動物愛護センターは飼い主らの寄付と知事の私財でどうぞ

こちらへのコメントが多くなってきたので改めて。
秋田県生活環境部が知事査定で動物愛護センターを雄和のAIU近くに建設する事業を挙げたそうで、その際に猫3匹を”同席”させた経緯などがニュースになっている。
この動物愛護センターにただでさえ硬直化し余裕の無い秋田県の予算を8億4千万も投じる計画だそうで、これは2月県議会で絶対に潰してもらいたい案件である。

筆者は昔犬2匹を飼っていたことがあるため、犬猫の殺処分は反対だし、ドイツのティアハイムのような施設(犬猫に限らない様々な動物を扱う)があれば殺処分はだいぶ減るだろうとは思う。しかし、そういったペットの飼い主あるいは動物好きな感情的な判断と行政のトップの判断は厳然と区別されるべきだと思う。

そもそもこの動物愛護センターは5月の新聞記事などでも明らかになっていたが、11月24日の殿様定例記者会見でその『思い』を語ったあたりから怪しげだったということだが、年が明けて、いつの間にか敷地面積6,200平方メートル、建物は木造平屋1,600平方メートル。整備費は8億4千万円を見込み、28年度予算案に設計費として約4千万円を盛り込む予定となって現れた。

殿様が猫好きなのは全国的にも有名で、時々話題に(プーチンから贈られたミール)なっているくらいで、動物好きな人に悪人はいないそうだから悪人ではないだろうが、知事と言う地方行政のトップとしては『良くない人』だろう。
・犬猫が好き(そういう人もいる)
・殺処分がかわいそう(と思う人もいる)
というだけの話であって、皆が皆動物好きなわけではなく、中にはアレルギーで忌避したい人もいるのが現実。
それに対して、『人間のおごり』(by 殿様)だとか『罪悪感があるんじゃないか』(同)といった個人的な倫理観を押し付けるのは少なくとも行政のトップのすべきことではないだろう。
また、『人にも動物にも自然にも優しい秋田』(同)というアピールも大変結構なことだ。しかし、運営を県で行う場合には8億余りの整備費以外に維持費、運営費が延々と発生することは明らかでありそれを補助し続けるのか、あるいは民間NPO等で運営する場合にもそこに対して何らかの補助を行っていくのではないかという危惧がある。
少なくとも潤沢な県予算がある自治体ではないはずで、もっと少子化や子育てといった人間相手の重要な施策が喫緊の課題ではないのか?
せいぜい行政がすべきことは、殺処分に回される犬猫が増えない・発生しないように飼い主への啓発・広報活動くらいで十分だ。自然発生する野良犬・猫もやはり根っこはそこだろう。
あるいは動物愛護法(動物の愛護及び管理に関する法律)に基づいて条例で罰則を決める等の方策もあるだろう。遺棄したものへの100万円の罰金(44条3項)も厳格に運用したら良い。
現在の動物愛護法では、35条4項のように都道府県知事の義務が書かれているが、これを実現するための方策が公費で動物愛護センターを作ることだとは限らないはずだ。

ペットの世界はブリーダーや販売業者など実に不透明な世界でいわゆる同和利権や在日、暴力団の関わる世界と通じているとされる。さらに動物愛護団体というのは表向きの奇麗なものではないことは周知のことである。
ペットの中古市場を開設するような動物愛護センターは表向きの『殺処分ゼロ』や『動物愛護』といった理想論・奇麗ごととは別のものと向きあうことになる。

どうしても殺処分ゼロの動物愛護センターが必要なら、ペットの飼い主や業者から会費を集めたり殿様の私財を投じて純粋に民間でやったら良い。
その際に県有地でも売却できれば県の収益になるだろうし、また、ペットとは無縁な県民(大多数だろう)から見れば、犬猫は害獣にしか思えないだろうし、それらのために8億超の公金を投じることに納得するはずはない。

2月議会ではおそらく、2012年12月の総括審査のときのくまくま園のように、
『(決める前に意見集約をするやり方では)私のリーダーシップが無くなる。これはこれでやらせていただく』(キリッ!)
と発言するかどうかわからないが、公費を投入する意義(説明責任)について県会議員にはしっかり突っ込んでもらう必要がある。

任期も1年余りとなり暴走というわけでもないだろうが、殿様知事には公約に無かったものを今から手掛けずに、まずは公約にあるものをチェックしてもらいたいものだ。出来なかったらさっさと勇退すべきで、民間愛護センターのセンター長にでもなったら『思い』は実現できるだろう。

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動物愛護センターは飼い主らの寄付と知事の私財でどうぞ への46件のフィードバック

  1. 一市民 より:

    記事立てちゃいましたか(笑)。

    捕捉ですが、新しく動物愛護センターを作っても浜田の動物管理センター(殺処分しているところ)はそのままだそうで、『殺処分』はあくまでも目標だそうです。
    なーんだ、単に新たにハコモノ作りたいだけかという声もあります。

  2. 化け猫 より:

    動物取扱業は動物取扱責任者が必要。
    あれを国家資格にして滅茶苦茶難しい試験にしたらいいです。
    知事への届け出と報告なんて生易しいことをやっているから、なれ合いになっていかがわしい業者が増える。
    そうなれば自治体も単なる窓口でいいはず。曖昧な許認可権が行政のいかがわしい裁量。

    それと、遺棄された動物の飼い主を徹底的に探すGメン制度を作る。
    車の駐禁取り締まりを民間にさせているくらいだし、暇な高齢者でもやれそう。
    で、遺棄した者への100万円の罰金を厳しくする。

    もしくは、DNA届け出を義務化。費用はペットの飼い主からの強制徴収(ペット税でも良い)とそれこそふるさと納税から。
    これらで、殺処分に回る犬猫はほとんどいなくなると思う。

  3. ブルーベリー より:

    クマのオリに3.5億円も掛けて、今度は8.4億円ですか・・・・
    首都圏なら間違いなく、知事のリコール運動が起きますよ。

    殺処分が嫌なら自費で飼えばいいのに、自腹を切りたくないから税金を使うと・・・
    これって、立派な 【権力の私物化】 ですよね?

    県議員や、県民の皆さん、
    「佐竹は、なんでも押し切れる」 という状況をいい加減に変えましょうよ?

    • 化け猫 より:

      それがですねぇ、京都、東京、神奈川、広島みたいな都会は動物愛護センターが作られちゃうんですよ。リコール運動も起こらない。恐い方々が後ろについていますから。
      動物愛護に関してはどういう勢力が後押しするか、行政に寄生虫のようにタカる団体はどういうメンバーかご想像ください。

      >「佐竹は、なんでも押し切れる」 という状況をいい加減に変えましょうよ?

