『胃瘻状態』の地方自治体の数年後の近未来

末期的である。
日本に向かう機内で、秋田県の来春の知事選+9市町村首長選についての動向を地元の新聞紙サイトで眺めてみると、(敬称略)
秋田県・・・・・佐竹出馬
秋田市・・・・・穂積出馬
北秋田市・・・・津谷出馬
男鹿市・・・・・渡部出馬
潟上市・・・・・様子見(現職石川出馬)
由利本荘市・・・長谷部出馬
大仙市・・・・・様子見(現職栗林出馬)
湯沢市・・・・・現職斉藤と鈴木出馬
小坂町・・・・・細越出馬
羽後町・・・・・安藤出馬
様子見も合わせて、全部現職が出馬の予定で、湯沢市だけが対抗馬有りで選挙が予定されているものの、他の8市町村と県は対抗馬が無さそうで無投票再選が濃厚のようだ。有権者もシラけ切ってるのだろう。

平成の大合併を経て誕生した自治体に配る地方交付税見直しは2018年度で終了するが、既に交付税の上乗せ(合併算定替え)は期限が徐々に終了しつつあり、2020年度でほぼ無くなる。
秋田県とその市町村だけに限ったことではないが、この交付税の上乗せがあったからこそ維持できていた全国の自治体は一気に破綻の瀬戸際に立たされる予定だ。

このことは政府もマスコミもあまり大々的に取り上げないが、確実に近づいてくるスケジュールであり、全国横並びであるため、国が何とかするはずという漠然とした期待があるのだろう。
秋田県の場合は、以前の69市町村が25市町村と大幅な合併が進んだために夫々の自治体で若干のスケールメリットがあるものの、他県では未だに小さな市町村が存続していて、交付税の上乗せがあるからこそ生き延びているところが大多数。では秋田県が有利かというとそうでもなく、超高齢社会で人口減が加速している現状では、税収減と福祉負担が大きく圧し掛かるため合併が進んだことがいいことかどうかは未だ結論が出ていない印象だ。

地方自治体の健全化判断比率や早期健全化基準というものがあり、これは4つの指標で表される。
実質赤字比率
連結実質赤字比率
実質公債費比率
将来負担率
が、その4つであり、これ以外に資金不足比率というものもあるが、これらを自治体別に見るとあたかも健全であるように数字が羅列されている。
しかし、それらの数字をまともに相手にしていると、ある日突然崖から突き落とされることになるのは、夕張市の例を見ても明らかである。
要するに地方の役人達はあたかも健全であるような数字を帳尻合わせで作っているといっても過言ではない。大丈夫そうな数字を提示することによって『大きな問題は無い』という解釈で前進しているのが実態のはずである。
財務に詳しい人は一度、自治体の監査委員会の資料を取り寄せてみたらよい。数字の根拠について次々に疑問が湧くはずである。

akitaco平成の合併後、合併特例債という公債を発行して資金調達ができる制度があり、使途の制限も問題があったのは事実だが、ほとんどの市町村では人口が減少しているにも関わらず不相応に立派な市庁舎建設にそれを当てた。秋田市、潟上市、湯沢市・・・枚挙に暇がない。
資金調達といえば聞こえがいいが、要は『借金できる権利』あるいは『追加の与信枠』を与えられて、それを根拠に借金を増やしたのである。
katagamico多重債務者が与信枠が増えたと知ってさらに借金を増やして喜んだだけである。もはや病的な体質としかいいようが無い。
合併特例債は70%が国からの交付金を当てるため、あたかも地元は30%の負担で済むような錯覚を生むが、70%のほうは全国民が負担するのであり、別口で負担するだけである。

yuzawaco無論、市庁舎等が建設されることによって土建業界に相当な波及があり、周囲にも街の賑わいが・・・となった場合にはその『借金』も意味を持つだろうが、市街地とは遠く離れた潟上の市庁舎やJR湯沢駅と市庁舎だけが立派でその間のメインストリートが8割方シャッター通りの閑散とした湯沢市の実態などを見ると、『首長と役人が狂っているだろう』としか思えない。市民目線とはそんなものである。
ましてや肝心の土建業界も資材や人件費高騰で旨みのあるものは大して無かったか、あるいはゼネコンの下請けではさっぱり旨みが無かったというところばかりだろう。

