秋田の夏祭りNo.1は花輪囃子

という知人からのメールと動画を受け取ったので、せっかくだからVimeoにupしておいた。
少し前にスペインの知人から日本に観光に来るという連絡を受け、秋田の夏祭りを何か推薦してくれと言われ、日程的に竿燈が無理だったことと既に竿燈は以前見たことがあるということで、少々難しいかなと思ったが日程をズラしてもらい花輪囃子を推してみた。
筆者も花輪囃子はだいぶ前に見たことがあるくらいなのと、街の様子や宿泊場所もよくわからなかったため奥入瀬の某ホテルとレンタカーを予約して行き方を教えて・・・とは言っても今はスマホでドライブも大丈夫のようで心配はしていなかったが、まずは無事に祭りを見てその他を観光して帰国したようで一安心。

ラテンな連中だし賑やかな祭りが好きだろうという単純な理由で花輪囃子を推薦したが、後で電話で話した時もエラく興奮した様子で、アメージング、ワンダホーと連発だった。
花輪囃子は秋田県内の数多い夏祭りの中で大掛かりな屋台(10台)や笛・太鼓・鉦など最も賑やかなものだろうと個人的には思っているが、秋田市や県南からは遠いため、県民でも見たことがない人が案外多いのではないかと思う。

Hanawa Bayashi 2016 (1) from argusakita on Vimeo.

Hanawa Bayashi 2016 (2) from argusakita on Vimeo.

 

動画では送ってこなかったが、10台の各町内の屋台が駅前ロータリーに集結する前には近隣の集落に伝わる大太鼓の競演もあったらしく、何十キロもある太鼓を一人で抱えながら打ち鳴らすものもあったそうだ。(これは筆者も見たことがない) 花輪TAO?(^^)

その知人によれば、花輪の市街地は斜面に出来ていて、その真ん中の高さ(海抜)のあたりに結構な水量の用水が流れていて、その用水よりも高いところに商店街、下にも商店街や住居があって立体的な街の作りが実におもしろかったそうだが、こちらは花輪は祭り以外ほとんど行ったことが無く残念ながら記憶に無い。
まあ、旅行に行った知人が珍しいものを発見してくれればそれで良い。

花輪囃子は京都の祇園囃子(コンチキチン)と東京の神田明神囃子(結構メロディアス)と並ぶ日本三大囃子なのだが、秋田県ではどちらかというとややマイナーなイメージなのが残念。筆者は生まれのせいもあり神田明神のほうが身近(竿燈の囃子も同じくらい身近)だが、スケールの大きさや人出は無論違うものの、花輪囃子もお囃子は滅茶苦茶な感じがしないではないものの、あのエネルギッシュな雰囲気はなかなかのものだと思う。何しろ、あの地域は人口減で祭りそのものを維持することさえ大変だろうと想像するし、あの激しい笛・太鼓・鉦の囃子は若くないと絶対無理
雪深い山間部のあの地域でどこからああいうエネルギーが出てくるのか不思議といえば不思議。

動画を見ると、確かにちょっとヤンキーが入っているなと思う様子(^^)だが、あれくらい激しくないと花輪囃子ではないのだろう。太鼓や鉦をたたいている若い人は地元なのかどうかわからないが、小さい頃からあのリズムと音を聞いていれば、夏が来ると思い出す、まさに一生忘れられないソウルサウンドだろう。
秋田県無形民俗文化財の花輪囃子だが、太鼓の競演や町踊りも一緒にやることからまとまった夏祭りになっているようで、正月の鹿角の大日堂舞楽とともに何とか保存して欲しいものだし、外国人のウケは非常に良いだろうから、観光資源としても積極的な活用が期待される。

来年、もし行けたら是非行ってみようと思う。


masuo-yoshiaki-good-morning今日の一曲
1979
増尾好秋 “Good Morning”(Album: Good Morning)
この爽やかなサウンドは不滅だな。夏の朝にどうぞ、という感じか。


 
 
 
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秋田の夏祭りNo.1は花輪囃子 への7件のフィードバック

  1. 花輪には親戚がいるので1度だけ招待されて見た記憶がありますが、最近はなかなか行く機会がない状態です。動画アップありがたいです。

    駅前広場はいろいろな山車を見ることができるので、観光客向けとしては素晴らしいですね。そこを見せてもらった後、親威宅に戻って、花輪ホルモンとビールをごちそうになり、4時頃、おそらく神社での奉納(地元の人によると、ここまでやって花輪ばやし祭りが完了とのこと)まで見せてもらいました。一般の観光客にはここまでは見せる必要はないでしょうが、地元の人は祭りの本質をしっかり守っているんだなと感じます。
    観光で客を呼ぶことも大事でしょうけど、祭りの本質を残すことも大事で、花輪ばやしはそこのところがうまくいっているので続いているんでしょうね。