      議員や県庁に電話やメールくらいじゃちっとも表に出てきません。
      わざわざ秋田市に出向くのも難儀だし。
      どうしたらいいんでしょうね。

  4. ブルーベリー より:

    動物愛護施設は秋田市に設置され、面積はなんと6200平米。 
    動物の飼育施設だけでなく、市民が猫と触れ合えるキャットタワーや、
    犬猫の譲渡会場、イベント会場もなぜか建設。  
    総工費は8億4000万円。  ランニングコストは年数億円か。

    新たな飼い主を探して殺処分を減少させるのは、今の保健所でも可能なのに、
    東京ドームの半分の広さの壮大な施設を作ろうとしている。 
     
    クマクマ園もカネの掛け方が半端じゃなかったけど、佐竹はまた同じことをやるつもり。

  5. 地区によっては、ワクチン接種や飼い方のマナーなどが書かれている愛犬手帳、愛猫手帳を渡しているところもあるみたいですね。

    飼い主に責任をもってもらうために、手帳も考えてもいいのでは? 施設を作るよりは安上がりだと思います。あわせてペットのDNA情報と飼い主データを保健所で管理すれば、飼い主の責任を問うことが可能になると思います。飼い主が罰せられるとなれば、むやみに捨てる人も少なくなるだろうし。

    とりあえずは狂犬病予防ワクチンの義務がある犬なら、ワクチンのときに手帳業務が可能だと思います。保健所の職員仕事して下さい。

    • argusakita より:

      >あわせてペットのDNA情報と飼い主データを保健所で管理すれば、飼い主の責任を問うことが可能になると思います。

      それなんですが、私も技術的に全く問題ないはずだと思うのですが、それを絶対にさせないダークサイドの勢力(ブリーダーや販売業者)がいるらしいのです。****犬保存会はそういうのはありませんか?
      そんな法律や条例を提案したら死人が出る世界なのだそうです。

      純粋に動物好き、愛好者とは対極にいる連中がいるのは現実で、公的な愛護センターなどは食い物にされるに決まっている。
      だから私は公金でそんなもの作ってはいけないと思うのです。

      • 博々 より:

        飼い主の特定であれば、マイクロチップの普及と登録の促進をさらに進めればよいと思います。

        日本獣医師会
        マイクロチップを用いた動物の個体識別
        http://nichiju.lin.gr.jp/aigo/index02.html

        ひと昔前であれば、チップとリーダーのメーカーが違えば、認識しないなどの問題がありましたが、現在では、海外のメーカーも含めて規格があえば問題なく認識します。

        またペットショップの動物は、すでにマイクロチップが埋め込まれた状態のものも多くなっています。

        あと、ダークサイドなお話は、犬猫のみです。他の動物は単純に採算があわないので手を出せません。

        >ワクチンのときに手帳業務が可能だと思います。保健所の職員仕事して下さい。

        ちゃんととワクチンを接種させてる飼い主は、大体マトモな方で、啓蒙の必要もあまりありません(^^;

        そうじゃない人間にいかに注意を喚起するか、ですね。

  6. blogファンその1 より:

    「くまくま園」を北秋田市直営に 三セク経営不振で方針
    http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20160203c

    例のくまくま園が、経営不振の市出資第三セクター「マタギの里観光開発」から北秋田市直営になるのだそうです。
    熊から住民税取らないといけませんな。

    • ブルーベリー より:

      血税3.5億円も掛けた、「くまくま園」 がわずか1年半で破綻ですか!
      今後は税金で維持する事になりますね。 年何千万円掛かるのやら・・・・・

      http://www.sankei.com/region/news/160131/rgn1601310040-n1.html
      佐竹は、 「哺乳類を殺すのは良くない」 と言っているので、
      住宅地にクマが出没してやむを得ず撃つと、殿様の意向に背くことになります。
      豚や牛も哺乳類ですから、牛丼もイケません。 

    • argusakita より:

      予定調和ってやつですか。

      このくまくま園は一応3セク企業のものになっているわけでしょう?(県の所有かな?)
      それを北秋田市が公費で買い取って運営する。(買い取らないのかな? なら、市営ではなく県営くまくま園)
      3セク企業はそれを原資にグループ企業の建て直しを図る。
      役所の人間が熊の面倒を見るのかどうか知りませんが、北秋田市の議会や住民は無関心なんでしょうねぇ・・・。

      2012年に書いたように、県と北秋田市が交わした覚書では当初の24頭が全部死ぬまで無条件に北秋田市への公金(税金)投入を続けることになっていますから、県費の出費は続きます。

      秋田県と北秋田市が好き放題にやって誰も責任を取らない。
      マスコミも全く責任も追及しない。
      腐っていますね。

  7. ぷんぷん丸 より:

    お久しぶりです。

    よくこんなデタラメなことをやれますね、秋田県も北秋田市も。
    こいつら税金を預かっているという感覚ゼロですね。
    さっさと24頭の熊は中華料理屋と漢方薬屋にでも売り飛ばしたらいいのに。

    哺乳類がどうのとか、人間が一番困ってるのが秋田県じゃないのですか?

  8. blogファンその1 より:

    記事とは直接関係ないでしょうが。
    こんなのが、何故大館の保存会でやれなかったのか不思議です。

    (魁)
    http://www.sakigake.jp/p/akita/topics.jsp?kc=20160210i
    大館のベンチャー企業が秋田犬輸出 ブリーダー減に歯止めを
     
     秋田県大館市のベンチャー企業レガーレが秋田犬の輸出事業に乗り出す。欧米や中国など海外で秋田犬の人気が高まる一方、国内ではブリーダーの減少と高齢化が課題とされるが、庄司有希社長(25)は「本場の秋田犬が欲しい人は海外に相当数いる。秋田犬の本質を伝えるため、大館と欧州のパイプ役になり、秋田犬発祥の地としての発信力を強めたい」と意気込む。10日にイタリアに向けて出国し、市内のブリーダーが育てた血統書付きの子犬を初めて個人客に届ける。

     レガーレはインターネットで海外から注文を受け、飼い主の適性を判断した上でブリーダーとマッチング。顧客の好みに合った犬が見つかれば、保存会への登録と検疫などの手続きを行い、血統書と一緒に現地の顧客へ秋田犬を直接届ける。ネットを通じて飼育法も指導する予定だ。

