秋田は『こまち』を活かしきっているか?

TVでは北陸新幹線開業の話題がまだ続いている感があるが、なかなか素敵な列車に一度は乗ってみたいと思うものの、飛行機や車で金沢あたりに観光に出かける首都圏の人間からはさほど大きく便利になる実感があるだろうかと感じ、元々北陸は観光面ではある程度実績のある地域のため、さらに観光面でのプラスが大きいかどうかは微妙だ。
一方、ビジネス面での首都圏からの利用者は多くなりそうだ。北陸は多くの上場企業の創業地、創業者出身地として有名で、流行の本社機能移転だの地域限定社員の雇用などの期待は大いに現実的だろう。逆に関西は在来線の縮小によって北陸が首都圏側に取り込まれるといった危機感がありそうだ。(大学など教育関連も関西は危機感があるらしい)
北陸新幹線効果で、地元の土地公示価格は2桁台の大幅で上昇しているらしい。円安と設備投資減税の効果による国内回帰も増えているようで、まさに北陸新幹線開業は絶好のタイミングだったのかもしれない。

04akita_clip_image004秋田でミニ新幹線(新幹線”のような”もの)が開業したのは1997年。一番列車を見に四ツ小屋近くの線路沿いで待っていたらなまはげが田んぼに現れ、連れて行った子供がこまちにではなくなまはげに驚いて泣き出したという楽しい思い出もある。なまはげの腰蓑が荷造り用のナイロンテープの手作りだったりしてこちらは大笑いだったが、ミニ新幹線開業にかけた情熱や歓喜だけは伝わってきた。あれから18年、こまち効果というものがあったかどうか・・・。
少なくとも土地の公示価格にそれらは全く表れていない。こまち開業後も下がり続け、昨日発表された公示価格も下落率4.2%で全国最下位、住宅地も商業地も連続ん十年ダダ下がりだそうだ。下落”率”の微妙な改善くらいがニュースになっているのは何とも悲しいことである。(昨年書いた記事のグラフの住所は現在のLOFTの入っているビルの場所。微妙に上がっている変動率で見るのは単なる自慰行為)

開業した前後は筆者も秋田に仕事の1拠点を置いていたこともありプラスマイナスの期待と不安を耳にしたが、1年かそこらでマイナス面が聞こえてくるほうが多くなったように記憶している。
もともと秋田は交通が不便だったため大企業の支店、支社といった出先や物流バッファの機能があったし、いわゆる『秋田**販売』だの『秋田**』(**は大企業の名前)という大企業の子会社的企業が多かった(代表的なのが辻兵グループか)。
川反ではこれらの支店長、支社長、子会社、関連会社が落とす金が無視できないものだったが、こまちによってこれらが盛岡に引っ込み秋田支店・支社の縮小・廃止が行われこの『支店経済』がすっぽり無くなり比較的高額な飲み屋も医者と地元企業のボンボン達くらいになった。飲み屋だけではなく賃貸オフィス、賃貸マンション、その他の支店経済の解消による空洞化が起きた。いわゆる人口流出ストロー効果と相まって地元経済に非常に大きなマイナスだったはずだ。
記憶が正しければ、こまち開業直前の商工中金ビルや隣の朝日生命ビル以降新たな賃貸オフィスビルは秋田市中心部では全く建設されていないのではないか? (ここ20年くらい新築オフィスビルは秋田市内には無いと思う)
逆に、短期で出張に来るビジネスマン向けのお手軽ホテルが林立し、ワシントンなどの汎用(?)ホテルは撤退し、設備の古くなった旧来のホテルの一部が未だに廃墟のままなのは周知の通りだ。
何度か秋田にオフィスを構えるということで知人から場所・物件の相談を受けたことがあり一緒に探してみてわかったのは、市内中心部にはロクな賃貸オフィス物件が無いことだった。
だいぶ以前から、ほとんどの業種でネットワーク環境やそれに必要な電源回り(配線、容量)が重要だが、それらを全く考慮していないことや照明も蛍光灯むき出しでルーバも無いなどはザラ、さらにセキュリティもほとんど考慮されていない物件がほとんど。建物自体の耐震基準も古いままの状態で補強も無く話しにならない。やたら無意味にガラス窓が大きいが明らかに冬場に盛大に結露しただろうと思われるカビが残っていたり床が痛んでいたり。その割には賃貸料が高額で、物件所有者の賃貸料に対するあまりにも過度な期待が大きすぎ、思わず顔を見合わせて笑ってしまうこともしばしばだった。

