やはり諸悪の根源は英・仏

ギリシャ危機どころか難民の問題でEUがガタガタだ。
ドイツのメルケルが難民・移民による低廉な労働力&消費拡大もあるだろうと『ウチは80万人まで受け入れる』と言ったためセルビアやハンガリーに留まっていた難民がメルケルの写真やEUの旗を持って北に行進し始めた。オーストリアは『はいはい、ドイツはこちらです』と通過のみ許容する方針か。

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しかし、通過されるセルビアやハンガリーは自国を無視される屈辱だけでなく国境線の強化や難民への食糧配給などを負担しなければならず二重苦だ。
ハンガリー同様経済的に余裕のないスロバキア、チェコ、ポーランドはドイツへの経路にもなりたくないことを露骨に表明し国境の強化を進めている。
CN6IDQoXAAAMdVJトルコはトルコで例の幼い少年の映像に『こうなったのは全て西欧の責任だ』と非難のボルテージを上げっぱなし。

見る見る間に難民が押し寄せてくるドイツ・メルケルもこれはヤバいと思ったのか『EU各国で公平に難民を受け入れるべき』だの『シェンゲン協定を尊重すべきだ』といったトーンに変わってきた。ドイツ・北欧以外の経済的に余裕の無いEU各国にしてみれば、『ウチはドイツと違うから』『ドイツが許容する発言をしたのだから自分でケツを拭け』と全く乗り気ではない。
フランス・オランドやイギリス・キャメロンもメルケルに同調して『人道的対処を』と表明しているが、英・仏はドーバー海峡を渡らせないようにするためにユーロトンネルのフランス側の警備強化やフェンス整備に共同で日本円で50億円程度出すことにした。(難民のテントや食糧に使えという批判も多い)

こういった欧州各国の『二枚舌』は歴史的にもお家芸とはいえ、あまりにも”大人すぎて”露骨で不快感がある。特に英・仏が『人道』『人権』などと言うのはあまりにおこがましい。
そもそも、中東地域が不安定なのはあの稀代の預言者ともいえる歴史学者のエマニュエル・トッドも指摘していたように中東地域でイスラエルだけが核武装しているからで、イランやイラクが核武装していたらパラダイス的な『平和』ではないかもしれないが『安定』はしていたはずだ。
イランやサウジなどに核を持たせずイスラエルのみ核武装の不安定な状態を作っているのは英・仏そして米ではないか。さらにもっと『そもそも論』を言えば、あの中東の不安定さをもたらしたのは民族の居住地や宗派を無視した強引な線引きによる国境を決めた英・仏・露に責任があることは歴史の事実だ。そんな根源的な責任に目を向けずに『私はシャルリ』などと5万人もがデモをする国、それがフランスという国だ。奇麗ごとの好きな左巻き。
こういうのを見せつけられると(誠実の意味は日本と欧米では違うが)日本ほど歴史に誠実に(事実に基づいて)向き合っている国は無いのではないか?
ましてやシリアに武器を供与しているのはロシアだが化学兵器(毒ガス)を輸出していたのはフランスだと最近発覚しフランスの閣僚も追い込まれたくらいで、本来イスラエルを通じてISに資金・武器を提供していたのは米英だったが、ISが暴走を始め現在は供与しているのはイスラエルだというのは公然の秘密に近い。空爆したり、捕虜が殺害されたりは”プロレス”であって、米英仏などはシリアとイラクとISが適当に潰しあって国境線を引き直してくれることを願っていると思われるくらいだ。この点では独裁強権ながらほぼ安定政権のトルコが最も大局的で正しい見方をしていると思われる。(自国の内政は?だが)
戦術核を使ってシリア、ISを壊滅させれば安定は取り戻せるだろうが、多くの市民を巻き込むし、それよりも『油田』が壊滅することだけは絶対避けたいはずだ。

核武装による均衡はみせかけの平和であっても『安定』は間違いない。あれほど小競り合いの続いていたインド・パキスタンもパキスタンが核武装することで両者が交渉のテーブルについたし、支那・ロシアの国境線問題も両者が最後(核戦争)まで戦うことがあり得ないことを相互に認識したからこそ解決したはずだ。
国境を共同管理・警備する宿命のライバルドイツとフランスでさえ互いに核を持っていることで均衡・安定しているし、ウクライナ問題を含めて欧州vsロシアも互いの核を睨んでいるからこそ戦線拡大しない。やはり核は抑止力として(平和ではなく)安定化のためには有効なのである。
その意味でエマニュエル・トッドやアメリカや日本の一部の識者によるアジアの均衡・安定化を図るために日本は核武装すべきだという説は説得力がある。アメリカのグローバリズムというある意味狂ったイデオロギーに束縛されないためには日本も核武装すべきと筆者も以前から考えている。
核の開発・維持はそれなりの費用がかかるが防衛予算全体では低減が可能という議論も多い。