     庄司社長は心強いパートナーも見つけた。米国出身でイスラエル在住のイタイ・エンジェルさん(36)。国際畜犬連盟(FCI)のイスラエルケンネルクラブで犬の血統証明に携わった経験があり、昨年5月には自ら秋田犬を求めて大館市の本部展を訪れ、庄司社長と出会った。そこで意気投合し、早ければ今年4月から社員として働くことになった。日本と秋田犬が大好きなエンジェルさんは「大館は美しい街。骨をうずめる覚悟がある」と話す。
     

    • 秋田犬保存会は営利団体ではありませんから、ブリーダー(販売)活動は行えないからだと思います。
      天然記念物関係の補助金で秋田犬保存会は活動していますが、秋田犬の血統を保つために行っている毎年のコンテストで補助金をほとんど使いきっているはずです。税金から補助金をもらっている関係で、補助金の使いみち(つまり活動)に大きな制限があるんです。
      ですから、保存会との間に入ってくれる今回のような人が出るまで、秋田犬を広める活動は無理だったというのが実態でしょう。
      後は秋田県人の法律の裏を読もうとしない(例えば青森県人であれば、保護の義務のある遺跡でも三内丸山遺跡のように観光資源にするが、秋田県人は、遺跡保護のために埋め戻してお終い。)気質が原因と思われます。

  9. 猫より犬 より:

    動物愛護センターの件ですが、県庁のHPの「知事への手紙」から質問してみました。

    質問の内容は、
    ・何故公金で作る必要があるのか。飼い主や知事の私財で賄ったらいい。
    ・そのほうが例えば県が県有地を売却、賃貸したら収益もある。
    ・知事の2期目の公約やふるさと秋田元気プランでの位置づけはどうなのか。
    ・無いならば単なる思い付きではないか。

    翌日(2月2日)に、


    このたびは、お手紙をお寄せいただき、ありがとうございます。
    お寄せいただいたご意見につきましては、担当部局を通じ回答を差し上げるよ
    う、現在、検討しておりますので、お待ちくださるようお願いいたします。

     平成28年2月2日

               秋田県総務部広報広聴課長 鈴 木 真 実

    □「知事への手紙」の担当
    秋田県総務部広報広聴課 情報公開・広聴班 長門 俊夫
                         田村 巖
    電話   018-860-1083
    ファクス 018-860-1072
    Eメール  chizieno@mail2.pref.akita.jp


    という、決まりきった返事が来たものの、その後3週間音沙汰無しです。
    答えられないのか、仕事をさぼっているのか、どっちでしょう。

    • argusakita より:

      まさに私も聞いてみたいポイントです。
      おそらく、『答えられない』が正直なところでしょうね。
      役人天国は殿様が変わってもダメかなと思っていましたが、その殿様が続投希望という噂を聞いてびっくりポンです。

    • 定型文でもすぐに着信報告を出している分、大館市よりいいかもしれません。

      私が大館市に木杯貸出に関する質問を出したところ、全く返事がなく、届いていないかとしばらく思っていました。返事は結局2週間以上立ってから来ました。

      まあ、好意的に考えると、大館市よりも規模が大きいので、なかなか返事の文面の決済ができないんでしょうね。実態はどうかわかりませんけど。

      • 猫より犬 より:

        未だに返事は来ません。
        もうゴミ箱行きなんでしょうね、おそらく。
        電話代がもったいないので(笑)、電話はしませんが、県庁は県民に対してはまあこんなもんかと思います。
        議会の中継とかは仕事中で見ていませんが、誰かこの件で突っ込んでる議員はいるんでしょうか。

  10. argusakita より:

    ちょっと脱線しますが、大館のポスターいいですね。字が青くて被ってしまったのが残念ですが、秋田犬をよく捉えている気がします。

    • 動物の子供はなんとも言えない魅力がありますね。これは作成した人間よりも、写真に写っている子犬が偉い。

      ただ、個人的には、大館市は、秋田犬やハチにこれ以上頼るのは無しにした方がいいと思ったりもします。
      大館市の福祉関係のキャラクターは3匹の犬ですがその中の1匹はハチくん、大館市警察署はハチ公ポリス、大館消防団のキャラクターも名前はわからないけど犬ですし、原付バイクのナンバープレートの背景にも(子供の落書きのような)ハチ(と大文字)のカット、一時は出店が1店舗にまで落ち込んでしまったハチ公小路、・・・。探せばまだあるかもしれません。

      あまりに使いすぎているけど、わからない人は全くわからない。効果があるのか無いのか。
      でも、このポスターはいいですね。

      • argusakita より:

        確かに秋田犬だけに頼るのは問題なのでしょうが、こうしたポスターで”大館の秋田犬”という売り込み方は良いと思いますよ。
        “角館の桜”、”男鹿のなまはげ”、”横手のかまくら”・・・これが大事なのであって、秋田のなまはげ、秋田のかまくらではいつまでもダメでしょう。
        地方創生、地域活性化というのはそういう意識改革が必要なのでは?
        (意識改革だけでは何も進まないかもしれませんが)

        オスなのかメスなのかわかりませんが、この優しい顔と凛とした空気。
        秋田犬はやっぱりいいです。

  11. 猫より犬 より:

    以下のような返事が来ました。
    驚いたことに一太郎で作ったファイルをPDFに変換して添付で送られてきました。
    おまけにPDFを開くパスワードを別メールで送ってくるという慎重さ。全く無意味です。
    (未だに一太郎なんですね、県庁は)

