解党しそうで解党しない選挙互助会=民主党

先日、民主党の『言うだけ番長』こと前原と『八方美人』こと細野とヘラブナ釣りの練り餌のようにバラバラと収拾がつかなくなった維新の江田が野党大団結(?)を呼びかけるべく会談をしたそうで、いよいよかと思ったが、細野・岡田会談で結局は細野に対する口頭注意でとりあえず幕引きとなったようだ。民主党は既に『存続』が自己目的化しているようだ。


民主党がどんなに『政権奪還』を叫んでも、現在の自民党・安倍政権に否定的な有権者でさえ民主党の支持に回ることはあり得ず、以前、
大補強よりも解党が上策 ~民主党~
で書いたように、民主党は解党し左右それぞれの理念・旗の下に集まる(それすらナロー・パス)道以外に無いだろうと誰もが忖度しているにも関わらず解党しないようでは国民から見ると、いつまでたっても税金で無駄な国会議員を飼っているような印象さえ持つ。
1月1日の起点を意識して政党交付金をもらうべく11月、12月は解党・分党・新党結成といった離合集散が起きるのが恒例になって来たようだ。解党・分党・新党結成は新しい歳時記に載せても良いかもしれない。

労組という組織票を手放せないのも一因だとは思うが、最近は政府が民間の賃上げにモノを申す『政労使会議』といったものが無批判に行われるようになり、社会主義の色合いが一層強くなってきているかと錯覚するくらいで、従来の労働団体の要求・支持の受け皿が民主党でなくとも良くなってきている。
さらに安保法案では、『違憲だから対案は出さない』といった詭弁と重箱の隅を突くような議論を展開し『ハンターイ』を唱えていたが、秋風が吹くころにはどうやら熱も冷めたらしい。
もっとも、中東情勢、南シナ海情勢を見ればあの安保法案が日本の外交力に一定の根拠を追加したことで国民の多くはなんとなくその関連性とタイミングを空気として感じ取ったはずだ。
無論、実際に海外派兵したり兵站を担うといった具体的な行動についてはまだ何も見えない状態であり、今後の関連法整備は注目しないといけない。

フランスはパリでの同時テロによって、オランドが『フランスは戦争状態である』と宣言し、国家非常事態の3か月延長を決め、危険な外国人を強制国外退去させる法律や警察官5,000人の採用追加も早々に決め、必要な憲法を改正するという。
余談だが、そもそも歴史的に中東問題の根っこはイギリスとフランスの強引な国境線策定にあるわけで、その歴史と責任を正面から見ず、しかも夏からアメリカと足並みそろえてISへの空爆を続けているフランスがISによる報復を受けないと国民も考えていたとしたらあまりにも『お花畑』脳だろう。
欧米風民主主義の仕組みのもっとも整った共和制を標榜するフランスでさえこのフットワークの軽さなのだから、社会主義とはいえ自民党1党支配の日本が何故こうも窮屈な身動きのとりにくい国なのか本当に不思議に思える。
足を引っ張るのは民主党や『何を言っているのか理解不能な』共産党や『何をとってもお前が言うな状態』の社民党などである。
スピードを要求される現代では、やはり日本も首相公選制で大統領制に近い仕組みにしたほうが良さそうだ。

民主党が何故ダメなのか。
安保関連ではその馬脚が現れたが、やはり欧米に比べて比較的安全な日本の国民の関心は常に『経済』である。国民が見ているのはそこである。社会保障などは年寄りが多数派になり少子化で国家的ネズミ講の年金などはほとんどの国民が帳尻が合うわけはないことに気付いている。
耳障りの良い社会保障は語ってもその原資を生み出す経済政策&税制の分野で民主党に『これ』といった見るべきものが無いことが最大の不支持理由だろう。
かつて政権を取った時にある程度の評価(本質的な善し悪しは別として)を得たのは子供手当くらいではないのか?
マニフェストにあった埋蔵金掘り出し、公務員削減、公共事業無駄削減といった金額の大きなものは何一つ達成できず、部分的に実施したものを自画自賛し時間切れと言い訳ばかりなのだから国民が顔を向けるはずがない。政治は結果責任ではないのか?

安保法案で党の『旗』を見せられなかったことと、経済政策で自民党・安倍政権に対抗するものを全く何も出せなかった(党としては未だに何も)ことは、次世代や維新、元気といった数人の小さな党よりも存在感を感じさせない。
また、安保法案で声を大きくしていたのが主に『元外国人』が多かったこともバイアスがかかり、明らかに怪しさの印象を増幅させた。日本人の党なのか?と。

結局、頭数など揃っていても肝心の政党としての理念が統一されていないことや政府に対抗する具体的な政策提案(特に経済)もできない以上、何かの金にとりあえず集まっている選挙互助会というイメージは払しょくできず、それ以下でもそれ以上でもない。
個人的には民主党の中には各分野でそれなりに知見を持ち真っ当な議論ができる政治家もいると思うが、そういう連中でさえ党を離れて政治家として自らの信念で行動することがないというのが実にみっともなく見えるではないか。
loopyそんなに政治資金・選挙資金が必要なら、元飼い主のルーピーにでも吠えるなり擦り寄るなりしてみたらどうなのだろう。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ 
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)

広告
カテゴリー: 国政・国会 タグ: , , , , , , , , , パーマリンク

解党しそうで解党しない選挙互助会=民主党 への4件のフィードバック

  1. 茹で蛙 より:

    民主党といえば、前の選挙で落下傘候補の助成とダイゴが裁判でもめていた件は和解だったそうで、裁判とは別にネゴしたんでしょうね。
    地方でも金目の話がつきまとう民主党にいいイメージは全く無いですね。

  2. 個人的に県会議員の石田寛氏と話ししたことがかなり昔にあったので、前の選挙で同情票を入れたら、結構な表を確保して当選してしまいました。ということは、県北の組合は、民主党指示から社民党指示に戻ったということですね。落下傘候補がほとんどだった民主党よりも、経験の有りそうな社民党ということでしょうか。
    それにしても、選択肢が少ないのが困るな。

  3. ブルーベリー より:

    民主党のせいで、スッカラ管 + その愛弟子 がゾンビ当選しています。
    選挙で、落としても落としても復活する・・・もうウンザリ。

    政策ではなく、利権目当てで集まった政党なので、初めからバラバラ。
    カネと利権がある限りは続くのでしょう。

    異常な政党です。

コメントは受け付けていません。