シェンゲンが崩壊したら筆者のゴミのような小さな企業も影響は免れず困ったことになるし外国人排斥ムードが強くなれば仕事もしにくいが、ただでさえ経済面でのドイツの一人勝ちに難民受け入れ問題が大きくなれば欧州全体でドイツ批判は高まるはずで、そうなれば英仏は反ドイツ側に回るのが必定だろう。歴史がそうなっている以上繰り返すに違いない。
あるいはEU内国家対立が顕在化する以前に既に移民が人口の2割を超えたドイツ自体が大きく変わってしまうに違いない。
もしドイツが難民のキャパを超え、手のひらを反すようなことがあれば大暴動は必至。メルケルは任期も終わりが見えているから知らんぷりだろうし、かつて『移民と共存、共生の政策は完全に失敗だった』と発言した前歴もある。
大ドイツ主義が根強く多くの面でドイツに右倣えのオーストリアも『中立』などと暢気なことも言っていられなくなるだろうし、成り行きによっては仕事の拠点を移す必要がありそうで難民問題は目が離せない。

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やはり諸悪の根源は英・仏 への16件のフィードバック

  1. ブルーベリー より:

    勉強になりました。
    「アラブの春」でNATO軍が軍事介入し、反欧米政権を潰し、その後は放置。
    IS台頭や、難民の大量発生を招いた訳ですね。

    人道で軍事介入したのだから、人道でイスラム難民を受け入れざるを得ない。
    中東をオモチャにした結果、しっぺ返しを喰らっている。

    さらに、EU内の対立が激化すれば、中世の暗黒時代みたいになる・・・
    日本も、中国や朝鮮に深入りしないことが肝要です。

    • argusakita より:

      中東における英仏露の失策を『世界の警察』アメリカがイスラエル、ヨルダン、エジプト、サウジとでカバーしてきたのがここ20,30年くらいだと思いますが、そのアメリカがオバマになってからモンロー主義同然になって役目を放棄した状態です。
      アメリカのプレゼンスが無くなるとこうなるという格好の例ではないでしょうか。

      リーマンショックでアメリカの影響を散々受け、安全保障でもオバマは知らんぷり。ウクライナ問題も2004年から仕掛けたのはアメリカなのは皆知っています。にもかかわらずアメリカはきちんとケツを拭かず放置状態。そのため、英・仏・独が『じゃあ欧州は欧州でやるよ』とアメリカ離れを起こしているのでしょう。AIIB参加問題は如実にそれが出たと思います。
      しかし、NATOを牛耳ってドイツとトルコの核を握っているのは相変わらずアメリカ。そんな状態じゃ欧州はそれぞれの理由でアメリカに対して不快感を持っていて当然。

      それもあってか、英・仏は中東シリア、IS、イラクに対してはそこそこ関わるものの和平交渉に乗り出す姿勢など微塵も見せず、ついでに欧州に流れてくる煩いアルメニア人やクルド人が適当に『整理』されることも願っているはずです。
      一方で日本ではあまり報道されませんが、英・仏はアメリカのプレゼンスの弱い西部、中央部のアフリカに旧宗主国としてガンガン介入しています。内需の拡大の限界が見えたので国外に出ていくという歴史の繰り返しですが、特にフランスのマリ介入、爆撃は苛烈らしく、その反動の煽りを食らったのが2013年のアルジェリア日本人(日揮社員)拘束殺害事件でしょう。
      英・仏が仏の設計図で全く同じ空母(イギリスは1隻は就役済み、もう1隻建造中)を大至急建造しているのは地中海のイスラエル沖ではなくアフリカ・ギニア湾への派遣のためでしょう。

      かつて帝国主義、植民地主義時代は王権やファシズム政権がアフリカ政策を進めたわけですが、歴史は繰り返すものの今度はもっとスマートに多国籍企業&軍産複合体がそれを担っているのかもしれません。(経済植民地)
      ただ、既にその英・仏と中央アフリカ開発等で衝突しているのは支那ですから、繰り返しとは言っても登場人物はちょっと違うと。

