期待されるのは『西川公也の真実』の出版(誰か書かないかな?)

酷い話だ。
何気に国会中継にチャネルを合わせていたらいつの間にか中断で放送も中止。
衆院TPP特別委員会の酷さは目も当てられない。
野党側が求めた政府のTPP交渉資料が海苔弁のように真っ黒で、政府側答弁も守秘義務を盾に堂々巡り。その守秘義務を破って情報を入手し、『TPPの真実』を出版(どうせゴーストライターだろう)する特別委員会の委員長である西川公也が、『委員長だから答弁しない』と突っぱねて紛糾。
野党も野党でこの海苔弁を見せられて何について質疑応答・議論するつもりだったのかわからないが、委員長である西川公也の対応とそれを庇うかのような自民党は首相が『今初めて知った』と大混乱。
TPPはもう決まったのだ。スケジュールに合わせて国内対策を論じる段階だろうに。資源の無い日本で、世界で起きているメガFTAの流れの一つのTPPに反対するほうが非現実的だ。
自民も野党もどっちもどっちだ。

nishikawaそもそもこの西川公也(73)という小悪党(かつ小物)の臭いのする政治屋。あれこれググると見事な過去がぞろぞろ出てくるではないか。
二階派(自民党の老害・腫瘍のようなものか)のこの議員、
・1971年に千振ダム汚職事件を巡って逮捕(当時、県議会議員)、起訴猶予
・第2次安倍内閣で現職農水大臣ながら選挙区で負け比例復活で当選
・第3次安倍内閣でも農水大臣を務めたが、製糖工業会館から100万円の献金が発覚
(第2次安倍内閣以来の農水大臣を5か月少々で辞任)
・自身の政党支部が国の補助金をもらっている企業から献金を受けていた
長男の会社への支出やそこの関連会社からの献金
安愚楽牧場からの献金(海江田の件があったため道義的追及が出来なかった民主党)
サラ金業界によるパーティ券購入
絵にかいたような汚職・金まみれの政治屋である。当選6回で大臣経験はあるものの、副大臣、政務官、補佐官、議長、副議長、委員長のいずれの要職にもついていなかったのみならず、質問、議員立法、質問主意書提出のいずれもなかったことを指摘されていたが、今回TPP特別委員会の委員長になったのは第2次安倍政権で自民党のTPP対策委員長をしていたこともあるのだろうが、選挙前は『TPP参加の即時撤回を求める会』のメンバーの一人であり、全く信条も理念も理屈も無い政治屋にしか見えない。
こんなクズな政治屋を抱えている自民党も自民党だが、議員辞職まで追い込めない野党も野党だ。県議時代にエサ代を出し続け、国政に何度も送り出した栃木県民も”たいがい”(さすがに前回は選挙区では落選)だが、本を出版させるのを容認した自民党や政府も一体どうなっているのか。印税を皆で飲み食いでもするつもりだったのか・・・。

守秘義務のある内幕を暴露するにはそれなりの情報収集が必要だろうし、まさか出版した本のページも海苔弁のように真っ黒というわけでもないだろう。
さて、TPP特別委員会は今後どうなるのか。

バドミントンの2選手の違法賭博関与で記者会見。まるでリンチのようなものだ。賭博で2人とも負けていたようだし、被害者無き犯罪のようにも思えるが、まあ法治国家が建前の日本ではダメならダメなものの、それほどアスリートに聖人君子を求めるのもどうかと思ってしまうではないか。『見つかっちまいました、テヘペロ』では済まない話なのだろうな。
そもそも、小さいころから競技1本で人生を賭けて来たこと自体大きなギャンブルであり、アドレナリン、ドーパミンで暮らしてきたような連中がギャンブル依存になるのは医学的にも十分納得いきそうな話である。そこに青少年の夢だの何だのをリンクさせる大人の道徳観を押し付けるように声高に叫ぶのはそれも気持ちが悪い。海外のようにカジノが合法だったら二人ともリンチされる必要はないわけで、どこか気の毒な気もしないではない。
有名な選手で五輪を目前にして社会的影響も大きいのはわかるが、刑事罰としては執行猶予は固いだろうし、何も大々的にリンチ同然の晒し者にしなくともと思う筆者は道徳観に欠けるのだろうな。
アスリートの素晴らしいプレーは見たいが、その個人の人格や私生活は全く興味が無いのが我々観客なのではないだろうか。

日本に帰ってきた途端に立て続けに見たくもないものを見せつけられたようで不愉快極まりない。
何だか世知辛い、社会の嫌な一面が顕在化してきているな、最近の日本は。何が要因だろうか。

 

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期待されるのは『西川公也の真実』の出版(誰か書かないかな?) への11件のフィードバック