こまち開業以降にオフィス需要が増えるという予測はおそらく無かっただろうし、支店経済の剥落を始めビジネス面でのマイナスはこまち開業以前に十分に予測されていたはずで、役所はそこは見てみないフリをして、ビジネス面ではなく観光やコンベンションといったものを無理やりクローズアップしようとしたようだ。最近はMICEという単語が流行りか。
当時、(株)コンベンションビューロー秋田というのがあり、動向を注目していたがいくつかの学術学会を県民会館あたりで開催して消えてしまった。(株)コンベンションビューロー秋田は財団法人コンベンションビューロー秋田となり、さらにこれも秋田市観光協会と合併して公益財団法人秋田観光コンベンション協会となっている。(所詮役人の天下りポスト確保法人だ)
現在は、相変わらず肩書きばかりの知恵の無い年寄りたちが船頭となり船が乗り上げる(前進しない)殿様商売の典型的な組織になっている印象だ。

観光でこまちによるメリットを享受したのは角館・田沢湖周辺くらいのものだろうか。
角館は桜祭りで有名になり町並みも小奇麗になりその後の知事の地元ということもあり他の地域・観光地に比べて整備が進んでいるように見える。
しかし、筆者の独断&偏見ではこまち開業後に角館に出来た飲食店で美味い・素敵と思えたのは蕎麦屋が一軒だけだ。(美味い・素敵な店は数軒あるがこまち以前からの店)
この角館や田沢湖あたりにこまちの恩恵があるのは限られたシーズンのみで、シーズン以外の維持費等を年間トータルで見たら果たして効果はプラスだったのだろうか。
秋田DCや国文祭効果も知事などは例によって『一定の成果』と自賛しているが、数字を聞いたところでは角館・田沢湖周辺は宿泊も含めて若干の(瞬間的な)増加はあったもののそれ以外の地域は前年比マイナスだったそうだ。(どこかに正確な数字が公開されているなら誰か教えてください)

以前、知人がこまちで秋田にやって来たときにこまちの電車そのものへの賞賛(鉄ちゃんではないが)はあったものの秋田駅を降りて外に出た途端、左手のカビ臭そうな古い2階建てのJR秋田支社とLOFTの反対側の大きな空間(駐車場)+緑色の汚いビルが目に入ったそうで、秋田の『街としてのやる気の無さ』を感じたと言っていた。まさに正鵠を射ている感想だと思う。多くの観光客、ビジネスマンも同様だろう。
確かにその二つが中高層のビルになっただけで秋田の玄関口は印象を大きく変えるだろう。例えばあの2つのどちらかのスペースに市役所を作れば賑わい復活と防災拠点としても非常に有効だったはずだが、そんな発想は無いらしい。

こまちがあっても東京まで約4時間かかるのでは、飛行機を多用する者にとっては心理的な距離が短くなった印象は全く無い。余談だが、大曲でスイッチバックするために出発時に逆方向を向いているのはなかなかシュールで違和感がある。
角館や田沢湖はある程度認知度が上がったため鉄道よりは46号の高速化(バイパス整備は進んでいるが)を目指したほうが良さそうに思え、新幹線は山形新幹線をできればフル規格にして新庄から延伸し、湯沢、横手、秋田、(八郎潟近辺に新駅)、能代と通したほうが少なくとも観光面では効果がありそうなものだが、いろいろな議論があり有力な国会議員も皆無なことからここしばらくは夢物語だろう。
10年くらい前だったか弘前の市長の公約に秋田新幹線をフリーゲージトレイン(FGT)で延伸し弘前まで乗りいれる構想を公約にしたはず(しかも当選)だがその後は不明だ。FGTについては何故かJR東日本が積極的ではないらしい。

こまちは誰にどんな恩恵をもたらしたのか・・・。無いよりはあったほうがいい程度のものが大方の県民の意識だろうか。
JR東日本におんぶに抱っこの恩恵ばかり考えても仕方が無いし北陸新幹線のようにそれを活かす術を再度あれこれ考えても良さそうなものである。

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秋田は『こまち』を活かしきっているか? への32件のフィードバック

  1. 出張中 より:

    仕事でこまちって使いませんねぇ。あまり存在価値を感じません。
    夜行の高速長距離バスだと2,3千円からあるし、東京で目一杯動いてまたバス使うほうが便利。
    ニンニク臭い親父なんかが隣だったりすると最悪ですが。
    今は秋田市だと1日に4便くらいあるので、学生さんたちもバス利用が多いんじゃないでしょうか。
    観光シーズンは別としてもこまちは空気運んでいるのでは? だから全指定とか。

