九州や北海道のコメが美味しい

ウィーンに戻って雑用を片付け、今朝は久々に炊飯器でご飯を炊いた。
筆者はあきたこまちはほとんど食べない。放射能汚染はさほど気にならないが土壌的に秋田のコメ(特に県北産)はカドミウム等重金属汚染の心配が大きい(無論、流通しているのは国内基準をクリアしたものだろうが)のが理由の一つだが、こうして年の半分程度は海外にいるのでそもそもコメを食べる機会が少なく、どうせなら日本中のコシヒカリ以外のいろいろな品種を食べてみたい気持ちもあり日本を出るときに小さな袋のコメを取り寄せてそれを持って出ることにしている。大量だと通関が面倒なので目立たない程度にしている。

前回は、北海道の『ななつぼし』と『ゆめぴりか』。今回は福岡の『元気つくし』と熊本の『森のくまさん』。
結論から言うとどちらも非常に美味しい。好みの問題もあるだろうが、『元気つくし』は米粒がやや大きめな印象でもちもち感が良い。冷めても美味しいと言われるが確かにそうかもしれない。『森のくまさん』はコシヒカリに似た柔らかさがある印象。
味も大事だが米飯は米粒の大きさやツヤというのは案外気になるものである。(嘘だと思ったら何種類か食べ比べてみて欲しい。絶対気になるはず)
まあ、1回2回食ったくらいで大きなことは言えないが、『元気つくし』も『森のくまさん』もまた買ってもいいと思うコメである。
一般財団法人日本穀物検定協会の平成26年の食味ランキングでもこの2品種は北海道の『ななつぼし』と『ゆめぴりか』とともに特Aランクとされていて、筆者が褒めるまでもなく一般的に美味しいとされているようだ。

かつて米どころと言われた秋田県の代表のあきたこまちは既に人気種では無いらしく、秋田と岩手の一部くらいしか大規模に作っていないらしいが、『売れる』人気からみた場合には作付け面積も先細りだろう。(米作農家にも人気が無くなっているのかな?)
農産物は一朝一夕で品種が作れるものではなく品種交配・改良というある意味自然の時間に任せた間接的遺伝子操作によって作れるものだろうから、ポストあきたこまちを目指して農業試験場なども頑張っているだろうとは思うが、果たして『売れる』ことも意識して作っているだろうか。
秋田59号は『めんこいな』というネーミングだそうだが、食味はあきたこまちに似てしまったという話を聞いたことがある。

コメはまだまだ日本人にとっては主食だろうし、消費量が少なくなったとしてもゼロにはならないだろう。昔、新しい物好きな日本人消費者は『飽きる』ということが大前提だとマーケティングの専門家に聞いたことがあったが、あきたこまちの商品としてのライフサイクルをどこまで想定していたのかについては少々疑問だ。

秋田では消費者側もコメの見た目、味に五月蝿い(無論、価格も)という状況ができたら作るほうも売るほうももっと真剣に取り組むだろうに・・・。
ぜひ、あれこれ食べ比べてみることをお勧めする。
筆者的には、新潟のコシヒカリを除いてのbest5は、順序は別として、
ななつぼし(北海道)
つや姫(山形県)
ヒノヒカリ(奈良県)
さがびより(佐賀県)
森のくまさん(熊本県)
かな。これら5品種は間違いなくあきたこまちより美味しい。

 

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