やはり秋田は体験型観光資源を前面にしないと勿体無い

安倍首相の演説がリアルタイムで見られなかったのは、実はウィーンから車で1時間程の山の中に釣りに行っていたからである。知人の休日に合わせて仕事を休みにして行ったのだが、まだ季節的には釣果は期待出来ないだろうなとも思いながら久々のフライフィッシィングのため誘惑には勝てなかった。
browntrout釣果は写真のブラウントラウト1匹、もちろん小さめだったのでリリースしたが久々の感触はなかなかのものだった。本当はホットワインを飲んでる時間のほうが長かった。

 

オーストリアではさほど厳しくはないが欧州では一般に川や湖での釣りは制約が厳しく日本のようなどこでも勝手に(一部遊漁料などがあるが)気軽に楽しめるレジャーとは言えない。
(案外知られていないかもしれないが)ドイツなどは釣りは国家試験合格者しかできない。この釣り免許(1年と5年がある)は簡単に1日や2日で取れるものではなく、正確には知らないが2,30時間くらいの講習を受けた後の試験(筆記、実技、全部ドイツ語)を受けて合否が決められるものだ。
そんなアホな・・・と思う話だが、さすがのドイツ! 写真入りの免許証である。
しかも、意外にどんな山奥(ドイツの北部は平坦だが)でも監視員がいて無免許だと数十ユーロの罰金だそうだ。自然保護が徹底しているからだが、この免許証以外に大抵の川では遊漁料が必要になる。
余談だが、ドイツは運転免許証は生涯有効で更新が無い。写真も取得時のそのままなので、年寄りの免許証で本人確認など無理な場合がある。
所変われば品変わるで日本人から見たらドイツというのは不思議な価値観の国である。
ところで、釣りは秋田でも結構楽しめるものであり、ターゲットは海から川から様々である。秋田で筆者が好んだのは雄物川水系のサクラマスと横手川のブラウントラウトとあちこちのブラックバスだったが、バスは何かと問題視されてしまったためそのうちやめてしまった。
資源保護もあるだろうが遊漁券の購入が必須の川で、あれが内水面漁協の一体何に使われているのかがどうも不明(金額が多くないだろうから)で少々気になるところだが、もっと秋田の釣りをPRしても良いのではないかなと昔から思っている。遊漁券ももう少し工夫したら良いものを・・・。
釣りこそ、現地に来て体験するものの代表のような気がするが、他のマイナーなアウトドアスポーツも人を呼ぶのには格好の観光資源ではないのか?

年寄り達を呼び寄せて何か名所旧跡を見てもらってつまらないお土産を買ってもらう観光では既に限界のように感じるし、万が一大量の観光客が押し寄せても宿泊場所が無いことから痛し痒しの状態だろう。秋田の場合はその見てもらうものである名所旧跡・神社仏閣などが集積している地域がほとんど無いに等しく、点在しているものでは例えば美郷町の秋田諏訪宮のように由緒のあるところもあるのだが秋田県人でさえほとんど知らないものがあり、PRの少なさが残念である。

さすがに鉄砲を持たせて観光客にマタギ体験をさせることは難しいだろうが、釣りは条件を整えればさほど危険性は無いし、観光の目玉の一つになりそうな気がしている。
要は、その場所に県外あるいは海外から来てもらうことが重要なのだ。
そのためには、実際に来ないといけないものを如何に作るか(発掘するか)である。
以前、
秋田県のもったいない話
でも書いたが、アウトドア・スポーツだけではない。
筆者的には行政がPRしてはいけないと思うが、民間の酒蔵(まあ、合法ドラッグ製造許可者)で、一切火入れをしない本生(生々)をウリにして『飲みに来てくれ!』が必要なのではないか? その場所に行かないと絶対に飲めない酒をPRしたらどうなのだろう。
(無論、それだけで商売にはならないだろうから通常の商品と販売ルートも重要だが)
その場合、多少の酒の肴(地元の田舎臭い奴がいい)も提供できるように保健所だの警察だのの規制を緩和してやる必要もあるだろう。
オーストリアのホイリゲのようなものを地方でできるようになれば、観光の人の流れはずいぶん変わりそうな気がする。

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