)

国文祭というのは元々全国の高校の合同文化祭(?)に倣って一般の演劇、吹奏楽、美術作品の発表などがメインのようで、さて秋田は何に力を入れているのか・・・。開催期間だけ見れば秋田のは長いほうで、秋田の文化かぁ・・・と思わず考えてしまう。
県の広報誌 あきたびじょん特別編集版
を見ると沢山のイベントが書かれているが、果てさてどうだろう?
(まーた、税金の無駄遣いと言われかねない)
細かいイベントは開催日が違ったりで一ヶ月まるまる国文祭にというわけではないがプレイヤーと役所の人間は準備や本番で大変なことだろう。あちこちでダラダラやるよりもせいぜい10日間集中でやるほうが良かったのではないのだろうか? 2週間もしたら、あちこちそれこそネットで『がっかり』『つまんない』という評判が増え、最後は悲惨な暗澹たる閉幕式みたいなことにならないだろうか。ソフトウェアの苦手な秋田県としては非常に大きなギャンブルに出たものだ。
沢山の祭りや踊りが参加するフィナーレイベント(11月3日)を何故夜にやらないのか!? (10:00~15:00)
こんな一同に集まるイベントは秋田県民だって見たことが無いし、未来永劫無いかもしれない。皆、夜寒けりゃ燗酒も売れるだろうし、もう一泊する人も増えるだろうから宿泊業者も大歓迎だろうに。

筆者の好みで出かけてみるかと思うもの(たぶん1つくらいは行くかもしれない)は、
・鹿角市 かぐらフェスティバル
・秋田市 ピアノとオルガンの祭典あきたinアトリオン(当然パイプオルガン?)
・秋田市 シンポジウム「古代秋田に集った人々」
(※”たかった”ではないだろうな?(^^))
・男鹿市 全国ナマハゲの祭典
・八郎潟町 願人坊主が伝えた民俗芸能の祭典(理由は無いが願人踊りが筆者のツボ)
・湯沢市 うるし・うるわし 湯沢、漆の祭典
これくらいしか無い。
他の沢山あるイベントは別にその場所で見る必然性が感じられなかったり、開催場所そのものが行っても面白くない場所ばかりだ。体育館や公民館的な場所でやっておもしろいものだろうか? 高校の文化祭レベルの見世物だということか?
マーチングバンドは最近は大仙市がちょっと有名だが、何故大館でやるのだろう? (じゃんけんで負けたのかな?)
まあ、広報誌は県民向けだろうから別にある公式ガイドブック『文化を旅するGuideBook』というのにはさぞかし各地の美味い物(季節的には美味い物があるはず)や土産品なども掲載されているのだろう(そう期待したい)。
そもそも国文祭というのはプレイヤーのためのものであって、鑑賞者や聴衆観客のためのものではないのだな、おそらく。

舞踏・舞踊のディープなのが好きな方には秋田はちょっと有名なはずで、モダンダンスの石井漠(三種町)や暗黒舞踏の土方巽(秋田市)(例えばこんな動画)が有名であるが凡庸な芸術鑑賞者である筆者にはさっぱり理解できない。前衛芸術というのがそもそも肌に合わない。ただ海外では暗黒舞踏は英語でButoh(ブトー)で通じるらしい。
筆者としてはやっぱり、わざわざ左翼的な貧乏臭さを芸術には求めないのでウィーンやモスクワで安く見られるバレエやオペラ、オペレッタのほうがしっくりくるし飽きない。(西洋かぶれと笑ってやってください)

その場に行かないと見られない秋田の上記のようなものはそれこそ夫々が一流だと思う。しかし、どこでやっても大差ないものを適当な場所でやるのは二流以下。そんなものにわざわざ出かけて(有料ならば)金を出す人がいるものだろうか。不思議な国文祭である。
秋田にも一流をもっと揃えたいですねぇ。
金じゃないんだよなぁ・・・。

こくぶんさいさ、け!(国文祭酒)


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大丈夫かな?国民文化祭・秋田2014 への6件のフィードバック

  1. 一市民 より:

    そうなんですよ。
    あの広報に載っている閉会式のイベントは秋田の人間なら一度は見ても損はないもの
    が大集合します。
    車止めて、広小路全部使ってでも夜にやったら歴史に残る1日になると思うんですが。
    何で日中にやるかなぁ? もう何十年も無いチャンスだと思いますけどね。

    そりゃ11月3日といえば秋田市でもひょっとすると雪が降るくらいの寒さかもしれませんが、
    竿燈、ナマハゲ、西馬音内盆踊、毛馬内盆踊、番楽、大綱引き、各地の山車が一度に
    見られるのは貴重でしょう。何で3大盆踊りの一日市盆踊は出さないのかな…..。
    ラ・フェスタ・オ・アキタで締めりゃ良かったのに、役所がやるとこれだもんなぁ…..。

    • argusakita より:

      やっぱりそう思いますよね? 今からだと何ともならないんでしょうかねぇ・・・。
      国文祭というのはあまり型にはまらないで、お披露目だけでなくとにかく音楽や芸術を楽しみましょうという主旨でやるのだとしたら、例えばコンサートホールじゃなくて街の中あるいはイオンのセンターコートみたいな屋内でこんな吹奏楽(大人も中高生も)やったらいいんですよ。どうせ観客は音楽の専門家じゃないし。なかなかレベルが高い山王中やいくつかの高校の生徒で・・・。十分可能でしょう。
      下記は、一昨年の10月ドイツのケルンの繁華街での映像。

      さらに、もし歌える人が多かったら、駅のコンコースやホテルのロビーやレストランで、こんなのもあります。

      真似と言えば真似かもしれませんが、発想の問題でしょう。
      私が大好きな『願人踊り』(ハム太郎みたいな踊り)はひょっとして当時のフラッシュ・モブだったのかもしれませんよ。

      • 最上英嗣 より:

        私も願人踊り好きです。昨年末に八郎潟の畠山町長直伝で踊りを教わりました(^^)

        • argusakita より:

          そりゃ凄い。
          あの踊り、酒飲みながら門付して回ったんでしょうが、相当にハードでしょうね。
          何度見ても楽しい、不思議と私のツボにはまっています。
          秋田で一番外国人にウケる無形文化財だと密かに思っています。
          盆踊りとともに一日市の賑わいの核になれば・・・・。

  2. blogファンその弐 より:

    新聞の番組欄で見つけて少し期待しながら国文祭の開会式を見ていました。
    (ネット配信はどこかでやっていたのかな?)
     
    少々着飾ったなまはげ、西馬音内の盆踊り、竿燈、一輪車や高校生達の演奏、合唱などは良かったと思いますが、あの現代舞踏みたいな演出は浮いた感じでしたね。
    プロデュースがそういう系の人だったんでしょうね。
    見る人の好みもあるでしょうが、わらび座はかつての共産党の文化工作隊のイメージがどこかこっちの頭に残ってるんですよ(笑)。
     
    あちこちのイベントが果たして盛り上がるのかな。

    • argusakita より:

      >わらび座はかつての共産党の文化工作隊のイメージ

      同感、同感。
      秋田万歳や各地の他の番楽や大日堂舞楽でもやってくれたほうがよほど秋田らしかったです。

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