      日本の安保法制審議などちっとも世界的なニュースになりませんが、主要国からは『日本は地球儀を俯瞰する外交とか言っても世界のどこを見ているのか?』と思われていると思います。

      アメリカの知人がよく言いますが、世界がアメリカを必要とする時代は終わって、今はアメリカ(の巨大なマネー)が世界を必要としている、依存しているのでしょう。
      欧州がアフリカを経済植民地にするのをアメリカが指をくわえて座視するわけないですから、自衛隊が行くのはホルムズ湾ではなくアフリカだろうと予想しています。ジブチには既に立派な自衛隊の『基地』がありますから。

      実に罪作りで嫌な国です、アメリカは。

      長々と失礼しました。

  2. きりたんぽ より:

    人権国家としているフランスも信用はできませんね。過去のサルコジ大統領は自分の身を守るためにリビアのカダフィを殺害したり、自身の出自も移民でありながら移民を非難したりと。

    ドイツは以前に移民の受け入れで失敗しているにも関わらず、さらに受け入れることに理解できませんがかなり困窮しそうですね。

    それまではドイツは最低賃金の法律がないので労働力などは安く買い叩き、移民の労働力ならなおさらでだったはずです。EUだけではなくとも経済の一人勝ちは当たり前ですが、今年1月に最低賃金の法律ができた中で移民を受け入れた場合は、対策が依然とはかなり変えないと経済力が落ちるのではないでしょうか。特別な措置法のようなものを作るのでしょうか。

    • argusakita より:

      最低賃金の法律は今年1月から3年間で段階的に上げていくはずで、今は試行錯誤状態だと思いますが、評判は良くないですよ。
      特にドイツにはミニジョブといって普通の非正規雇用とは別に所得税と社会保障費を天引きされない層(要するにそれらを取れないくらい安いのと就業時間制限がある)が数百万人いるのですが、移民や難民の大半がこの層に突っ込まれる格好です。
      何となく旧東独の共産主義的な匂いのする法律です。
       
      移民も母国に比べれば現金収入があって最初は喜ぶのですが、物価や住居費などでとてもまともな生活ができる金額とは言えないことにすぐ気がつくでしょう。
      で、雇用側もやたら書類があって面倒くさいからこのミニジョブ層を切ることが始まっています。
       
      季節労働者もこのミニジョブ層になるのですが、今までうまくいっていたのにこの最低賃金の法律導入以来労使双方から苦情が出ているようです。
      ミニジョブ層が失業したり、安くてやってられないということで辞めていくと社会に未就業者が溢れ、アンダーグラウンドになっていきますから、日本の外国人研修制度と似たような人権問題になるでしょう。
      それでもドイツは売春が合法ですから若い女性は若干の就職口はあります(社会保険もつきますし)。

      日本も似たような制度を狙っているかもしれませんね。

    • argusakita より:

      いやぁフランスはさすがというか驚きです。
      フランスは難民急増に対してシリアの空爆に向かうそうです。
      ISを空爆するのかシリア・アサドを空爆するのか、あれこれまとめて空爆するのかよくわかりません。

      • きりたんぽ より:

        フランスが動き出したのですか!
        難民の発端の原因を治療しないと自ら軍需利益を上回る損失を被ることになりますよね。
        他のEUも連動して動けばいいのですが、EUという欧州連合の働きが機能していませんね。

  3. argusakita より:

    ニュースで流れるようにドイツは到着する難民達を歓迎しているかのようで、難民たちも『メルケルは女神だ』とばかりメルケルの写真とEUの旗を持ってドイツ目指して大行進。
    しかし、スペインのTVの欧州の有権者の緊急アンケートによれば難民歓迎45%、反対55%と実に微妙な数字。
    既に旧東独地域やベルリンでは流入した難民を集団で襲撃する事件が頻発し、難民の最初の到着地のミュンヘンを抱えるバイエルン州の知事は『許容限界だ』と連邦政府、メルケルをあからさまに非難。
    国境を強化して食糧さえ満足に与えないハンガリーを非難したフランス外相に反発してハンガリーは駐仏大使を召還。

    フランスのオランドはシリア空爆に参加するそうで、ISを攻撃するのかアサドを攻撃するのか反アサドを攻撃するのかよくわからない状態。まとめて空爆して難民の元を絶つとでも思っているなら恐ろしいことだが、フランスならあり得なくもない。シリアに毒ガスを売る国なのだから。

