AIIB参加国が多くなり過ぎ支那は実は困っている?

連日のようにAIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加表明をする国の話題が出ている。オーストリアも先週参加を表明し、出資額が約39億~65億円で調整を進める模様だ。(とりあえず話だけ聞こう的なスタンス?)
既に29日時点で44カ国。しかし、支那としては最も参加して欲しい(戦略的にさせないといけない)日本とアメリカがまだ態度を明らかにせず数だけ増えてしかもG7の5つ(カナダも間もなく表明らしい)が入ってしまい実は内心困った状態になっているのではないだろうか?

もともと、支那は経済成長に伴い2010年にIMFでの発言力を拡大しようとしたがWB(世銀)、ADB(アジア開発銀行)を擁する日米に阻まれ失敗。それなら自前でとばかりにそれらに替わる仕組みを作り、同時に人民元のハードカレンシー化を目指すべくBRICS銀行、そしてこのAIIB構想をブチ上げてきた。いわば戦後のブレトンウッズ体制、ドル基軸体制への挑戦である。
5年前の飛ぶ鳥を落とす勢いなら良かったが、先般の全人代でも成長率を7%前後(これも達成は容易ではないとリー・クーチアンが発言)と成長の減速が明らかになり、不動産のバブル崩壊やシャドーバンキングによる理財商品とやらで怪しくなっているのが支那経済だ。ましてやアメリカFRBの利上げがチラつく今年、ドルは回帰を始めている。

いろいろ調べてみると、支那の経済は、GDPに占める個人消費の割合が4割弱(日本は6割、アメリカは7割)と内需が弱く経済成長を支えていたのは公共投資や設備投資といったものでこのGDPに占める割合が5割を超え(日本やアメリカは2割程度)、内外からの投資が続かないと成長ができない麻薬患者のような体質になっている。
その投資特に外資が不動産価格下落や人件費高騰の影響で支那以外の国にシフトしてきているため外貨準備高が徐々に減っている。
人民元は外貨を全て人民銀行が吸い上げてその量に応じて人民元を刷る格好で為替を固定化しているため外貨準備高が減っていくとストレートにデフレ圧力になってしまう。
従って、どうにか外貨をかき集めて人民元を刷り続けないといけない。これがAIIB設立によって外貨をかき集めるという第一の目的のはず。
米国債の保有高が世界一なのでこの信用(?)を担保にAIIBにいらっしゃーいというわけだ。

AIIB設立の2番目の目的は余剰生産力の活用つまり内需による成長が見込めないため他国のインフラ建設等に人・モノ・金を出し、そこから稼ぎを得ることである。おそらくAIIB融資の条件に必ず支那の企業(建設、機器、ソフト等120の国有企業)をセットにするだろう。
AIIBが融資する先は世銀やADBが融資を躊躇するような安定的な返済に不安のある国に決まっているわけで、支那にしてみれば借金漬けにしてしまえば属国にしたような影響力を発揮できると踏んでいるに違いない。
外貨を集め人民元を安定させAIIB参加国を逃げられないようにし、融資先の国を借金漬けにして影響力を拡大し人民元をハードカレンシーとして国際間決済で広める。これが支那の壮大な野望のはずだ。

一方で参加表明している各国にしてみればIMF改革がアメリカ議会の反対で進まず、常に緊縮財政を求めるIMFやインフラ開発案件でやたらと環境影響評価等を持ち出すADBの融資に欧州や南米、アジアの反発は根深く、このアメリカや日本へのサヤ当て的なものも多くの国がAIIBに参加表明した理由の一つだろう。

先週、ウォールストリートジャーナルの記事にあったように、アメリカがAIIBに対してWBやADBと協調融資等の共同事業を進めようと呼びかけたのは興味深い。
AIIBの融資をWBやADBと共同にすることで一定の影響力をAIIBの外から発揮し、WBやADBの融資審査基準を可能な限り適用し緩い審査要件に基づく支那の勝手にはさせないという意思表示のようなものだろう。
また、AIIBでの内部でも支那への圧力が起きそうだ。出資額による発言力確保は当然ながらどの国も要求することで、44カ国のうち特に影響力を発揮したい(はずの)G7各国が黙っているわけはない。それぞれ、建設、エンジニアリング会社、メーカー等自国の企業をセットにしたいのは明らかだからである。

