そのうち日本でも流行りそうなドラッグの一つ

**************************************************
下記はあくまでも注意を促す目的で記述するものであり、
記述に間違いがあれば本記事は即訂正・削除するので、
ご指摘いただきたい。
**************************************************

最近、欧州で時々目にするのは合法/違法ドラッグの境目のようなものの輸出入に関するものだ。
特に興味があって見ているわけではないが、商売上、為替や輸出入に関する情報源は重要であるため写真があるとつい目が行ってしまう。

khat1スイスのチューリッヒ空港税関で大量のカート(チャット、アラビアチャノキ、見た目は山茶花のような感じで写真はここ)の乾燥させた葉が大量に差し止めになったようだ。品名としてはハーブ、お茶といった具合だそうだ。
カートについて知らない方は上記のどれかの名前でググれば植物としての解説記事がいくらでも出てくるだろう。
このカートの新芽を口に入れてモグモグして出てくる汁を飲み込むのだが、成分的にはアルカロイドの一種カチノン(Cathinone)が含まれていて覚醒作用があり、麻薬のように習慣性・中毒性があるらしい。長年の愛好者は口の中に癌ができることがあるらしく発癌性の有無も言われている。
ドラッグとしての強さに関しては大したものではないらしく、酒やコーヒーをよく飲む人にはほとんど効き目がないとされる(単独ならばという前提だろう)。
しかし、酒が禁止のイスラム世界では効き目がある人が多いのか愛好者が多いらしい(当然ながらほとんどのイスラム教国では非合法)。
このカートがソマリア、イエメン、エチオピアなどではコーヒー(外貨獲得のほぼ唯一の手段)よりも儲けが大きいらしく生活のためにカートの栽培を行っているそうだ。ちなみにイエメンでは合法である。

欧州にイスラミックが増えてきたこともあるのだろうが、このカートの輸入が増えているようだ。国によってはこのカートを合法(イギリス等)、非合法(アメリカ等)となっているが日本ではどちらなのかよくわからない。
厚労省の無承認無許可医薬品の指導取締りについて(平成27年4月1日改正)という文書の(別添2) ○専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リストの表の先頭にアラビアチャノキという名前があるが、備考欄には何も書かれていない。 また、社団法人国際農林業協働協会の2009年の国際農林業協力という文書にもアフリカの植物としての紹介しか掲載されておらず、例えば乾燥葉の輸出入が可能なのかどうかもよくわからない。(苗木等は検疫上の理由で常識的に輸入は困難だろう)
酒という合法ドラッグに慣れすぎている秋田の人には無縁かもしれないが、最近の若い人はあまり酒も飲まないし危険ドラッグの包括規制(新たな16指定薬物には無い)の中に入ってはいないものの、大雑把に言って欧州で流行ったドラッグ類は大体2年後くらいに日本で流行る経験的な観測からは、このカートはもしかしたら(理由は書かないが)案外要注意かもしれない。

とにかく、カート、チャット、アラビアチャノキという名前は覚えておきましょう。

space
ブログランキング・にほんブログ村へ 
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)

広告
カテゴリー: 海外 タグ: , , , , , , パーマリンク