自治体に圧し掛かるもので秋田県のような超高齢社会で大きなものの一つは国民健康保険である。これは従来の市町村国保が現在のままでは破綻するのが明らかのため2018年度から都道府県に移管される。要は問題の先送りをしただけである。
今後国保の料率は上がることはあっても下がることは決してないし、都道府県の格差が目に見えて大きくなってくるはずである。
本来であれば運営主体が都道府県になれば市町村の事務経費や担当者削減で経費が浮くはずだが、おそらく再来年、各市町村でその経費が削減できたといった数字は絶対に出てこないだろう。(シロアリがそんなことをするわけがない)

自分の住む自治体の予算の歳入・歳出を見たらわかるように自治体は自由に使える金は本当に少ない。
秋田県で最も自由度があり金額が大きいはずの秋田県でも一般会計予算約6,000億円のうち、歳入の県税は910億円、歳出で比較的自由度のある公共事業(736億円)とその他の投資的経費(238億円)を合わせても974億円、わずかに15%程度である。
予算の85%以上が既に行き先の決まっている非常に硬直化した予算なのである。
首長が誰になってもできることはたかが知れているというのはある意味正しい見方である。

数年先には地方債の発行も簡単にはいかなくなる。これは引き受け手(地銀等)が無くなる可能性があるからだ。格付けなどがお呼びではない大部分の地方債などは外資は見向きもしないだろう。
公債の発行もままならない、交付税はどんどん減る、高齢化による社会保障費が増大する、産業が衰退して税収は減る。これに救いの手を差し伸べるはずの国がそもそも年金の財源で先行きが怪しい。20年程度問題を先送りできれば地方復活のメもあるともされるが、そんな夢のようなことは起こりようが無いし、先送りできる問題ではない。
地方自治体が既に決して外すことのできない『胃瘻状態』なのである。

その『胃瘻状態』の首長に立候補する現職の多くが財政のビジョンをどう考えているのかはわからないが、少なくとも自分の任期期間中は『胃瘻』で生きている”つもり”の状態を維持することに汲々とすることになる。
10年、20年先の話ではなく、2年先、5年先といった現実である。


joecockerupwherewebelong408813今日の一曲
1982
Joe Cocker/Jennifer Warnes “Up Where We Belong”
筆者の大好きなボーカリストの5本指のジョー・コッカー。既に2014年に故人となったが、この曲は映画『愛と青春の旅立ち』で大ヒット。
若い時の二人のデュエットはこちら。1983年の東京音楽祭でも二人でグランプリ受賞。
2013年ごろのLiveだと思われるこちらは、2人とも60代とは思えないsexyな歌声である。こんなカッコイイ年寄りになりたいものだ(^^)。
ジェニファー・ウォーンズのコンサートを一度だけ聴いたことがあるが、こちらも実に印象的なシンガー。


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『胃瘻状態』の地方自治体の数年後の近未来 への21件のフィードバック

  1. ブルーベリー より:

    危機が迫っているのに、くまくま園、市庁舎、エリアなかいち、文化施設、動物愛護施設などのハコモノに湯水の如くカネを使い、毎年高額の維持費を払っています。 
    佐竹などのシロアリは 「今のうち使っておこう、あとはシラネ」 というつもりなんでしょう。 
    それでも3選できる見込みなんですから、これはもう民意なんでしょう・・・・

    地銀は合併して広域のエリアになりますので、リスクの高い地方債は引受を拒否されます。
    そうなれば、政官財+地元メディアの「談合リンク」が崩壊します。 
    ご指摘のように、突然夕張市のようになる気がします・・・・

  2. 田舎の独身 より:

    自分でも時々考えていたことがズバリ書かれていると思います。
    この前の記事のようにローカルTV・ラジオ局という都道府県の広報のようなものが崩壊し、地銀の統廃合が進むのは時間の問題で、国も地方も金が無い。
    確かに待ったなしの崖っぷちに進んでいると感じます。
    そんな秋田に移住だの地元就職だので若者を呼び寄せたり縛り付けるのは何だか詐欺みたいな気がします。
    東京を除けば国内に逃げ場がない状態になるならいっそのこと国外にという人が増えそうな気がします。それはそれなりに苦労もあるでしょうけれど黙って搾取されるよりはいいような気がします。

  3. argusakita より:

    ブルーベリー さん
    >それでも3選できる見込みなんですから、これはもう民意なんでしょう

    民意ではないでしょうが、法的にはそう解釈できると。
    もしかすると、来春の選挙で選ばれた首長はその自治体の『看取り』の役目を担うのですが、自分たちの給与は公債発行で最初に確保するでしょうし、確かに危機感は無いでしょうね。

    憲法の地方自治に関する部分は一時停止して、東京を除く都道府県知事は総務省からの出向者でいいと思います。予算消化で10~15%しか動きシロが無いのですから、そこを無駄遣いさせないためにも出向者で中央の睨みが効く状態のほうが住民にとってはベターです。
    名ばかりの地方自治の市町村は議会廃止で全く問題ないかもしれません。

    田舎の独身 さん

    >若者を呼び寄せたり縛り付けるのは何だか詐欺みたいな気がします。

    同感です。秋田に限ったことではないですが。

    >いっそのこと国外にという人が増えそうな気がします。

    日本の治安は世界でも最高水準ですが、最近の理解不能の事件を見ていると今後はそうでもなさそうです。また、日本が一番安全な食い物を食っているというのは今はもう都市伝説レベルです。
    だからといって言葉の壁を克服して海外逃避するほど日本人全体にチャレンジ精神があるようには思えません。日本というクローズドな島国で文句を言いながら折り合いをつけて互いにギスギスした社会というのが近未来だろうと予想します。

    何とかしないとなぁ・・・と我々年寄りが思うだけでは何も変わらない。

    今、羽田に向かって飛んでいますが、眼下に日本海が見えてきました。

  4. 通りすがり より:

    大してビジョンも無い首長が惰性で継続するのは本当に癪。

    首長選挙は、例えば、出馬が1人だろうと複数だろうと投票数ではなく有権者の1/3を獲得した人が就任。誰も1/3獲得できなければ、県知事は総務省から出向、市町村は県から出向でOK。
    ついでに議会もボランティアで無給。ただし交通費と議会開催日の日当だけ支給。
    これで本当にやる気のある人だけで議会が構成できる。

    とにかく、行政側の経費を少なくして投資的な事業に予算を回す工夫をして欲しい。

    • >誰も1/3獲得できなければ、県知事は総務省から出向、市町村は県から出向でOK。
      個人的には、市町村も国からの出向でいいと思います。

      大館市は秋田犬で地域おこししようとしてますが、気がついたら、駅前に作る秋田犬の施設は、動物愛護センターの分館機能もついてしまいました。これは県に媚びたのだと思います。ですから、市町村も国からの出向で十分。

      • 化け猫 より:

        記事とは直接関係ありませんが、秋田犬に反応

        秋田犬と地域おこし頑張る!! 協力隊、女性4人着任 /秋田
        http://mainichi.jp/articles/20160909/ddl/k05/010/040000c

        これなんですが、秋田犬は地元で愛され保存されてきたはずで、何故地元から出さないのでしょう。
        市観光課の嘱託職員で任期は最長3年なら、若い女性の雇用にもなるでしょうに。