支那主導で設立し、金融でも世界を牛耳れると目論んだ支那は、こういった外部、内部からの圧力をどう撥ね退けるか。失敗すると・・・というよりも、話が詰められてきていざ秋から冬に実際に立ち上げるときには参加表明していた44カ国も一斉に逃げ出すこともありそうで注目だ。

支那の情勢に詳しい知人の一人は、
『AIIBは支那の抱える莫大な不良債権に参加各国の不良債権を組み合わせて証券化し、数年後に一気にデフォルトさせて不良債権を解消する超サブプライムローン手法のスキームで、支那だけはデフォルトしても共産党と人民解放軍がある限り全く平気』
という恐ろしい冗談を言いながら笑っていた。
案外、これもアリか。

aso-abe20150331日本が参加するかしないかは注目だが、様子見が良さそうに見える。
ODAの拡充や縮小など日本がアジア諸国に示せるカードはいろいろあるではないか。
海外メディアが『日米が孤立』などと書き立てるのは『情報戦』である。

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AIIB参加国が多くなり過ぎ支那は実は困っている? への13件のフィードバック

  1. 事情通2 より:

    わかりやすい解説興味深く読ませてもらいました。

    戦後、散々WBやADBに世話になり日本からのODA(有償/無償)も受けているアジア諸国が催促してるという見方もあるかも。

    今、外務省がHPで、
    戦後国際社会の国づくり 信頼のおけるパートナーとしての日本
    という動画が10ヶ国語でupされています。
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/pds/page23_001350.html
    少々恩着せがましい臭いもしますが、昔からこれくらいアピールしていたら良かったのにと思います。

    AIIBに対抗して日米でADB融資を拡大、IMFスワップ枠拡大、日本の無償ODA拡大したらAIIBからそっちに行くでしょう途上国は。欧州勢は旨みが無いからやーめたで不参加。

    第三次世界大戦は、経済・金融戦争だったのですね。

    PS. 外ばかりに目を向けずに、支那向けODAを被災地復興に回して欲しい。おかしいでしょ、AIIBに出資する支那が日本からODA受けてるのは。

    • argusakita より:

      外務省のURLありがとうございます。
      日本語版の男性のナレーションはちょっと微妙ですが(^^)、10ヶ国語は頑張りましたね。
      各国語版をあちこちに拡散しておきます。

      >第三次世界大戦は、経済・金融戦争だったのですね。

      かもしれませんね。
      日・米・イスラエル・ベルギー・フィンランド 対 その他の国々(ただしG5は寝返るみたいな)

      日本のメディアは支那と一緒になってAIIBに参加しないと『日本は孤立する』とか書いてあるのもありますね。
      日経新聞は参加賛成でも反対でもない論調ですが、こういうときはテレビ東京の経済番組がおもしろいと思いますよ、きっと。

      確かに海外向けODAを国内の公共事業の人手不足とうまく組み合わせられないものかと思います。
      こっちのメディアでたまに被災地の復興状況(4年前と比べて)の写真などを見ますが、なんだか土盛って堤防作って道路作ってはいるものの人間が住んでいる様子が少なくて、復興とは何だろうと考えさせられます。あれじゃ街が出来る頃には場所によっては住民がいないのでは?

    • argusakita より:

      補足ですが、アメリカにはIEEPA(国際緊急経済権限法)という最終兵器みたいな法律があって大統領令でどうにでもなるのです、実は。
      ロシアや北朝鮮も適用されたり、日本の山口組も・・・。
      支那の共産党幹部のアメリカの資産や口座などどうにでもなるので、AIIBも結局はアメリカの胸先三寸でしょう。
      金融戦争はやる前から結果は見えていますね。その結果をひっくり返すのは本当の戦争しかないかも。

      いけ好かない国です、アメリカは。(^^)

  2. きりたんぽ より:

    新聞の一面にもトップで載せていましたね。

    南朝鮮も参加のようですが、現時点で南朝鮮内の銀行で自国の持ち主になっている銀行はなかったように思いましたが、
    サムスンも南朝鮮の企業ではなく外資ですし、金融も外資なので政府の権限はないように思えます。

