外国語の初歩をタダで学ぶ

最近、日本に帰ってくるたびに特に東京では外国人が多くなってきたと感じる。オフィスのある台場でもエレベーターに乗ると大抵の場合、外国人(非アジア系)がいることが多く、しかも日本風にヒソヒソ声で会話したりしている(これ、日本だけ!)のを見ると『うーむ、日本文化に慣れてきたな』と嬉しくなったり不思議な気分になったり。
たまに、気を遣って”After you.”と話しかけて”どうも”なんて言われた日にはクラクラするのだが、1年のうち半分以上はウィーンで外国人として暮らしている筆者にとっては反対の立場の場面もしょっちゅうあり、どこでも郷に入らば郷に従えなのだろう。

欧州にいるときは英語以外ドイツ語での挨拶も多少使い分けていて、『じゃあな』という別れ際の挨拶も、
ドイツ人にはTschüs!(トゥース)でチェコやスイスの人間にも使う。
ウィーンっ子にはPfiat’di!(フィアッ・ディ)か、若い女の子にはBaba!(ババ)かCiao!(チャオ)で合わせたり、仕事では当然、Auf Wiedersehen(アウフ・ヴィーダーゼーン)だが、Wiederschau’n!(ヴィーダ―シャウン)、電話やSkypeではWiederhören(ヴィーダ―へーレン)も使う。
フランス語圏に近いところではà dieu(アデュー)の派生か、アデーみたいなのを耳にする。

日本人は生真面目なので、ある言語を会話レベルで習得するにも相当に厳格な文法を意識しながら学ぼうとするためすぐに挫折が待っている。
日常会話レベルならば、ある意味いい加減にザーッと学ぶことを集中してやるほうが遥かにいいのだが・・・。間違える回数、人におかしいと言われる回数が多いほど身に付くのだ。
東テレの『Youは何しに日本へ?』にも一見流暢そうな日本語使いの外国人が出てくるが、半年も集中したら日本語の会話は何とかなるという意識が多くの外国人の共通認識らしい。敬語などを使い分けるには数年必要らしいが、タレントのローラのレベルなら大抵の外国人は数か月でOKだろう。ただし、読み書きは別だ。日本語みたいに4種類の文字を使い分ける言語など滅多に無い(ひょっとして世界で唯一?)
日本語舐めんなよ!と密かに思うことが多いが、実際ウチの社員さん達もせいぜい半年くらいで、まあまあ生活するには不便無い程度の日本語は大丈夫だというからどうやら普遍的な認識らしい。

日本語は全然楽勝と言い切ったロシア人の社員さんに聞いたところ、無料で便利なサイトがあるという。
既に知っている人も多いだろうが、アメリカ国防総省のDefense Language InstituteのForeign Language Center(DLIFLC)が無料で使えるサービスを提供している。英語はEnglish Language Center(DLIELC)のサイトが使える。
これらは元々スパイ養成学校の言語部門がサービスしているもので、このDLIFLCにある約30種類の言語のうちの一つが日本語なのだ。
dliflc-japanese実際にPC等で試してもらえばわかるが、全て画像と音声と文字といったマルチメディアのオンライン学習サイトである。
ここは、英語で書かれたボタンのどこをマウスでクリックしたら良いかわかる程度の英語力(小中学生レベルか)があれば実に簡単に繰り返し学習できる。
そして、実は、ここを逆に使うイメージで日本人が英語の初歩を学ぶにも最適ではないかという印象だ。あー、日本語のこれを英語ではこういうのだなと逆引きする感覚だ。
ここを完璧にマスターしたら、少なくともアメリカでは日常生活で苦労しないだろうし、英語以外の言語も入口くらいまでは行ける。
興味がある人は様々な言語にチャレンジしてはどうだろうか。

ただ、このDLIFLCで気に入らないことが二つある。イラストはその中に出てくる日本人のアバター(?)なのだが、まるで朝鮮人の犯罪者のように頬骨張って眉毛が薄く人相が悪すぎる。(^^)
さらに、会話の中でJapan・日本をニホンと読んでいるニッポンだ、ニッポン!!

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