    =================================================
    お手紙ありがとうございます。

    ■■様からお寄せいただいたご意見についてお答えします。
    犬猫をはじめとする動物は、私たち人間の生活に安らぎや潤いをもたらしており、飼い主にとってはかけがえのない家族となっているほか、盲導犬や警察犬などのように、災害救助や教育・福祉施設への慰問等を通じ、社会に貢献する存在にもなっております。
    また、子どもの頃から動物と関わり、その命を大切にする心を育てることは、情操の涵養や健全な成長にもつながっていくものと思います。
    このように、私たちの暮らしや安全などに深く関わり、大切なパートナーとなっている動物たちに対し、社会全体として優しい眼差しを向け、その命を大切にしていくことは、極めて重要なことであると考えております。
    県では、人と動物が調和しながら共生する社会づくりを目指し、平成8年に「動物の愛護及び管理に関する条例」を定めたほか、「第2期ふるさと秋田元気創造プラン」においても「人と動物が共生できる社会の形成」を基本政策として位置づけ、動物愛護思想の普及やペットの飼い主による終生飼養・適正飼養に向けた啓発事業などを進めているところであります。
    この結果、犬猫の殺処分数は着実に減ってきておりますが、未だに年間900頭に及ぶ犬猫が殺処分されているという残念な現状にあります。人間の都合で犬猫を飼育放棄したり、殺処分することは、ある意味「人間のおごり」であり、不幸な犬猫の更なる減少に努めていく必要があると考えております。
    青森県、新潟県など多くの県においては、愛護センターを整備し、ペットのしつけ方に関する知識の普及や、動物とふれあう機会の提供、飼い主のいない犬猫を新たな飼い主へ譲渡する取組などを進めております。本県で、そうした役割を担っている県の動物管理センターは、平成2年の開設で、動物愛護の取組を進めるための機能が十分に備わっていないことから、犬猫の「殺処分ゼロ」に向け、県民と協働しながら動物愛護の更なる取組を進めていくための拠点として、新たに「動物愛護センター(仮称)」を整備しようとするものであります。
    現在、専門家や県議会、県民のご意見をお聞きしながら、整備構想を策定しており、犬猫の治療や譲渡のためのスペースはもとより、子どもから大人まで、飼育・しつけの仕方や動物の命について学んだり、相互に交流できるようなスペースも設けるなど、広く県民にとって有益な施設となるようにしたいと考えております。また、整備費については、県の厳しい財政事情も踏まえ、同様の施設を有する自治体の例を参考にしながら、過剰なものとならないよう十分配慮してまいりますので、ご理解くださるようお願いします。

    今後とも県政についてお気づきの点がございましたら、ご意見等をお寄せください。
    ■■様のご健勝をお祈り申し上げます。

    平成28年3月1日

    ■■様

    秋田県知事佐竹敬久

    動物愛護は結構なことですが、ペットを飼っている県民はどれくらいいるのか。おそらく圧倒的少数でしょう。
    その少数派のために公費を作る理由は全く理解できません。
    また、動物に関わる道徳観というか価値観を行政が住民に押し付ける胡散臭さには閉口します。
    皆さん、どう思いますか?

    それにしても、差出人が、
    担当:秋田県生活環境部生活衛生課 <食品安全・安心班> 齋藤吉之

    犬や猫は食品関連なのですね。(朝鮮かよ!)

    • やっぱりこれ、生類憐れみの令ですね。違いは罰則がなくて、税金で行うこと。多分飼い主が高齢になったため飼えませんと言う犬猫がたくさん施設に持ち込まれ、それに野良犬・野良猫を加えて、これらを税金で飼うのでしょうか? それでなくても税金は半分借金返済に消えているのだから、この返事を見ても施設は無用の長物と感じます。

      ついでに言うと、秋田県の端っこに住んでいる私の近くの犬猫も対象になるのかな? 県費を使うということはそうなのかな?

      いろいろ遅れている秋田県ですけど、失敗に終わっているもの(生類憐れみの令)を持ちださなくてもと、個人的には思います。善意だけでは世の中回らないのです。

      まあ、法律的には人間以外の生命は物になるらしいので、食品関連でも不思議はないんですけど、食べることで生きている私達ですから、食べてその動植物に往生してもらうという考え方もあるんですが、馬なら落語なんかにそういう話がありそうですが犬猫はどうだったかな?
      実は昔犬は食べさせてもらったことがあります。食糧不足の戦中・戦後にも結構食べていたらしいし、天然記念物の秋田犬も戦争中餌を沢山食べるからということで殺されて食べられたり、処分されるのを防ぐために小型犬のシェパード(だったかな?)と掛け合わされたため、純系の秋田犬に戻すのに苦労したことがWikに書かれていたんでなかったかな? 犬はどうしようもなくなったら(ジャーキー等の加工品にして)食べるという手があるかもしれませんね。でも、猫は食えるのかな?
      ※不謹慎コメントを含んでいてすみません。

  12. argusakita より:

    猫より犬 さん、興味深い返事について拝見しました。
    やはり、始めにセンター建設ありきなんでしょうね。運営は怪しげなアイゴー団体と相場は決まっていますから。
    私も犬好きですが全く同感です。
    愛護センターは真っ当な飼い主の寄付や会費や知事の私財でやったらいいと思います。
    公金を使うことについて全然説明になっていないですね。

    元匿名希望の傍観者 さん
    飢饉の時は犬だろうが猫だろうが食べたと思いますよ。江戸時代の秋田の飢饉だけでなく昭和初期の飢饉の際も相当に酷い状況だったようです。この頃、女児は都会に売られたようで、秋田に限らず東京で祖母、曾祖母が昭和初期に東北から・・・なんてルーツは大体そんなことらしいです。

    20世紀前半のロシアの飢饉+厳冬では犬猫どころか人肉の塊がマーケットに並んだそうですから、人間なんて何食うかわかったもんじゃありませんね。

  13. 猫より犬 より:

    再度、質問したところ、秋田県の現状は平成26年度末で、犬が約4万5千頭登録され、猫は民間団体の推計では約4万匹だそうです。
    人口102万人、世帯数39万でこの数は行政が動物愛護に公金を使うべき規模でしょうか。
    また、不適切な飼い方による苦情・相談が平成26年度だけで約800件寄せられているということです。
    これって動物愛護センターを作ったら減るものでしょうか。

    何故、公金で行う必要があるのか、知事や飼い主たちの私財でやったらどうかという疑問には一切回答らしきものがありません。

    今回も生活環境部生活衛生課の食品安全・安心班から回答がPDFのzipで送られ、調整・生活衛生・水道班から解凍に必要なパスワードが送られてきました。
    個人情報等を保護するシステムの関係上二つに分けるということですが、同じように別メールで送ってくる理由がさっぱりわかりません。頭悪すぎ。

    • 大館市でも、市役所に対する質問の答は、パスワード付きのPDFになってました。

      パスワードって秋田県では流行っているんでしょうか?