        • >何故地元から出さないのでしょう。
          おそらく私やりますと手を挙げる人が地元から出なかったんでしょう。

          実は秋田犬の本場大館市では秋田犬はあまり飼われていません。

          一般には販売されていない犬(天然記念物)ですので、秋田犬保存会の会員とつながりのある人でないと小犬を手に入れることができませんから。

          大型犬で力のある犬ですから若い男の人が飼うほうがいいと思うんですが、秋田犬保存会メンバーは高齢化でそのメンバーがお亡くなりになると会員が自然減するという状態らしいです。会員の子どもたちが会員にならないケースが結構多いらしいです。

          秋田犬保存会会長が大阪維新の会の国会議員であることが、本場での秋田犬を飼う人の減少を物語っていると思います。

          以前別のコメントに載せたもので再掲になりますが、このコラムをどうぞ。
          http://nihon1.jp/colum116.html

        • argusakita より:

          >実は秋田犬の本場大館市では秋田犬はあまり飼われていません。

          それなんですよねぇ。
          昨年だったか、知人が田沢湖に観光に行ってレストハウスのトイレの後ろに比内鶏などと一緒に汚い小屋で秋田犬が3頭飼われていて・・・と写真ももらいましたが、だいぶ老犬でかわいそうだった。

          秋田犬のシリアスブリーダーに目標頭数まで繁殖をしてもらって、少なくとも大館に行ったら、あちこちで秋田犬が歩いている状態にならないと観光の目玉にはならないでしょう。
          難しいですね、支那が絡んできたりすると。

        • 秋田犬観光で、知らないうちにこんな動画が作られていました。

          日本初!?の秋田犬アイドルグループ「MOFU MOFU☆DOGS」によるミュージックビデオ公開!秋田​犬の声をつないでつくった新曲MV「Waiting4U〜モフモフさせてあげる〜」

          私にはちょっとシュールすぎる。皆さんはどう思いますか?

  5. 化け猫 より:

    そのコラムは読んだことがありますが、秋田犬ツーリズムというのが土台無理があるのは同感でした。
    しかし、その観光絡みの事業がどんどん独り歩きしていて、それが地元にどんな波及効果があるのかには目もくれず若い(?)お姉ちゃんを絡ませれば何とかなるみたいな姑息なものを市の観光課が始めたのはどこかネジが外れている気がします。
    コラムにもあるように、
    「秋田犬と観光を絡めた取り組みは将来的に袋小路に追い込まれる」
    のは間違いなさそう。

  6. ブルーベリー より:

    秋田県人口100万人台 来夏に大台割れも
    県は移住・定住や少子化対策に力を入れるが、「今のところ効果は表れていない」
    http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161026_43002.html

    夏にいよいよ大台割れ。
    1956年の135万人をピークに減り続け、ついに99万人台。
    60年間も人口減で、歯止めが掛かる気配すらない。
    こんな地域に若者を呼び戻すのは、無責任で残酷だと思う。

  7. sakurano より:

    はじめまして、こんにちは。
    前からブログを読ませていただいてました。秋田在住者です。
    消滅目前だというのに「田舎暮らし万歳!」の姿勢に「ダメだこりゃ」です。
    特に女と酒を売って地域を盛り上げようなんて田舎親父の発想には呆れます。
    今の世代はもう見込みなしってことで若い世代への教育に力を注ぐべきじゃないかと
    考えます(学力テストで上位を取るってことじゃないですよ)

    • argusakita より:

      こんにちは。

      >特に女と酒を売って地域を盛り上げようなんて田舎親父の発想

      思わず噴きましたが、最近はドチャベンとかいう動きもあるそうで結構なことだと思います。
      参加者よりもメンターや講師のほうが多そうな印象ですが。
      秋田で、ビジネス的に大きな金儲けの夢を持たないのであれば2、3人食っていけるようなビジネスは可能でしょうね。

      >今の世代はもう見込みなしってことで若い世代への教育に力を注ぐ

      同感です。少し具体的に、どんなこと(あるいは仕組み)が必要だと思いますか?

