東芝問題を見逃すかのような日本の社会・経済界は相当に病んでいないか

東芝の粉飾決算問題はマスコミは不適切会計問題と呼ぶが明らかに粉飾決算あるいは不正会計だ。
経費を実際より小さく見積もるなど、損失を先送りすることで利益を嵩上げする不正行為が、長期間にわたって行われていたことは間違いなく、小出しに発表される社内調査で明らかになった原発部門などでの500億円の利益水増しでは収まらず、パソコン事業など幅広い分野で1,500億円以上にのぼると見られ、一説には2,000億にもなるという。
日本を代表するような大企業でトップの指示によって行われていた大スキャンダルだが、マスコミもあまり取り上げず、監督官庁や大臣クラスも言及せず、皆黙りこくっているというのが現状だろう。

粉飾決算で大いに騒がれ刑事罰を食らったライブドア即上場廃止になったし、日興コーディアル、オリンパス、そして今回の東芝含め、利益の水増しとその結果としての有価証券報告書の虚偽記載は即上場廃止になっても不思議ではないことは素人目にも明らかだ。
ライブドアの場合は虚偽の有価証券報告書を使って金融市場より資金調達を行っていたが、東芝も公募増資で3,174億円、取引先金融機関向け劣後債1,800億円と合わせて約5,000億円調達していて、虚偽記載の有価証券報告書をもとに公募増資を行った場合、適切な会計処理を行っていたのであれば付かなかったであろう(誤魔化しの)株価で資金を調達しているのだろうから、株主は不当に高い株価で資金調達に応じたことになる。
粉飾発覚後は株価が3割も下落したことで粉飾決算問題による激オコ株主の被害に関しては『東芝株主弁護団』が頑張るようだ。
一体全体、粉飾決算でライブドアとどこが違うのか?
(マスコミの大口スポンサーでなかったことくらいか?)

刑事事件となるかどうかは今後の捜査によるのだろうが、あまり日本では大きな話題にならないのはいくつか理由が考えられる。

[東証]
東証はあくまでも私的民間企業であり、上場やその廃止基準はいわば『社内規定』であるため、東芝を上場廃止にするかどうかはさじ加減だ。
元東芝社長・会長だった西室泰三氏は現在日本郵政代表執行役社長で、2005年から2010年まで東証の会長を務めていた。
この西室氏の古巣の東芝を切れるか?
先般上場した日本郵政他の上場タイミングを前に大変な事件になると思ったが、マスコミがあまり騒がなかったせいで予想価格で何事もなく上場が実施された。筆者はこの日本郵政の上場もかつてのJALの再上場とオリンパス粉飾決算同様にどこか非常に面妖なものを感じている。(そのうち誰かが事件化してくれるか小説にでもなるだろう)
事件の発覚はおそらく内部告発が発端だったのだろうが、日本郵政他の上場タイミングを知っていたからこそのある意味クーデターに近かったかもしれないが、クーデターは失敗
日本郵政の株価は株を手放す国の財布に直接影響するだけに東芝問題の影響を可能な限り矮小化し何が何でも死守したように見える。

[マスコミ]
この東芝問題の影響の矮小化に協力したのがマスコミだろう。
邪推だが政府筋の『要請』もあったに違いない。
『上場問題や廃止によって株価が混乱して困るのは国民(一部だが)なんですよ』と言われればマスコミも事件として取り上げにくいだろう。
さらに、東芝と言えば昔からサザエさん、東芝日曜劇場を始めとしてキー局にとっては大口スポンサーのため自粛のブレーキが働いても不思議ではない。

東京地検は当然動いているだろうが、刑事事件になるかどうかは怪しい・・・。
担当した新日本監査法人の処罰に金融庁が動くようだが、そんなのは後で良い。トカゲのしっぽ切りかと・・・。
東芝問題は、東芝テック、東芝プラントシステム、ニューフレアテクノロジー、西芝電機、国際チャートの5社の子会社も上場し、東芝テック、東芝プラントシステムは大きな企業である。
これら子会社が粉飾決算に関わっているとなれば東芝同様に上場廃止の検討対象になっても良さそうだが、これらもあまり情報が出てこない。

