党名変更は整形手術のようなもの

民主党と維新の党が合流して新党になるそうで、名称について話題になっているらしい。
党名など変えても中身が変わらなければ有権者は見向きもしないだろうし、整形大国の南朝鮮と仲良しの民主党らしい動向だなと眺めている。
ただでさえ右から左までまとまりのない状態に、右なのか左なのかタカなのかハトなのかもよくわからず、ただ目立ちたいだけなのかもよくわからない維新の党が加わったところで、党の名前ぐらいは(新社会党あたりか?)適当に決められても党の綱領すらまとまらないのではないかと思われる。整形手術しても中身は変わらないだろうし、産まれる子供には影響なしだ。


単に安倍政権の暴走(確かに現在はやや迷走しかけている嫌いはあるかも・・・)を止めるために選挙互助会を作って国政選挙を戦っても、1回で圧倒的多数を取って政権奪取はどう考えても無理で、2,3回の選挙を経なければそこまではいかないことは間違いなく、経済、安全保障など待った無しの課題を抱えている日本にそんな時間的余裕があるだろうか。
暴走・迷走をストップさせたら、日本は完全に停止しました!ではお話にならない。

仮に新党の政権奪取が叶ったところで、またあのロクでもない大臣連中が出てくるのでは喜ぶのは下衆な話題しか追わないマスコミだけといった元の木阿弥で、新党に政権担当能力があるとは考えにくい。
もし、選挙互助会で選挙に臨むなら、あらかじめ内閣の閣僚をこの布陣で行くと発表してからやったら良い。これが出来ないならやはり政権担当能力には疑問符が付く。
確かに現在の内閣でも安倍首相の意図的なものも感じるが『自民党の人材不足・劣化』が目立ってきていて、主要閣僚以外は『ちょっとなぁ』と思う連中ばかりで不安を感じさせるが、まあそのうち自民党でも若手が台頭してきて力を付けてくるだろうと淡い期待をするのが現実的かもしれない。
おそらく日本的には自民党1党の独壇場で、内部に派閥が複数ある均衡状態がしっくりくるのだろうが、今の自民党では派閥の維持が難しそうで分裂も尚更期待できなさそうな様子だ。

とにかく付け焼刃の選挙互助会に勝たせてはいけない。
そもそもの理念や信条といった根っこの部分で違うものが政党のはずで、それらに蓋をして政治屋が集まったところでうまくいくはずがない。選挙が終われば必ず離党、分党でヘラブナ釣りの練り餌のようにバラけていくに違いない。
選挙後に連立内閣を何か月も作れない状態は近年ではドイツでもあったしベルギーでも2010年に約20か月内閣不在の状態が続いた。よく見るべきは内閣不在状態が現在3か月にもなろうとするスペインが良い例だろう。
スペインの左翼連立がなかなかまとまらないのが最近の毎日のTVニュースだ。スペイン社会労働党(PSOE)、ポデモス党、コンプロミス党、左翼連合が連立を組もうとしているがそれぞれがカタルーニャ独立問題とEUから課題とされている緊縮財政への賛否に関してバラバラで、4者協議が22日初めて行われ、交渉進展への期待がされてはいるものの、与党国民党への支持も過半数には不足なため連立は不可避で、おそらく再選挙になるだろうと大方が見ている。

法律で既に決定しているため、安倍首相は来年の消費税10%を確実に実行すると明言してきたが、どうもニュアンスに変化が出てきたようだ。
安倍首相自身が8%への増税で消費が冷え込んだという認識があるようで、10%にする場合には今年の秋冬の駆け込み需要がある程度期待できるものの、その後の落ち込みも同時に予測される。
もし8%に据え置きとなれば、法律改正か新たな立法で据え置くのだろうから、それを争点に衆参同時選挙でという戦術も考えられる。自民党が据え置きを公約にしたら野党は反対する道理が無くなる。それと同時に憲法改正への足掛かりになる重要な選挙であるというポイントを国民の目から逸らすことも可能だろう。
それこそ経済環境で何か大きなことが起きない限り十中八九衆参同時選挙だろうと筆者は見込む。

とにかく安倍首相には少なくとも憲法9条と96条(改正)の改正まではやり遂げて欲しい。それ以外は、自民党以外も含めたそれこそ国民的な議論が必要で、自民党の憲法草案は一つ一つ吟味すべきだ。
例えば、筆者などは8章(92条~95条)の地方自治については改正すべきだと考えるし、自民党の草案だけでは物足りない。
首長や議会の選挙における国籍条項を明記することは当然だが、国と地方自治体の関係を見直し現在の中央集権化の是正、地方交付税のあり方や財源の自主化といった部分を大元で見直すべきである。
これらが、地方自治法や税法にも関わる非常に大きなものではあるが、過度な東京一極集中を避けることは安全保障上も重要なはずで、この8章については地方から声を大にすべきだろうと考える。
筆者は過度な東京一極集中を避けることと地方創生で新たなマーケット創出のためにも日本独自の連邦制が必要と考えているが、既に人口減少が加速している地域もあるためもはや現実的ではないかもしれない。
いずれにせよ、憲法改正は自民党草案をたたき台にして多くの国民が関心を持って議論すべきだろうと考える。これは戦後のGHQ押し付け憲法の成立プロセスではあり得なかったもので日本人にとって初めての経験になるはずだ。

