蓮舫の代表就任は民進党に引導を渡すか

R4麻雀の役満のような響きの名前の帰化人が民進党の代表に手を挙げている。
他にも前原、玉木、長島が立候補を予定しているらしいし、あのクイズ小西もそれらしきことを言ったようだが党内ですら相手にされていない様子だ。
都知事選の土壇場で敵前逃亡したかのような強烈に格好悪い岡田が蓮舫を支持しているらしいが、イオンの金の力でも使うつもりか・・・。
あの選挙互助会のような民進党でも主流派、非主流派と分けられているそうだが、外から見たら、少々数が多いのが主流派という程度で一皮剥けば全部バラバラなのが実態ではないかとさえ思える。

民進党は旧民主党の頃既に支持基盤であるはずの連合から一定の距離を置かれているのは明らかで、それは連合自体が高齢化とともに変質しているからに他ならない。
1980年代前半あたりまでは、総評、同盟、新産別、中立労連といった出自の異なるものが存在し、それぞれ主として若年・現役世代の労働環境改善やベアを始めとする賃金を争点として労使関係を緊張感を持って保っていた。
それが、連合体への移行・合流を行って労働戦線統一が連合のはずだったが、自治労や高教組といった一般的な産別労組とは異なった色彩のものまで合流したことで労働戦線という形そのものが最大公約数を取りにくい『ただ大きいだけ』の組織になった。結局、左派はファッションで、小金を持つと中道から右派に移ってしまう『プチ・ネオコン』のようなのが多数だったということだ。
また、円高や金融ビッグバンによって大企業ですら経営者&労働者といった図式から本来の株式会社の姿である投資家&経営者&労働者の図式となり、製造業の拠点の海外移転といった現象も加わり、若年・現役世代の権利を守るといった色彩が薄れ、より経営側に近い労組執行部等の高齢化も相まって、それらの既得権守護などがメインになってきた。つまりあたかも労組の存在自体が目的化してしまった。

そうなると連合加盟の労組などは経営側の集団である経団連等とベクトルが似たようなものになり、労使交渉等がなれ合いになり、スト権行使といった労働者側の権利行使なども見ることが無くなった。
結局、連合は単に数にモノを言わせる政治的圧力団体と化し、選挙の際の票の取りまとめのための団体・組織に変節してしまった。
その連合を建前上最大の支持基盤としているのが旧民主党だった。
高齢化し、中央執行部等の既得権を守護したい層は既に富裕層側に組み入れられ、体制側に近く、大企業の論理を甘受しているため、どんなに民進党で左巻きが頑張ろうが、それを本質的に支持する組織が連合自体に部分的にしか内在していないのが現状だろう。
その結果、各種選挙でも連合や地方組織ではしょっちゅう自主投票という自己否定的な行動を余儀なくされる結果になっている。

従って、民進党が今後誰が代表になろうと、支持基盤であるはずの連合の多数派(=自民党に近い)に阿れば自民党との違いを出しにくくなり、逆に少数派(=共産や社民に近い)の左巻きを主体に置けば選挙の票数的には勝利はなかなか得られない、イコール政権交代など夢のまた夢になるのは明らかである。

蓮舫は(帰化したことを悔やむと公言する)帰化人であり、皇室制度や集団的自衛権の否定により日本国の存続を危うくする政策を旨とする政治屋である。
従って自民党やその背後にいる大企業・多国籍企業・アメリカの複合体に阿ることはあり得ず、連合の少数派や共産・社民といった日本破壊・解体を旨とする集団に擦り寄ることになる。