    • argusakita より:

      こんにちは。
      高速バス、すっかり定着したみたいですね。
      ウチの子供たちも知らない間に友達と遊ぶために0泊3日みたいなことしているようです。時々レアもので1円×距離のものもあるらしく東京-秋田640円とか大阪550円というのもあるらしいです。
      新宿駅、東京駅と会社によってバリエーションも選べるらしいですが、バカ息子は秋田行きに乗って寝過ごして能代まで行ったとか。

      料金でも時間でもあまりメリットの無いこまちの客層というのは案外限られているのかもしれませんね。

  2. きりたんぽ より:

    最近にチラッと見たら
    YKKや薬用クリームのユースキンなどが関東都心部から北陸に工場や本社の一部などを移転するそうですね。   これからは増えそうな気がします。 

    • argusakita より:

      福井、石川、富山だけでも、ざっと思いつく創業企業は、
      川田工業、飛島建設、熊谷組、前田建設工業、日医工、不二越、トナミ運輸、富山化学、大建工業、ゴールドウィン、スギノマシン、コマツ、大同工業、ナナオ、PFU、IOデータ機器、APAグループ・・・

      起業、創業の風土があるんですね北陸は。
      雪も多いし自然環境はさほど東北とは変わらないのですが、何が違うのかなとずーっと考えていますがわかりません。歴史? 教育? 殿様?
      個人的な印象では北陸、中部の人はあんまりアルコールを飲まない気がします。新潟から北は大酒飲みですが。

      やっぱり脳細胞が萎縮するアルコールはあまり飲んじゃアカンと(^^)。
      秋田は乾杯条例ですからねぇ・・・。(^^)

  3. 秋田新幹線こまちを活かしきれているか?という疑問には同意します。
    ではアイデアは?と問われると説得できる案がない。
    そもそも秋田新幹線には反対でした。
    山形の二番煎じ、ミニ規格、メリットが無い、等々理由はてんこ盛り。
    でも出来ちゃった。じゃあ利用しなきゃ。そんな感じだしそうなってますよね。
    しかし、秋田新幹線が人口流出ストロー効果と相まって地元経済に非常に大きなマイナスだったという説は大きな誤りです。まして川反の支店経済なんて。
    そもそも秋田新幹線とは、乗換を無くし在来線をちょっと速くしただけで、単体での影響力はないのです。従って秋田へ影響がスタートしたのは東北新幹線上野盛岡開通の1985年、同東京開通の1991年です。いえもっと言えば1981年開港の秋田空港です。それは人口減少について県が公にアナウンスする昭和57年(1982)と合致します。
    確かに川反が不景気になったのは1997年頃からですが、それは支店経済の影響ではなく、県の食糧費問題。自民推薦の佐竹さんが唯一敗北した選挙の年です。

    まぁ何が出来ても出来なくても秋田の衰退は必衰でしたが・・・・・・。

    何もしない。そういう選択肢もあると信じています。

    • argusakita より:

      おっとっと、川反の支店経済は一部です。企業の賃貸オフィス、借上げ住宅等の喪失は大きかったらしいですよ。中央通り、かんとう大通りのテナントガラガラは同時期ですし。今度不動産屋に数字でも聞いておきますね。
      1990年前後は秋田は情報産業関連で誘致を積極的にしたのです。(それに乗って私なども秋田に戻ったのですから間違いないです(^^))
      で、それらのベンチャー等がこまち開業とほぼ同時に消えました。地元企業は情報化の面では当時非常に遅れていてお客さんではなく、支店・支社やその関連会社が取引先でした。
      ですから、支店経済は確かにあって、その関連産業もドンと無くなったのは事実です。

      川反の食糧費問題による影響は確かにそれもありますね。

      >まぁ何が出来ても出来なくても秋田の衰退は必衰でしたが・・・・・・。

      でしょうか?