  8. sakurano より:

    ざっくり「感性を養う」ってことだと思います。
    (大人の私も怪しいもんですが)
    秋田の常識は日本の常識じゃなかったりするわけで
    (日本の常識も世界の常識じゃなかったりするんでしょうが)
    すべてにおいて秋田以外の空気感を感じてほしいのです。
    その中でその子に合った「生き筋」を見つけるのが残るための
    手段になるのかなって思います。

    • argusakita より:

      こんにちは。
      教育というどちらかというと与える仕組みで『感性』という生来のものが変わるものかなと思いますが、感性を鍛える部分では地方都市ではなかなか難しいものもあるかもしれませんね。逆に言うと感性など鍛えなくても生きていけるのが安定・安心の地方都市かも。

      昨年末、
      イルミネーションから見た秋田市
      で書いたように、いろいろなレベルがあってもいいと思いますが、やはり感性を刺激するものが不足しているのが残念です。(お金の問題ではないと思います)

      >すべてにおいて秋田以外の空気感を感じてほしいのです。

      全く同感です。
      今日、秋田に来たのですが、曇天のせいかどうにも活気を感じるものが無い(見つけられない)のが残念です。
      南通り近くで、マンション建設現場でしょうか、クレーンが1基見えました。
      辛うじて秋田市は生きているようです。

    • ブルーベリー より:

      「日本酒業界のスティーブ・ジョブス」と評される新政酒造の八代目や、
      大潟村あきたこまち生産者協会や、わらび座などの成功した経営者は県外で経験を積んでいます。
      江戸時代の秋田で成功した商人なども、他の地域で修行した人が多いようです。 

      つまり、秋田県で仕事を覚えてしまうと、感覚が異常になってもうダメなんです。
      公務員の採用には 「県外・海外の実務経験」 を必須にすべきだったと考えています。
      もう手遅れですが。

      • argusakita より:

        おはようございます。

        >「日本酒業界のスティーブ・ジョブス」と評される新政酒造の八代目
        誰ですかそんなネーミングをしたのは? ジョブスに対して失礼です(^^)

        そうですね、秋田で社会人になってもいろいろ勉強する刺激は少ないでしょうから仕方がないかもしれません。
        ただ、県外や海外でいろいろな経験を積んでも秋田でそれを活かすのはなかなか難しいものがあるのも事実。鶏と卵かな。
        私はもう傍観者の立場ですが、大きな変革は今後も無いだろうと思います。
        結構、それで満足というか慣れてしまった人が多い印象です。
        『慣れ』というのは『諦め』の先にあるものですが・・・。

  9. 市内居住 より:

    初めまして。私は生まれが鴻巣市で現在は秋田市に住んでいる高校2年生です。
    両親の都合で秋田に引っ越してきました。
    最初は言葉とか方言が汚かったり変に卑屈な大人が多いなぁと思いながら過ごしてきましたが、もう慣れました。
    ニュースやネットで来年には人口100万人を切るかって流れてますが、正直私の周りではあまり気にする人はいないように感じます。
    「まぁ進学は仙台だし」「いずれ県外で働くからいいべ」とか、そんな意見が多いです。
    このサイトで、コラムや皆さんのコメントを見てあぁやっぱり秋田って先行きがないんだと感じて悲しくなりました。
    人口が増えない=財源確保出来ない=発展しない=だから人口増やす必要がある
    ってイメージなんですけど、大人の皆さんでも最早お手上げ状態みたいになってて憂鬱な気持ちです。
    何か若者にこうしてほしい!こうしたらいいよって知恵はないでしょうか?
    秋田の為になんとかしたいです‥

    • argusakita より:

      あ、ごめんなさいね。ここのblogはR35です・・・嘘です(^^)。

      埼玉の鴻巣ですか、昔仕事で何度か行きました。近くの熊谷市あたりよりも秋田市は大きいですが、近くに大都市がありませんからねぇ。秋田市は中高生の遊び場所に困るでしょう?