      秋田犬オーナー制に対する質問の大館市からの返事を載せた拙ブログのurl
      http://kaneya3647.blog.fc2.com/blog-entry-296.html

      おそらく2次利用をやりにくいようにして、ネット上に晒さないようにという配慮かもしれませんが、逆に、このような質問が来たので、このように答えてますと、市や県のホームページで公開するほうが有益だと個人的には思ってます。もしかしたら、市や県のホームページにネット民が集中しすぎて閲覧できなくなったりするかもしれませんが。
      ※愛護センターだけでなく、ナッツ姫の航空会社に対する対応なんかでは苦情が殺到するでしょうからね。

  14. 猫より犬 より:

    PDFでファイルを送り、そのパスワードを全く別の通信手段で送るならまだしも、同時にメールで同じところに送ってくるということが何故個人情報保護になるのか全くわかりません。
    また、二次利用に関してもPDFならテキストに変換も大体できますし、何を考えているのか不明です。県庁の役人も大館の市役所の役人もITリテラシーが低いのでしょう。

    大館の場合は、その秋田犬が売れた場合や有料展示会に出した際の収入でオーナーに投資額以上のバックがあるんじゃないのですか?
    銀行の利率考えたら、秋田犬の証券化みたいなもので、お金持ちなら売買するんじゃないのかなぁ。
    ただ単に動画が見れて命名権を買う人がいるでしょうか。犬好きの私にはちょっと考えられない。

    • >大館の場合は、その秋田犬が売れた場合や有料展示会に出した際の収入でオーナーに投資額以上のバックがあるんじゃないのですか?
      多分違うと思います。地域連携DMO絡みの話ですから。秋田犬の本場でも実は秋田犬を飼っている人は減っています。観光面でそれではまずいだろということから始まった話だろうと感じます。
      目的は大館市内の秋田犬を増やすことです。そして大館に来てもらう(観光人口を増やす)ことです。おそらくは。ですから売ることはないと思います。増やした頭数がまた減ってしまいますから。

      展示会は実は私は行ったことはないけど、天然記念物の秋田犬コンテストは見るだけなら無料でなかったかな。5月の連休に桂城公園で確かやっていたはず。ちなみに秋田犬保存会でブリーダー活動を行っているのかは私はわかりません。秋田犬保存会の会員はコンテストで上位に入ることを目指してますから、販売したとしても、コンテストに向かない犬から販売されるんでしょうね。秋田犬は闘犬ですけど現在秋田県では闘犬は行われていないので、賞金を得る方法もない。サラブレッドの一口馬主とはまったく違うんだけど、その方法でエサ代をもらえると考えていることが私にも不思議でしょうがない。自分のブログでも書いてますが、この計画を見て、思わず『バッカじゃなかろうか!』と書いたくらいですから。

  15. ばんそうこう より:

    「殺してはいけない」ではなくて、事の本質は「捨ててはいけない」ですよね。殺処分したくてしているわけではないのですから。生類憐みの令との対比でいうと、似て非なるものという感じがいたします。「生類憐みの令」が出されたときは、まだ戦国の殺伐な風がのこっていて、犬を試し斬りしたりということがあり、そのやり方等は極端だったとしてもまだしも意味はあったと思うのですね。ところが、この計画だとかえって犬・猫を捨てに来る無責任な人間が増えるのではないか?と思います。わざわざガソリン代・高速代かけて県内外からやってきて捨てに来る人が続出して「捨て犬・捨て猫のメッカ」になるでしょう。アパート暮らしの国教大生がペット飼えるわけでもないですからね。失業者を緊急雇用して空き家を使ってやる分には、資源の有効活用という意味はあるかもしれませんが。これに8億円使うのなら、1億円の絵画を8枚買って県美・近美に飾ってもらう方がありがたいです。事の本質は「捨ててはいけない」の方なのですから、1.動物保護条例の罰則を強化して捨てさせない、2.いますぐ殺処分をやめる、3.いま保健所にいるペットたちに新しい飼い主を探す、をやればいいのです。今すぐできることなのですから。

    これが難なく議会を通過するようでは、秋田県は本当におしまいです。賛成した議員には絶対投票しません。

    • ばんそうこう より:

      追伸。県民の心ある者はネコの毛皮を知事宅に送り付けて、お諫めした方がいいかもしれませんね。黄門様みたいに。

  16. ばんそうこう より:

    青森県には既に動物愛護センターがあるようですね。どれくらいの建設予算だったかは知りませんが。
    ☆青森県動物愛護センター
    http://www.aomori-animal.jp/index.html
    隣にあるからうちも欲しいということなのか。隣県にあるから要らないという選択肢もあると思いますが。いずれにせよ釈然としないものがのこります。

  17. 大館市の「秋田犬ツーリズム」関連のPDF資料が見つかったので、拙ブログで記事にしました。

    どうやら動物愛護センターとの連携もあるみたいです。

    http://kaneya3647.blog.fc2.com/blog-entry-299.html

    • ばんそうこう より:

      秋田犬はむかし飼っていましたが、散歩がめちゃくちゃ大変です。1日2回30分くらいかけないとダメで、家では父が好きで3匹飼っていたのですが、小学生だった自分がほとんど一人で散歩していたので大変でした。力も強いし、エサもたくさん食べます。保存会の年会費はいくらくらいだったでしょうか? 子ども心には高いと感じた額でした。保存会は、血統書を発行して、本部展・支部展をやるというのが主な業務だったと思います。一時期は能代・秋田などへクルマで連れていって(むかしは県内には4支部ありました)、河川敷公園みたいなところで展覧会やっていたと思いますが、犬がクルマ酔いしてたいへんでした。入賞すると、父犬・母犬としての価値が上がるんですね。そういうふうにして血統を純粋化しようというのが、保存会のねらいだったと思います。まあ、そんなこんなで実際に飼うとなると相当の覚悟が必要です。オーナー制なるものは、実際に飼うのは大変だという人にも秋田犬に親しんでもらおう、あわよくば、それをダシにして観光につなげようということではないでしょうか? この「あわよくば」の部分がクセモノではないかと思います。「あわよくば」の前後はまったく別物ですから。観光化を真剣に考えるのなら、もっと博物室を充実させないといけないでしょう。2~3時間以上の時間をつぶせる施設でないと、おなかがすいてきませんからランチにもディナーにもつながらないでしょう。ハチ公の剥製が上野の博物館にありますが、そういう目玉が必要だと思います。秋田犬が登場する、あるいは秋田犬を題材とした映画は多いので、シアタールームを設けるとか。。。来てみてショボかったら「2度と来ない」ということになりかねません。「秋田犬に親しんでもらう」方まで吹っ飛んでしまう怖れがあり、そうなったら元も子もありません。まあ、「かえってローズガーデンの方がよかった。また来ようか」ということもありえますから一概には言えませんが。

      Kの国に言及されていますが、反日宣伝か何かで秋田犬にひどい仕打ちをしていましたね。あんな国に秋田犬を「輸出」したいのでしょうか? 保存とか観光という以前の話だと思うんですがねぇ。保存会・大館市の方々には、「韓国」「秋田犬」でNET検索してみてくださることをお勧めします。

      • 秋田犬のエサ代は年間10万円以上になると言われていますから、秋田犬オーナー制も1口年間10万円以上になると思われます。(1匹のオーナーを1人にするならば)オーナーへの特典は、展覧会で上位になると血統書の価値が上がるということなんですね。育てている秋田犬をネット配信でみてもらうということは、オーナーに対する特典ではなく、オーナーに対する義務でしかないという私にとって、オーナーに対する価値は、運が良ければ、良い血統書の秋田犬のオーナーとなれるということになるんでしょうね。私にはそんなあやふやなものに年間10万円は出せそうにないな。

