再出馬は遠慮してもらいたい秋田の議員

北海道の選挙結果から、衆参同時選挙があるかどうかは微妙なようで、評論家・専門家の見通しは半々といった感じだ。
もし、衆議院も同時選挙となった場合、秋田からは1、2、3区それぞれ自民党が再選を狙って出馬するかもしれないが、1区の富樫氏、3区の御法川氏はTV中継のある予算委員会や特別委員会などで顔を見せることはほとんど無いため、国政で一体何をやっているかが有権者にはなかなかわかりにくい。(まあ、支持者には適当に報告しているのだろうが)
一方、2区の金田氏は予算委員会などでよく中継に顔が出ているが、これは大蔵官僚としてのキャリアのせいか、かつては財務金融委員長なども務めたためその分野では自民党内でも一定の評価なり発言力があるのだろう。

しかし、この金田氏、あまりにも『金』にまつわるネガティブなイメージが強すぎて、昨今のように、議員の金遣いや議員秘書の問題がすぐに駆け巡る(ある意味嫌な世の中の風潮)中では、出馬しても本人は当然として自民党の印象がさらに悪化するだろうと推察される。
Wikiなどでも不祥事は記述されているが、2012年の第46回衆議院議員総選挙では文書頒布の疑いで某施設の職員が書類送検、2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では私設秘書が略式起訴された。この私設秘書が証拠隠滅でパソコンを海に投棄したとかで、ネットでは『マリン金田』とあだ名がついているようである。
議員本人が預かり知らなかったかどうかは”本人のみぞ知る”だろうが、選挙運動員、私設秘書に対する監督責任は一切問われないというのは常識的に考えておかしいと見るのが普通ではないか。田舎の農村部を支持基盤とする一時代昔の典型的な政治屋の印象である。

選挙では郵政民営化に反対し自民党を除名された野呂田芳成元防衛庁長官の地盤を継承したことから石田→野呂田→金田の継承なのだろうが、その割には選挙のたびに僅差で辛勝という印象である。地盤は引き継いでも人徳のようなものは引き継げないという例だろう。
政治資金でも、全国貸金業政治連盟がパーティ券を引き受けたり、BSEの騒ぎの時は輸入早期再開を求めて運動した外食産業の政治団体から献金を受けたり、事務所費の計上に関してもグレーなことをしていることが共産党(赤旗)によって3,668万円が指摘されている

kaneda-wife地元秋田で話題になったかどうかは知らないが、株をやっている人は別の場所で金田氏の名前が出てきたことは記憶にあるだろうし現在進行形の話題でもある。
メガネのレンズ等で有名なHOYA株式会社の創業者の血を引く9代目社長鈴木洋氏の実姉が金田氏の妻、金田龍子(ごっつい強そうなお名前だ)氏で、2014年3月に保有するHOYA株(時価数億円)を売り抜けていたことが発覚。しかし、その後、HOYA株は多少下がったもののアベノミクスで6割ほど高騰。(残念!)
株主総会で集まった他の株主もこれについて『実質インサイダー的な情報を有していてもおかしくない最高経営責任者の家族が、多額の株式売却を行っていることは、ストックオプション制度の規律付けの有効性への疑義となる』と至極もっともな指摘をしたとされる。
また、HOYAの関連会社が金田氏に、参院当選まで給与を支払っていたことも指摘され、利益供与ではないかという疑義もある。
また、このHOYAと金田氏にまつわる一連の話ではHOYAの取締役の一人として麻生財務大臣の実弟(麻生泰氏)の名前も出てくる。
この辺の経緯については、株式関連の情報源である『さくらフィナンシャルニュース』で、『金田勝年』や『HOYA』という単語で検索したらゾロゾロ出てくる。HOYA自体の騒動は国や裁判官の提訴を含んだ大ごとになっている。まあ、地元の新聞紙では刑事事件にでもならない限り取り上げない事案かもしれないが。

確かに浪人時代も岩見三内あたりの山間部の田んぼの脇に唐突にポスターが何か所にもあったり、金のかかる選挙というか、接戦を制するために運動にも費用がかかったことは事実だろうなと思われるが、こうも『金』にまつわる犯罪や話題に関与することに事欠かない議員も珍しいだろう。しかも、そういったグレーなイメージがずーっと続いている印象を与えているのが良くない。本人ではなく取り巻きが怪しいのか・・・。

『漫画 かねだ勝年物語』を見る限り、苦労人なのかなという印象もあるが、漫画は何故か湾岸戦争が起きた年でパッツンと終わっている。その後、銭ゲバ化したのかどうか知らないが、そろそろグレーなイメージを払拭してまともな政治家になるか引退でもするかの選択をすべき潮時なのではないのか。
自民党は人材不足が限界まで来ているのか・・・。

ブログランキング・にほんブログ村へ 
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)

広告
カテゴリー: 国政・国会 タグ: , , , , , , , , , パーマリンク

再出馬は遠慮してもらいたい秋田の議員 への3件のフィードバック

  1. 加藤 洋一 より:

    こんばんは。本日初めてブログを拝見しました。秋田出身、東京在住の者です。素晴らしい内容だと思います。応援しております。頑張ってください。

  2. 直接は関係ないけど、大阪の方で歩道に突っ込んで事故を起こしている60代の人は、過去に交通事故で頭の手術の経験があるとのこと。頭の手術の影響が運転に出ている可能性もありそう。よくこんな人に免許を許しているものだ。

    金田氏も、県知事も、脳出血なのか脳梗塞なのかわからないけど、どちらも確か手術していたはず。カネ出し、おっと、金田氏の方はあまりニュース等に出ないのでアラも見えないけど、政治家という高度(多分。)な判断を迫られる政治家としては不安ですね。県知事の方は、判断がズレていると感じるのは多数だと思う。どちらも後継者を決めて勇退してもいい時期と、私は勝手に思っている。

    • argusakita より:

      私も従来から何度も書いていますが、勇退すべき、同感ですね。

      秋田のニュース記事などをあまり見ていませんが、結局参院選はヒロオvsダイゴですか?
      当事者・関係者は必死でしょうが、有権者からみたら冷めたお好み焼きと延びきった蕎麦のどっちがいいかと聞かれるような選挙になりそうですね。

コメントは受け付けていません。