    駅に着の身着のまま到着(脱出時にブローカーに大金を払っているため持ち物はスマホだけといった状態)する難民もメディアが注目しているせいで英雄気取りで騒ぐし、これを旗などを振って迎える連中も、いずれコストが自分たちに降りかかることを忘れているようで単なるお祭り騒ぎ。
    よく見ると、既にエジプトやリビア政変時に脱出してこちらに定住している移民達が仲間が増えるとばかり歓迎している。

    うーん、大変なことになるな。人道や人権だけで議論するのは限界がありそうだ。
    近いうちにEUは難民追い返しを始めると予想。
    移民・難民反対派がメルケルを狙っているという噂もあるが、増えすぎた難民に手を焼いて国内の意見重視として政策を180度変えたら今度は移民・難民から『嘘つき』と狙われるかもしれない。どっちに転んでもメルケルは危ない。
    本人は2017年の任期で引退するらしいが、無事任期を全うしてもとんでもない置き土産をドイツに残すことになるのは間違いない。

    外国人全般に対する排斥が起きる可能性は高い。多国籍の社員さん達を抱え自ら外国人である筆者としても非常に困った問題だ。
    参ったなぁ・・・。

  4. 通りすがり より:

    難民問題で欧州が揺れてもサッカーW杯予選にはシリアもアフガンもちゃんとナショナルチームが出てくる。さすがに武装勢力がいる自国では試合ができないので第三国でやるのでしょうけれど。
    応援も沢山いるしどこで戦闘が行われているのかと一瞬思います。シリアなどは経済制裁があって財政もままならないでしょうに。
    世界中で常に局地戦争があるもののこうしたスポーツの世界大会は成立している。不思議ですね。

    日本も近未来、ホルムズ湾だの南シナ海で海上自衛隊が戦闘していても相手国とサッカー予選で両国民が盛り上がっていたりして…。

    安保法案早く通さないと。
    通してもすぐに何かが変わるとは思えませんね。

    • argusakita より:

      そりゃあ、サッカーは国の威信をかけた戦いというのがほぼ世界共通の認識ですから(^^)。本当に戦争に発展したこともありますし。1970年の南米予選だったかな。
      小さな国でもスーパーパワー(国)と対等に11人で戦うのですからある意味戦争より重要で、どんな状況でもFIFAに出場停止を言われない限り出てくるでしょう。
      でも、あまり豊かじゃない国の代表はユニフォームやシューズやらで苦労したり遠征などは大変らしいです。

      そうです、安保法案が成立してもすぐに徴兵だの国家総動員法による統制経済が起きるなどということはあり得ない。昔と違ってあっさり逃げる企業も国民も多いでしょうし。
      それにも拘わらずそういった妄想を語って脅す左翼連中こそ70年前の時代から変わっていない化石みたいなもので、その言葉に心情を揺り動かされている母親たちもお茶の間ドラマの戦争のイメージがすっかり刷り込まれていると思います。

      いよいよ16日採決だそうで、歴史的な日になると思います。
      ひょっとしたらどこかで自衛隊が戦闘中でも東京オリンピックは進行する・・・、そうなったら普通の国かもしれません。

  5. きりたんぽ より:

    戦の最中でも有事の状態でもスポーツ大会は成立してしまうのは不思議なものですね。

    今年、高校野球100周年記念大会でした。 

    かつての「張作霖の爆破事件」や満州事変や大東亜戦争の最中でも朝鮮半島や満州や支那大陸の一部・台湾などでも甲子園大会の予選が開かれていました。

    中止になったり延期になったり本戦は開催できるのかわからない状況でも行われていまして、張作霖の爆破事件などでは電車が止まってしまい、満州球児達が足止めを食らったようです・・・・・・・ 
    そんなエピソードもあるようです。

  6. Momoko より:

    こんにちは。現在香港に住んでいるものです。
    移民問題はとても注目していてエコノミストなどから情報を仕入れています。
    当方旦那がイギリス人なのですが、「日本は今回のシリア難民は受け入れないの。」と聞かれたので「日本は難民受け入れについてはキャパがヨーロッパほどないしまあ今急に対応する(できる)ことでもない。資金援助もしてるし何もしてないわけではない。」と答え、とどめに「ていうか今の中東の混乱の責任はイギリスにもあるよねぇ。」といじめてみたら「Yes, we are the one to blame.」などと言っておりました。私自身は将来(すでに起きていますが)の労働力減のサポートや、優秀な人材の受け入れなど移民自体は賛成です。難民も出来る範囲でゆっくりと対応していけばよい、と思っています。イギリスやオーストラリアのような支持率アップ狙い?のために急に動くことはないと思います。