    親戚の叔母によると夏は次々と祭りが続くので大変だとも言っていました。1ヶ月位は祭りムードなんだそうです。もしかすると、厳しい冬があるから夏にハッチャケルのか、それともお酒で悩みを水に流す秋田県人はサンバ気質をじつは持っているのか(さすがにそれはないか)。

    • argusakita より:

      今、ウィーンに戻る機中ですがポーランドの上あたりを飛んでいると思います。
      また動画を送ってきたので、追加でupしておきます。

      スペイン人から秋田の祭りを褒められた日本人が欧州の機中からuploadする・・・何なんでしょうね。
      おそらく、その知人はこの3本目の屋台の鉦を叩いている浴衣の女の子が気に入ったのではないかと。
      屋台の太鼓叩いている若い男女たちは、よく見ると屋台の中で座っているんじゃなくて、立って歩きながら叩いているんですね。昔観た時は気づきませんでした。

      それにしても、楽しそうでテンション最高です。この祭りが終わってもテンション上がったままかもしれないので、きっとこの辺は5月生まれとか6月生まれの人が多そうだ・・・(^^)。囃子baby!

      太鼓の動画も来ていますが、たぶん鹿角の大太鼓ですかね? 花輪囃子の祭りとの関係や順序がわかりませんが、とりあえず貼っておきます。知っている方がいたら教えてください。

      祭りの本質、確かに秋田の竿燈は私が子供の頃(広小路でやっていた頃)と比べてスマートな観光イベントの印象はあるものの、どこか地域とは乖離している感じもします。

      • 太鼓の方は私はよくわかりませんが、屋台の方は現在は奏者が歩くものだけのようですね。

        http://hanawabayashi.com/ohayashi/history/
        から引用しますが、

        ---引用開始---
        昔と今との違い

        現在お祭に使われている屋台は十町内ともすべて、囃子の演奏者が歩行する「腰抜け屋台」と呼ばれるものですが、かつてはこの屋台の他に、「本屋台」と呼ばれる二階建ての屋台と、「飾り山車」と呼ばれていた屋台の三つがありました。

        また数年ごとに「高砂の屋台(シャギリ)」も出ており、多いときには十二、三にもなっていたそうです。豊作の時は「本屋台」で演奏し、平年作の年は「腰抜け屋台」で演奏するならわしでした。

        残念なことに現在、本屋台は保存されていません。数年に一度行われていた「シャギリ」の屋台は、本屋台と同じ造りであったと言われています。
        ---引用終了---
        となっており、残念ながら現在は腰抜け屋台のみとなっているみたいです。

        • argusakita より:

          なるほど。ありがとうございました。
          歩きながらの腰抜け屋台というのは全国的にも珍しいのでは?

          それにしても、動画に出てくる若い人たちは浴衣をちゃんと着こなしていますね。
          秋田市の竿燈祭りでブラブラ歩いていた若い人たちで着こなしているのは少なかったです。何だかだらしなくセンスが無く・・・、きっと親も浴衣なんて着たことがないからおかしいのに気づかないのでしょう。
          浴衣ごときと怒られそうですが、風情のあるものが無くなるのはやはり寂しい。

  2. hoco より:

    動画に私が映って・・・・なさそうですね。安心しました(笑)
    今年、初めて、花輪ばやしを観ましたがビックリしました。
    我が地元の祭りなんて、年々、参加人数が減っていて、笛や太鼓を演奏できる人もいなくなってきて、存続すら危ういのに、、、花輪ばやしは、なぜこんなにエネルギッシュなのでしょう?不思議です。

    あと、腰抜け屋台、初めて観ました。(中の人、転んだらどうなっちゃうの!?と心配して観てました)
    屋台(山車)の中は畳が張ってあって、その中で踊ったりするものとばかり思っていたので、とても新鮮でした。

  3. 田舎の独身 より:

    祝:ユネスコ無形文化遺産決定!!

    県内の花輪、土崎、角館の祭り3つが山・鉾・屋台行事の遺産決定だそうで、おめでとうございます。
    これで、大日堂舞楽と合わせて県内に4つの無形文化遺産があることになります。
    ユネスコの運営や拠出金や中国・韓国の問題はありますが、今回の無形文化遺産は観光にちょっと役立つのではないかと思います。

    管理人さんがupしてくれた花輪囃子の動画を委員も役だったのかな(笑)

    • argusakita より:

      ユネスコ拠出金保留が効いたのかな(^^)。

      でも、この指定は良かったですね。ぜひ、うまく利用して海外から観光客を呼んで欲しいものです。

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