格差、カクサと騒ぐ層を鎮めるにも、これといった専門知識も特殊技能も持ち合わせない主に文系のホワイトカラーやブルーカラーを吸収していた製造業やその管理部門も国外に移転してしまい、従来の中間層を養う労働市場が国内に存在しない(新興国にあげてしまった)ため、格差を埋めるためには大規模な福祉政策以外に無いが、そのために税金を広範に上げるとなればやはりその格差を騒ぐ層は反対に回るのは明白で、一般的にリベラルが指向する『大きな政府』は作り難い。(安倍自民党は今度は28兆円でそちらに舵を切ったが)
産業構造の根本的な改造・転換をするのは既得権を持つ富裕層・支配層が障害になるのも明白で、これもしばらくは掛け声だけになる可能性が高い。(団塊の世代が死に絶えた後は産業構造の改革は自然に起こるはずだ)
格差問題に切り込まず、護憲だの国防を巡る集団的自衛権などの理念的なスローガンに焦点を当てても身近な生活を大事にする層はついてこない。

どんなに年齢の割に見た目は良くても、あのキーキー話すテンションとドヤ顔が大多数に受け入れられるほど日本や日本人はまだ(“奥ゆかしさ”という日本語が無くなるような)大きな変化を迎えていない。
選挙になると一定の支持があるのは、帰化人やその子孫やシンパが中心で、シャキシャキ話すキレの良さが他の女性議員にないもので、何か変革をもたらしそうな根拠の希薄な漠然とした期待が集まるからであって、政権側に立てばどうなるかは皆3年間アレで経験的に知っているはずのため、同じような手法は取れない。
昔、言語明瞭意味不明を体現していた竹下という首相がいたが、筆者から見たら蓮舫も同じような印象だ。
『憲法九条だけは絶対に改正しない。これは私の信念だ』(・`ω・´)キリッ
と言われても、個人の信念は勝手だが改正は最終的には国民が決めるのだと誰もが言うだろう。

いずれにせよ、蓮舫が民進党代表になるのは党の決定的な崩壊の始まりになるため、メデタシメデタシである。今まで諸般の事情で民進党からなかなか飛び出せなかった政治屋達も今度ばかりは踏ん切りをつけることになるのではないだろうか。


Antonio-Carlos-Jobim-Girl-from-Ipanema今日の一曲
1962
Antonio Carlos Jobim “Girl from Ipanema”(Garota De Ipanema、イパネマの娘)


ブログランキング・にほんブログ村へ 
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)

カテゴリー: 国政・国会 タグ: , , , , , , , , パーマリンク

蓮舫の代表就任は民進党に引導を渡すか への14件のフィードバック

  1. hoco より:

    我が職場の組合は自治労にベッタリです。ずっと、泡沫政党である社民党をプッシュし、安倍政権らに過激な批判をしています。
    こんなことしてたら、組合員は散り散りになってしまって、お前らの大好きな「団結」なんてできるわけ無いだろ・・・と、話しているのですが、幹部の方々は聞く耳すらもちません。愚痴でしたスミマセン。

    さて、話は変わりますが、argusakitaさんは、「シン・ゴジラ」観ました?観てないならぜひオススメします!
    ゴジラvsモスラ、ゴジラvsキングギドラなど色々な戦いがありましたが、今回は、「ゴジラvs日本政府」です。
    ゴジラが現れてからからは、無駄にたくさんの会議を行ったり、どういう名目で防衛出動させようだとか、
    首相が攻撃命令がだせなかったり、自衛隊が貧弱で米国がやってきたり、株価が暴落したり、色々リアルです。
    主人公の内閣官房副長官らは、電話とコピー機でゴジラと戦っています。(わりとマジで)
    argusakitaさんにお会いしたことなく、好みとかはあまり存じ上げませんが、好きだと思います。

    • argusakita より:

      こんにちは。
      1作目、2作目以外はリアルタイムで観て育ってきた世代ですから、シン・ゴジラは観たいなと思っていますが、NetFlixに来るのを待つつもりでいました。世間の評判はなかなか良いようですが、シン・ゴジラのシンは何だろうなぁ・・・と考えていました。
      映画館で怪獣映画を混んでるときは立ち見した世代ってのは私たちぐらいが最後かな・・・。立ち見の話なんかすると愚息や愚娘には『マジで?』と言われます。