  1. スポーツ選手、特に球技の選手に聖人君子を求めるほうが間違っていると感じます。

    バトミントンにしても、テニスにしても、卓球にしても、相手から返されないように、いかに相手を騙すかが上手さになっているし、野球なんかは塁を盗むわけですから。

    私はブログ主に大いに同意します。

    日本の伝統芸能、横綱も猫騙ししたり、横に変化したりするんだから、ゲームに品格を求めすぎてもと思う。

    それに、博打は胴元を取り締まればそれでいいと思う。胴元が一番儲かるようにできているのだから、参加者が損した上に避難されるのはどうかと(おそらくこの点は反論が来そうですが)個人的には思います。

  2. 通りすがり より:

    このバドミントンの選手のニュースですが、そもそもまずは違法なカジノのほうをクローズアップして、その犯罪者を先に報道すべきだと思いませんか?
    私の注意力が足りないのか、どのニュースも違法カジノの場所、店名、主催者の氏名、顔などは全然出て来なくて、とにかくこの選手2人があるまじき行為を行った極悪人だとばかり報道。
    賭博の店の主催者はきっと在日あたりだろうと思いますが。(だからマスコミはなかなか出さないのでしょう)

    トップアスリートはいろんな国に行ったり来たりで、日本以外はカジノが合法なところもあるでしょうし、依存症は別としても麻痺してもおかしくない気がします。
    だからといって2人に同情はしませんが、頭を切り替えるのは普通の日本人だって難しいのではないでしょうか?

    • argusakita より:

      >トップアスリートはいろんな国に行ったり来たりで、日本以外はカジノが合法なところもあるでしょうし、麻痺してもおかしくない気がします。

      それ、よくわかります。
      正直言って、海外と行ったり来たりしていると、カジノや買春や大麻といった日本では違法なものも海外では合法な国が多く、私も全然抵抗がありません。
      ただ、カジノは胴元が儲かる仕組みだし、買春は余計な病気をもらうリスクがあるし、大麻は習慣化すると体に良くないという単純な事実が自制に繋がっています。
      もっと些細なことでは道路横断の信号なんてきっちり守るのは日本にいるときだけです。
      日本以外では左右逆な場合もありますし、信号ではなく走ってくる車や自転車を見ますから。
      自己責任ってのはそういうものでしょう。
      法律だけでなくモラルやマナーやルールなんてのは最低限のものだけで十分です。
      しかし、その国や地域の法律に合わせる遵法精神というのも必要ですから、成田のPCを通る時は『ここは日本、ここは日本』と言い聞かせて頭を切り替えるようにしています(^^)。

  3. ばんそうこう より:

    何が要因なのかは私もわかりませんが、怒るべきことに怒らず、どうでもよいようなことで大騒ぎし、なおかつマスコミが踏み込むべきではない領域にも無頓着に踏み込んでしまうマスコミの支離滅裂さが大きくかかわっていることは確かだと思います。マスコミ報道は概してそうであり、したがって新聞も読まない、テレビも視ないという人の方が得てして正しい判断を下しているケースが多いと個人的には感じています。

    バドミントン選手の賭博に関しては、マスコミ報道はそれとして選手に内心同情している人が多いのではないでしょうか。「違法賭博」ということですから弁護しにくいところがありますけど、じゃあ、政治家やマスコミ関係者は賭けマージャンやらないの?と思ってしまう。これだってレッキとした違法賭博ですよね。ここで、本当なら「カジノを合法化すべき=合法カジノつくらないから違法カジノが現れる」という意見や「ドーピングなど競技上の不正行為にはあたらない=この件を五輪選考にからめるべきではない」という意見が出るべきだと思います。もうちょっと多様な意見が表に現れるべきだし、これを機に議論が深められるべきです。

    これは「未成年の喫煙」と同じで、確かに「法律違反」ではあるかもしれないが、決して「犯罪行為」「迷惑行為」「不正行為」ではないと思います。同僚からの借金は迷惑だったかもしれませんので、あくまでポケットマネーの範囲でやるべきではありましたが。また、これは歓楽街で豪遊とか、不摂生で醜態をさらすというような、「合法」ではあってもアスリートとしての道から外れる行為というのでもないのですね。むしろ、アスリートとして五輪に照準を合わせて節制してきた過程で起こった間違いではないでしょうか。それならば、最低限チャンスをあたえて、国内選考で勝ち残ったならば五輪に出場してもらい、そこで名誉回復してもらうという方が、本人にとっても業界にとっても日本社会全体にとってもよいと思います。何で早々と「五輪絶望的」のテロップが流れ、馳文科省が「メダルより大事なものがある」などと説教なのか保身なのか意味不明のコメントを発する必要があるんでしょうか。そんなに急ぐ必要は全然ないと思いますけど。

  4. 妄想でしか無いのですが、影でなにか大きなことが起こっていて、それから目をそらさせるためにこんなゴシップを連発しているのでは?