        緑のオーナー制という、杉の育成代をだすと、その杉が売れたときの利益から配当金をもらえるという事業が、狙った利益を上げることが出来ず、オーナーから訴えられ、裁判で負けるということがあったようですね。秋田犬オーナー制は、必ず儲かりますとは歌ってないので訴えられないでしょうが、オーナーが集まってくれるんでしょうか? それが一番の疑問です。

        韓国便は、大韓航空自体が廃止したがっているのだから、秋田県から維持を持ちかけるのは反対なんですが、知事が知事で得すからね。どうなるのか。

        • ばんそうこう より:

          秋田犬は、身体も大きいし、力も強いし、大食なので、女性や老人が飼うのは正直きついと思います。自分もいま柴犬なら譲ってくれる人がいたら欲しいと思いますが、秋田犬となるとタダでくれるという人がいても二の足を踏んでしまいます。子犬のころのかわいらしさは格別ではありますが、成長も早いんですね。そのみごとな食いっぷりには父も青くなって、古米の玄米を大量に買っていました。玄米を炊いて、それに食べ残した魚の骨やら味噌汁に使った煮干しなんかをのせて、それに味噌汁をかけて食べさせていました。たまに肉屋から骨部分や内臓を安く分けてもらってミンチにしたのが御馳走でした。エサ代はドッグフードなどを使うと10万以上いっちゃうでしょうね。ただ、複数頭を飼って、大がかりにエサつくりをやればかなりコストは抑えられるかもしれません。私の家でやっていた方法を大々的に採用したら、安すぎて困る米価の下支えにはなるかもしれませんね(笑)。

          もし自分が仮にオーナーになれるとしたら、気が向いたときに大館に行けば、必ずいつでも犬とふれあえる、一緒に広い場所を走れる、小さい川を一緒にジャンプできる、そういうことに期待します。というか、それ以外の期待はほとんどありません。強いていえば、秋田犬に関する知識を深める仕掛けがもっと充実してくれればいいな(具体的には「博物室」の充実)というくらい。犬の画像など、テレビでいくらでもやってるし、ネットでもあふれるほどです。明らかに、需要に対して供給が上回っています。オーナーというからには、そんなもので満足するはずがありません。秋田犬が好きだけど飼えないという人たちが何を求めているのか、それを研究しないことには準備も何もできないと思います。

  18. 嫌韓 より:

    犬のオーナー制なんて一般に理解されるとは思えませんね。
    ペットは自分の傍に置いて触れあってかわいがるものでしょう。他人がかわいがっているペットに餌代を出すなんて感覚は少なくとも私には無いです。
    首長、議員、公務員の餌代をほんの少し出している感覚はありますが(笑)。

    金を集めるなら、五体不満足な秋田犬など「かわいそうな」犬のほうが可能性があるのではないでしょうか?
    いろんな面から胡散臭い話です。

    動物愛護センターとは名ばかりで、あっちでは食品なのでしょうから、殺処分ではなくまとめて食品として輸出するのでしょう。
    だから、県の問い合わせメールに食品安全・安心班が回答するんじゃないですか(笑)。

    • センターがあるからには、おそらく支所もあるはず。ですから県北地区や県南地区に支所を作れるからゴリ押ししたいんでしょうね。ひとつの箱物で追加の箱物が作れる。想像ですけど。

      とりあえず大館に出来る(仮称)ハチ公の駅が動物愛護センターの県北支所の扱いになりそうな気がしますね。

      五体不満足な秋田犬のほうが可能性がある、ですか。そういえば、ハチ公も片耳が垂れているから天然記念物としては失格、青森にいるブサカワ秋田犬のわさおも毛が長すぎて天然記念物としては失格ですね。そうかもしれません。

      法律的には人間以外の生命は物です。ですから何処が担当しても不思議はないんですが、おそらく保健所もその部署に関係しているのでないかと、なんとなく感じます。

  19. ばんそうこう より:

    自分で書いていて気づいたのですが、秋田犬オーナー制の一番のターゲットは、本当は女性でも老人でもなく、どちらかといえば都市部のファミリー層じゃないでしょうか。「志村動物園」のようなTV番組が人気があるのはその一例だと思うのですが、「飼いたいけどマンション暮らしだから飼えない」「おかあさんが反対するから飼えない」、そういう層ではないかと思います。一人暮らしで真に犬好きというのなら、一軒家借りて飼うというところまでいくと思うのです。しかし、家族のなかで一人でも反対者がいたら、普通は飼えません。そういう層です。一方で、ゲームばかりしている今どきの子どもにたまには動物にふれてもらいたいというような気持ち、これは親心としては確実に、そそて、かなり広範囲に存在すると思います。ですから、「コンセプト」に関してはあまり決めつけず、もっとリサーチを深化させる必要があるんじゃないでしょうか。

  20. ばんそうこう より:

    愛護センターの件は置くとして、「秋田犬オーナー制度」と「道の駅」構想はあまり結びつけない方がよいと思います。道の駅はトイレ休憩と土産物の販売、軽食などを提供できればよいのであって、小場家の久太郎、じゃなかった「おばけのQ太郎」のように犬嫌いな人も結構いますから。犬のそばで食事なんてとんでもないと考える人だってたくさんいます。

    「秋田犬オーナー制度」の拠点ということを考えた場合、最適なのは、学校の統廃合によって使われなくなった廃校舎ではないかと考えます。オーナーとなったからには芝生でのドッグランを夢見るでしょう、普通。校庭・グラウンドのような施設を新たにつくるよりだったら、それをそのまま使った方がよいと思います。エサは給食室や調理室をそのまま使って作れます。シアタールームは視聴覚室や小体育館をそのまま使えます。展示室は教室・校長室そのまま使えます。駐車場もそのまま使えるし、リードを巻き付ける樹木も豊富です。犬はオリに入れてしまうと運動不足になりやすく、ストレスもたまりやすいので、大体育館や講堂のようなところで多頭で飼い、互いに喧嘩しない程度に離してワイヤーを張って移動可能にすれば、エサやりもラクです。水道・電気・ガスすべて工事不要です。特に学校に引かれる水道は非常に厳しい水質検査をクリアしているはずですから、安心安全です。プールも壊してしまうのはもったいないので、暑い日などは水浴びさせてやるといいでしょう。