      英題は”GODZILLA Resurgence”だそうで、そういえばインデペンデンス・デイの続編も”Resurgence”でした。
      ひょっとすると世界的にこのResurgence(復活、再起、やり直し、ガラガラポン)みたいなものを求める空気ってのが高まってきているのかなと。
      ということは、徹底的な現状の破壊が前提になってくるので、やはり戦争みたいなものに向かっているとも考えられますが、考えすぎでしょうね。(^^;)

      様々な労組というのはやはりどこか組合活動の原点に立ち返って欲しいなと思います。
      30歳若かったら、自分は時代に合ったリベラルを目指すだろうなと思う時があります。

  2. 「結局、左派はファッションで、小金を持つと中道から右派に移ってしまう『プチ・ネオコン』のようなのが多数だったということだ。」←いや、それならば「憑き物が落ちた」わけで、個人的には結構だと思います。小生が我慢ならぬのは、年金大幅改正直前のリタイヤ組がたっぷりと人生の余録を食みつつ、斜め左上45度からの視線で、現政権、現国体を揶揄中傷する投稿と、嬉々としてそれを掲載する反日地方新聞なのです。たまたま健康診断で6歳上の老人と世間話をしたところ「年金が使いきれない」でした。連日怒り心頭です。

    • argusakita より:

      >年金が使いきれない

      許せませんなぁ。(^^)
      年金は貯金しないで使い切るように、2か月ごとの給付期限で自動的に無効になるプリペイドカードで給付すべきかなと思います。(私もあとん年でもらう予定ですが)
      そうじゃないと現役世代に回らない。

      確かに憑き物が落ちた人はいいですが、まだまだ左巻きの病の老人は多くて、世の中を階級闘争でしか考えられない共産党系の左と国家・民族・男女といった差別の図式でしか考えられない旧社会党系(社民&中革や革マル)左の2大疾病が未だに跋扈しています。
      全共闘世代の少し下の私から見てもこの2大疾病は完治することはないようで寛解で暮らしていた連中が何も知らない幼子を捕まえてその再発した病気を伝染させた。
      これがSEALDsでしょうね。

      人生の余禄・・・いい響きの言葉です。

    • argusakita より:

      ステディベアさんの、

      木漏れ日の中で-その後

      は時々拝見しています。
      落ち着いたblogタイトルとは裏腹にお元気なべらんめぇ口調が好きです。

      少々見辛いblogシステムなので、僭越ながらWordpress(無料)にでも移行されたらいかがでしょう。
      大部分のコンテンツをMovable Typeで吐き出せるはずなので、それをWordpressに一気に食わせるとすぐにblogを継続できると思いますが・・・。

      余計なお世話でした。

  3. ブルーベリー より:

    http://www.j-cast.com/2016/07/30274029.html

    岡田は、都知事選の投票日の前日に辞意表明してしまった!
    旗色が悪いから投票日前に投げ出すなど、常識的にはあり得ない。

    選挙に負けた結果、その責任を取って辞めるのが責任者だろうに、
    「辞任は都知事選とは無関係」と言ってるので、全く責任を取る気は全くない。

    本当に民進党はワガママで無責任な連中ばかりが揃ってる。
    これでは、人災でメルトダウンしたのも当然だ。

  4. ブルーベリー より:

    蓮舫氏「私は日本人です」 台湾籍を放棄する書類提出
    http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000082913.html

    台湾への除籍手続きをせずに、今まで2重国籍で国会議員をやっていた!
    さすが、民進党はクオリティが高い!

    そういう意味では、寺田学も出世しそう。 (あくまでも民進党内で)

    • 脱税をしても、修正申告をすれば大きな罪にならないわけだし、日本の国籍法では、子供は何も手続きをしなければ父親の国籍に自動的になるようだし、中国から日本に逃げてきた蓮舫の父親や王貞治の父親の時代はおそらく(想像ですけど)中華人民共和国が成立したために、せめて自分の国籍に中華民国を残そうとわざわざそうしている感じがします。ですから、いま台湾(正式には中華民国)籍を放棄する手続きをしていることがそれほどの問題とは私は思わない。