    • argusakita より:

      ヨッピちゃんさんのコメントで、ちょっと気になって資料を探してみました。

      >それは人口減少について県が公にアナウンスする昭和57年(1982)と合致します。

      いえ、昭和39年の4月には県が広報誌『あきた』で既に書いています。
      ◆秋田にみきりをつける人、年間四万人も (pdfファイルです)

      で、平成3年にはこんなものも出しています。 (pdfファイルです)
      確かに『何もしていない』かもしれませんね。

  4. 当事者でリアルタイムで感じたということでしょうか?
    でも述べたとおり秋田新幹線による時間的、物理的メリットは少ないのに、途端に支店・支社が引きますかね?影響があったとすれば、それもやはり食糧費問題でしょう。それほど公費天国だったんです。秋田商売と云われる所以です。
    秋田の衰退は必衰です。秋田の大問題は人口減少などではなく、人材の流出だからです。
    秋田の児童生徒の学力が云々とありますが、それにも大きなカラクリがあります。
    「八郎潟を元に戻したい」と同じテンションで叫んでます。呑み屋で(^^;

    • argusakita より:

      >でも述べたとおり秋田新幹線による時間的、物理的メリットは少ないのに、途端に支店・支社が引きますかね?

      引きますよぉ、そりゃ。バブルがはじけて経費削減デフレに向かう時期ですから、秋田に支店、支社、倉庫置いてその賃貸料や社員やその家族やら何やらの経費考えたら、盛岡から出張させたり流通もジャストインにしたほうが安いでしょうから当然の判断かと。

  5. 昭和57年 人口減少 秋田 で検索するといいですよ。
    それだとバブル崩壊であって、秋田新幹線は関係ないですよね。
    私の印象だとバブル崩壊は1991から。確か不動産の転売が規制された頃。
    たまたま1997に秋田へ波及したんでしょう。

  6. argusakita より:

    いえ、秋田のマーケットへのコミットを維持したまま経費削減で、勘定科目を旅費交通費にする判断だったと思いますよ。秋田新幹線が無かったら支店・支社の撤退はそう多くなかったはずです。
    知人のいたキリンビールなどは典型的でした。
    バブル崩壊の影響は秋田は3,4年ズレています。上の公示価格の推移のグラフ見てくださいな。

  7. 旅費交通費だと在来よりむしろ高くなったでしょう?
    飛行機もあったのに?

    バブル崩壊後、人々はとても内向きになりました。
    自分たちの愚かさを反省し、無駄を徹底的に排除しようとした。
    秋田県の食糧費問題もその流れでした。
    しかし秋田にはバブルの恩恵など元から無かったんです。
    しかししかしバブルの崩壊だけが押し寄せた。

    長年人材をダダ漏れさせた罪です。
    今となってはそもそも優秀な人材がいたのかも懐疑です。
    児童生徒の学力のカラクリとも呼応します。
    根は深いです。

    • argusakita より:

      >旅費交通費だと在来よりむしろ高くなったでしょう?
      >飛行機もあったのに?

      引っ込んだのは盛岡、仙台でしょう。 
      賃料や福利費のトータルなどに比べれば旅費交通費の在来と新幹線の差は問題ではないでしょう。

      そういえば、食糧費問題のときの(最も責任を問われるべき)総務次長が殿様でしたっけ?

  8. それはあります。盛岡、仙台へ集約したと。
    でもそれはバブル崩壊後の大きな流れであって、やはり秋田新幹線の影響は小さい。
    殿様は職員を辞めての立候補でしたが、落選の原因はそれでしたか。
    これらの大きな流れがその後の自民党不信、民主党へと繋がる、失われた20年となるわけです。

  9. きりたんぽ より:

    起業風土が強いですね、酒に呑まれることはないのではないでしょうか、同じ日本海でも秋田県とは風習が全く違いますね。

    ちなみにCMなどでもお馴染みの 「DMM」 これも石川県からのようですね。  FX会社もやっていますが、最初はアダルトから出発したようです。 

    • argusakita より:

      亀山氏ですね。レンタルビデオ屋→AV→あれこれ
      たいしたもんです。
      詳しくは書けませんが、秋田市にも似たような出発の人がいたのですが、某銀行が途中でサポートを打ち切ったという経緯があります。

  10. ブルーベリー より:

    秋田県の人口のピークは1956年。 つまり59年間前です。
    高度成長期ですら、概して人口減少が続きました。
    仮に日本が成長期に戻っても、秋田県の人口減少は止まらないでしょう。

    人口のピークが約60年前であり、他の地域と比べて15年も早い。
    秋田県だけが、飛び抜けて異質なのです。

    大正時代には、「秋田県は民間活力が著しく弱い」 と指摘されています。
    その原因は、どう見ても県民性でしょう。 怠惰で酒ばかり飲んでいるからです。

    • argusakita より:

      一昨年の10月に体調のせいでウィーンから出られなかった時にヒマ潰しに秋田県の人口や出生数についてあれこれ調べたことがあって、
      秋田県の少子化対策は誰が音頭を取るのか
      に書いたように、昭和30年代の人口に関する統計で県の発表と総務省(旧自治省)発表の数値が結構違うことがわかりました。(調査年と発表年の違いではありません)
      その結果、1956年がピークというのは総務省の数値ですが実際は1957年ではないかと密かに思っています。
      全国で8県が人口減少に向かった1955年でも秋田県は人口増加(前年比3%プラス)が続いています。
      1956年申年、1957年酉年に秋田で何かあったのかなと疑問が残ったままです。
      何か思い当たることありますか?

