議席数か得票率か ~カタルーニャ州議会選挙~

Catalunya-voteバルセロナに顧客がいるため、注目していたスペイン、カタルーニャ州の州議会選挙の結果(開票率99.97%)が微妙だ。(グラフはeuropa pressより)

議席数135(過半数68)に対して、議席と得票率が、

独立賛成派
ジュンツ・パル・シィ党(CDC+ERC) 62議席 39.54%
CUP 10議席 8.21%
合計 72議席 47.75%

独立反対派
Cs 25議席 17.92% <—-シウダダノス党(右派)が9議席から大躍進!
PSC 16議席 12.73%
CatSiquees 11議席 8.94%
PP 11議席 8.5%
合計 63議席 48.09%

ドント方式による議席配分のためこのように議席数と得票率が逆転した結果となっている。

独立派は、議席数によって勝利宣言し、スペイン政府は得票率が過半数を超えていないため事実上の住民投票であるから独立反対派の勝利であるとアナウンス。
独立賛成派のCUPはジュンツ・パル・シィ党(共にYes党)とは賛成派であるものの若干距離を置きキャスティングボートを握っている。
昔、日本でもキャスティングボートが大問題になったことがあった。

スペイン政府の与党PPからは『一方的な独立宣言等を行った場合、それが憲法違反だと判断されると、その議員の職務を凍結、またははく奪するという法案』が出ていて、来月にもスピード成立させる予定らしい。

単純に考えればあくまでも選挙は議席の獲得が全てであるはずだが、日本でも、
『投票率が低い中で得票率を考えれば、有権者全体の少数しか支持されていない』といったことがメディアでも公然と報道される。某朝日や某毎日など・・・。

来年の参議院選挙あるいはそれ以前(または同時)に衆議院選挙がある日本でも、“解釈の余地のある選挙結果”が出る可能性は十分ある。沖縄も本当は・・・という可能性もあるだろう。

後でガタガタ言われないように、改めてきっちりと事前に『選挙における民意』について国民的なコンセンサスを得ておくべきではないか?

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議席数か得票率か ~カタルーニャ州議会選挙~ への1件のフィードバック

  1. argusakita より:

    29日、2014年11月9日にカタルーニャ州政府が州内で行った独立を問う非公式の住民投票に対し、カタルーニャ最高裁判所がアルトゥール・マス州知事とジョアナ・オルテガ元副州知事、イレネ・リガウ教育委員長らに出頭命令を出した。
    検察当局は去年暮れより憲法裁判所に対し、カタルーニャ州の独立を問う住民投票に関し「中央政府への不服従」の容疑で告訴していた。
    これに対し、ネウス・ムンテ副知事は会見を開き、明らかな「政治弾圧」だと批判している。
     
    ※今回の州議会選挙ではなく、去年の非公式の住民投票についての告訴。
    日本の憲法や地方自治法では無理だ。

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