    そもそもドイツだって善意で受け入れているわけないですよね(まあ難民受け入れとそのケアににかかる労力と資金を考えるとそれなりにレスペクトはしています。)。まあでもドイツすごい、メルケル有能、みたいな感じになっているのは何というかうまいなぁーと思いますけどね。

    では。

    • argusakita より:

      こんばんは。

      そうです。移民の割合が国民の人口の2割を超えていますからさらに難民(経済移民)を受け入れたらドイツも大きく変わると思います。メルケルはドイツを引き返せない河を渡らせたと思います。
      今年になって欧州には総計約43万人の移民・難民が入っていてさらに加速していますから一度火がついたらそれこそ17世紀のウェストファリア条約以前の状態に戻るのだと思います。(潜在的にカトリックvsプロテスタントもあるわけですから)
      イギリスは日本同様島国なのでちょっと時間差がありそうですがどうなんでしょうね。

      香港、イギリス人のご主人・・・金融関係かな。香港のエスタブリッシュメントですね(^^)

      PS. 某所のコンサート帰りですっかり酔っぱらって帰りました。やはり、ジャズとクラシックの両方が楽しめるウィーンは最高です。おやすみなさい。

      • Momoko より:

        こんにちは。
        お返事ありがとうございます。主人は残念ながら・・・金融関係ではなく・・・医療関係です・・・。華やかなバンカー達を横目につつましく暮らしています(香港の家賃の高さは日本の比ではありません。)。ロンドンに住んでいたこともあるのですがやっぱり住むなら東京かロンドンですね!経験できる文化の量も質もぜんぜん違います。
        難民問題もまた進展がありましたね。やっぱり無理!という意見が出てきましたね・・・。
        先日日経で難民受け入れについてのアンケートがあり結果だけ目を通したのですが、賛成派も反対派も慎重派もまともなことを言っていて少し安心しました。(日経の読者だからか)

        日本人ももし近所に難民の人が越してきたら・・・というイメージをしてみると良いかもしれませんね・・・私は基本的に慎重派ですが困難な状況にある人たちにはなんらか手を差し伸べるべきだと思っているので受け入れも双方が不幸にならないようよく考え対応していけば良いと思います(捨て猫を拾って世話するような感覚の人が多いのでは?と心配しています)。

        • argusakita より:

          おはようございます。

          そうでしたか、てっきりHSBCあたりかと。

          ロンドンは刺激的でいいですよね。
          私は30年くらい前に3か月ロンドン、その後ニューカッスルに2年弱いましたが、まだビザも厳しいころで、人種差別は”十分に”経験しました。(^^)
          その後、パリとドイツのデュッセルドルフ、ハノーファー、エッセンと数か月ずつ住みましたが、20代の”感性豊かな”(^^)時期でしたから、日本に生まれて損したみたいに思ったこともあります。東京は生まれた場所(育ちは秋田)と学生時代過ごした街ですが、何故か住みたいとは思いません。まあ、住めば都で今はウィーンが一番です。二番は秋田。

          香港、伝わってくる情報では、ネットや出版物の規制があからさまになってきているようですが、いかがですか?

          難民について日経のアンケート結果を見ると、
          ■難民申請の中身を精査して一部を受け入れるべきだ が52.4%
          ■全面的に受け入れるべきだ が11.7%

          心情的にはわかりますし、特に難民の子供たちには何かできないかと常に思っていますから受け入れ賛成が多い日本は優しいなと感じますが、日本でシリア難民を受け入れるのは少々無理だろうと思います。
          難民とはいっても、聞いたところでは医師、技術者、教師等資格や免許を持っている人も相当数いるようで、決して日本が期待する低廉な労働力だけではないです。
          日本では言葉の問題もあり、申請の精査にマンパワーが不足しているのか去年受け入れた難民は申請者5,000人に対してたったの11人です。(UNHCRやアムネスティ等からすいぶん非難されていますが)