  11. 1957年、秋田県庁舎火災(全焼らしい)というのは見つけましたけど、少子化には関係なさそうですね。
    旧庁舎は今の中通りにあったんですね。お城の近くなので場所的には納得がいきます。山王に移動した経緯もちょっと知りたくなりました。

  12. 秋田シミーン より:

    同じく人口減少とは無関係ですが、

    秋田県庁は最初は1872年久保田城本丸(千秋公園)で、その後火災消失で移転を繰り返し、1957年8月12日の火災で焼失、1959年現在の庁舎に移転して落ち着いたようです。秋田は火事が多かったのでしょうか。
    移転の理由はよくわかりませんが、1961年の秋田国体の開催に合わせて秋田市を広げたのではないでしょうか。(城下町では道路もままならないということで)

    土手長町の庁舎の場所は丁度現在のみずほ銀行の隣の空き地(旧産業会館跡地)じゃないでしょうか。
    二〇世紀ひみつ基地 というblogの
    http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-562.html
    に写真があります。
    ここのblogも中身が多岐で凄いと思いますが、二〇世紀ひみつ基地も「こんな写真どこから持ってくるんだろう」と思うくらい写真や昔のポスターなどが凄いです。

  13. Stereo誌スピーカーコンテストの観覧時に貰った資料に、往年の名機(ホーンスピーカーですがど忘れ。すみません)の形に組み立ててスマホを入れるダンボール製スピーカーというのがありました。音は聞いたことはありません。今その資料はないので値段もわかりません。ただ、紙製にしては高かったと思った記憶があります。
    ちょっと見からの印象ですが、管共鳴によって低音を強調しようとしているように思えます。耳から離れると低音はすぐに減衰しますから。ただ管の長さは短いので、低音の増強作用はそれほどでもなさそうに思えます。スマホの音量をどこまで上げることができるかによると思います。
    個人的にはある程度の音圧がほしいので私は買いませんけど、スマホの置き場として考えるならちょっとおしゃれかもしれないと思います。

    • argusakita より:

      そうですか。
      家具屋さんの作品なので音質とかは二の次でインテリアみたいなものなんでしょうね。
      1人の社員さんが買うと言っているのでそのうち報告しますね。

  14. ブルーベリー より:

    本社から 「そのビルは耐震基準を満たしていないから、引っ越せ!」 と指示が出ても、
    秋田にまともなオフィスは、殆ど無いのが現実。
    そうなると、秋田支店を盛岡支店に統合するしかない。

    廃墟は多いくせに、駐車場の確保にも苦労する。
    秋田は住みにくいし、ビシネスも大変。

    • argusakita より:

      アルヴェがあるべ とベタなメールもらいましたが、あのアルヴェは多目的複合とはいうものの一般的な企業向けのオフィスビルではないのです。
      もともと企業のテナントは想定していなかったんじゃないかと思うインフラです(^^)。
      ホントにガワだけの建物で、未だにテナントは埋まっていないんじゃないでしょうか。

  15. ブルーベリー より:

    秋田県内には、耐震基準も満たしていない上に、
    水洗化されていない 「ボットン便所」 の事務所も珍しくない。
    移転させたくとも、マトモな物件がないので企業は頭を抱えている。

    日本全国で見ても、こんな異常な状況は秋田県だけ。
    でも、秋田人は  「それの何が問題なの?」 という意識の低さで、改善がまるで進まない。

    人材レベルが低すぎて、問題を認識出来ない。
    企業進出が極めて少ない理由も、気付いていないと思う。

    • argusakita より:

      私が秋田に拠点を置いた頃は青森や八戸や盛岡も似たようなものでしたから秋田県だけってこともないとは思いますが、トイレの問題はありますね。掃除しやすいからかどうなのかわかりませんが和式だけとか蛇口はお湯は出ないしトイレに暖房が入っていないとか・・・。昭和かよ!って感じで。
       