    周辺住民や卒業生の反対を別にすれば、廃校舎利用は経費が低く抑えられるうえにスペック的に申し分ないものができると思います。

    ブランド犬にこだわらず、雑種でもよいからとにかく手元に置いてかわいがりたいというニーズもありますが、一方では < 飼いたくても飼えない(集合住宅だから、家に反対者がいるから、肉体的に散歩がきついから、旅行や出張が多いから)→どうせ飼うなら秋田犬 >、という人もいると思います。なかには、散歩・エサやり全てやって可愛がるつもりだけれども住宅事情で飼えないから、宿だけ何とかできないかというニーズもあるかもしれません(「単身赴任で家族と離れ、大館市内にアパート暮らししている中年男性」を想定)。個人的には、そういうホテル業務のようなものから試験的に始めた方がうまくいくような気がします。いずれにせよ、秋田犬を飼うことが錦鯉のように「ステイタス」になるとか、サラブレッド種馬のように「利殖」にもなりうるという時代ではないですから、外部の(犬好きの)意見を聞くことが大切だと思います。

    • (仮称)ハチ公の駅は、道の駅ではないと思います。廃線になった小坂鉄道駅舎跡地が大館市に寄贈されたので、その跡地に作るものです。もともと駅だったので秋田犬の駅というわけです。駅前再開発絡みの話ですね。秋田犬会館を引っ越す形になるんでしょうか? 中身はまださっぱりわかりません。

      大館市議の小棚木さんが理事をしているNPO法人大館・小坂鉄道レールバイクも、廃線になった小坂鉄道のレールを使っています。ですから、そちらも盛り上げようというつもりなんでしょう。
      でも、・・・・・、
      小坂鉄道踏切は結構アスファルト舗装でレールが埋まってます。ですから、大館駅近くからレールバイクを出すことはおそらく無理です。それに、小坂鉄道は単線だったので、行って戻ってくるまで、次の人が乗れない。でもまあ、雪沢の素晴らしい風景を見ることができますから、一度は体験してもいいとは思います。(小坂の観光地の、小坂駅のレールバイクは駅周辺だけで、風景なら大館が素晴らしい。でもすぐ側に康楽館など観光できるところが固まっているのが小坂の強みか。)

      あまり有名ではないんですが、ドッグランは釈迦内にあるみたいです。ちょっとした坂とかトンネルとかあるみたいですね。行ったことはないですけど。でも冬場は閉鎖です。
      http://www.city.odate.akita.jp/dcity/sitemanager.nsf/98aeab5db7ae34a949256b0000279dea/f7f04dde8b638034492572f300229f4f.html
      しかし、こんな小さな地図でたどり着ける人はいるんだろうか?

      大館市でも閉校した学校は結構あるので、それを利用した施設というのは可能性があるとは思います。でもどうしても大館市の外れになってしまうという問題点と、中学校は閉校したけど、隣で小学校がまだ活動していたりしているところが多いですから、ドッグラン・犬舎というのは、候補地が難しいかもしれないです。それにどこでもそうなんでしょうが、給食は給食センターでしたから、家庭科教室の乏しい施設でとなります。

      そう、大館市の観光の一番の弱みは、観光場所がまばらに散らばっていること。ですから、拙ブログでも書きましたが、はとバス大館支部をなんとか引っ張ってこれないかと思ってます。
      当面は、大館市民を弘前観光に引っ張ることで支部としての維持を行いながら、大館の観光めぐりコースを作ってもらう。木造ビザンチン様式の教会だとか、探せば面白そうなものがあるんですけど、そのそばに余り見るものがないんです。路線バスも本数が減っていくばかりですから、観光コースを巡るはとバスのようなものは何とか欲しいな。
      東京では、スカイバスというはとバスのライバルも出てきたそうなので、うまく交渉すれば可能かもしれないと思ったりして。

      • ばんそうこう より:

        「ハチ公の駅」については、何も知らずにうかつなことを書いてしまって申し訳ありませんでした。雪沢の風景、ぜひ観てみたいものです。曲田聖堂も有名なのに観たことがないので、ぜひ観てみたいですね。私の知り合いに信者がいますけれど、ロシアや東欧で正教が迫害されていたときに日本の、北鹿地域でずっと信仰が守られてきたというのは、考えてみれば不思議なことです。ロシア方面からの観光というのも少し考えてもよいのではないでしょうか。私が行ったところでよかったと思うのは鳥潟会館で、度肝を抜かれました。見学無料で案内人がつくというのもよいと思いました。八幡神社も古式ゆかしい神社です。季節限定ですが、ローズ・ガーデンも素晴らしい。

        遺跡としては、池内遺跡が「陸の三内丸山」と形容できるほど、ものすごい遺跡です。ただ、上で言及されている県民気質の違いというのは、ちょっと違うと感じています。発掘調査というのは、国の史跡などに指定されない限り、本来的に「土木工事等で遺跡が破壊されてしまうときに、やむを得ずやるもの」です(京都で地下鉄が発達しないのもそのためです)。池内の場合は国道の改良工事にからむ調査だったので、道路幅部分、それも切土部分だけの調査です(それであれだけの成果があがったというのもすごいのですが)。また、国土交通省がらみの調査です。それに対し、三内丸山は県の単独事業でしかも野球場建設です。面的に調査ができるうえに、あの素晴らしい調査成果です。しかもインターから近い。かなりのレアケースであり、「僥倖」に近いものがあります。決して一般化できません。宣伝がうまかったというのもありますが、球場以上にコンスタントに観光客が訪れる集まるのですから、県としては野球場にするより史跡公園にした方がそろばん勘定にもあうという判断ではないでしょうか。国がからんでこないから話も早かったということではないかと思います。池内はランプの内側や神社の境内部分は未だ掘られていない部分です。遺跡が台地上全面に広がっているのは確実なので、さまざまな点で惜しい遺跡です。のこっている部分だけでも史跡公園のようなかたちにできたら、大湯環状列石と三内丸山などとからめたルート観光の拠点になりえるものと思います。

        • ◯◯の駅と言われると道の駅を連想するのは仕方がないです。隣の県の鰺ヶ沢に海の駅わんどという施設があるんですが、たいていの大館人が、道の駅わんどと言ってましたから。

          三内丸山遺跡のことを書くのは、場所違いかなと思うんですが、やっぱり青森県人と秋田県人では商売に向ける心構えが違います。
          三内丸山遺跡は、ちょっと前のゴルゴ13で、四内丸山遺跡として描かれていました。あの柱を立てた建築物みたいな絵も描かれていましたから、間違いないでしょう。それで、例の建築物ですが、予想されるものよりも大きく作ったらしいです。さすが青森県人、商売っけがほんとに違います。

