日本人のnorm(ノルム)

ヘルシンキからワルシャワに移動してあれこれ雑用に追われているが、9月も半ばにも関わらず日中は30℃近くで、仕事の仮事務所にしているホテルの一室から見下ろす街の中は真夏の服装の人々が歩いていて、今年は東京でも秋田でも暑い思いをしたせいか地球温暖化という単語も頭に浮かぶが、ワルシャワに来る前のヘルシンキでは朝方は5℃前後だったことを考えると、季節的にも暑いのもそろそろ終わりだろうし、今週戻る予定のウィーンはもう少し涼しいだろうと期待している。

ポーランドはワルシャワ、クラクフ、グダニスクとそれらの周辺くらいしか知らないが、旧市街に代表されるように世界的な観光地ではあるものの個人的な印象ではアジア人と黒人が少ないように感じる。特に都市の中心部の居住者はほとんどポーランド人で、アジア人や黒人は目立つ存在となる。ポーランドは歴史的にドイツやロシアに蹂躙されてきた地域であることもあって人種的には様々なmixがなされ、大きく分ければスラブ系がメインではあるもののまさに人種の坩堝であるのは様々な民族のユダヤ人が集まっていることも理由の一つだろう。
ワルシャワ中央駅近くのマーケットなどはウクライナからの移民なども多く、ガッシリした体躯の男やスラブ+タタールの小柄な美人なども多く見かけるが、街の中を歩いている分には欧州全体(主に大陸)の民族がmixされるとこんな感じなのだろうと勝手に思っている。

今年はオリンピックの年で、様々な国からのアスリートをTVで見ていると人種による得意種目の傾向や美的水準の多様性が否が応でも目から入ってきて、改めて何故こんなに大きな違いがヒトという生物に起きたのかを考えさせられるが、進化や適応といった時間とは比べ物にならない短い時間を生きている筆者にとって、それらは考えても詮無き事であることは確かだ。
身近な現実としては、筆者のマイクロ企業の社員も9か国の出身者がいるため、オリンピックほど違いは見られないものの、間違いなく『生物』としては違うものというこちらの潜在意識は無くならない。不思議なものである。

アスリートの世界では日本も国際化してきたせいか、人種的にmix(筆者はhybridと言っているが)した若者が頭角を現してきて、陸上、柔道などで活躍しているし、近年、高校野球やサッカーなどでもhybridが活躍していることもあり、そう珍しくもなくなってきた印象がある。不思議なもので、アスリートの場合はそのパフォーマンスだけが評価されるが、例えばミスコン日本代表のようになるとやや状況が異なる。
昨年のミスユニバースがアフリカ系アメリカンとのhybridだった件につては、
日本国籍の人に聞いてみたい(アンケート)
で書いたようにどこか釈然としないものがあり、アンケートを取ってみたら、
2015ミスユニバース日本代表にYesが18.84%、Noが81.16%という結果が出て、やはり筆者同様にしっくり来ない印象の人が多いことがわかった。
その後、このミスユニバースが生い立ちやいじめをアウティングし、人種差別についてマスコミで発言することが増えて一部で叩かれていたが、どっちもどっちだなという印象だった。

yoshikawa-p加えて、今年のミスワールドにインド系日本人の象使いの資格(?)を持つ吉川プリアンカさんが日本代表に選ばれた。『きっといつか世界中が混じり合う』とは彼女の代表選出後の言葉だが、容姿的にはさほど日本人から見ても違和感は無い。(三重や和歌山あたりに行ったらあんな感じの女性はいくらでもいるとは某知人の言葉(^^))
ちなみに、吉川プリアンカさんは英検2級、ベンガル語OK、キックボクシングを趣味。ガリガリに痩せていないし健康的な美人さんではないだろうか。
ミスコンは、国や地域に代表選出のライセンサーとして企業が存在し、その企業の本業が何かやどんな国と距離が近いかでバイアスがかかるのは仕方がない。
今回のミスワールドの日本地域のライセンサーは(株)クーインターナショナルで、Webコンテンツ制作等でインドと”親和性の高い”企業のようで、選考においてそのことが影響していることは否定できないだろう。

土台、人種の異なる女性の美を一つの物差しで並べようという試みが無謀なもので、審査員の何らかの基準が反映されることは明らかで、ミスユニバースもミスワールドも世界大会で上位を狙うことはライセンサー以外にも協賛企業のPR上必要なことだろうから、当然上位を狙える候補者を選出するはずである。ビジネスなのだから、あーじゃこーじゃ評価してもこれまた仕方がない。

問題は、アスリートやこういったミスコンで『日本代表』的な修飾がついた場合に感じる我々日本人側の『どこか違うんじゃないか』といった違和感である。
そもそも日本人という定義は人類学的にも難しいらしく、様々な民族が混じり合った結果が現在だろうが、最近の研究ではDNAの類似性は本州縄文系と琉球、アイヌが似通っていて、朝鮮半島や支那の大陸のヒトとは明らかに異なるのだそうだ。多数派のDNAが最も近いのはロシア・シベリアのヤクート人という説もある。