    このアジアインフラ投資銀行は、IMF(国際通貨基金)のアジア版になるのでしょうか。

    アジア通貨危機の時にアメリカのIMFが助けてやるから勝手な真似はするなということで南朝鮮は再びアメリカの元へ逝ったのを思い出します。

    アメリカと支那は通貨協定を結んでいる状態の中で、アメリカに輸出しやすく儲かったドル札でアメリカ国債を買ってもらうためにも支那の輸出の利益を安定させるためにですが、
    さらにそのドル札でウォールストリートを支えているわけですが、ウォールストリートの連中は財務省のOBが多く、支那に心酔していますからね。

    これからも永続してアメリカ国債を支那に買わせることが不安定になった場合のことも考えればこの投資銀行経由が必要なのだと感じますね。

    近年は国と国の関係ではなく国境をなくして金のある連中との取り決めになっているように見えます。

    決してアメリカといっても一つではありませんし一致団結したこともないのでしょう今まで。

    石油メジャーやウォールストリートや支那の客家の連中で味を占めるためにには
    誰にお尻を拭いてもらおうかということでしょうか。

    欲しいと思いますね。日本の年金・ゆうちょ銀行・かんぽ生命、日本人のお金を・・・・・・・・・

    • argusakita より:

      ちょっと見てみたら、
      ウリィ銀行が唯一の純南朝鮮資本:ウリィ金融持ち株会社、韓国預金保険公社で、他の大手は、
      国民銀行(米:シティバンク)
      新韓銀行(仏:BNPパリバ)
      ハナ銀行(独:アリアンツ、米:ゴールドマンサックス)
      韓国外換銀行(英:ローンスター子会社LSF-KEBホルディングスSCA)
      韓美銀行(米:シティバンク)
      第一銀行(英:スタンダードチャータード)
      が50%以上といった状況のようです。

      金融の世界では南朝鮮は欧米の草刈場みたいなもので、中銀も自力ではどうしようもなくなっています。外貨準備が3,600億ドルとはいっても9割以上がジャンク債のようで外資に生殺与奪を握られている状況ではどこかの国に頼らざるを得ないといったところでしょうか。(米、支那、日本?)

      国際金融資本(金融マフィア)がマネーを動かすために国家という一つの手法を取っているといった見方に拠れば、AIIBが国際金融資本によってコントロールできないならば潰される方向でしょうし、IMFに取って代わるなどということはあり得ないように思います。
      アラブ連合軍などという言葉も出てきて中東が流動化してきて、何かキナ臭くなってきましたね。

      夏時間になって、微妙にサイクルが狂ってるなぁ、まだ。

  3. 一納税者 より:

    ご無沙汰です。

    麻生大臣は相変わらず慎重姿勢を崩していなくていいですね。
    アジア金融危機を乗り切ったときの肝力が感じられる。もしかしたらアメリカと欧州のプロレスだと割り切って見ているのかもしれませんが。
    日本は国際金融マフィアのBIS、WB、IMF、ADBの枠組みを最大限利用してやってきたわけですから、改めてその体制の堅いところと底力見せてやって欲しいものです。

    それにしても、こんな時代に我々庶民は自分の小銭をどうやって守ったらいいのでしょうか。
    blog主さんのように日本では住むところを含めて不動産を持ってはいけないというところまでは私も理解しています。

    • argusakita より:

      おはようございます。夏時間なので早起きに切り替え中です。
      確かにブレない安定感ありますね。IMFに10兆円出した麻生大臣ならではかも。

      小銭の守り方ですか・・・。FPなんかは今どうアドバイスしますかねぇ。
      私は子供たちにはバイトで稼いだ金は銀行やゆうちょなどに預けず、スイスフランとドルの紙幣で持っておけと言っています。
      東京だと両替が楽ですからね。必要なとき必要な分を円に換えればいいし、カードで使うときはデビットカードでと。大した金額じゃないし(^^)。
      私もこっちでそうしています。ユーロも必要ですが。

      • 一納税者 より:

        なるほど、やっぱり外貨で持つのが良さそうですか。でも秋田じゃ簡単に両替できないですからね、銀行の外貨預金は阿漕なので問題外ですからFXの口座がいいかもしれませんが外貨で出すときは少し時間かかりそうですし…。
        私みたいに金の無い連中が多い地方が不便というのは逆じゃないかとこんなことでも思ってしまいます。

        AIIBの件は、日米の参加を歓迎する、参加表明を待つとか中国が言ったみたいです。やはりどうしても日米が入ってくれないと困るのでしょう。
        もし日本に利益のあるものならさっさと日本抜きでやるでしょうから。
        ミエミエで笑ってしまいます。

  4. argusakita より:

    結局、AIIBに関してはADBとの対比ではADBが銀行だとした場合、AIIBはかつての日栄のような商工ローンあるいは住専のようなものになりそうだ。
    日本のメディアはどこもかしこも参加について、様子見がいいとかバスに乗り遅れるなといった程度の上っ面の論評で、麻生大臣と菅官房長官の『現時点では参加しない』程度の情報発信しかしていない。
    何故こうも日本メディアは経済関連はダメダメなのか・・・。
    日本だって、WBやADBといた多国間のスマートな枠組もあるし独自の商工ローン的なものも持っている。JICAや(株)JBICなどである。スマートな金貸しもやや泥臭い金貸しもあるのだ、日本には。
    もっとそのあたりをマスコミは紹介したり、解説したりすべきで、単純にAIIBとADBを比較していてはダメだろうに。
     
    動画は、2015/3/15(タイトルが間違っている)のADBの中尾武彦総裁の記者クラブでの会見。
    何故、本部がフィリピン・マニラにあるのか、ADBはどんな融資をしているか歴史的なことを話している。最初の15分くらいはなかなか良いことを言っている。
    最後の50分あたりからQ&Aには現在日本のマスコミでの論調や疑問に全て答えていると思う。一見の価値有り。
     

  5. argusakita より:

    いやはや、欧米ではAIIBを巡って支那による情報戦・神経戦が凄い。
    どうしても日米を参加させたい(参加させないと成り立たない)AIIBについて、日本のチンパン福田にあちこちのメディアを使って日本を批判させ、元国務長官のオルブライトにアメリカの姿勢を批判させ、ドイツの一部メディアでは新シルクロードの構想を支那に成り代わって解説し、IMFのラガルドにAIIBに協力(今のところ心情的?)する旨を言わせたりで、とにかく、

    アメリカはAIIB設立阻止に失敗
    日米は孤立

    といった空気を作りたいらしい。
    調子に乗って南朝鮮まで日本の選択は愚策だの何だのと・・・。笑止千万。

    長谷川幸洋氏が現代ビジネスで国内リベラル派マスコミの大勢順応についてまとめていて興味深い。
    同じ現代ビジネスでも歳川隆雄氏は安倍政権批判のトーンと賑やかだ。

    メディアやジャーナリスト、エコノミストの色分けがよくわかる今回のトピックなことは間違いない。

  6. Tei Esu より:

     中国は日米の参加なしでは、AIIBを発足させないであろう。日米、特に日本からの出資がそれなりの額となるよう、自国の勝手気ままに運営できるよう仕組んだつもりである。ところが、その鴨に逃げられたうえ、融資原資調達のためのAIIB債に高格付けを期待できず、高利での発行を余儀なくされそうである。
     中国が50%を超える出資との触れ込みであるが、中国の現在の経済状況、資金状況からすると、本当に出資するか否か、はなはだ疑わしい。実際には手を付けられない4兆ドル近い外貨準備を見せ金にするだけで、出資せず、諸外国を誘ったのではないかと疑われる。
     自らは出資せず、諸外国からの出資のみでの運営を企てたのだと考えれば、日本の不参加を非難しながら、参加期限を過ぎても待ち続けるとする中国の言動も理解できる。

    • argusakita より:

      こんばんは。

      支那は出資すると思いますが、キャッシュではなく手持ちの不良債権(の額面)だろうと思います。B/Sで帳尻合わせるでしょう。
      これに各国の持ち寄る不良債権と若干のキャッシュがAIIBのベースでしょう。
      これらを組み合わせて証券化するのだろうと思います。ある程度それらの証券のランクを付けてそれらを世界中に銀行を通じて売りさばくと。
      (ここの部分の手法に注目していますがなかなか手の内を見せませんね(^^))