          大館市に、郷土博物館という施設があります。廃校になった高校の校舎を利用して作られた施設です。大館市には異人館とか鉱山博物館は無いので、鉱山関係の展示はここで行っています。また、地元の歴史的な展示も行っています。
          まったく恥ずかしい話なのですが、何を展示するか、作られた当初はまったく決まっておらず、それではということで、曲げわっぱの大館工芸社が、勝手に一部屋を占領して、曲げわっぱ展示室を作っています。まあ、議員とかには話は通しているんだとは思いますが、内部の人がそんなことを言ってましたので、スタート時には少なくともそうだったんだと思います。

          それでも、それなりに、観光バスが来たりする施設になりました。そして、曲げわっぱを見た後、おみやげで曲げわっぱを買いたいんだけれど、ここでは買えないのかと聞かれるそうです。ほんとに曲げわっぱ弁当とかの売り場を作ればいいのに。ほんとに商売っけがない。

          はとバス大館支部が欲しいのは、大館市内の観光への要望が、はとバス支部からも、もたらされるのではと考えているからです。観光バスのガイドさんは結構アンテナを貼ってますから、観光客の要望を捉えているはずです。つまり、秋田銀行と市の観光課のみでは、今までと同じことしか出来ないので外部の意見を取り入れたいということです。決して私が、弘前観光ではとバスを使いからではない。(でも、もしできれば使います。)

  21. ばんそうこう より:

    三内丸山の件、「実際よりも大きく」というのは、少し考えにくいです。1,000年ものあいだ集落が営まれたようですから、当然何度も建造物は建て替えられたはずで、その最盛期を復原というのならばわかりますが。「実際より大きく」だったら復原ではなくて捏造になってしまいます。それから、そんなせこいことをしなくても、三内丸山は「クリの計画的栽培」や「縄文尺」などによって人びとの従来の縄文観というものをくつがえし、縄文ブームと呼ばれる現象を巻き起こす成果をあげたのですから、そんなところでウソをつく必要はないように思います。それに、青森県人は青森県人で自分たちは商売が下手だと思っているようですよ。自分は、青森のイメージというと商売上手というよりハングリー精神ではないかという気がしますが。

    後付けではいろいろ言えるわけですが、三内丸山も掘った時点であれほどの大遺跡になるとは誰もが思わなかったはずで、当初は予定どおり、記録をとったら野球場にするつもりだったと思います。しかし、あれくらいの遺構や遺物が出てしまうと、調査が何年かかるかわからないわけです。はやく野球場つくってくれという声も当然あったでしょう。ここで、文化財関係者が歴史民俗博物館を巻き込んだのがたぶんよかったんでしょうね。弘前や八戸にくらべ、史跡も教育機関も乏しい県庁所在地である青森市から出土したというのも、結果的には市や県の全面的なバックアップを獲得しやすかったんだろうと思います。青森市は青函船がなくなってから交通の要地でもなくなったから危機感があったんでしょうね。地元国立大に人文学部があったのもよかったんですね。これは生きた教材ですから。まあ、さまざまな点で僥倖というしかありません。道路建設の場合は、用地買収や立退料で半端なくカネ使っていますから、開通前に調査というだけでもアレなのに、待たされ、調査費用を負わされたうえに路線変更なんてとんでもないことです。とても同列に考えられません。

    大館の郷土博物館は1度行ったことがあります。県内では見ごたえのある博物館の1つで、観光バスが来るというのは素晴らしいと思います。開館当初の逸話は意外なものですが、もしかしたら池内遺跡の遺物がまだ県の方にあって整理作業をしていたのかもしれませんね。歴史好きには素晴らしい博物館だと思いますが、縄文土器や鉱山に興味がないという人も確かにいると思います。土産物までにはなかなか手がまわらないのだろうと思います。

    秋田県の場合は、商売下手というより、文化に対する理解が行政にも市民にも薄いと思います。大館市のようなところは、おそらくごく少人数の職員が、調査も展示も広報も、各種施設の何から何までやらされているのではないかな?と思います。特定スタッフに頼ってばかりだと後継者も育たないし、大きな仕事もできません。その人が抜けると、素人同然の人がまた一から勉強みたいな感じでものすごくロスが多い。県内の市町村みているとそんな感じがします。秋田県は全般に文化にカネをかける気はあまりないように思います。県内の大学に考古学教室もないですから、大館ですごいものが出たとか県南で出たといっても関心のない人が大多数でしょう。リベラルアーツ軽視のツケがこういうところにもまわっています。美術館も館蔵品を増やして面白い企画展ひらけるようスタッフを養成しないと、開館時に1回行くだけで終わってしまいます。

    観光地が分散しているのは仕方のないことです。たとえ僻地であっても、そこに価値を認める人は歩いてでも行くでしょうから。かえってそれは強みかもしれないです。それよりも自分は(たとえば)池内遺跡のすごさを熱く語ってくれる人が5人いれば変わると思うのですね。1人や2人ではどうしようもない。「熱い5人」が協力して出版物やら道路の案内板やらWebページやら博物館の展示やらを手がければきっと何かが変わると思うんだがなぁ。

    • 三内丸山遺跡の遺構についての資料をググッてようやく見つけました。

      http://www.komakino.jp/totteoki/sasaki-shurakuron/sasaki-shurakuron.html

      あの柱の遺跡は、柱の間隔に注目すべきのようです。しっかりした測量技術が縄文時代に確立されていたということです。遺跡として出てきたのは柱の跡のみですからね。ですから未だにどのような建造物だったのかは謎のままでしょう。最初は高さ20mと喧伝したようですが、いざ作ろうと直径100cmの栗の木を求めたらその大きさは無理とわかったみたいで現在の大きさになったようです。ですから私は大きく作ったと解釈しているのです。実際どうだったのか分かる前に作っちゃったんですね。

      縄文人は弥生人に征服されたと歴史で習いますから、縄文人のように山菜採りしながら暮らしている東北人は、縄文の大きな遺跡が出るとまるで縄文人が弥生人をやっつけたような気分になるんでしょうね。東日流外三郡誌(偽書と証明されています)が登場する余地がここにあります。ロマンは観光には必要ですけど、ロマンを追求しすぎてもまた問題なんでしょうね。

  22. ヒマな通りすがり より:

    動物愛護センターとは無関係な話をダラダラ何度も書いて、自分のblogか何かでやったらいいのに。
    blog主さんも迷惑だと思ってるんじゃないでしょうか。

    • argusakita より:

      別に迷惑でもありませんが、掲示板ではないので使いにくいかなぁ・・・。
      まあ、適当にどうぞ。(^^)

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