さらに、17日午前、アメリカの原子力関連子会社ウエスチングハウス(WH)の2012年度の単体決算で減損損失を計上しながら当時開示しなかったことについて、東証の開示基準に違反していたことを明らかにしたが、16日午後に東証からの指摘を受けて違反の事実を認めたという。
大企業なら好き勝手に何でもアリかと・・・。

確かに株主への影響という実質的な損害は出るだろうし、せっかくアベノミクスで上がった株価に水を差すことになるかもしれないが、大企業だからという理由でその影響の大きさを考慮して徹底的な追及をしない監督官庁、東証、マスコミのこの甘い体質はモラルの破壊を感じさせるし、将来的に日本の証券・投資の世界にグレーなものを残したままとなる。とてもグローバリズムには対抗できない。
現在、TPPによる投資の自由化なども視野に入ってきている中で、こんな恣意的な甘いことを看過しているようでは、アメリカの投資会社や個人からすぐに巨額の賠償を請求され私企業の屋台骨などはすぐにガタガタになるのは間違いない。
アメリカはあの巨大なリーマン・ブラザースを破綻させた国だ。
日本の多くの企業がどんなにM&Aで『大きすぎて潰せない』企業規模を目指しても、意図的な潰す力がある場合はそのほうが遥かに大きいことは知っておくべきである。
あまりにも日本的なマスコミまで協力するような護送船団方式はグローバリズムを信奉する企業間競争では通用しない。

筆者が若いころ仕事で付き合っていた東芝本社の人間達は皆素晴らしく優秀な社員ばかりだったし、Dynabookもずいぶん長く何台も使い、いいマシンだった。(最近のDynabookは酷すぎる)
企業の存続が自己目的化するようになった東芝は企業としての寿命が尽きたのかもしれない。

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東芝問題を見逃すかのような日本の社会・経済界は相当に病んでいないか への23件のフィードバック

  1. ブルーベリー より:

    なぜだ? 東芝「決算発表再延期」をあっさり容認。 金融庁「ありえない判断」の裏事情
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45057

    新日本監査法人は日本航空やIHI、オリンパスなどの粉飾決算を見逃したため、金融庁などから繰り返し検査や指導を受けていた。  新日本が出してきた監査に、金融庁や会計士協会もお墨付きを与えていたという証言があります。

    つまり、「金融庁が粉飾に一枚噛んでいる」と思っています。
    東芝や民主党など、日本そのものが腐ってきているのではないでしょうか?

    • argusakita より:

      私もかつては巨大な上場企業にお世話になっていたことがあるのであまり大きなことは言えませんが、大企業には法律に優先するかのような企業の『掟』があって、その論理がまかり通ります。
      監査法人などは企業会計を外部から厳しく監査するべきものですが、今ではある部分外注であるかのようにグルになっているといって過言ではありません。
      今まではそれでも良かったのでしょうが、コンプライアンスという言葉が流行りだして部分的に厳しくなっているものの、要は手口が巧妙になってきただけだと思います。
      書類上体裁が整っていれば証券市場も問題にせず、今回はトカゲのしっぽにされそうですが、監査法人に金融庁のお墨付きがあれば、鬼に金棒でしょう。

      福島原発の汚染水処理を担っているのも東芝。
      東芝がアメリカのEnergySolutions社からALPSを導入して、そのALPSで除去出来ないものをフィンランドのフォルトゥム社の交換樹脂に頼っていることもあり、東芝本体を潰すわけにはいかないという事情はあるものの、だからといって監査法人までグルにして好き勝手にやって良いわけではないです。

      この事件、一体どこから漏れたのかなどマスコミの突っ込みどころは沢山あるはずですが、TVで特集もしない。
      確かにいろいろな部分が腐っていると思います。

  2. 事情通2 より:

    東芝粉飾決算問題にちょっと興味があってあれこれ記事を見ています。
    日経ビジネスでスクープ(?)が載っています。
    http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/110879/120100165/?P=1
    こういうのを見ると、大企業というのはモラルなどどうでも良いというか出鱈目なもんだなと思います。
    大きすぎて潰せない、これがどんどん当たり前になっていくのは仕方がないのでしょうかねぇ。

    • argusakita より:

      興味深い記事、ありがとうございました。

      最近、日本では名の通った大手企業ではどこでも社員が二言目には『コンプライアンス』を口にしますが、トップが鉛筆を舐めているのでは最初から話になりません。

      大き過ぎて潰せない、これは日本以外でも大企業の戦略目標の一つだろうと思いますが、企業モラルも昔の『企業の掟』のほうが良かったような気がします。

  3. argusakita より:

    東芝粉飾決算問題。
    ・株主50人が集団提訴で3億円の賠償要求
    (来春まで1,000人規模になるということだ)
    ・証券取引等監視委員会は73億7350万円の課徴金を課すよう金融庁に勧告

    粉飾決算で集めた資金は公募増資で3,174億円、取引先金融機関向け劣後債1,800億円と合わせて約5,000億円にもなる。課徴金が少なすぎる。

    日本の証券市場の不透明さが喧伝されれば、上場している他の株式も信用を無くすではないか。東証はいい加減だと。
    東芝には悪いが、今噂されているPC、白物家電部門を売却し出直すべきだ。
    酷い話であり、マスコミが未だに粉飾ではなく不正決算とか言っているのには呆れる。

  4. 通りすがり より:

    東芝の問題は本当は根が深そうな話でWHの減損を社長が知らなかったとか。
    この問題もそうですが、本当は大きな社会的な問題にもかかわらずどこかサーッと忘れられつつある問題が多くなってきた気がします。
    ・建物の杭の件
    ・免震ゴムの件
    ・太平物産の肥料の件

    大げさに言えば日本が劣化してきたということでしょうか。
    バレなきゃいいというモラル欠如が日本でも当たり前になって来たということかもしれません。

    • argusakita より:

      世界的にはVWの問題もそうですが、あちこちのテロ事件のインパクトが大きくて・・・といった感じでしょうか。
      VWの株は上げっぱなしです、ここ最近は。

      日本では消費税の『据え置き税率』が一番の関心事なのでは?
      支那や南朝鮮から『なんだ、日本だって大して変わらないじゃないか』と言われるようになったら嫌ですね(^^)。
      もしかしたら、モラルの高い日本、日本人というのは作られた幻想だったのかもしれませんが。

    • argusakita より:

      >WHの減損を社長が知らなかったとか。

      あんな大嘘がまかり通ること自体が問題でしょう。マスコミも。
      社会にはいい加減さも必要ですが、あらゆるものにというわけにはいきませんよね。

  5. さいとう より:

    はじめまして。8年ほど前、東芝の工場で働いていた人に聞いた話です。
    その人は、コンピュータ部品をつくる精密機械工場で働いていて、ある日、工場内の女子トイレに生まれてきたばかりのへその緒のついた赤ちゃんが捨てられているのが発見されたというのです。工場内の従業員が産み落とした赤ちゃんだと言うことが警察の調べでわかったそうですが、大きな企業なので、マスコミに発表されることがなかったとのことです。

    • argusakita より:

      こんにちは。
      似たような話を別の企業で聞いたことがありますが、場合によっては当事者ののっぴきならない気の毒な事情というのもありそうで、個人的なものも何でもかんでもが企業の責任でもなさそうな気がします。確かに大きな企業だから不祥事がマスコミで流れないということもあるかもしれませんが・・・。
      しかし、産み捨てというのはそこだけ聞くと動物以下ですね。何とかならんかったのかなぁ・・・。
      何とかアザラシというのは産んで4日間だけ乳を与えた後はもう放りっぱなしで母親はどこかに行っちゃうそうです。(哺乳類最短の子育て) 人間ももう少し手がかからなければいいのですが。3人育ててつくづく思います(^^)。

      粉飾決算は個人的な問題ではなく公器である株式会社での組織による事件なので、民事・刑事で徹底的に追及するべきだと思います。東芝は従業員には気の毒ですが潰れて出直してもらいましょう。監査法人はもっと厳罰に処するべきだと思います。

  6. argusakita より:

    全く酷い話だ。
    東芝、最大7000人削減 家電部門 青梅事業所を縮小

    役員や監査法人による長年の粉飾のツケを従業員7,000人に回すとは。
    東京地検は何をやっているんだ、まったく。

    正義感で正論を言っているのではない。
    こんな、大企業・監査法人・東証・証券取引等監視委員会(金融庁)がグルになって問題を強引に収束に持っていくようなことをしたら、当たり前の株式市場ではなくなり、支那と変わらないではないか。
    強制退場止む無し。

  7. 地獄耳 より:

    この東芝粉飾決算問題は、マスコミの取り上げようによっては後に『東芝ショック』とでも言われるくらいの大きな影響があるはずです。

    東芝という日本を代表する大企業と上場しているその子会社も含めて有価証券報告書が粉飾ならば、それらの企業だけでなく、大手監査法人、東証、証券取引等監視委員会が滅茶苦茶いい加減であることが暴露され、株式市場は大混乱、特に外資による日本の市場は不透明と売り浴びせが始まり株価暴落もあり得るからです。
    さらにこういった大型のペイオフも引き起こすなら、株価も失業率も悪化でアベノミクスどころではなくなる。
    ただでさえ、家電系のメーカーが青息吐息の現状では致命傷になるでしょう。
    タイミングを狙ってゆうちょの上場を待ってからこの発表でしたし、株価への影響は計り知れない。
    さらに原子力関連で福島から東芝が消えることになれば政府や東電も体制に穴が開き特に汚染水処理に影響が出て対外的に東京五輪を控えて国際問題化する。

    政府の肝いりでマスコミにはあまり大々的に取り上げるなと指示が出ていると推察します。

    • argusakita より:

      全くその通りだと思います。
      ただでさえ日本は英米のように製造業の発展段階から金融に移行しない珍しい国ですから、今回の件は多方面に影響が大きいと思います。

      >政府の肝いりでマスコミにはあまり大々的に取り上げるなと指示が出ていると推察します。
      間違いないと思います。広告スポンサーの件もありますから電通経由でしょうけれど。

  8. argusakita より:

    東芝の株価が暴落しつつある。
    このまま200円割ってくる可能性も十分あり得るかな。
    東芝、子会社、監査法人、東証、銀行、金融庁がグルになって粉飾決算問題を何とか沈静化させようとしているだろうが、マーケットは『膿を出しきっていない』(日経)と売りで反応している。

    こんなのはTPPが発効したら日常茶飯事になる可能性もある。
    もし東芝が倒れれば影響は相当に甚大で将来『東芝ショック』と言われるスケールになるだろうが、長い目で見れば日本の株式市場の信頼に繋がる。
    多数の従業員のセーフティネットは政府や自治体が用意して、東芝や関連組織の掃除を急ぐべきだ。

  9. argusakita より:

    日テレNEWS24によれば、東芝は、粉飾決算の発覚をきっかけに不採算事業を見直す中、家電、パソコン、テレビ事業の大幅なリストラを決定し、今年度の決算で、5,500億円の赤字を計上する見通し。今年度、東芝が行う人員整理は1万人を超える予定。だそうだ。
     
    年の瀬にこんな発表をして、年末年始の休暇で世間の話題の鎮静化を図ろうとする姑息な目論見。さらっと500億赤字予想が増えてるじゃないか。
    年明けには大集団の株主代表訴訟が待っているはずで、もう火消しは無理だ。
     
    資本金4,400億円、売上6兆円超の日本を代表する企業の一つだが、粉飾決算、虚偽の有価証券報告書で資金調達したにも拘わらず上場廃止にもならず、課徴金程度でお茶を濁すのでは東証、金融庁を含めて日本の株式市場への信頼が揺らぐ。
    日本の株式はいい加減・不透明となり外資は日本株に対して売り浴びせを始めかねない。
    (逆にTOBかけるHFも出てくるかもしれないが)
    そうなれば、株価しか成果の無いアベノミクスは振り出し以前に戻るし、年金運用しているGPIFもまた巨額の損失を生み出すことになる。
     
    連結従業員数19万8千人(とその家族)には気の毒だが、日本全体のためには膿を出し切るべきで、東芝は”退場”してもらいたい。
    さもないと、他の大企業も大きな影響を受けることになる。
    そもそも数の多すぎる総合電機や家電、重電、半導体、原発、防衛の各セクタはこの際大整理で良い。

  10. 地獄耳 より:

    全く同じ危惧を感じます。
    今日は東芝株は9%強下げましたが、明日は売り浴びせが来るでしょうから2桁%は確実。
    休日挟んでクリスマスには200円を割ってくるかも。
    日経225も引き摺られて落ちていますし、「東芝ショック」は始まっていると思いますよ。

    • argusakita より:

      この東芝問題、イギリスBBCでは連日のように記事になっていますが、日本のマスコミは完全に腰が引けていて普段解説で出てくるようなエコノミストもほとんど触れません。
      早く大手術しないと日本経済全体に大打撃が襲ってくると思います。

