安保法案を採決しないなら民主主義の否定

今週にも安保法案の衆議院委員会での採決が行われる予定らしいが、それこそ粛々と採決したら良い。
野党やマスコミの一部は、やれ『強行採決』だ『採決時欠席』だのと吼えているが、全然『強行』でもないし『欠席』は選挙で棄権するのと同じく白紙委任することになることがわからないだろうか。
護憲派がとにかく国民の生命・財産よりも守るべきとする憲法で定められている60日ルールは何のためにあるのか。
ルールに則り採決に進むことは強行でも何でもない。そもそもこの安保法制の案のいくつかは2年以上も前から出ているもので、改正法案はアルジェリアの日揮のプラントでの人質殺害事件の際の日本が世界中から笑われた部分を最低限改めて邦人救出などに対処できるようにしておこうとするものが多く、これらに全てNoだ、あるいは全部をひっくるめて審議不十分といった野党のプロパガンダは異常としか思えない。

ネジレ状態もあり『決められない政治』で日本が停滞していた10年、20年を払拭すべく有権者は与党・安倍政権に圧倒的な議席を与えて『決める政治で前に進め』と判断したのではないか?
しかも、安保法案については総選挙前から少なくとも自民党は明示していたわけで、それらを含めて総選挙で審判を下した以上、議員代表制あるいは間接民主制の日本では仕方が無い。それが面倒くさい民主主義のルールではないか。
法案に反対あるいは対案を出すのならば採決が終わり法案成立後でも理論的には可能である。廃案あるいは改正法案を出せば良いだけだ。いわゆるグレーゾーンの運用でも現実的には今は見えない何か問題が出る可能性もある。それらを改正する法案を出して、成立に必要な議席を選挙で獲得し、成立させる採決まで持っていく。これが王道だろうし筋である。
現実的にそんなことはできない、一旦決まったらその法案で走り出し廃案など不可能と思うのは敗北主義に他ならない。そもそも国民の支持も少数派だからこそ過半数を取れなかった野党なのだ。それが、採決の時だけギャーギャー騒げば少数派の主張が通るといった幻想を抱くのか? 全くもって面妖である。

民主主義、議員代表制を否定するかのような動きはまだある。秋田県比例選出の寺田学氏で、法案反対の集会に出てアジ演説までしているという。
(演説の中身を聞いていないので)主張が正しいかどうかはわからないし、言論の自由がある日本ではその内容はあまり問題ではなく、氏が国会議員であり安保法制審議委員会の委員であることから考えて意見を主張するのはあくまでも国会の中で行うべきではないのか? 不逮捕権などはそれらが根拠のはずだ。
アホ菅もそうだったが、一市民活動家と選挙で選ばれた国会議員という立場を混同してはいけない。
最近は国会議員もTVなどで結構好き勝手に放言しているが、市民活動家が議会で正式な発言機会が簡単には与えられないのと同様、議員はあくまでも議会での発言に終始すべきで、その外での言動は自重するのが見識と言うものではないのか?
これらの境目を無視して好きなように放言し、国民に直接訴えることが必要だと思うのならそれは議員代表制あるいは間接民主制を自ら否定することで、その場合は直接民主制を目指すか議員を辞めて市民活動家になればよいだけである。

憲法改正とともに以前から出ている安保法案の実際の審議がだいぶ進んだところで『違憲だ』『対案を出す』こんな『後出し』『後追い』の場当たり的な対応だから野党が信頼されないのだ。

何となく反対あるいは賛成するのは不安だといった世論をマスコミが煽って作り、それに乗じて野党が採決を『憲政史上例が無い』といった形容詞をつけて採決を牽制するのは、南朝鮮の人治主義、ポピュリズムと何ら変わり無いではないか。例が無ければ『初』でいいではないか。
日本が民主主義を標榜するなら、過半数を持っている与党がきっちり採決したら良いのだ。野党の改正についての議論はそれから聞いても遅くはない。
何のために総選挙を巨額の費用をかけてやっているのか・・・。有権者が騙されたのか、アホなのか?
既に選挙でそれ(採決の判断)を付託されているはずなのだと主張する真っ当な議員はいないのか?

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安保法案を採決しないなら民主主義の否定 への4件のフィードバック

  1. ダメ出し より:

    歯止めがかからない、無制限に海外派遣可能になるという妄想がどこから来るのかさっぱり理解できません。
    そもそも今の自衛隊の装備が積極的な攻撃用かどうか。
    軍法も無ければ装備も満足に無い。
    戦争したくたって簡単にはできないのが現実でしょうに。

    寺田氏を国政に送った県民は悔い改めるべき。(笑)

  2. blogファンその1 より:

    市民活動に参加して、みずぽや太郎みたいな路線に切り替えたのですな、寺田氏は。
    太鼓でもプレゼントしてやったらいいのに。

    言っている意味の違い。
    日本人 『日本に戦争をさせない』
    支那・朝鮮人 『日本に戦争をさせない』

    おわかりでしょうか。

  3. きりたんぽ より:

    秋田県内で寺田氏・民主党に投票された方はどのような思いでしょうか。
    寺田氏のフェイスブックの中での討論では母親も参加されているのは驚きました。

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