ノーベル賞らしいノーベル賞 ~賞金全額寄付ならさらに素晴らしい~

青色LEDで日本人3人がノーベル賞を受賞し、実に誇らしい。
省エネルギーの点で画期的な技術革新をもたらし、ケータイ、ディスプレイ、タブレットのみならず信号や大型スクリーンなど世の中に大きな貢献をしたことは紛れも無い事実だ。
受賞は赤崎氏一人でも良かったような気がするが、産業応用や実社会への貢献においての他の2人もそれなりの貢献度が認められたのだろうと思う。

ただ、もっと早く受賞しておいてもらいたかったと思う。何故なら、最近は青色LEDやこれを用いる光学、照明システムの人体(網膜、脳)への影響が意外に深刻だということも声高に言われ、医学的な面からの問題点が明らかになってきているからである。
青色LEDの持つ波長400 nmから500 nmの光の暴露によって人間の網膜が損傷を受ける青色光網膜障害(Blue-light hazard)の問題。通常の網膜細胞の新陳代謝を阻害し機能の回復を妨げるようだ。
高エネルギー可視光線である青色光による網膜損傷は白内障で眼内レンズを入れた場合に普段の生活でも目に入る青色光が増えることで要注意だそうだが、これと同じことが青色LED等の照明でも起きる。液晶のバックライトなどにも使用されているため極力避けるべきなのが青色光だ。

さらに、青色を含んだまぶしい光は睡眠に影響のあるメラトニンというホルモン分泌に影響があることがわかっている。
メラトニンは日本では処方箋のいる薬剤だが、アメリカ(FDA)では健康食品扱いで普通に通販で買えるため、筆者も時差ボケ調整に時々使っている。このホルモン分泌が時計と合っていないと不眠などを起こすことになる。
つまり、青色LEDのバックライトを使ったスマホやタブレットなどを寝るときにいじるなどというのは最悪な使い方なのだ。

よく知られているようにノーベルはダイナマイトの発明で産業に大きな革命をもたらし、一方では戦争における武器の革命をもたらした。
功罪というのはノーベルにためにある言葉だと誰かが言ったように記憶しているが、今度の青色LEDもまさに功罪の大きな発見・発明のように思える。

受賞する3人がノーベル賞の賞金(合計1億2千万ほどだそうだが)を青色光による網膜損傷の研究や治療に役立つような寄付でもしたら、滅茶苦茶格好いいし日本人としてはさらに誇らしいのだが・・・。

今日はノーベル化学賞(18:45)、明日は文学賞(20:00)、明後日は平和賞(18:00)、13日は経済科学賞(20:00)。(時刻は日本時間)
文学賞で村上春樹は避けて欲しいな・・・。

 


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