個々の候補者が評価されても『民主党』を復活させてはならない

万歳やり直しの珍しい解散が行われた。
480人の失業者が生まれたわけだが、今度は475人となり5人の雇用機会が失われる。
自民党が政権奪還して2年、反自民の政党としての目立った活動も行わず政党助成金を溜め込んだと思われる民主党にぞくぞく他党からも節操の無い議員がなだれ込んでいるようだ。議員自身の職業確保という観点から見ればそれなりに生き残りをかけた立派な行動だろうが有権者から見たらこれほど見苦しいことはないし、投票した人々を裏切る行為に等しい。
どのみち、今回の選挙前にバタバタと野党が付け焼刃で結集しても間に合わない。

民主党の中には、例えば国防や外交に関して国際感覚を持ち知見の確かな議員や社会保障や教育についてもなるほどと頷く経験や展望を持っている議員も少なからずいることは確かで、そういう議員にはぜひ国政で力を発揮してもらうことが有意義なのだが、民主党という3年間で日本を壊滅一歩手前まで沈めた政党を絶対に許してはならず、この選挙互助会の器を存続させてはならない。

自民党も昔から公約違反は枚挙に暇がないが、民主党が3年間で行った数々のマニフェスト反故はあまりに酷いし、何しろしっかりした総括がなされていないことが有権者の大きな不満のはずだ。
3年間で行った数々のマニフェスト反故で何が酷かったのかについては様々なまとめサイトに詳しいが、簡単に言えばこういうことだ。

『有権者にわかりやすく身近な改革を口先で訴え、それをことごとく反故にした』

ことである。無論、年金問題など根の深い一朝一夕では片付かないものに期待した人もいるかもしれないが、実態が表に出てくれば出てくるほど諦めの空気が国民に蔓延してしまった。結局、消えた年金問題はどうなったのか・・・。
有権者のあらゆる層はやはり国家の行く末よりも身近な生活の問題の改革・改善に期待するし、個々人の生活に直結する新制度創設などを期待する。些末なことではあっても、それがわかりやすいからである。高校授業料無償化、子供手当て、高速道路無料化、ガソリン税廃止、最低時給1,000円などがそれであり、これは前回の総選挙で有権者に大きな期待を抱かせたに違いない。
無論、財源の問題があるとは誰もがわかっていたが、東日本大震災や原発事故があったにせよ、埋蔵金60兆円、公共事業9.1兆円、公務員人件費2割削減(5~6兆円)もほとんど引き出すことができず、挙句の果ては官僚の繰り人形となり天下りも容認、円高容認、景気対策は無策の連続だった。
おまけに支那や南朝鮮に対する『柳腰』(仙石氏)や横浜APECでのメモを見ながらのフー・ジンタオとの会談。イ・ミョンバクの竹島上陸や天皇侮辱を黙認した。これらを国辱と思わなかった日本人はいないはずで、右派でもない普通の国民を覚醒させた。逆説的には反面教師的な功罪の功かもしれないが。

sengoku kan-apec-yokohama noda20141116

3年間に民主党の大臣はゆうに70人を超えているはずで、大臣経験者は確かに数は多いもののその実績を思い出すのは至難だ。むしろ、国会で『あー、もしもし』(田中直紀氏)、宮城県知事を恫喝した松本龍氏、スパイ疑惑もあり引退した鹿野道彦・・・。
さらに一国の首相を務めた人間が今はこれだ。SPは税金の無駄だ。
これでは大幅なメンバー入れ替えでもない限り政権担当能力があるとは到底言えない。

no-thanks

秋田県から2人民主党から立候補するようだが、それぞれ話しぶりは秋田を思う気持ちは感じられるし何しろ若さというエネルギーは大いに買うが、まだ国民全体の記憶が新しくNGな空気を考えれば、民主党からの立候補は少なくとも戦術的には間違いという印象が強い。年配の場合は違うが、戦術的に間違っているものを覆す場合は若さは逆作用として働く。これは筆者の個人的な経験的教訓だ。

筆者はそうでもないと思うが一部では『反日勢力』のレッテルを貼られつつある民主党は葬られるべきだ。さもないと本当の反日勢力が結集する隠れ蓑になる。
有能あるいは可能性のある(と思われる)議員・政治家の卵は民主党ではなく別の党で活躍することを支持者は勧めるべきではないか。少なくとも筆者はそう期待する。

watching
(優秀なのかどうかわからないが期待感があるとされる議員)

さて、次回は自民党だな(^^)

<捕捉>

これは笑ってしまった。
okada
 

 


 


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個々の候補者が評価されても『民主党』を復活させてはならない への6件のフィードバック

