政治と面妖なジャーナリズム

今回帰国してTVをチラチラ見ていてNHKの番組(地上波)がずいぶんと変わったように感じたのは気のせいかと思ったが、番組表や出演者を見てやはりかなり大掛かりに変わったようだ。
報道関連を見ると、毎正時のニュースは特に変わっていないものの、クロ現がプラスになってNHKのエース級(?)を7人揃えたり、NEWSWEBがニュースチェック11になって以前BSに出ていた有馬アナウンサーとブラタモリのアシスタントで出ていた桑子アナウンサーのラジオのDJブース風のセットからのニュースダイジェスト形式だ。テーブルに置いたカメラによるアップの絵はおもしろいが映されるほうは毎日鼻毛などが気になるだろうなと余計な心配。
天気予報で出てくる三宅惇子は以前、東北の朝のニュースで出ていた気象予報士のような気がする。
以前のNEWSWEBもアナウンサーやナビゲータ(トンチンカンなのが多かった)がタブレットをいじりながらTwitterと連携(恣意的な選択)しながら進める形式も無理が大きいと思っていたが、今回のニュースチェック11も2人が一生懸命なのはわかるがどこか気ぜわしく、おそらく番組自体長続きはしないだろう。

derstandard-20160405オーストリアのメディアで大事件や大事故以外で日本が話題になることは滅多に無いが、先日のderStandardで『日本の報道の自由度の低下』という記事が掲載され、テレ朝の古舘NHKの国谷TBS(毎日新聞)岸井の各ニュースキャスター降板が取り上げられていた。
降板は明らかに総務省の停波を含む恫喝紛いの圧力に各TVキー局が降参した格好で、各局は日本の記者クラブ制度による情報入手が困難になることを懸念して降板を余儀なくされたとしている。また、降板までの経緯・理由が明らかであるにもかかわらず、各局は政府に対する批判を正式に声にすることを回避したとしている。

どこか例の『国境なき記者団』(RWB)的な見方だが、RWB自体が西欧(特にフランス)の左翼リベラル中心の団体であるため、日本のテレビメディアの大半がここ数十年、あまりにも左派寄りで報道の自由を『報道しない自由』で恣意的に行使してきたことなどはお構いなしだ。
日本の記者クラブ制度の排他的な実態は確かに問題だが、ジャーナリストとしては仕事の場所の制約にイラついているというのが本音だろう。RWBが毎年発表する世界報道自由ランキングも2010年は11位だったが2015年は61位と大きく順位を落とされている。さらに今年は72位とさらに落ちた。2006年は51位だったことを見ると、どうということはないが、RWBに資金提供をしているのがどういった個人、団体かを見れば大して気にする必要のない結果だ。日本会議あたりがどーんと寄付したら順位などすぐに上がるに違いない(^^)。

NHK-Katoイデオロギーとしてまともな左翼であればまだしも、降板したキャスター(とその番組のプロデューサーだろうか)達があまりにも親支那、親朝鮮だったことも異常なレベルだったことなどは加味していないのがRWB的な見方のようにも思える。
天安門事件(1989年)の4年後のクロ現で国谷と解説委員加藤青延は『あの日、天安門広場での虐殺は無かった』と言い切ったのは多くの日本人が今でも覚えていそうな気がする。

新聞メディアが左右どちらかに偏向しているのはどこの国でもごく普通だが、日本の場合はクロスオーナーシップによってTVキー局までが異常に偏向している。
総務省による停波だのといった恫喝ではなく、クロスオーナーシップの禁止を立法させるように国会が動けば良いのだが、これを実施するとキー局だけではなく地方のメディアの多数が倒産、廃業に追い込まれ大量の失業者が出ることが予想されるため及び腰なのだろう。
公職選挙法がもっと大胆な改正が行われればネットに軸足を置いた政治家も出てきそうだが、まだ当分先の話だろう。

今回のNHKの番組改編で妙に柔らかい番組が増えたのも民放に対する総務省による恫喝を見て政権の意向を忖度したのだろうが、3局の看板番組のキャスター降板は、
・NHKの公共放送としての存在意義
・クロスオーナーシップ
・記者クラブ制度
・(できれば)電波の入札制の改革
国民的な議論にする絶好の機会だったはずだが、政権は夏の参院選を意識して、(唐突な)新聞紙の消費税据え置きなどで懐柔し、相互の利益保護で区切りを付けてしまった。
1億人を超える国民を抱えた先進国であるはずの日本で政治とジャーナリズムが見事なまでに貧弱と言われる状況は簡単には変わりそうもない。

furutachiしかし、あれだけ反原発、反安保法制でガーガー言っていた古舘は今後どうするのだろう。
今シーズンは日本ではF1の中継もフジではCSの有料チャネルでしか見られないらしい(まあ、PC等でSkySportsで見ればいいわけだが)ため、あの喋りを生かす番組はあまりなさそうだ。
参院選でも出るだろうか? 国谷や岸井も左派・リベラルを自認するなら一度選挙に出てみたらいいようなものだが・・・。

taichi-maoたまたまNHKの朝ドラを何年ぶりかに見たら、ストーリーは全く知らないものの、まだ東京に居た幼い頃祖父に何度か連れていってもらった深川の懐かしい雰囲気(もっと広大な場所の記憶しか無いが)が登場し目を奪われた。
しかし、大地真央(60)のお婆ちゃん、奇麗すぎるだろう!! 一つ年下の秋野暢子が少々気の毒だし、主役が誰だかわからない・・・。(^^)

 

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