衆参同時選挙があるかどうかはわからないが、今年の夏は大きな節目がやってくることは間違いなさそうだ。
暴走・迷走をただ単に止めるだけが目的の選挙を標榜する選挙互助会に1票を入れるのは思考停止のオーストリッチシンドロームに等しい。

 
 
 
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党名変更は整形手術のようなもの への11件のフィードバック

  1. 脇道にそれた話題ですみません。

    民主と維新が合体し、寺田親子は同じ政党で頑張るんだなと思っていたら、息子の方は民主党から出るみたいですね。この人は選挙に落ちた後、民主の不人気を嫌ったのか民主党から離れた前科がありますが、今の時期飛び出てどんな利益があるんでしょう? 7月が近くなったらまた元に戻るんでしょうか? それともこの親子は仲が異常に悪いんでしょうか?

    すみません。本題からおもいっきり離れてしまいました。

    • argusakita より:

      寺田氏本人のHPでは、党の方針には反対だが離党とは書いていませんね。
      何かニュースでも流れたのでしょうか。

      今、民主を離れるのはある意味妥当な選択でしょう。
      野党が理念も信条も政策も一致しないまま統一候補などを出しても、逆に横断的に一網打尽にされてトータルの野党議席は減るでしょうから、その野合に加担しないのは冷静だと思いますよ。問題はその後かなぁ・・・。
      親父さんのほうはもう後進に道を譲ってもいいくらいじゃないんですかねぇ。

      • おっと、勘違いでした。党役員辞任を離党と勘違いしてしまったみたいです。
        すみません。

        • ばんそうこう より:

          「仲がわるい」という話は聞きませんので、ちょうど東京の石原親子みたいな感じなのかもしれませんね。反自民というよりは非自民というスタンスではそれなりに一貫しているように思います。

  2. blogファンその1 より:

    秋田ではもうこんな動きがあります。

    ************************************** 
    ■「あきた立憲ネット」結成へ野党共闘で協力確認(AAB 2016/2/28)
    秋田市で安保法制の廃止を求めるあきた立憲(りっけん)ネットの結成総会が開かれ
    野党が政党の立場を超え協力すべきとする考えを確認しました。
    あきた立憲ネットは安保法制の廃止や立憲主義の回復を求めようと県内の大学関係者が呼びかけて結成しました。
    総会にはおよそ150人が集まったほか県内の民主党や共産党、社民党の代表者らも出席し参院選での統一候補擁立に向け3党協議の方針を確認しました。
    これまでにジャーナリストのむのたけじさんなど81人のほか29の団体が賛同しています。
    あきた立憲ネットでは統一候補の人選には加わらずこれまでに集まった意見をもとに野党と懇談などを行いたいとしています。
    ************************************** 
    何だか呉越同舟みたいな意味不明の集まりです。
    TVでは老人がほとんどでしたが、若者も若干いたようです。

    • argusakita より:

      立憲ネット?
      まーた、左巻老人達のアナクロ発揮ですか。困ったものです。
      立憲主義という意味そのものが変わりつつあることを意識していますかね?
      あのスターリン憲法だって立憲主義だったというのに・・・。
      今のフランスを見て欲しいものです。令状なしの家宅捜査を始め緊急事態宣言を5月まで延長しています。
      その集まった大学関係者や年寄りたちがどんな理想論を語っているのか聞いてみたいものです。

      はっきり言えば、国家の憲法などはあまり細かくなくほどほどの美文でできていれば良いだろうと思います。
      国家緊急権との関係の明確化と国家権力によって個人の権利が侵害された場合の実効性のある救済手段の明確化さえあれば十分というのが私の考えですが、現在の日本国憲法ではこの2つが欠けている。
      だから私は憲法改正が必要だと思うのです。

  3. 茹で蛙 より:

    この合流(解党しないのは政党交付金を返還しなくてはいけないから)は失敗に終わりそうな気がします。看板変えても民主は民主だし、出戻り組を迎えるだけですから。
    そのうち後出しジャンケンで橋下新党に前原、野田、細野、長島、渡辺、桜井あたりが加わって、そっちが野党第一党になるでしょう。

    • argusakita より:

      結局、(自民党はある意味自覚があると思いますが)野党がまるでダメだから、その受け皿として自民党が存在しているという日本の政党政治の状況が根本からおかしいのですが、それを野党自身がわかっていない。
      だから、『反安倍、反自民の受け皿となるべく・・・』なんていうアホォな党首がいるのでしょうね。
      受け皿の下に受け皿があるという不思議な構図。

  4. argusakita より:

    党名、一般公募するんですね。
    新社会党、特亜民主党、外国人党・・・あたりでどうでしょうか。

    どんな名前になろうと、肩書にはしばらく”元民主”というのが刺青のようにつきまとうでしょう。

  5. argusakita より:

    「民進党のイメージ悪くなる!」 民主・維新の新党名候補に台湾の議員が不快感

    民主党と維新の党が結成する新党名の有力候補に「民進党」が挙がっていることについて、台湾の民主進歩党(民進党)関係者が「イメージが悪くなる」と不快感を示していたことが11日、わかった。

    爆笑。

    • 勝手に命名。民進党がだめなら維主党はどうだ。ゴロが悪いか。維民党はどうかな。在日が多いと噂される党だからぴったりかも。民意を問うとも言っているから民維党もあるかな。

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