  1. ブルーベリー より:

    全く同感です!
    民主党が政権を取った時は、愕然としたものです。
    「眼の焦点が合っていない鳩山で大丈夫か?」と、その不安は的中しました。

    ルーピー鳩山の「ブリジストンマネー」で出来たのが民主党であり、
    カネがなければ「みんなの党」のように崩壊するでしょう。
    カネに群がる便所ハエですから、
    秋田県の民主党関係者だけを見ても、「問題人物」だらけです。

    メルトダウンを起こして、なぜか3年以上経ってから師匠のスッカラ管を批判する奴とか、
    自分が招いた個人的なトラブルで議会運営をストップする奴とか、
    落下傘候補からカネを盗む奴とか。

    日本の不幸は「マトモな野党」がないことです。

  2. ヒマ人 より:

    私も同感。

    民主党なんて旧社会党プラスαなんですから、土井たか子が亡くなった時点で解散したら良かったのに。

    秋田県から出るという候補者2人については個人的に人間性を知らないので表に出てくる行動で評価されますよね。

    元アナウンサー —> ポスター配るより知名度がある  (勘違い)
    実際、周りでも「ミドリカワ? 誰それ?」
    だいたい、過去の元アナウンサー議員がどうなったか見たらわかるよなぁ。

    元秋田市長選候補 —> 票数が期待できる  (勘違い)
    今度はまた国政ですか? 何がしたいのか理解不能

    それにしても自民党もパッとしない候補(予定)ばかり。
    石田ー野呂田の地盤引き継いだはずの2区の某、参議院でも衆議院でもさっぱり。
    3区のKOボーイも何やってるのかさっぱり。
    比例区の某、維新じゃ七光り生かせないだろうに・・・。

    地方創生なんて掛け声も出てきたことだし、殿様知事や市町村長の26人から誰か兼務で出てくれていいのに。どうせ首長なんて副首長で日々の仕事は十分可能なんだから。

  3. あきたないん より:

    秋田県のの衆議院選挙は候補者の選択肢が無いと思います。野党は選挙協力等の姑息な手法を使わず、堂々と候補者を出すべきと思います。自民か民主かでは投票先が無い有権者もいると思います。是非、次世代からも候補者を出していただきたいとお願いします。

    • argusakita より:

      >野党は選挙協力等の姑息な手法を使わず、堂々と候補者を出すべきと思います。

      全くそう思います。票の分散を狙った捨石みたいな泡沫候補を立てるなど有権者を馬鹿にしているとしか思えません。
      秋田からの候補者は大抵『秋田の将来・・・、地元秋田を・・・』といったコンテキストで話をしますが、結局は何一つ具体策がないばかりか国の進む方向に多少なりともインパクトのあるようなことさえビジョンを語れない。与野党どちらもですが。

      次世代の党のHPなどの政策を読むと国体を意識した日本型州制度などなかなか興味深いことが書いてあります。
      各地の首長経験者が発信力があることが大きいと思いますが、九州地域を除けば他は太平洋ベルト地帯での首長経験者ばかりなのがちょっと物足りないのと石原氏がさらに一歩下がってもいいような印象もあります。既に以前のパワーよりも老害が目立っていますから。
      閣僚(特に経済、産業、財務)には民間から登用すればなんとか政権担当能力は潜在的にはギリギリあるように思えます。
      ぜひ東日本から多数の首長経験者が次世代の党から出て欲しいと思います。

      日本ではまた大きな地震みたいですね。
      白馬村のペンションで知り合いがいるのでちょっと心配です。

  4. きりたんぽ より:

    先日、選挙に関する民主党の広告が入ってきました。

    11月30日に秋田ビューホテルで「若者が訴える 寺田学 演説会」を
    やるようです。ゲストに細野豪志が来ますね。

    広告には寺田 学のプロフィールや自分の子供をおんぶしている写真も付いており
    「子育て真っ最中!」のスタンプが押してあります(笑)
    彼にとっては就職活動であり食い扶持を探している模様です。

    • argusakita より:

      >彼にとっては就職活動であり食い扶持を探している模様です。

      いいと思いますよ、珍しい超難関の雇用機会でしょうから。(^^)
      でも、子育てなどをアピールする以前に、国政で働く場合は、
      ・集団的安全保障(自衛権行使なども)
      ・外国人参政権
      ・移民問題(含む在日問題)
      ・夫婦別姓問題
      などに明確な見識を持っていることを確認したいですね。
      ついでにサンゴ密漁問題への対処や尖閣問題にも明確な考えを聞きたいものです。

      PS. 寺田氏はここのblog見ているだろうと思いますが・・・

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