  11. 地獄耳 より:

    東芝の大手術となると、1万人クラスの工場閉鎖なども出てきて全国に散らばっている地方自治体が「help!」となりますが、このまま東芝(ある意味犯罪)を見逃せば、他の大企業も開き直る可能性もあり、中長期的には結局良いことは無さそうに思えます。

    子会社、関連会社含めてビビってる立地自治体多いでしょうね。

    • argusakita より:

      自治体の問題はあるでしょうね。

      某県も某ITゼネコンの工場があるせいで、発注する大型システム案件には必ずそこが絡んでいて、システムがいい加減だったり何ヵ月も動かないにも関わらず年度予算で締めをきちんとこなして検収もロクに行わず前払い状態。金額も相手の言い値というか、最初から金額ありきでコトが進む。絶対に損をしない安全な仕組み。
      工場は大した人数が働いていないものの、地元に雇用機会が少ないためその従業員が失業してもいいんですか?と暗に言われれば、黙ってしまう。人質に取られているようなもの。

      東芝の場合は何千人という工場が多いでしょうから、そりゃ自治体もハラハラしていると思います。でも、そういうものも含めて膿を出さないと、結局同じことを繰り返し沈んでいくと思います。せいぜいTPP発効まででしょう。
      目に見えるような自治体のリストラも同時に始まるかもしれませんね。

  12. ブルーベリー より:

    中国が東芝が15年育てた技術を安々と取得  激変の半導体業界
    http://news.livedoor.com/article/detail/10978513/

    経営能力が低いのでジリ貧になって、浄化能力がないので粉飾を続ける。
    秋田市の肥料偽装もそうだけど、日本の経営能力の劣化が激しい。 政治家も同様。

    • argusakita より:

      その記事にもありますが、支那が買い漁っているのは所詮メモリー用チップの技術で、これは時間の問題でまたどこかが安くて高速なのを開発し生産するのであまり危惧されていません。(開発費の回収が出来なかったのは痛いでしょうが、かつてのDRAM戦争と同じ図式でしょう)
      むしろ、品質が確保できるなら支那に安く作らせればいいと思います。
       
      問題は、CPUやDSPやGPUやECUといった『頭』になるチップです。
      IntelがXeonの一部を支那向けに禁輸にしているように、日本も車載用ECU(ほぼルネサスがシェア独占)とそのOSだけは中身と生産技術を守らないと大変なことになります。これは対支那だけではなく対欧州の意味もあります。
      筆頭株主がトヨタなので一応は安心ですが情報漏洩を法律&厳罰で守ることも必要だろうと思っています。
       
      経営能力、耳の痛い言葉ですが、商売がある程度軌道に乗ってから『谷』に遭遇したときに従業員維持(コストではなく人材の維持)のために別の道を選ばざるを得ない場合もあるんですよねぇ・・・。
      東芝みたいに巨大になるとその判断を間違うと今みたいになるということなのでしょうが。

      肥料偽装の話は、お話になりませんね。
      民事再生で社名くらいは変えてまたヌクヌクと事業再開でしょうね。

      • 肥料偽装は、農協絡みに違いないと妄想しています。
        元々は茨島にあった化学肥料の会社の子会社ですから。農協からしても、このくらいの値段で作ってくれと無理が言えそうな立場だったのではないかと想像します。偽装がこれほど長期に渡るのに今まで見抜けなかったとは思えないから、農協もホントは知っていて隠していたのではないかと思います。

        もっとも、有機肥料(堆肥)で成分表示はなんとなくなじまない感じがするのは私だけでしょうか? 食料品の栄養分も餌とか育て方で変わると聞くので、堆肥も成分割合が変動しそうな気がするんですが。

        • argusakita より:

          警察が入ったようですが、内部告発の事件にしてはすぐに民事再生手続き、被害はJAが数十億肩代わりと手際が良すぎる気がします。
          経営状態がどうだったか知りませんが、いよいよ行き詰って・・・という計画的なものを感じます。
          代表者の会見もどこか悪びれた様子もなく、おかしいでしょう。
          偽装程度では大したことがない実刑の可能性もあり執行猶予もあり得るでしょうし、結構準備周到なんじゃないでしょうか。
          嫌ですね、こういう事件は。
          規模は違いますが経営者としては反吐が出ます。

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