      >あぁやっぱり秋田って先行きがないんだと感じて悲しくなりました。

      その認識は間違っていません。いろいろな数字がシナリオを示していて、少々のムーブメントが起きても大きな変革は無いでしょう。今頃になって役人達がバタバタしても大して好転するものは無いでしょう。
      ただ、我々年寄りがブーブー言っているのを見て、悲しくなるだけではなく、20年程先を考えてください。そして同じ間違いをしないようにして欲しいと思います。

      20年後は日本もどうなっているかわかりませんが(国の形はあなた方にかかっている)、間違いなく我々余計な年寄りは激減しています。
      ただ、ひょっとしたら日本(当然地方も)は結構貧乏になっているかもしれません。(世代間の格差とその置き土産は大きいかもしれませんが、金目に関して”徳政令”を出せるのは政府です)
      その時に必要なものは、開発されていない土地だったり、安全な食料だったり、かけがえのない自然(海・山・川・湖)だったりエネルギー資源などが基本です。
      全部秋田にはあります。こんな条件の良いところは日本中探しても、そんなに多くありません。(それに気づかなかったのが秋田人の失敗)

      また、大規模な自衛隊・米軍基地なども無いし、原発や核処理施設も無い、大震災の復興の必要性も今のところ無いに等しい。今後秋田で大災害が無いとは言えませんが、幸いにも秋田は雪以外の災害に極めて強い地域です。
      東北、東日本のあちこちを見て比べてみてください。秋田は恵まれていると気付くはずです。

      20年後、いや15年後ぐらいかな。その時まで、あれこれ勉強して(できれば秋田以外の場所で)、それらを持ち帰ったらいろいろなチャレンジができるかもしれません。

      やる気と根拠の無い自信は若者の特権です。

  10. ブルーベリー より:

    秋田空港の新運営方式調査  PwCアドバイザリーに委託
    需要減が予測される秋田空港ではコンセッション(運営権付与)方式の導入が厳しく、
    両空港の一体経営は大館能代空港への一方的な補完となり、相乗効果を得ることは難しい。
    http://www.kensetsunews.com/?p=74071

    秋田空港でコンセッションやマネジメントコントラクト方式をやっても、手を挙げる企業はないでしょう。
    またぞろ、第三セクター作って、税金投入して、数年で破綻するのがオチでしょう。
    何をやっても焼け太りになるは、秋田県の特徴です。 
    上手く行った事業なんてないんです。

    そもそも、まず大館能代空港を閉鎖すべきなのに・・・・利権まみれでなにも出来ない。

    • argusakita より:

      PwC(英:プライスウォーターハウスクーパース)を秋田人の何割が知っているかわかりませんが、世界4大会計事務所のコンサルティング集団で、このファームの一角みたいなのに調査委託とは、いかにも『インテリふりかけ』に弱い秋田県庁らしい。(^^)

      民間企業相手ではなかなか新規顧客は開拓し辛い今、中央省庁の予算を手土産に地方自治体に自分たちの仕事を抱き合わせで売り込み、地方自治体を食い物にする流れが今凄いです。
      おそらく秋田空港の件もPwCが国交省に予算のネゴをして、それを持って秋田県に営業した結果でしょう。
      実際、昨年あたりからPwCは地方出身者(土地勘がある)採用が多くなっているようです。
      この手法はNTT東日本(総務省予算)なども散々使っている手法ですが、次はICT分野でアクセンチュアなどのコンサル企業が同じように、ICT、ドローン、自動運転車両などでも地方自治体を食い物にするでしょう。

      秋田空港(特定地方管理空港)と大館能代空港(地方管理空港)など財務的な視点で調査分析しても当たり前の結果しか出ないのは、普通の会計事務所でもすぐにわかること。
      (PwCのお墨付きという分析結果が欲しいだけ)
      問題は需要喚起の具体的手法で、両空港をコミュータで結ぶとか、成田・九州・中国・四国あたりとLCCで結ぶとか極東ロシアや西シベリアあたりと路線開設などをやらないといけないのに、県内では弁慶の殿様知事はプライドが高くて他県で頭を下げるのが嫌らしく、台湾あたりのチャーターくらいしか新規需要を作れない。そこが大問題であって運営の問題が本質ではないと私は見ています。

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