      でも蓮舫が過去に、朝まで生テレビという番組で、自分は日本に帰化したがそれを後悔していると述べたらしい。そちらの方は大問題だと思う。実際は帰化できていなかったわけですし、さらに反日思想だったことは確かだったようですから。ちなみに、蓮舫が述べた回の朝まで生テレビの映像は残っていないと言われているようです。誰か録画した人がいるなら、ネットにアップしてほしいものだ。

      • ブルーベリー より:

        1997年の月刊女性誌「CREA」(文藝春秋社)に載ったコラムで、蓮舫氏が「自分の国籍は台湾なんです」と告白していた。 この時点では嘘はなかった。

        しかし、初当選して政治家になった2004年の参院選で、選挙公報に「1985年 台湾籍から帰化」と経歴を記していた。

        もし、海外に籍が残っていたら、「帰化」というのはウソに当たることになり、
        公選法第235条違反(虚偽事項の公表罪)となる。

        まあ、アグラ詐欺の海江田でも問題にならなかったので、
        民進党は嘘や犯罪など気にしないんでしょう。

        • 公選法第235条違反は、どうやら故意犯が対象のようなので、私は知らなかったと言えば回避できます。だから海江田も無事なんでしょうね。
          http://www5b.biglobe.ne.jp/~mikihide/page223.html

        • argusakita より:

          蓮舫の選挙広報(なんか、音感が麻雀みたいですが)を見たことはありませんが、故意でないならば違反ではないというのもおかしいですが、1985年に自分で父親と戸籍離脱の手続きに同行したとか、雑誌記事に載ったとか、選挙広報に記載した、結婚、相続、その他で自分の国籍、戸籍に触れる機会は少なくなかったはずで、人一倍神経を使って然るべきです。
          にもかかわらず、過失を主張するのは無理があるのでは?
          そのうち誰かが刑事告発すると予想します。

      • argusakita より:

        一般人の重国籍自体は私も大して問題ではないと思います。
        騒がれているのは、それが国会議員という外交・防衛も扱う職責のある公人だからで、ブルーベリーさんご指摘の、公選法違反・経歴詐称が濃厚だと思います。検察が動かないのが不思議。
        その『1985年帰化』ですが、1985年からの法改正で、国籍取得は、
        (1)帰化申請をして法務大臣の許可を受けて国籍取得
        (2)母親の日本国籍を根拠に届出(だけ)で国籍取得
        の2種類が可能になって、蓮舫が『帰化ではなく国籍取得です』と言ったのはそのことだろうと思っていました。
        しかし、話がいい加減で、どうもその違いもわかっていないようですね。

        >民進党は嘘や犯罪など気にしないんでしょう。
        こうあれこれあると党全体がそんな体質を持っていると思われても仕方がないですね。

        反日思想かどうか立証は難しいでしょうが、公選法違反は免れないでしょうから議員辞職すべきです。
        もし、このまま代表選続けて当選したら、民進党は頭に爆弾乗せて歩くことになるでしょう。
        このblogを見ているかもしれない寺田議員の意見はどうでしょうね。

        • 寺田氏のブログを見たら、玉木雄一郎氏を支持するとのこと。玉木氏といえば、推薦人を集めることに苦労して、菅直人という毒まんじゅうを食らったと何かに書かれていましたが、やっぱり寺田氏は、まだ菅直人派ということなんでしょうか? なんか妄想してしまいます。

          蓮舫氏の二重国籍問題は、裁判で勝てると踏めば、刑事告発になるのでは。告発した側が故意に二重国籍にしていたことを立証する必要がありますが。それよりは、今のようにネット民が騒いで、蓮舫氏の評価を下げていく作戦のほうがいいかもしれないと感じたりする。

  5. 半島嫌い より:

    小生がグダグダ書いても仕方が無いので蓮舫を追い込んでいる池田信夫氏のblogを引用先に載せておきます。
    http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51983960.html

    既に違法性は確認されているそうですから、告発されるでしょう。
    メデタシメデタシです。

コメントを残す(短めにどうぞ)

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中