外国人である白鳳を日本人目線で見てはいけない

自分が1年の大半を海外で外国人として暮らしているせいか、日本に住み活躍する外国人(日本国籍を持たない者という意味)が話題になるとついつい目が行ってしまう。
筆者の場合は20代の頃イギリス留学(遊学(^^))の際に受けたアジア人、日本人という人種的な差別を身を持って体験しているため、人種差別は反対だが国籍を基にした日本人と外国人との単純な区別は1か0かのディスクリートに行うべきだと常に思っている。
何故なら、それが互いのためであり下手な判断基準の揺らぎは無意味な争いのタネになるからである。戦後の在日棄民問題はそれが根源。

表面上、日本風に振る舞い日本の文化を踏襲したりしているように見えるうちは良いが、いざ本音で自分の価値観、母国の価値観のようなものが出てくると日本では必ず叩かれる。(日本以外でもそういう傾向はあるが)
この評価の落差は日本人の勝手な思い込みに起因する部分が大きいと筆者は考えている。
日本の文化・慣習を愛しリスペクトするのはそれはそれでいいが、それがどこか一番という勘違いがあり、その枠からはみ出た外国人は場合によっては180度評価が変わる。
パスポート上では既に60カ国以上は見てきた筆者から言わせれば、ぶっちゃけた話、日本の文化・慣習に溶け込みすっかり(国籍だけではなく)日本人になる外国人は滅茶苦茶希少な存在だろうと思う。それくらい日本と海外の文化・慣習・常識は異なるし、日本は文化的ハードルが高すぎる。(複雑・難解が最高というわけではない)

日本でウケの良い外国人は、多少辛口なことを言っても日本人のメンタリティのツボを押さえて腹芸のできる(相当に賢い)外国人であって、タレントなどではデーブ・スペクターやパックンなどが典型だろう。
それをわきまえずにあるいは故意に日本人のメンタリティを逆撫でする外国人ヒールはキム・キョンジュ(金慶珠)や在日棄民一般である。
努力したかどうかはわからないが、こういった日本社会の二面性に嫌気がさすと日本で国籍を取って日本人になるよりもアメリカで市民権を買うほうが良いとアメリカの国籍を取ったという(噂の)ソフトバンクの孫正義のようになる。(密航者の子孫であるが母国の国籍を取ることは既に全くオプションにないところが在日棄民らしい考え方だ)

以前も書いたが、大相撲の白鳳は相変わらずモンゴル国籍のままのようで、このままだと引退しても年寄株は買えず、一代年寄も無理だろうと言われているらしい。大鵬はウクライナ人とのハイブリッドだったが日本国籍だったためそれが可能だった。
ひょっとしたら白鳳はモンゴル人を集めた白鳳部屋を開きたいのかもしれない。
少し前から審判への批判などが話題になるが、本人にしてみれば大相撲が不祥事で騒ぎだった頃、巡業やその他で大相撲を支えたのは自分も功績があったと自負があるに違いない。そんな複雑な思いや背景が相撲協会全体への批判的な言動になっているのかもしれないが、日本のメディアは白鳳に『外国人として』話をさせることを許さないようだ。
メディアのアンフェアなものも感じるが、不満を行動で表すとこれまた日本人の反発を買うことになる。
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動画は、勝負決着後のダメ押しで、日本の他の武道を含め『惻隠の情』で許されない行為だ。案外、同じモンゴルの後輩に『もっと気合を入れろ』といった体育会的行動だったのかもしれないが。
メディアは批判的で、朝青龍同様にこれから何かあるたびに白鳳はヒールにされていく可能性もある。東大よりも難しいとされる横綱まで昇り切り優勝回数も名実共に史上最高の実績をあげているのだから、今ここで『外国人』を強調するのは損だろうに・・・。
否、白鳳の矜持と見るべきか・・・。

ちなみに惻隠の情とはよく武士道で言われ袴の襞の数でもあるが、実はもともとは儒教の五常(仁、義、礼、智、信)の仁にあたるもので、こんなところにも日本人の『昔の支那』への(江戸時代に人為的に作られた)リスペクトが存在する。

ところで、新国立競技場問題でNHK他のTVでデザイン設計者のザハ・ハディッド氏をいちいち『イラク人の』と形容詞を付けているが何故だろう。彼女は確かにバクダッド生まれだが、イギリス国籍を持つイギリス人だ。何故『イギリス人の』と言わないのか。
やはり日本では**人や国籍についての定見がイマイチ曖昧で潜在的な問題の原因だろう。

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個人的には、この建築家のデザインの建物がどうも好きになれない。
写真はウィーンにあるウィーン経済経営大学(Vienna University of Economics and Business)の奇抜な建物群の中でも際立つものと女性器と言われたカタールのアル・ワクラ・スタジアム。どちらも彼女のデザインである。

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