    NTTバドミントン部ではおそらく引退した選手の中にも該当者はいたはずで、その人達にもそれなりの罰がないと不公平に見えます。先輩に誘われて行くというのがありがちな話ですからね。
    でも秋田県の食糧費問題の時も現役職員からお金を集めそれでお終いにしました。まったく関与のなかった新任役場職員も給与から集められていて変だなと感じましたが、世の中そんなものなのかもしれません。お詫びをした選手は、どう贔屓目に見ても人身御供のように見えました。

    脇にいたNTT職員はおそらくバドミントン部関係の人かなと思いますが、まったく部下思いには思えなかった。個人的には山一証券だったかな? 「社員は悪くありません。」と泣きながらお詫びしていたあの人のように、人情味が欲しかった。

    これらから妄想した結果、NTTという会社がなにか問題を抱えていて、それから目をそらせるために、彼らが人身御供に出されたんでしょうか?

    • argusakita より:

      >妄想でしか無いのですが、影でなにか大きなことが起こっていて、それから目をそらさせるためにこんなゴシップを連発しているのでは?

      ちょっと注目しているのは、今、海自の『いせ』(ヘリ空母護衛艦)が、インドネシア主管の多国籍連合訓練(KOMODO 2016)に向かっていますが、同時に米海軍の原子力空母ステニスも南朝鮮との合同演習から離脱して南シナ海に向かっています。
      パナマ・ペーパーでシー・ジンピンの名前が挙がって支那国内は動乱前夜状態だそうで、KOMODO 2016もそのまま演習で終わらないかもしれませんね。
      キナ臭いのは確かだろうと思います。
      米海軍の原子力空母の週末の位置は、ここで見られます。

    • ばんそうこう より:

      妄想が的中しているのだとすれば、これほどイヤなことはないですね。どんな事業や思想も法を犯したかどうかだけをみて猛然とケチをつけて失脚させる、逆に、合法でありさえすればどんなおかしなことも非道も最終的に許容され、受忍を余儀なくされる。そんなことばかりです。

      自分はもっと単純に考えていました。NTTとしては不祥事で名前が出るのはどんなことであれイヤなはずです。この件で利益を獲得するのは、NTTのライバル企業、さらし者になった2人につづく実力の選手、バドミントン競技でメダルを争う外国・・・このあたりがくさいと思っていました。そのうちの1人が同僚から借金をしていたといいますから、内部告発の可能性もあると思います。会社としては隠しきれなくなったのかも。時期が時期だけに謀略の臭いがプンプンしますね。メダルが期待できる1人は30万損しただけで誰にも借金していないようですから、この人が本当にかわいそう。この程度のことでやり直しできないなんて世の中まちがっていると思います。

      • ばんそうこう より:

        訂正。桃田選手が損したのは50万円でした。無期限の競技会出場停止処分が下ってしまいましたね。「再チャレンジ」は安倍内閣のキャッチフレーズだったはずなのに、残念です。仁川アジア大会で試合中に風向きが変わったことを田児選手は批判していましたが、それで某国の筋から狙われたような気がしてなりません。田児選手が桃田選手を一生懸命かばって「悪いのは自分だ」と言い続けたことだけが救いです。

  5. ブルーベリー より:

    違法賭博というなら、パチンコの経営者を全員起訴すべきでしょうね。

    日本ほど違法賭博が溢れている国はありません。
    世界一のキャンブル大国で、莫大なカネが朝鮮へ流れています。

  6. argusakita より:

    西川公也の度し難い言動とは別に、民進党の国会での動向は手を付けられないくらい度し難いですね。
    追及するポイントが全部ブーメラン。
    そもそも、TPP参加に意欲を見せた最初は菅直人、情報開示はできないと繰り返していたのは野田佳彦。今更交渉過程を突いても妥結の結果をひっくり返すわけにはいかないのはわかっているはず。
    民進党にこの2人がいないならまだしも、長老で存在しているにも関わらず岡田はそれらをすっかり忘れたような言動。
    自分たちでやるのは構わないが、同じことを安倍自民でやるのはけしからんと子供のような態度。

    民進党はこんなことを続けていたら本当に壊滅的な選挙結果になりますね。
    最近あまりメディアに出てこない、前原、玄葉、長島、渡辺、大塚、馬淵、原口あたりで新党作ったほうがよほどまともに見えるかも。
    (元民主のレッテルが付いて回るからダメかな、やはり)

  7. roko1107 より:

    はじめまして。
    「あぐら物語日記」のrokoと申します。
    この度、コチラの記事を当ブログにて紹介させていただきました。
    不都合な点がございましたらお伝えくださると助かります。

    興味深い記事をありがとうございます。

    北島康介「終わりです」五輪逃し現役引退へ(NHKニュース 2016年4月8日)
    http://roko1107.blog.fc2.com/blog-entry-3447.html

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