ところが、ここ2,000年弱で見た場合は日本人は他民族に駆逐されたり多数の移民を受け入れてhybrid化した記録が無い。そのため、有史以降日本はほぼ単一民族、単一国家、単一人種といった見方も間違いとは言えない(少数民族は数的にはごく少ないため)。
従って、有史以来の『日本人のnorm(ノルム)』が我々日本人には醸成されている。
では、そのnormがどんなものかと言われれば、神道に聖書のようなドキュメントが無いのと同様なレベルで簡単には言い表せない。
神道と仏教をそれぞれ部分的に生活に取り入れ、皇室制度をリスペクトし、和辻哲郎の『風土』的なものを愛し、エマニュエル・トッドの『世界の多様性』の中の直系家族制度を重んじ、醤油や味噌といった発酵保存食の知恵を持ちそれらを嗜好し・・・・キリが無い。(^^)

そんな『日本人のnorm(ノルム)』即ち、標準的な状態や規範や平均的水準といったものが有史以来積み上げられ洗練されてきたわけで、これが島国という外界との交流の困難さを持って2,000年も続いたのだから、その学習効果や世代間のリレーによって日本人同士の阿吽の呼吸や、排外主義的なものがあって当然と言えば当然なのである。

支那は、有史以来、民族、人種も含めて徹底的な淘汰と入れ替わりが繰り返し行われ、現在の漢族は紀元前の漢の時代の漢族とは全く異なるものになり、少数民族は50を超える様々なhybridである。支那人とは共産党の建前は漢民族ということになっているが、日本とは違った意味でやはり人類学的な実体は無い。

半島はどうか。ここも支那同様、すっかり入れ替わっている歴史がある。
高句麗に基づくコリアンという名称は全くの願望、妄想で、高句麗は7世紀に絶滅した。北方騎馬民族の波状的な南下行動の結果、強いて言えばモンゴル系なのが現在の半島の住民達であり、高麗や高句麗とはほぼ無縁な民族が韓民族である。(気の毒なことに南朝鮮ではそういう教育はしていないらしい)
むしろ高麗や高句麗から押し出されてきて日本に移住しhybridになった人々が高麗や高句麗あたりのDNAを持っているのだろう。

大雑把にコップの水に例えれば、有史以来、日本はごくわずかの色水が入ったものの全体としては透明な水として存在し、支那は様々な色水の交換と色水が混じり黒く濁った色となり、半島は色水(褐色あたりか?)に入れ替わって続いている感じだろうか。

透明度の高い水が日本人のnormだとすれば、アスリートやミスコンで感じる違和感は明らかに異なる色水をスポイトで滴下したようなものか。それが筆者も含めた多くの日本人が感じる違和感なのだろう。
しかし、その透明度(均質性といっても良いかも)を保ちたい我々日本人としては、数滴の色水もエントロピー増大の法則でそのうち拡散して見えなくなり全体として透明度を保つだろうという予定調和を期待している。吉川プリアンカさんの『きっといつか世界中が混じり合う』については日本では未来永劫起きないだろうという期待がそこにはある。

alien-populationしかし、その期待がいいことかどうかは別として、既に支那人を始め外国人がワンサカ日本にいて、図の登録外国人以外に日本に帰化した人数を加えると全人口の4,5%程度は日本人のnormではない人口になっていることは現実のようだ。日本の文化や伝統を含めたnormを継承していない人口が確実に増えているのである。

日本のネットでは大騒ぎながらマスコミでは産経以外ほとんど報道されない蓮舫問題は、蓮舫やそのシンパ達が、重国籍、人種差別、共生社会といった問題にすり替えるのに必死なようだが、問題の本質はそこではなく、政治家という公人が自らの国籍に関する疑念に関して公的な書類をもって公開の場で本人が説明しないことと時系列でチグハグな虚言をしてきたためにその矛盾や間違いの収拾がつかなくなっていることである。
まあ、もし民進党代表になれば国会で追及されて、下手をすると議員辞職はおろか公選法違反で懲役となる可能性があるため、民進党解体を願う者にとっては黙って注視しているだけでよさそうだ。

グダニスクまでのインターシティ車中でダラダラと駄文作成。


chuck_mangione_feels_so_good_1977今日の一曲
1977/12
Chuck Mangione “Feel So Good”(Album: Feel So Good)
※クラシックではほとんど使われないフリューゲルホーンをジャズの世界からフュージョンに定着させたミュージシャン。当時、お洒落なバーなどではよく流れていたかな。


ブログランキング・にほんブログ村へ 
(blog rankingに参加。ご協力を。Click it!)

カテゴリー: 祭り・イベント, 迷惑な隣国, 海外 タグ: , , , , , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す(短めにどうぞ)

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中