      サービスという意識が低く家賃収入だけに対する過度な期待ばかり持つオーナーもテナントが入らず設備改修ができないため物件がますます敬遠されるという負のスパイラル。
      コインパークなんかで設備の投資分と固定資産税分だけ収入があればと思う欲の無い土地持ちが町全体としてはガンなんです。市内中心部は駐車場はXX年しかやったらダメという条例か更新の必要な免許制でも作るべきです。更新料を高額にしてXX年以上やったら絶対に損をする仕組みにするとか。土地の利用率を上げるとか流動性を高めるかしないと公示価格は固定資産税と同額程度まで落ちるでしょう。
       
      秋田市中心部のテナントビルは、あちこちにある郊外の企業誘致用の荒地よりは活用できるはずなので、行政が耐震化だけでなく改修・改装費用を一旦負担して後で固定資産税+??税で付加価値が上がった分だけ分割回収するようにしたらオーナーだってテナントを集めやすいだろうし、ちょっと借りるかなと思う企業や起業・創業をする人も出てくると思うのですが。
      そのうちオーナーや管理会社が設備や便利さで少し競争するようになったら後はプラスに回っていくだろうし、時限的な条例ででも対処できないものですかね?
       
      やっぱり首長や議会議員は民間での商売や運営経験の無い人はダメと。

  16. ヤドカリ より:

    横から失礼します。

    オフィス物件だけではないという話です。

    転勤で秋田市に行ったときにアパート(名前だけマンション)を探しましたが、設備やインテリアの割には賃貸料が高額な印象でした。
    分譲前提で建てられた物件なのでしょうが、とても購入するような物件には見えないものも多く、オーナーが分譲を諦めず何年も空室でそのうち経年変化してきて止む無く賃貸に回すみたいなのが多いと不動産屋も言っていました。
    まあ、デベロッパーの口車に乗せられたオーナーも気の毒ですが。

    その後戻って秋田には何度か行き、マンションがずいぶん増えたなと思いましたが、あれほとんど埋まっているのでしょうか。そんなにマンション需要があるのかな。

    失礼しました。

    • argusakita より:

      >分譲前提で建てられた物件なのでしょうが、とても購入するような物件には見えないもの

      本当にそう思います。2,000万円台のマンションなんて5年もしたら1/4くらいの価値しか無くなり資産価値など無いに等しいです。
      秋田のマンションの唯一の利点は、雪かきしなくていいことだけでしょうか(^^)。

  17. ブルーベリー より:

    秋田県は持ち家率が日本一のせいか、賃貸マンションは殆ど無い。
    家族連れが転勤してくると、分譲マンションで賃貸に回されている数少ない物件に入るしかない。
    割り高で、条件が悪い。

    秋田県は、山林を除く地価が日本一安いので、賃貸料は安いどころか・・・実際は逆。
    不動産がうまく活用されていないから、オフィス・住宅・駐車場、全て不便で割高になる。
    民間活力が弱く、不動産も人も観光資源も活用出来ず、益々人が減っていく。

  18. blogファンその弐 より:

    秋田駅前のJR秋田支社がアップを始めたようです(笑)。

    秋田駅周辺活性化へ、再生構想を検討 県と秋田市、JRが連携
    http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20150901b

    でも、商業施設メインではなさそうな移住を希望する高齢者を受け入れるケア付き共同体「秋田版CCRC」だそうで、なんかちょっと違うなと。
    そういう施設なら、ホテルハワイの廃墟の場所やその周辺(込み入った住宅街)のほうが公園も医療機関も近いですよね。
    あとは耐震基準で問題のあるらしい国学館に移転してもらって、あの場所にCCRCなら都会の富裕層が来てくれそう。

    • argusakita より:

      そうなんですか、商業施設メインじゃなかったら再開発は失敗するでしょう。
      いくら日本型とか秋田版と形容詞つけても今の医療・介護保険の枠組みではCCRCでもAARCでも集合住宅は難しいと思います。
      制度の問題以前に、日本では複数の家族が集まって共同生活やパーティをやるような文化が無いですし、年寄りは互いに干渉されたくない意識は高いですから。
      田舎のCCRCに富裕層を呼ぶなら平屋の一軒家のコロニーにしなくちゃ。

      国学館のロケーション、いいですよね。マンション立地には最高。
      少子化だし、つまらない学校やめてそっちに行ったほうが儲かりそうですが(^^)。

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