          シリアはトルコほど世俗派でもないですし、イスラムの『施し』に対する考え方が日本人には受け入れられるかどうかかなり疑問です。

  7. Momoko より:

    こんにちは。
    はい、香港にはなぜだかもう6年も住んでいますが・・・数年前に今のトップに変わってから(超親中)雰囲気ががらっと変わった・・・と長く住んでいる人は言いますね・・・。私自身は気楽な外国人生活を送っているのでどこか人事のように観ていますが、なんと言うか香港VS大陸の戦いは激しいものがあります。
    シンプルに言うと「香港人が今まで格下に見てきた大陸人が金と力を持って台頭してきて香港で買い物しまくり、不動産買いまくり(高騰の大きな原因)、産婦人科のっとり(香港籍が欲しいから)、そのプレッシャーにいらついている。」というところでしょうか。プライドの問題、という気もします。

    メディアに関しては香港メディア界の大物が何者かにおそわれたりとかいろいろありますが、こちらでは天安門事件は毎年大きく扱われていますし、そんなに変わっていない気もしますがまあ何というかもう中国の一部には間違いないのでどんどん北京が口を出してくるのだろうなーという気はします。
    しかしながら香港人も大変たくましい人たちなのでストレスは増えつつも何とかやっていくのでは・・・と思いますね・・・。たまに日本人のコメントで香港も独立すればいいのに、とかいうのを目にしますが、ま、それはありえないでしょう。中国が力をつけている以上持ちつ持たれつなのだと思います。

    こちらは物価、特に外食が高くて大変です(ものすごいローカルなところに行けば違うのでしょうが私広東語が全くできないためやはりそこそこ奇麗なお店にしか行ってないので・・・。)。日本に帰るとこんな値段でこんなにおいしい物が!と感動しますね。

    私自身若いころはヨーロッパ大好き!というありがちな若者でしたが海外生活が長くなるとやっぱり日本はいいなぁーと思いますね。人や自然や食べ物・・・個人的に生まれ育った東京は世界一好きですね。
    いろいろ問題は山積みですが、日本人はもっとタフになり多様性を受け入れる努力をしてしたたかに生き延びて欲しいです。私の旦那もイギリスの未来にあまり明るいものは感じていないようなので(金持ちしか生き残れない。などなど。)、まあどこも大変、なのだと思います。

    • argusakita より:

      香港は返還前後合わせて確か5回しか行ったことがないのですが、確かに外食はちょっと高いイメージがあります。ただ、それは高いものを食うからだと友人に言われますが、観光で行くわけでもないし、危なさそうな店に入るのもなかなか。
       
      立ち入った話かもしれませんが、イギリス人のご主人は普段は中華・和食なのでしょうか? やはり生まれ育った場所の味覚は一生モノでしょうし。
       
      若いころイギリスにいた頃、『イギリス人はなんでこんなにジャガイモを食うんだ?』と思ったのですが、その後しばらくしてベルギーに行ってほぼ主食がフライドポテトなのを見て唸ったことがあります。
      昔は、時々醤油っぽいものを無性に食べたくなると中華に逃げ込んでいましたが、イギリス人にとってそういうのは何が該当するのでしょう。
       
      和食のPRをまたまた日本政府が世界的に行う(一度寿司屋の認定で失敗)らしいですが、日本人やフランス人のように食文化を重要視する国はそんなに多くないと思うのです。食文化より重要だったり楽しい文化がある場合は大体そんなに美味いもの(日本人から見て)を普段食べていない気がします。
      だから***国の料理は美味い不味いという評価はあまり意味が無い。Momokoさんの言う多様性とはそんなものも含まれませんか?
       
      日本政府がどんなPRの仕方をするのか興味がありますが、世界中の人が日本人みたいに食文化を非常に重要視しているはずという前提に立つとおかしなことになりそうです。
      それに和食、日本食を世界に広めれば広めるほど使う食材が外国に買い漁られ、肝心の日本に住む日本人の口に簡単に入らなくなる。(もう魚介類ではそうなりつつある)
      最近、主に輸出向けに『糸を引かない納豆』が開発され販売されるらしいですが、納豆が世界中でメジャーになるとは思えないものの、大豆の価格が上昇したら、醤油、味噌、豆腐、豆乳、枝豆、煮物、豆撒き行事・・・で一番困るのは家畜以外には日本人だろうにと思います。日本人が箸を折りそうになるくらいかき混ぜてこっそり食べていたらいいと思うのですがどうでしょう。
      そういったブーメランに早く気付いて欲しいと最近は外国人と食事する度に思っています。

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