      一見夢のあるよさげなプロジェクトのインフラ投資が最高ランクの証券でしょう。
      例えばシルクロード債だとかアジアスーパー鉄道債だのと。
      ですから、アジア横断シルクロードだのインドシナ高速鉄道だの、今からPRに余念がないですよね。
      ほとんどサブプライムローンの手法ですが、そこから先は支那ならではの手法があるかと思うのです。
       
      AIIBの融資先例えばA国にインフラ建設のための融資をします。当然、額面が書かれた紙切れだけです。
      その紙切れがA国から支払われる先は120あるという支那の国有企業がほとんどでしょうから、実際にはその紙切れは国有企業に戻ってくる。国有企業は共産党配下ですから原価や利益の調整は可能で配当など胸先三寸でしょうから、方向としては不良債権の消し込みに持っていけるでしょう。
      一方でA国はドルベースでAIIBに元利返済していくわけです。
      うまく回れば、AIIB(=支那)は外貨を獲得し、最初は証券に対する利回りも多少は出すでしょうが、外貨が増えた分だけ支那政府はそれに見合った人民元を刷ることができます。(為替の固定化も今はドルペッグじゃなく管理フロート制ですが人民元を刷るには、それに見合った外貨が必要です)
      人民元を刷れなくなる(=外貨準備が減少)ということはデフレ圧力ですから、絶対に避けないといけないはずです。経済成長出来なくなりますから。
       
      できるだけスピードを上げて大規模なプロジェクトをAIIBの紙切れ融資によって実施できればこの金融工学的な仕掛けも非現実的ではありませんが、
      ・組み合わせて証券化した不良債権を果たして世界が買うか?(リーマンで懲りていても日米欧ともマネーストックが膨れているので案外買うかも)
      ・為替の変動が大きくなっては大変(人民元の完全変動制は支那経済を即死させられますから)
      という条件が付きます。
       
      結局、支那は不良債権処理&外貨獲得を目指しているわけですが、出だしのランニングコストや証券の格付けを上げるには日米の参加(=ドルの真水)が必須です。
      もし、日米が参加せず、50以上の参加予定国も歯抜けになれば目論みは失敗するでしょうし、そうなったら支那は不動産バブルなどの不良債権の影響を抑制しつつ、経済成長率を維持するために最後の手段である『人民元の切り下げ』しか方法がないでしょう。まあ、長くは続けられませんが。
       
      感情的にはそこまで傍観しておいて欲しいものですが、もし支那経済が崩壊して難民が億単位で発生したら押し寄せるのは日本でしょうから、大量のボートピープルの悪夢を考えたら(米はわかりませんが)日本は何らかの(ADBを通じた協調融資等)支援をAIIBに対して行わなければならない状況になると私は予想しています。
      最初から参加は絶対不利益を蒙りますが。

      支那の国家資本主義というのは案外何でもできそうです。ユダヤ金融マフィアに対抗できる唯一の勢力かも。
      民間主体、法治主義の国家とは到底物差しや善悪の基準が違いますね。

      長々と失礼しました。

  7. argusakita より:

    人民網がなんとも穏やかな日本への呼びかけ(?)記事を出している。
    AIIB、いかにして懸念に答えるか

    曰く、
    『AIIBは、既存のADBに取って代わることはできない。ADBや世銀などの国際金融機関と共に歩み、それらに花を添え、互いに補い合い、歩調を合わせて発展し、アジア金融協力体制の構築を推進する役割を担っている』
    などと奇麗事を・・・。
    今は穏やかな呼びかけだが、そのうち強硬なことをどこかのメディアを使って言ってくるだろう。
    AIIBの失敗は支那を崩壊させ、その結果大規模な混乱が生じ難民の発生、その難民が日本に・・・さあ、そうなったらどうする?
    だろう。
     
    オーストリアの新聞によれば、南朝鮮は、スペインとオーストリアと組んで創立メンバーに入ろうと頑張っている模様(^^)。

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